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七夕の願いごと
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ある町のスーパーに笹が置かれていました。
笹の枝には短冊がたくさんぶら下がっていました。
「『弟の顔が小顔になりますように』だって」
短冊を見ていたおばさんが、くすっと笑いました。
「こっちには『お兄ちゃんのもみあげが薄くなりますように』だって。この子達ったらこんなこと書いて喧嘩でもしたのかしら? こっちは『トラ太郎になれますように』だって。かわいいわね」
おばさんが、隣のおばさんに話しかけました。
「人の短冊を見ては悪いと思うけど、ほっこりするわねえ」
「本当ね。あなたも書いたら?」
「恥ずかしいから、閉店前にこっそり書くことにするわ」
「私は書いておこう。『世界平和』『健康』」
隣のおばさんは、記載台に置かれたペンを手に取りました。
「この年になると、やっぱりこれよね」
中年のおばさん二人が、笑いながらスーパーを出ていきました。
ある日の夜のことです。
店長さんは店内に誰も残っていないことを確かめると、シャッターを閉めようと開閉ボタンを押しました。
シャッターが最後まで下りるのを見届けて、ほっと溜息をつきます。
首にかけたタオルで汗を拭いていると、「あの、すみません」と不意にどこからか声が聞こえてきてぴょんと飛び上がりました。
「ここ、ここ。笹ですよ」
七夕の笹がゆさゆさと枝を揺らしていました。
「笹がしゃべっている……」
店長さんは、びっくりして腰を抜かしそうになりました。
「驚かせてごめんなさい。僕は笹男と言います」
「笹が話すとは……。50年生きているが、今の今まで知らなかったよ」
店長さんは、汗をぬぐいました。
「笹も実は話すんですよ。この世にあるものは多かれ少なかれ話すんです」
店長さんは、笹の口はどこでどこから声が聞こえてくるのだろう、と考えました。
「そんなに見渡しても私には口も目もありませんよ」
「うーむ。摩訶不思議だ」
店長さんはうなって腕を組みました。
「もうすぐ七夕でしょう。みんな願いごとを書いていくけれど、何が書かれているのか気になって……」
笹は、恥ずかしそうにうつむきました。
「あぁ、そうか。笹は、自分の枝に吊るされても見ることはできないものね。あ、もともと見えないのか」
「そうなんですよ。見えないのですけどね。みんなが書いている思いは感じることができるんです。こしこしとペンと紙のこすれる音も聞こえます」
笹は、体を曲げると言いました。
「それにみんなが僕に触りながら短冊を下げていくから、手の温かさとか冷たさとかも感じます。もうこうなるとみんなが何を願っているのか気になって仕方がありませんよね」
笹は同意を求めるように笹の葉を伸ばして乗せました。
「スーパーの中の笹だと、見られることもわかっている人が多いからね。そんなに大切なことはかかないかもしれないよ」
「でも、少しだけ知りたいです」
笹は食い下がりました。
「ちょっとだけ読むよ。大事なお客さんのプライバシーだからね」
「お願いします」
笹は、葉っぱを少しだけ揺らしました。
「『背が高くなりますように』だって。小さい子の字だね」
「かわいいですね」
笹がぴょこんと一番上の葉っぱをたたみました。
「『ユーチューバーになれますように』だって」
「ユーチューバーってなんですか?」
「私もよくわからないけど、今インターネットのユーチューブという動画サイトの中で、自分の特技とかを披露してお金を稼ぐ人がいるみたいだよ」
笹は、考え込むように枝を折り曲げて、枝のてっぺんに枝先を付けました。
「世の中にはいろいろあって、笹の身には何が何やらさっぱりわかりません」
「わからなくても平気だよ。私はあまりよく知らなくてもこうして不自由なく生きている」
店長さんは、にっこり微笑みました。
「他にはありますか?」
笹は、ほっとしたように枝を下におろしながら聞きます。
「『心理学のテストで点を取れますように』だって。このあたりは学生さんが多いからね。神頼みだね」
「七夕に神様は出てきませんよ。まあ、天の神様のようなものは出てきますが……」
笹に言われて、店長さんはなるほどと思いました。
「基本的には織姫さまと彦星様です。まあ、短冊を川に流すと願いごとが叶うとは言われてはいますが」
