86 / 90
第85話 10-3日目 装備を新調しよう!!
しおりを挟む王城に向かうまで冒険は一時中断して休息に充てる事にしたユウヤ達。王城に着ていく服も購入し、後は王城に行く日を待つだけとなった。
(ああ~。王城に行くまで休み。とは言ったがやる事がないと暇だ・・・。スマホ持って来ようと思ってたのに又忘れてたよ。まあスマホ持ってきたからってこっちでゲームとかできるとは思わないけど・・・)
ユウヤは部屋の外から窓の外を眺める。
すると、ルリが庭を走り回っている。エミリは庭いじりしながら花の種を植えたり、庭を整えていた。
(ルリもエミリも楽しそうにしてるな。犬とかペットとか飼ってもいいかもな。まあこの世界にペットがいるかどうか知らんけど・・・)
ベッドでただただダラダラしているとドアがノックされる。
「ユウヤ様!もうお昼ですが、どうしますか?昨日の話では昼食はユウヤ様が用意されるとの事でしたが?」
(ああもうそんな時間か・・・ぼーっとしてたら時間が経つのも早いな。)
「今行くよ。」
ユウヤは着替えて、ダイニングへ降りていく。
ダイニングでは先ほど庭に居たルリとエミリも椅子に座っていてユウヤの到着を待っていた。
「ユウヤ様!ルリはお腹空いたです。今日の昼はどうするんですか?どこか食べに行くですか?」
「いや。この前コーヒーとドーナツを食べただろ?俺の故郷のご飯を今日の昼はみんなに食べてもらおうと思ってな。」
「楽しみですね。ユウヤ様の出す食べ物はおいしい物ばかりですから。」
「期待しててよ。」
ユウヤはハンバーガーとポテト、それにジュースに炭酸飲料をアイテムボックスから取り出した。
ハンバーガーはチーズの入った物やハンバーグが2枚重なった物、魚のフライを挟んであるモノや、チキンを挟んだ物など、色々な種類を取り出す。飲み物も豊富だ。
オレンジジュースにリングジュース、炭酸飲料も何種類も出す。
これが俺の故郷でよく食べられてるハンバーガーという食べ物だ。
「ハンバーガー??ですか・・」
「ああパンに肉とか色々挟んで食べる簡単な料理だけど、めっちゃうまいぞ。」
ルリ達はハンバーガーを手に取りむしゃむしゃと食べていく。
「ユウヤ様!食べやすくておいしいです。」
「本当ですね。パンではさんであるだけのお手軽料理に見えるのにとてもおいしいです。」
「サンドイッチとは又違うんですね。このお肉にかかっているソースが絶妙です。ソースがわからないので再現は難しそうですね。」
「俺もその辺はよくわからないな。まあいつでも買えるから又、買ってくるよ。」
「?ユウヤ様はいつ故郷に帰られてるのですか?」
(あっ・・・そういえば寝たら地球に戻ってるって事は言ってなかった・・・)
「ああ。アイテムボックスが特別製なんだよ。故郷の食べ物をいつでも補充できるんだ。」
「まあ!!それは便利ですね。」
(ふーっ。苦しい感じだけどなんとかごまかせたな。)
「そういえば、昼からはみんな何するんだ?」
「特に決まってないです。」
「私も特に予定はありません。」
「「私もです。」」
(みんな俺と同じでやる事なしかよ・・・ってまあそんなモンか。)
「じゃあ前にいけなかったからみんなの装備でも見に行くか。」
「ルリはユウヤ様に買ってもらった武器と防具があるから大丈夫です。」
「私も・・・今の装備で十分ですが・・・」
「マイヤとメイヤの装備を見たいのと、ルリやエミリの装備も今のより良い物があるから買い換えたい。まあお金が足りれば・・・だけどな。」
「私達の装備・・・ですか?」
「ああ。今回ワルシャイ伯爵の騒動で、いつ俺達が狙われるかわからない。護衛を雇えばいいんだろうが、今はそんな余裕がない。俺とルリとエミリが外出しても大丈夫なようにある程度は鍛えておいた方がいい。」
その後、ユウヤ達は全員そろって武器屋、防具屋を回った。
「さすがに王都の武器屋と防具屋だ。強そうな武器とか頑丈な防具が揃ってたな。」
「そうですね。やはり王都は一流の冒険者が集まりますから、それにあった装備品が売っているのかと。」
「そうだな・・・・。だけど高すぎないか?」
「そうですね・・・」
(ミスリルの剣が5,000ゴールドだったのに、オリハルコンの剣が50,000ゴールドって・・・いくらお金があっても足りないよな。フェンリルの皮の鎧も50,000ゴールドだったし・・・)
王都で武器と防具を見たユウヤ達だったが、値段の高さに手が出なかった。
一応、ユウヤにミスリルの剣を購入し、マイヤとメイヤにミスリルの短剣とワイバーンの皮のローブを購入するだけにした。
それでも3万ゴールド程のお金はかかったのだった。
今のユウヤの所持金は18万ゴールド。もちろん、生活していくだけなら十分なお金だ。
「ユウヤ様。ありがとうございます。あんな良い物を買って頂いて。」
「私も!!あんな高い物・・・ありがとうございます。」
「いいっていいって。でも更にお金貯めないとな・・・装備も上には上があるって事がわかったし・・・」
(王城から報酬を貰ったら、又、お金稼がないとな・・・。奴隷を4人も買ったんだ。俺がしっかり稼がないと!!)
