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お代わりの紅茶を淹れると
「では、そちらのカップと交換しようか」
と、ルドルフ様が突然変な事を言ってきた。
は?
何でそうなるんだ?
「その……エドは熱い紅茶が好きなんだろう?僕との問答のせいでエドの紅茶がぬるくなってしまったから、せめて……」
私を気遣ってくれるの?
多分、最初にルドルフ様に自分のだけ温かい紅茶を飲むのは気が引けたので新しい物を出した事を私が熱い紅茶をが好きだと勘違いしたのだろう。
しかし、だいぶ見当違いな解釈だけど、その気持ちは嬉しい。
だって、今の彼は彼なりに私に寄り添う気持ちがあると言う事だ。
これは今から最悪のバッドエンド回避を目指す私としては大変ありがたい。
でも、かと言ってぬるくなった紅茶と交換して貰うのは気が引けてしまうのも本当。
「いえ、大丈夫ですよ。私は冷たい紅茶も好きなので」
そう言うと何故かあからさまにルドルフ様は落胆してしまう。
そうか。
これは折角の好意を無下にしてしまったからガッカリしているのだ。
これで変なフラグが立っても困るし、仕方がない。
それに、もしかしたらルドルフ様は猫舌かもしれない説もあるのだ。
きっと、ルドルフ様は猫なんだ。
そう思おう。
その方が健全だ。
それに、バッドエンド回避の為には好印象は大事だ。
ここはルドルフ様の親切な心に添うようにしなければ
「あっ……でも、ルディの折角の申し出だから交換……して貰おうかな?」
引くつく顔をどうにか誤魔化して彼の提案を了承すると、凄い功いでカップを交換されてしまった。
そして、今度は味わうように紅茶を飲むルドルフ様。
気遣い屋さんの反面、どうやら彼は面度くさい男のようだ。
それに、何故か滅茶苦茶満足気だし……。
チラリとルドルフ様と目が合う。
それに、気のせいでなければルドルフ様が口を着けているそこって私が口を着けた所……。
良く考えてみると、それって間接キスなのではないだろうか?
今更ながらその事実に気付いてしまったけど、ルドルフ様は全然気付かないように紅茶を飲んでいる。
私だけが気にしてもしょうがないのだけど、気付いてしまうと、何故か居たたまれない気持ちになってしまうのは……何故なんだろう。
「では、そちらのカップと交換しようか」
と、ルドルフ様が突然変な事を言ってきた。
は?
何でそうなるんだ?
「その……エドは熱い紅茶が好きなんだろう?僕との問答のせいでエドの紅茶がぬるくなってしまったから、せめて……」
私を気遣ってくれるの?
多分、最初にルドルフ様に自分のだけ温かい紅茶を飲むのは気が引けたので新しい物を出した事を私が熱い紅茶をが好きだと勘違いしたのだろう。
しかし、だいぶ見当違いな解釈だけど、その気持ちは嬉しい。
だって、今の彼は彼なりに私に寄り添う気持ちがあると言う事だ。
これは今から最悪のバッドエンド回避を目指す私としては大変ありがたい。
でも、かと言ってぬるくなった紅茶と交換して貰うのは気が引けてしまうのも本当。
「いえ、大丈夫ですよ。私は冷たい紅茶も好きなので」
そう言うと何故かあからさまにルドルフ様は落胆してしまう。
そうか。
これは折角の好意を無下にしてしまったからガッカリしているのだ。
これで変なフラグが立っても困るし、仕方がない。
それに、もしかしたらルドルフ様は猫舌かもしれない説もあるのだ。
きっと、ルドルフ様は猫なんだ。
そう思おう。
その方が健全だ。
それに、バッドエンド回避の為には好印象は大事だ。
ここはルドルフ様の親切な心に添うようにしなければ
「あっ……でも、ルディの折角の申し出だから交換……して貰おうかな?」
引くつく顔をどうにか誤魔化して彼の提案を了承すると、凄い功いでカップを交換されてしまった。
そして、今度は味わうように紅茶を飲むルドルフ様。
気遣い屋さんの反面、どうやら彼は面度くさい男のようだ。
それに、何故か滅茶苦茶満足気だし……。
チラリとルドルフ様と目が合う。
それに、気のせいでなければルドルフ様が口を着けているそこって私が口を着けた所……。
良く考えてみると、それって間接キスなのではないだろうか?
今更ながらその事実に気付いてしまったけど、ルドルフ様は全然気付かないように紅茶を飲んでいる。
私だけが気にしてもしょうがないのだけど、気付いてしまうと、何故か居たたまれない気持ちになってしまうのは……何故なんだろう。
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