「それもそうだねえ」
店長さんは、昔お母さんに読んでもらった七夕のお話を思い出しました。
「今年は晴れるといいのですが……最近は晴れることも少なくなったし。星が出ないと織姫様達も会えないし……。川にも短冊を流せなくなったし、今は環境問題もあるしゴミ箱行きですよね。正直言って織姫様達も願いごとをかなえているのかどうか、僕にはわかりかねます」
「お天気と環境ばかりはねえ。もっと読む?」
店長さんは、そろそろ切り上げてうちに帰りたくなってきました。
あんまり遅いと奥さんが心配します。
「もう少し読んでほしいです」
笹はカサコソと葉っぱを鳴らしました。
そういわれて、店長さんは上の方の短冊を手に取りました。
「『商品の値段がもっと安くなりますように』結構うちは安い方だと思うんだけどね~。どれどれ、『僕の足がよくなりますように』だって?」
店長さんは、はっとして短冊を持つ手に力をこめました。
力を込めて書いてある字は確かに知っています。
「どうしたんですか?店長さん」
店長さんは、黙って次々と短冊を見ています。
『僕がもっと上手に歩けるようになりますように』
『車いすじゃなくて、自分の足で歩けるようになりますように』
店長さんのただならぬ雰囲気に笹も黙り込みました。
店の時計が夜の9時を過ぎたころ、ようやく口を開きました。
「私の息子は病気で車いすに乗っているんだよ。短冊に、もっと上手に歩けるようになりますように、って書いてあるものは私の息子の書いたものだった」
「息子さんの書いた短冊が見つかったのですね」
笹は、さらさらとした声でささやきました。
「今まで歩けていたのが、病気で今はうまく歩けないんだ。少しずつつえで歩く練習をしているんだが、前のようにうまく歩けないんだよ」
店長さんの目には、うっすらと涙がにじんでいます。
「最近、車椅子の男の子で、短冊に願い事を書いてる子がいる気配は感じていました」
笹が言いました。
「ここのところ、病院通いばかりであんまり楽しいこともしていないんだ。学校と家の往復で…… 部活も休みたがるんだ」
「そうなんですね」
笹は、静かに両端の枝を揺らしました。
「今までは運動部だったから家にいることも少なかったのが、コーチから動くのもいいが記録を取る人も必要なのでやってくれないか、と言われて休みがちになってしまった」
「そうですか。何の競技だったんですか?」
笹が聞くと、店長さんは両腕を勢い良く振って「陸上部だよ。風を切って走るのが好きだったんだ」
「僕も走ったら気持ちいいでしょうね。木はもともと走れませんが、鳥と一緒に空を飛んでみたいなとおもうこともあります」
店長さんは、笹が変なことを言っても笑いませんでした。
「休みの日も家でごろごろ横になったり、ゲームをしたり、テレビを見たりばかりで…… 車いすも慣れていないから自分一人ではうまくこげないし。前は自分でつえを使って歩いてどこへでも行っていたのにね。車いす姿を昔の友達に見られたくないのか、仲良かった友達とも会いたがらないから、見ていて辛いんだ」
「店長さんも大変なんですね」
「一番大変なのは、息子さ」
「それはそうだと思いますが、店長さんだってこうやって涙を流していますよ」
笹は、枝を伸ばして葉っぱで涙を拭いてあげました。
店長さんは、少し痛くて笑いました。
「店長さんも、短冊に願いごとを書かれてはいかがですか」
笹は、枝先を短冊に向けました。
「自分で笹を用意して、しかも笹と話していて言うのもなんだが、願いごとは本当に叶うのだろうか」
「ここら辺に神社やお寺はありますか?」
「神社なら歩いて10分くらい歩いたところにあるよ」
「それなら、短冊を書いてください。七夕の夜に天の川が出ていたら、心の中で息子さんの事を強く祈ってください。そうして、笹から短冊を外して神社へもっていって焚いてもらってください。そうすればきっと願いはかないますよ」
笹は、力強く葉っぱをバサバサと鳴らしました。
「しつこいようだが、さっき笹男君は願いごとが叶うかどうかわからないと言っていたよね?」
「それは忘れてください。笹が叶うと言ったら叶うんです」
店長さんは、なんだか無茶苦茶だなあと思いましたが、ペンを手に取ると短冊に願いごとを書きだしました。
『息子が自分の力で前のように歩けるようになりますように』
店長さんは、星からよく見えるように台を持ってきて上の方に短冊を付けました。
笹は、疲れたのかしゃべらなくなりました。