ユウヤ達はその後、別の服屋で普段義用の服を購入し、日用品や食料品を買い込んで、家に戻るのだった。
(ああ~。王城に行くまで休み。とは言ったがやる事がないと暇だ・・・。スマホ持って来ようと思ってたのに又忘れてたよ。まあスマホ持ってきたからってこっちでゲームとかできるとは思わないけど・・・)
ユウヤは部屋の外から窓の外を眺める。
すると、ルリが庭を走り回っている。エミリは庭いじりしながら花の種を植えたり、庭を整えていた。
(ルリもエミリも楽しそうにしてるな。犬とかペットとか飼ってもいいかもな。まあこの世界にペットがいるかどうか知らんけど・・・)
ベッドでただただダラダラしているとドアがノックされる。
「ユウヤ様!もうお昼ですが、どうしますか?昨日の話では昼食はユウヤ様が用意されるとの事でしたが?」
(ああもうそんな時間か・・・ぼーっとしてたら時間が経つのも早いな。)
「今行くよ。」
ユウヤは着替えて、ダイニングへ降りていく。
ダイニングでは先ほど庭に居たルリとエミリも椅子に座っていてユウヤの到着を待っていた。
「ユウヤ様!ルリはお腹空いたです。今日の昼はどうするんですか?どこか食べに行くですか?」
「いや。この前コーヒーとドーナツを食べただろ?俺の故郷のご飯を今日の昼はみんなに食べてもらおうと思ってな。」
「楽しみですね。ユウヤ様の出す食べ物はおいしい物ばかりですから。」
「期待しててよ。」
ユウヤはハンバーガーとポテト、それにジュースに炭酸飲料をアイテムボックスから取り出した。
ハンバーガーはチーズの入った物やハンバーグが2枚重なった物、魚のフライを挟んであるモノや、チキンを挟んだ物など、色々な種類を取り出す。飲み物も豊富だ。
オレンジジュースにリングジュース、炭酸飲料も何種類も出す。
これが俺の故郷でよく食べられてるハンバーガーという食べ物だ。
「ハンバーガー??ですか・・」
「ああパンに肉とか色々挟んで食べる簡単な料理だけど、めっちゃうまいぞ。」
ルリ達はハンバーガーを手に取りむしゃむしゃと食べていく。
「ユウヤ様!食べやすくておいしいです。」
「本当ですね。パンではさんであるだけのお手軽料理に見えるのにとてもおいしいです。」
「サンドイッチとは又違うんですね。このお肉にかかっているソースが絶妙です。ソースがわからないので再現は難しそうですね。」
「俺もその辺はよくわからないな。まあいつでも買えるから又、買ってくるよ。」
「?ユウヤ様はいつ故郷に帰られてるのですか?」
(あっ・・・そういえば寝たら地球に戻ってるって事は言ってなかった・・・)
「ああ。アイテムボックスが特別製なんだよ。故郷の食べ物をいつでも補充できるんだ。」
「まあ!!それは便利ですね。」
(ふーっ。苦しい感じだけどなんとかごまかせたな。)
「そういえば、昼からはみんな何するんだ?」
「特に決まってないです。」
「私も特に予定はありません。」
「「私もです。」」
(みんな俺と同じでやる事なしかよ・・・ってまあそんなモンか。)
「じゃあ前にいけなかったからみんなの装備でも見に行くか。」
「ルリはユウヤ様に買ってもらった武器と防具があるから大丈夫です。」
「私も・・・今の装備で十分ですが・・・」
「マイヤとメイヤの装備を見たいのと、ルリやエミリの装備も今のより良い物があるから買い換えたい。まあお金が足りれば・・・だけどな。」
「私達の装備・・・ですか?」
「ああ。今回ワルシャイ伯爵の騒動で、いつ俺達が狙われるかわからない。護衛を雇えばいいんだろうが、今はそんな余裕がない。俺とルリとエミリが外出しても大丈夫なようにある程度は鍛えておいた方がいい。」
その後、ユウヤ達は全員そろって武器屋、防具屋を回った。
「さすがに王都の武器屋と防具屋だ。強そうな武器とか頑丈な防具が揃ってたな。」
「そうですね。やはり王都は一流の冒険者が集まりますから、それにあった装備品が売っているのかと。」
「そうだな・・・・。だけど高すぎないか?」
「そうですね・・・」
(ミスリルの剣が5,000ゴールドだったのに、オリハルコンの剣が50,000ゴールドって・・・いくらお金があっても足りないよな。フェンリルの皮の鎧も50,000ゴールドだったし・・・)
王都で武器と防具を見たユウヤ達だったが、値段の高さに手が出なかった。
