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エピローグ
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徹夜明けだったはずの俺は翌日の朝まで致してしまった。
処女に対して俗に言う絶倫と蔑まれてと仕方のない所業だったと思う。
だってさぁ、交われば交わる程に胎の中の具合が良くなるって反則だと思わねぇか?
絡み付いて吸い付いて俺の息子を滅茶苦茶愛撫する胎。
こんな美味しい身体はそうそういない。
挙げ句、エレナと結婚したら漏れ無く公爵位がついてくるのだからたまったもんじゃない。
そして、大分ハッスルした翌日にエレナは俺に何故こんな事をしたのか、あらましを説明してくれた。
「え……っと、つまり毎日致さないと死んでしまう、と?」
コクンと頷くエレナ。
真っ裸で俺の着けたマーキングだらけのエレナは「ご免なさい。でも、毎日が無理なら他の方にお願いしようかと……」
ないな。
「例え俺が怪我をしたり熱を出していたとしてもそれは許さないから」
断言出来る。
他の男とセックスするエレナなんて、想像するだけでその相手の男を殺せる自信がある。
「えっと、じゃあ、私と……その……結婚してくれますか?」
モジモジとしながら潤んだ瞳でお願いして来るエレナ。
尊い。
尊すぎる。
ゴクリと生唾を飲み込んだ俺。
「もう一発ヤっとくか」
猛った息子をエレナに見せれば
「うっ……もうお腹パンパンで……」
確かに、収まり切らない俺の子種がベッドのシーツを汚しまくっていた。
もしかして、俺が絶倫なのはそのマーちゃんとやらの呪いのせいなのだろうか?
それなら納得だ。
『いや~それはねぇから』
何処からともなく聞こえて来る声。
『今はおめぇとチャンネル合わせてっからエレナには聞こえてねぇから言うけどさぁ』
『沢山子供作って契約拡散してくれやぁ。したらエレナの負担も減るだろうしさぁ』
それは、却下かな。
だって、これからいっぱい愛しても全て呪いの為の行為だとエレナに思わせていた方が俺としても良いし。
『うわぁちゃ~、これだから絶倫はよぉ~』
何処か軽蔑するような響きの声に『うっせぇ~早く消えろ』と心の中で呟いてやった。
まぁ、マーちゃんとやらには感謝かなぁ。
そのお陰でエッチで可愛い奥さんが出来たのだから。
「では、改めてエレナにお願いするね。俺に堂々と子作りする権利を下さい。勿論結婚するだろう?」
彼女の見合いでの言葉もどうかと思うが、俺のプロポーズも大概だと思う。
けど、エレナは嬉しそうに「はい」と頷いた。
そして、そんな俺達には五人の娘と息子が一人と子沢山のおしどり夫婦になったのは言うまでもない。
「ああ、奥さんがエロ可愛いくって尊すぎる」
勿論、騎士を止めて爵位を継いだ俺が、ジャックと再開してエレナのやらかした事を聞いた時に、滅茶苦茶嫌な顔をされたのは言うに硬い。
一体何を言ったのやら。
それは未だに謎である。
処女に対して俗に言う絶倫と蔑まれてと仕方のない所業だったと思う。
だってさぁ、交われば交わる程に胎の中の具合が良くなるって反則だと思わねぇか?
絡み付いて吸い付いて俺の息子を滅茶苦茶愛撫する胎。
こんな美味しい身体はそうそういない。
挙げ句、エレナと結婚したら漏れ無く公爵位がついてくるのだからたまったもんじゃない。
そして、大分ハッスルした翌日にエレナは俺に何故こんな事をしたのか、あらましを説明してくれた。
「え……っと、つまり毎日致さないと死んでしまう、と?」
コクンと頷くエレナ。
真っ裸で俺の着けたマーキングだらけのエレナは「ご免なさい。でも、毎日が無理なら他の方にお願いしようかと……」
ないな。
「例え俺が怪我をしたり熱を出していたとしてもそれは許さないから」
断言出来る。
他の男とセックスするエレナなんて、想像するだけでその相手の男を殺せる自信がある。
「えっと、じゃあ、私と……その……結婚してくれますか?」
モジモジとしながら潤んだ瞳でお願いして来るエレナ。
尊い。
尊すぎる。
ゴクリと生唾を飲み込んだ俺。
「もう一発ヤっとくか」
猛った息子をエレナに見せれば
「うっ……もうお腹パンパンで……」
確かに、収まり切らない俺の子種がベッドのシーツを汚しまくっていた。
もしかして、俺が絶倫なのはそのマーちゃんとやらの呪いのせいなのだろうか?
それなら納得だ。
『いや~それはねぇから』
何処からともなく聞こえて来る声。
『今はおめぇとチャンネル合わせてっからエレナには聞こえてねぇから言うけどさぁ』
『沢山子供作って契約拡散してくれやぁ。したらエレナの負担も減るだろうしさぁ』
それは、却下かな。
だって、これからいっぱい愛しても全て呪いの為の行為だとエレナに思わせていた方が俺としても良いし。
『うわぁちゃ~、これだから絶倫はよぉ~』
何処か軽蔑するような響きの声に『うっせぇ~早く消えろ』と心の中で呟いてやった。
まぁ、マーちゃんとやらには感謝かなぁ。
そのお陰でエッチで可愛い奥さんが出来たのだから。
「では、改めてエレナにお願いするね。俺に堂々と子作りする権利を下さい。勿論結婚するだろう?」
彼女の見合いでの言葉もどうかと思うが、俺のプロポーズも大概だと思う。
けど、エレナは嬉しそうに「はい」と頷いた。
そして、そんな俺達には五人の娘と息子が一人と子沢山のおしどり夫婦になったのは言うまでもない。
「ああ、奥さんがエロ可愛いくって尊すぎる」
勿論、騎士を止めて爵位を継いだ俺が、ジャックと再開してエレナのやらかした事を聞いた時に、滅茶苦茶嫌な顔をされたのは言うに硬い。
一体何を言ったのやら。
それは未だに謎である。
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