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取り敢えずセドリック一択で1
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「いい事?これから否応なしに攻略対象と接触するイベントが増えるわ。取り敢えずその仮面着けて歩いた方が良いかも知れないわね。理由を聞かれたら『殿下が嫉妬深い』とか何とか言っていればいいわ。実際そうだしね」
キャサリンの言う通り婚約発表の後、方々からお茶会やら夜会やらの招待状がひっきりなしに届いた。
夜会なら婚約者のセドリックにも相談しなくてはならないし、どうしようか?と思っていると、いつもの様にセドリックがひょっこりと現れる。
「何しているの?」
そう言うと私の持っているカードを覗きこんで来た。
「あぁ。お茶会に夜会か……」
そう言うと私からカードを取り一枚づつ見ながら仕分けして行く。
「私が同伴出来るのはこの位だから、他は断ってね」
思わず目をパチクリとしてしまう。
「婚姻前の婚約者を狼の巣に一人で行かせられると思う?そう言うのは勇者じゃなくて只の阿呆だよ」
セドリックはそう言うと最後の一枚をパチンと指で弾く。
「私が来ない時に返事を書いてね」
一瞬にして距離を詰めたセドリックが、私の首と腰に手を回しキスをして来る。
角度を変え数度唇を寄せるとチロリと舌が唇の隙間に差し込まれる。
ヌルリと侵入して来た舌がそのまま口内を蹂躙して行く。
いつもの様に軽いキスから荒々しいキスへと変わり私をベッドへと押し倒す。
今日は後ろにくるみボタンのあるワンピースでセドリックは片指で器用にくるみボタンを外して行く。
手慣れたその動作に疑問も思う処ではあるが、正直其れ所ではない。
両の手で背中を撫でられると思わず腰が浮き、その隙にセドリックはワンピースを軽々と脱がしてしまう。
外へ出掛けない時はコルセットをしていない為に心許ない下着姿が曝される。
セドリックは躊躇う事なく上半身を脱がせると直ぐ様胸にむしゃぶりついて来た。
「この前よりは少し大きくなって来たね」
そう言うと両の手で揉みながら頂を口に含む。
ちゅうちゅうと吸い上げられると子宮がキュンとする。
「フフフ。エマの胸が私の唾液でテロテロ光っていて厭らしいね」
な……何て事を言うのだろうか?
大体言っている事がいちいち厭らしい。
そう思うと高揚した頬が更に赤みを増す。
「やだ。で……セドリック様あまり見ないで」
危なく殿下と言いそうになるも、何とか名前を呼び涙目になりながら私が請えば
「セディと呼んでと言ったでしょう。聞き分けのない娘にはお仕置きが必要だよね」
人の悪い笑みを称えセドリックはそう言うと、私の下半身に自身の硬い物体を擦り付けて来る。
「さっき『殿下』って言おうとしたよね。今日はお仕置きも兼ねてもう少し先の段階に入るよ」
そう言うやドロワースの上から私の割れ目をなぞる様に指を上下させて来る。
「やだ。セディ止めてお願い」
更に懇願するけれどセドリックには逆効果の様で
「こんなに濡らして『止めて』だなんて上の口は嘘付きだよね。下のお口はこんなに正直なのに。あぁ~、もう下着の役目を果たしていないよね」
と思いっきり私から下着を脱がしてしまう。
「あぁこんなにテロテロ濡れて。エマって以外と淫乱なのかな」
「なっ」
私は思わずカァーと身体が熱くなるのを感じた。
「あれ?こんな言葉にも感じるんだ」
セドリックは妖艶に笑む。
何?
私、今変なスイッチでも押した?
