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休憩室にて6
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長い長いマーちゃんの話。
数時間に及ぶ独りよがりの演説を要約すると、エレナは巫女の力が強く、その為に体が弱かったらしい。
三歳の遊び盛りの子供らしく外で遊びたいと思うものの、体が弱く殆どの時間をベッドの上で過ごしていたのだとか。
けど、外に行きたい、子供らしい好奇心と巫女の力が変な相乗効果をもたらし、エレナの精神体は異空間にあるマーちゃん達の憩いの場に行ったのが二人の出会いだったそうだ。
そして、マーちゃん達が要らん事を色々教えた結果エレナは相性の合う人間の過去、現在、未来を時折見るようになったそうだ。
たまに相性の合う人間と関係の深い人間の過去、現在、未来も見えたらしく、それでジャックの黒歴史を見たらしい。
しかし、独身寮のメイドをしているリリアナさんと付き合っている?
身持ち硬そうな隙のない女性だったのに意外だ。
さらにワルダー伯爵の奥方とも不倫関係?
ワルダー伯爵と言ったら年の差夫婦で有名だったから奥方も旦那だけでは物足りなかったのだろうか?
極めつけはユグナー将軍と遠征の時から懇ろな関係?
あの人は好色家で有名だったが、まさか男にも触手が動くとは・・・これからは気をつけよう。
あの人、あれで俺と同じ絶倫だから・・・。
だから遠征中ジャックが何度も体調不良になっていたのか・・・これは知らない事にしておいた方がお互いの為に良いな。
「マーちゃんありがとう。それを聞いてホッとしたよ」
確かに、今の内容なら守秘義務が適用出来るレベルの内容だ。
きっと、エレナもジャックの醜聞になるからと、親友でもある俺にすら言えなかったのだろう。
なんて心優しい妻なのだろう。
アッチの具合も最高だし。
これで心置きなく明日からエレナを抱けると言うもの。
明日は優しくねっとり愛し合おう。
うっとりと明日の事を考えていると、マーちゃんが大きな声で爆弾発言をしてきた。
「あ~、もう一つ大事な事なので言っておくけど、エレナおめでただから」
「はっ?」
それじゃあ、明日からの夫婦生活は?
今日エレナに怒りをぶつけるようにしてしまった分、明日はエレナを気持ち良くさせようと心に誓ったばかりなのに。
「ククククク・・・」
厭らしく笑うマーちゃん。
「だから、抱き潰さない程度で夫婦生活はやってくれ。子供にも生気は必要だろう?」
おお、ここに神様がいる。
俺は思わずマーちゃんを崇めてしまった。
数時間に及ぶ独りよがりの演説を要約すると、エレナは巫女の力が強く、その為に体が弱かったらしい。
三歳の遊び盛りの子供らしく外で遊びたいと思うものの、体が弱く殆どの時間をベッドの上で過ごしていたのだとか。
けど、外に行きたい、子供らしい好奇心と巫女の力が変な相乗効果をもたらし、エレナの精神体は異空間にあるマーちゃん達の憩いの場に行ったのが二人の出会いだったそうだ。
そして、マーちゃん達が要らん事を色々教えた結果エレナは相性の合う人間の過去、現在、未来を時折見るようになったそうだ。
たまに相性の合う人間と関係の深い人間の過去、現在、未来も見えたらしく、それでジャックの黒歴史を見たらしい。
しかし、独身寮のメイドをしているリリアナさんと付き合っている?
身持ち硬そうな隙のない女性だったのに意外だ。
さらにワルダー伯爵の奥方とも不倫関係?
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だから遠征中ジャックが何度も体調不良になっていたのか・・・これは知らない事にしておいた方がお互いの為に良いな。
「マーちゃんありがとう。それを聞いてホッとしたよ」
確かに、今の内容なら守秘義務が適用出来るレベルの内容だ。
きっと、エレナもジャックの醜聞になるからと、親友でもある俺にすら言えなかったのだろう。
なんて心優しい妻なのだろう。
アッチの具合も最高だし。
これで心置きなく明日からエレナを抱けると言うもの。
明日は優しくねっとり愛し合おう。
うっとりと明日の事を考えていると、マーちゃんが大きな声で爆弾発言をしてきた。
「あ~、もう一つ大事な事なので言っておくけど、エレナおめでただから」
「はっ?」
それじゃあ、明日からの夫婦生活は?
今日エレナに怒りをぶつけるようにしてしまった分、明日はエレナを気持ち良くさせようと心に誓ったばかりなのに。
「ククククク・・・」
厭らしく笑うマーちゃん。
「だから、抱き潰さない程度で夫婦生活はやってくれ。子供にも生気は必要だろう?」
おお、ここに神様がいる。
俺は思わずマーちゃんを崇めてしまった。
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