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エピローグ
3ヶ月後。
やっとあそこからキリト先輩の逸物を抜いて貰った私は見事に身籠っていた。
「エラ。好きだ。愛している。私の唯一の伴侶になってくれ。それと、愛人は絶対に認めないから」
何故か相思相愛のバカっプルになっていた。
キリト先輩は蜜月が終わってみると、何故か魔力が底上げされていて、その魔力の高さから次代のバンパイアロードになってしまった。
あれから何故か毎夜蜜月のように交わっている。
はぁ、お腹満腹。
☆☆☆☆☆☆☆
そして、現在の私は……と言うと。
「では、私がバンパイア族について色々とお教え致しますわね」
そう言って微笑んだのが侍女達が言っていた件アリカ先輩だ。
真っ赤な髪に真っ赤な瞳。
滅茶苦茶派手な美女である。
前バンパイアロードの娘にしてバンパイア族の女性の指導役だとか。
「フフフ、お妃様には私とても感謝しておりますのよ」
ニコニコと微笑むその瞳。
「何せ、私一人勝ちでしたから。オホホホホ」
楽しそうに笑う美女。
「だから……このお腹にいるお子様には是非男子であって頂きたいのですわ」
バサリと扇を羽ばたかせたアリカさん。
「何せ、全てが私好みの男子などいなかったのですもの。家柄、容姿、性格、魔力、あちらの具合」
フフフ
そう笑ったアリカさん。
「ですから、私がこの手で好みの男子を作る事に致しましたの。ねぇ、お妃様。素敵だとは思いませんか?」
そう言ってうっとりと私のお腹を眺める。
「勿論お妃様のご要望通りに侍女達の待遇も考えますし……ね」
ウフフフフと笑うアリカさん。
将来この子の良き伴侶になる事だけをただ祈る私をどうか許して欲しい。
そして……
「エラ」
そっと抱き寄せるキリト先輩。
今は私の旦那様。
「「おめでとうエラ」」
そして、お祝いにいらしたお兄様達。
でも、何故かキリト様とお兄様達の間に誤解があるようで、お兄様達を威嚇されるキリト様。
「まぁ、熱々なようで安心したよ」
そう言って苦笑いをされたのでした。
そして、気付けば雌豹ことアリカ様の瞳が何故か兄達に……。
えっ?
これってヤバくない?
教えた方が良い?
「ねぇ、お妃様。これはとても大事な事なのですけども」
満面のアリカさんはすっと目を細め
「お兄様方は童貞くん?」
と質問して来た。
「はい。(多分)」
「そうですか。チェリーボーイウェルカムですわね」
フフフフフ
不気味な笑みがそこにはあった。
そして、その夜。
名門マキュリー家の家に高らかと笑う女の声が聞こえたとか聞こえなかったとか……。
END
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
最後までお読み頂きありがとうございます。
これにて本編終了致しました。この後は番外編、その後と細々と書いて行きますので、ご興味のある方はまた読んで頂けたら幸いです。
3ヶ月後。
やっとあそこからキリト先輩の逸物を抜いて貰った私は見事に身籠っていた。
「エラ。好きだ。愛している。私の唯一の伴侶になってくれ。それと、愛人は絶対に認めないから」
何故か相思相愛のバカっプルになっていた。
キリト先輩は蜜月が終わってみると、何故か魔力が底上げされていて、その魔力の高さから次代のバンパイアロードになってしまった。
あれから何故か毎夜蜜月のように交わっている。
はぁ、お腹満腹。
☆☆☆☆☆☆☆
そして、現在の私は……と言うと。
「では、私がバンパイア族について色々とお教え致しますわね」
そう言って微笑んだのが侍女達が言っていた件アリカ先輩だ。
真っ赤な髪に真っ赤な瞳。
滅茶苦茶派手な美女である。
前バンパイアロードの娘にしてバンパイア族の女性の指導役だとか。
「フフフ、お妃様には私とても感謝しておりますのよ」
ニコニコと微笑むその瞳。
「何せ、私一人勝ちでしたから。オホホホホ」
楽しそうに笑う美女。
「だから……このお腹にいるお子様には是非男子であって頂きたいのですわ」
バサリと扇を羽ばたかせたアリカさん。
「何せ、全てが私好みの男子などいなかったのですもの。家柄、容姿、性格、魔力、あちらの具合」
フフフ
そう笑ったアリカさん。
「ですから、私がこの手で好みの男子を作る事に致しましたの。ねぇ、お妃様。素敵だとは思いませんか?」
そう言ってうっとりと私のお腹を眺める。
「勿論お妃様のご要望通りに侍女達の待遇も考えますし……ね」
ウフフフフと笑うアリカさん。
将来この子の良き伴侶になる事だけをただ祈る私をどうか許して欲しい。
そして……
「エラ」
そっと抱き寄せるキリト先輩。
今は私の旦那様。
「「おめでとうエラ」」
そして、お祝いにいらしたお兄様達。
でも、何故かキリト様とお兄様達の間に誤解があるようで、お兄様達を威嚇されるキリト様。
「まぁ、熱々なようで安心したよ」
そう言って苦笑いをされたのでした。
そして、気付けば雌豹ことアリカ様の瞳が何故か兄達に……。
えっ?
これってヤバくない?
教えた方が良い?
「ねぇ、お妃様。これはとても大事な事なのですけども」
満面のアリカさんはすっと目を細め
「お兄様方は童貞くん?」
と質問して来た。
「はい。(多分)」
「そうですか。チェリーボーイウェルカムですわね」
フフフフフ
不気味な笑みがそこにはあった。
そして、その夜。
名門マキュリー家の家に高らかと笑う女の声が聞こえたとか聞こえなかったとか……。
END
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最後までお読み頂きありがとうございます。
これにて本編終了致しました。この後は番外編、その後と細々と書いて行きますので、ご興味のある方はまた読んで頂けたら幸いです。
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