タラシの公爵家嫡男に見初められない方法

麻生空

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初物頂きました

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さて、初物という事は相当ご奉仕しなくてはいけない。

「初物なんて初めてだが、ここはいっちょう頑張りますか」
先程より上を向きテントを張る息子が痛いので、ここは素直に全裸になっておく。
臍の辺りまで反り上がる息子に
「我慢せい」
とエールを送ってやる。

俺は彼女を開脚させたまま局部を上に向かせるとそのまま舌先で豆を嘗め回す。
ビクンビクンと反応する彼女はそれでも起きない。

まぁ。
あれだけの酒が入っているのだ、起きたとしてもまともに動けないだろう。
自分だったらあの量を飲んだら多分起きない。
そう思い更に指も使い女の中を解して行く。
ちゅぽんと入れた指は案外簡単に侵入を許す。
酒のせいか変な力も入らないようで直ぐに二本目の指を受け入れた。
気を良くした俺は更に舌先を使って性感帯を攻めまくる。
次第に水音が大きくなりあっという間に三本の指を受け入れていた。

「これで準備万端だな」
そう言うと俺は鼻息を荒くして人生初の初物を頂くべく、その入り口に俺の息子を宛がった。

「よし。行くぞ」
そう思い名前を言おうとした時、彼女の名前を知らない事に気付く。
「あれ……なんて呼べば良いのか」
普通名前が解らない時はなんて呼ぶ?
数秒思考し結論を出す。
「そうだ『ハニー』だ」
確か、なんたらっていう流行りの官能小説で奥さんをハニーと呼んでいるものがあった。
すると、名前が解らないのだからハニーが良い。
そう思ったが吉日。
「ハニー愛しているよ。俺の全てを受け入れて」
そう言うとズボッと楔を差し込んだ。
酒のせいで痛覚も鈍いのか女は起きない。
しかし、寝ているわりには締め付け具合が最高だ。

ズッチャズッチャと腰を動かし自分の良い所を刺激する。

寝ていてもやはり初物、密着した襞が俺を絶頂へと登りつめさせる。
「あっあっ……凄く良い……最高だーっ……ハニー……もう出るーーー!!」
そう言うと一段と大きく腰を振る。

「ちょっとあんた何しているのよ!!」

怒気を含んだ声に相手が覚醒した事を悟る。
けれども、もうこれは止まらない。
だって、今フィニッシュを決める所なんだ。
それでもその女は悪あがきするように俺の顔を手で押す。

「早く抜いてーーっ!!」

「無理」

そう言って俺は華麗にフィニッシュを決めたのだ。
ビュビュビュっと白濁を女に流し込み肩で息をする。

ふと女の顔を覗けば『信じられない』と俺を凄い形相で見ている。
俺だって信じられない。
まさか勢い余って中に出してしまうとは……
それに怒った女は希に見る美女だ。
 
「もう、終わったのでしょう。早く抜いて」
半ば諦めたのか、女はそう言うと俺の胸板を押す。

プルプルと腕を震えさせながら女のか細い腕で俺を押し退けようとするその姿に、何故かまた俺の息子に闘志が灯る。

「ごめん。まだ抜けないや」
そう言って俺は再び律動を開始した。
もう既に一回中に出してしまったのだ、それが二回になったからと言って何か変わる訳でもない。
そう開き直って。

「この下半身ユルユル男がー!!」

女の声も最高だ。
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