店の窓から、月がきれいに輝いているのがよく見えました。
店長さんは、家に帰っていきました。
笹の枝には短冊がたくさんぶら下がっていました。
「『弟の顔が小顔になりますように』だって」
短冊を見ていたおばさんが、くすっと笑いました。
「こっちには『お兄ちゃんのもみあげが薄くなりますように』だって。この子達ったらこんなこと書いて喧嘩でもしたのかしら? こっちは『トラ太郎になれますように』だって。かわいいわね」
おばさんが、隣のおばさんに話しかけました。
「人の短冊を見ては悪いと思うけど、ほっこりするわねえ」
「本当ね。あなたも書いたら?」
「恥ずかしいから、閉店前にこっそり書くことにするわ」
「私は書いておこう。『世界平和』『健康』」
隣のおばさんは、記載台に置かれたペンを手に取りました。
「この年になると、やっぱりこれよね」
中年のおばさん二人が、笑いながらスーパーを出ていきました。
ある日の夜のことです。
店長さんは店内に誰も残っていないことを確かめると、シャッターを閉めようと開閉ボタンを押しました。
シャッターが最後まで下りるのを見届けて、ほっと溜息をつきます。
首にかけたタオルで汗を拭いていると、「あの、すみません」と不意にどこからか声が聞こえてきてぴょんと飛び上がりました。
「ここ、ここ。笹ですよ」
七夕の笹がゆさゆさと枝を揺らしていました。
「笹がしゃべっている……」
店長さんは、びっくりして腰を抜かしそうになりました。
「驚かせてごめんなさい。僕は笹男と言います」
「笹が話すとは……。50年生きているが、今の今まで知らなかったよ」
店長さんは、汗をぬぐいました。
「笹も実は話すんですよ。この世にあるものは多かれ少なかれ話すんです」
店長さんは、笹の口はどこでどこから声が聞こえてくるのだろう、と考えました。
「そんなに見渡しても私には口も目もありませんよ」
「うーむ。摩訶不思議だ」
店長さんはうなって腕を組みました。
「もうすぐ七夕でしょう。みんな願いごとを書いていくけれど、何が書かれているのか気になって……」
笹は、恥ずかしそうにうつむきました。
「あぁ、そうか。笹は、自分の枝に吊るされても見ることはできないものね。あ、もともと見えないのか」
「そうなんですよ。見えないのですけどね。みんなが書いている思いは感じることができるんです。こしこしとペンと紙のこすれる音も聞こえます」
笹は、体を曲げると言いました。
「それにみんなが僕に触りながら短冊を下げていくから、手の温かさとか冷たさとかも感じます。もうこうなるとみんなが何を願っているのか気になって仕方がありませんよね」
笹は同意を求めるように笹の葉を伸ばして乗せました。
「スーパーの中の笹だと、見られることもわかっている人が多いからね。そんなに大切なことはかかないかもしれないよ」
「でも、少しだけ知りたいです」
笹は食い下がりました。
「ちょっとだけ読むよ。大事なお客さんのプライバシーだからね」
「お願いします」
笹は、葉っぱを少しだけ揺らしました。
「『背が高くなりますように』だって。小さい子の字だね」
「かわいいですね」
笹がぴょこんと一番上の葉っぱをたたみました。
「『ユーチューバーになれますように』だって」
「ユーチューバーってなんですか?」
「私もよくわからないけど、今インターネットのユーチューブという動画サイトの中で、自分の特技とかを披露してお金を稼ぐ人がいるみたいだよ」
笹は、考え込むように枝を折り曲げて、枝のてっぺんに枝先を付けました。
「世の中にはいろいろあって、笹の身には何が何やらさっぱりわかりません」
「わからなくても平気だよ。私はあまりよく知らなくてもこうして不自由なく生きている」
店長さんは、にっこり微笑みました。
「他にはありますか?」
笹は、ほっとしたように枝を下におろしながら聞きます。
「『心理学のテストで点を取れますように』だって。このあたりは学生さんが多いからね。神頼みだね」
「七夕に神様は出てきませんよ。まあ、天の神様のようなものは出てきますが……」
笹に言われて、店長さんはなるほどと思いました。
「基本的には織姫さまと彦星様です。まあ、短冊を川に流すと願いごとが叶うとは言われてはいますが」
「それもそうだねえ」
店長さんは、昔お母さんに読んでもらった七夕のお話を思い出しました。