タラリと背中に冷や汗が流れる。
「本当にエマって私のツボを突くのが上手いよね」
ねっとりと絡み付く愛液を楽しそうに舐めるセドリックはどこか恍惚としていた。
「エマって本当に16歳?ここの繁みがもう大人だって言っているよ」
セドリックはそう言いながら繁みを掻き分けて割れ目をなぞる。
その行為事態が一線を既に越えている様にさえ思える。
「あぁ。目の前にあるのに挿れられないだなんて、どんな拷問なんだろうね」
セドリックはそう言うと股の間に顔を埋める。
埋めたと思うと密口をペロリと舐めて来た。
今までに感じたことのない痺れる様な快感が爪先まで届くと、その快楽に一瞬で頭が白くなる。
「ひゃ……ァァん……」
声にならない喘ぎがセドリックの鼓膜を震わす。
「良いね……もっと啼いて」
蕩けそうな顔でそう言うと躊躇う事なく密壺へと人差し指を入れて来る。
「凄く温かく私の指をきゅうきゅうに締め付けて来るね」
当然の異物感に顔をしかめるとセドリックの指が中を掻き回す。
「やァァん……セディ……止めて。お願い」
兎に角自分の身体が自分の意思の範疇を越えて快感を求めてしまう。
思わず腰が浮き仰け反る。
「エマって本当に厭らしいね。私にこんなふうに厭らしい処を突き出すなんて、本当はどうして欲しいんだろう」
セドリックは含み笑いをしながら私の耳元で囁く。
悪魔の囁きなるものがあるなら、きっとこんな感じなのだろうか?
と思っているとセドリックの入れている指が二本になった。
「あっ……ふぅん……」
異物感半端ない。
思わず息を吐いて遣り過ごす。
「エマって本当にこっちの才能有るんじゃないの?とても良い反応だよ。それにエマの中って凄く気持ち良い。あぁ……このまま最後までしたい」
更に増えた指で慣らすように再び掻き回す。
「セディお願い……」
「何?」
期待に満ちたセドリックの顔が近付く。
「もう止めて」
何とか言葉を紡ぐとあからさまに嫌な顔をされた。
「期待していた言葉じゃないよエマ。お仕置き」
そう言うやセドリックの舌が密口から密壺へと入って来る。
狂おしいばかりの快感に一瞬にして目の前が白くなる。
「達ったね」
痙攣する様にベットへ沈む私にキスをすると、セドリックは近くにあった布で私の濡れそぼった其処を浄めてくれた。
「18になるのが楽しみだね。早く大人におなり」
そう言いながら再びキスを落とす。
既に成人してしまっている私は、だから思った。
決してセドリックに年齢の事はバレてはいけないと……。
キャサリンの言う通り婚約発表の後、方々からお茶会やら夜会やらの招待状がひっきりなしに届いた。
夜会なら婚約者のセドリックにも相談しなくてはならないし、どうしようか?と思っていると、いつもの様にセドリックがひょっこりと現れる。
「何しているの?」
そう言うと私の持っているカードを覗きこんで来た。
「あぁ。お茶会に夜会か……」
そう言うと私からカードを取り一枚づつ見ながら仕分けして行く。
「私が同伴出来るのはこの位だから、他は断ってね」
思わず目をパチクリとしてしまう。
「婚姻前の婚約者を狼の巣に一人で行かせられると思う?そう言うのは勇者じゃなくて只の阿呆だよ」
セドリックはそう言うと最後の一枚をパチンと指で弾く。
「私が来ない時に返事を書いてね」
一瞬にして距離を詰めたセドリックが、私の首と腰に手を回しキスをして来る。
角度を変え数度唇を寄せるとチロリと舌が唇の隙間に差し込まれる。
ヌルリと侵入して来た舌がそのまま口内を蹂躙して行く。
いつもの様に軽いキスから荒々しいキスへと変わり私をベッドへと押し倒す。
今日は後ろにくるみボタンのあるワンピースでセドリックは片指で器用にくるみボタンを外して行く。
手慣れたその動作に疑問も思う処ではあるが、正直其れ所ではない。
両の手で背中を撫でられると思わず腰が浮き、その隙にセドリックはワンピースを軽々と脱がしてしまう。
外へ出掛けない時はコルセットをしていない為に心許ない下着姿が曝される。
セドリックは躊躇う事なく上半身を脱がせると直ぐ様胸にむしゃぶりついて来た。
「この前よりは少し大きくなって来たね」
そう言うと両の手で揉みながら頂を口に含む。
ちゅうちゅうと吸い上げられると子宮がキュンとする。
「フフフ。エマの胸が私の唾液でテロテロ光っていて厭らしいね」
な……何て事を言うのだろうか?