「今年は晴れるといいのですが……最近は晴れることも少なくなったし。星が出ないと織姫様達も会えないし……。川にも短冊を流せなくなったし、今は環境問題もあるしゴミ箱行きですよね。正直言って織姫様達も願いごとをかなえているのかどうか、僕にはわかりかねます」
「お天気と環境ばかりはねえ。もっと読む?」
店長さんは、そろそろ切り上げてうちに帰りたくなってきました。
あんまり遅いと奥さんが心配します。
「もう少し読んでほしいです」
笹はカサコソと葉っぱを鳴らしました。
そういわれて、店長さんは上の方の短冊を手に取りました。
「『商品の値段がもっと安くなりますように』結構うちは安い方だと思うんだけどね~。どれどれ、『僕の足がよくなりますように』だって?」
店長さんは、はっとして短冊を持つ手に力をこめました。
力を込めて書いてある字は確かに知っています。
「どうしたんですか?店長さん」
店長さんは、黙って次々と短冊を見ています。
『僕がもっと上手に歩けるようになりますように』
『車いすじゃなくて、自分の足で歩けるようになりますように』
店長さんのただならぬ雰囲気に笹も黙り込みました。
店の時計が夜の9時を過ぎたころ、ようやく口を開きました。
「私の息子は病気で車いすに乗っているんだよ。短冊に、もっと上手に歩けるようになりますように、って書いてあるものは私の息子の書いたものだった」
「息子さんの書いた短冊が見つかったのですね」
笹は、さらさらとした声でささやきました。
「今まで歩けていたのが、病気で今はうまく歩けないんだ。少しずつつえで歩く練習をしているんだが、前のようにうまく歩けないんだよ」
店長さんの目には、うっすらと涙がにじんでいます。
「最近、車椅子の男の子で、短冊に願い事を書いてる子がいる気配は感じていました」
笹が言いました。
「ここのところ、病院通いばかりであんまり楽しいこともしていないんだ。学校と家の往復で…… 部活も休みたがるんだ」
「そうなんですね」
笹は、静かに両端の枝を揺らしました。
「今までは運動部だったから家にいることも少なかったのが、コーチから動くのもいいが記録を取る人も必要なのでやってくれないか、と言われて休みがちになってしまった」
「そうですか。何の競技だったんですか?」
笹が聞くと、店長さんは両腕を勢い良く振って「陸上部だよ。風を切って走るのが好きだったんだ」
「僕も走ったら気持ちいいでしょうね。木はもともと走れませんが、鳥と一緒に空を飛んでみたいなとおもうこともあります」
店長さんは、笹が変なことを言っても笑いませんでした。
「休みの日も家でごろごろ横になったり、ゲームをしたり、テレビを見たりばかりで…… 車いすも慣れていないから自分一人ではうまくこげないし。前は自分でつえを使って歩いてどこへでも行っていたのにね。車いす姿を昔の友達に見られたくないのか、仲良かった友達とも会いたがらないから、見ていて辛いんだ」
「店長さんも大変なんですね」
「一番大変なのは、息子さ」
「それはそうだと思いますが、店長さんだってこうやって涙を流していますよ」
笹は、枝を伸ばして葉っぱで涙を拭いてあげました。
店長さんは、少し痛くて笑いました。
「店長さんも、短冊に願いごとを書かれてはいかがですか」
笹は、枝先を短冊に向けました。
「自分で笹を用意して、しかも笹と話していて言うのもなんだが、願いごとは本当に叶うのだろうか」
「ここら辺に神社やお寺はありますか?」
「神社なら歩いて10分くらい歩いたところにあるよ」
「それなら、短冊を書いてください。七夕の夜に天の川が出ていたら、心の中で息子さんの事を強く祈ってください。そうして、笹から短冊を外して神社へもっていって焚いてもらってください。そうすればきっと願いはかないますよ」
笹は、力強く葉っぱをバサバサと鳴らしました。
「しつこいようだが、さっき笹男君は願いごとが叶うかどうかわからないと言っていたよね?」
「それは忘れてください。笹が叶うと言ったら叶うんです」
店長さんは、なんだか無茶苦茶だなあと思いましたが、ペンを手に取ると短冊に願いごとを書きだしました。
『息子が自分の力で前のように歩けるようになりますように』
店長さんは、星からよく見えるように台を持ってきて上の方に短冊を付けました。
笹は、疲れたのかしゃべらなくなりました。
店の窓から、月がきれいに輝いているのがよく見えました。
店長さんは、家に帰っていきました。
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