大体言っている事がいちいち厭らしい。
そう思うと高揚した頬が更に赤みを増す。
「やだ。で……セドリック様あまり見ないで」
危なく殿下と言いそうになるも、何とか名前を呼び涙目になりながら私が請えば
「セディと呼んでと言ったでしょう。聞き分けのない娘にはお仕置きが必要だよね」
人の悪い笑みを称えセドリックはそう言うと、私の下半身に自身の硬い物体を擦り付けて来る。
「さっき『殿下』って言おうとしたよね。今日はお仕置きも兼ねてもう少し先の段階に入るよ」
そう言うやドロワースの上から私の割れ目をなぞる様に指を上下させて来る。
「やだ。セディ止めてお願い」
更に懇願するけれどセドリックには逆効果の様で
「こんなに濡らして『止めて』だなんて上の口は嘘付きだよね。下のお口はこんなに正直なのに。あぁ~、もう下着の役目を果たしていないよね」
と思いっきり私から下着を脱がしてしまう。
「あぁこんなにテロテロ濡れて。エマって以外と淫乱なのかな」
「なっ」
私は思わずカァーと身体が熱くなるのを感じた。
「あれ?こんな言葉にも感じるんだ」
セドリックは妖艶に笑む。
何?
私、今変なスイッチでも押した?
タラリと背中に冷や汗が流れる。
「本当にエマって私のツボを突くのが上手いよね」
ねっとりと絡み付く愛液を楽しそうに舐めるセドリックはどこか恍惚としていた。
「エマって本当に16歳?ここの繁みがもう大人だって言っているよ」
セドリックはそう言いながら繁みを掻き分けて割れ目をなぞる。
その行為事態が一線を既に越えている様にさえ思える。
「あぁ。目の前にあるのに挿れられないだなんて、どんな拷問なんだろうね」
セドリックはそう言うと股の間に顔を埋める。
埋めたと思うと密口をペロリと舐めて来た。
今までに感じたことのない痺れる様な快感が爪先まで届くと、その快楽に一瞬で頭が白くなる。
「ひゃ……ァァん……」
声にならない喘ぎがセドリックの鼓膜を震わす。
「良いね……もっと啼いて」
蕩けそうな顔でそう言うと躊躇う事なく密壺へと人差し指を入れて来る。
「凄く温かく私の指をきゅうきゅうに締め付けて来るね」
当然の異物感に顔をしかめるとセドリックの指が中を掻き回す。
「やァァん……セディ……止めて。お願い」
兎に角自分の身体が自分の意思の範疇を越えて快感を求めてしまう。
思わず腰が浮き仰け反る。
「エマって本当に厭らしいね。私にこんなふうに厭らしい処を突き出すなんて、本当はどうして欲しいんだろう」
セドリックは含み笑いをしながら私の耳元で囁く。
悪魔の囁きなるものがあるなら、きっとこんな感じなのだろうか?
と思っているとセドリックの入れている指が二本になった。
「あっ……ふぅん……」
異物感半端ない。
思わず息を吐いて遣り過ごす。
「エマって本当にこっちの才能有るんじゃないの?とても良い反応だよ。それにエマの中って凄く気持ち良い。あぁ……このまま最後までしたい」
更に増えた指で慣らすように再び掻き回す。
「セディお願い……」
「何?」
期待に満ちたセドリックの顔が近付く。
「もう止めて」
何とか言葉を紡ぐとあからさまに嫌な顔をされた。
「期待していた言葉じゃないよエマ。お仕置き」
そう言うやセドリックの舌が密口から密壺へと入って来る。
狂おしいばかりの快感に一瞬にして目の前が白くなる。
「達ったね」
痙攣する様にベットへ沈む私にキスをすると、セドリックは近くにあった布で私の濡れそぼった其処を浄めてくれた。
「18になるのが楽しみだね。早く大人におなり」
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