一応、ユウヤにミスリルの剣を購入し、マイヤとメイヤにミスリルの短剣とワイバーンの皮のローブを購入するだけにした。
それでも3万ゴールド程のお金はかかったのだった。
今のユウヤの所持金は18万ゴールド。もちろん、生活していくだけなら十分なお金だ。
「ユウヤ様。ありがとうございます。あんな良い物を買って頂いて。」
「私も!!あんな高い物・・・ありがとうございます。」
「いいっていいって。でも更にお金貯めないとな・・・装備も上には上があるって事がわかったし・・・」
(王城から報酬を貰ったら、又、お金稼がないとな・・・。奴隷を4人も買ったんだ。俺がしっかり稼がないと!!)
ユウヤ達はその後、別の服屋で普段義用の服を購入し、日用品や食料品を買い込んで、家に戻るのだった。
0
お気に入りに追加
94
あなたにおすすめの小説
テンプレな異世界を楽しんでね♪~元おっさんの異世界生活~【加筆修正版】
永倉伊織
ファンタジー
神の力によって異世界に転生した長倉真八(39歳)、転生した世界は彼のよく知る「異世界小説」のような世界だった。
転生した彼の身体は20歳の若者になったが、精神は何故か39歳のおっさんのままだった。
こうして元おっさんとして第2の人生を歩む事になった彼は異世界小説でよくある展開、いわゆるテンプレな出来事に巻き込まれながらも、出逢いや別れ、時には仲間とゆる~い冒険の旅に出たり
授かった能力を使いつつも普通に生きていこうとする、おっさんの物語である。
◇ ◇ ◇
本作は主人公が異世界で「生活」していく事がメインのお話しなので、派手な出来事は起こりません。
序盤は1話あたりの文字数が少なめですが
全体的には1話2000文字前後でサクッと読める内容を目指してます。
1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!
マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。
今後ともよろしくお願いいたします!
トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕!
タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。
男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】
そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】
アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です!
コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】
*****************************
***毎日更新しています。よろしくお願いいたします。***
*****************************
マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。
見てください。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
辺境伯家次男は転生チートライフを楽しみたい
ベルピー
ファンタジー
☆8月23日単行本販売☆
気づいたら異世界に転生していたミツヤ。ファンタジーの世界は小説でよく読んでいたのでお手のもの。
チートを使って楽しみつくすミツヤあらためクリフ・ボールド。ざまぁあり、ハーレムありの王道異世界冒険記です。
第一章 テンプレの異世界転生
第二章 高等学校入学編 チート&ハーレムの準備はできた!?
第三章 高等学校編 さあチート&ハーレムのはじまりだ!
第四章 魔族襲来!?王国を守れ
第五章 勇者の称号とは~勇者は不幸の塊!?
第六章 聖国へ ~ 聖女をたすけよ ~
第七章 帝国へ~ 史上最恐のダンジョンを攻略せよ~
第八章 クリフ一家と領地改革!?
第九章 魔国へ〜魔族大決戦!?
第十章 自分探しと家族サービス
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
実はスライムって最強なんだよ?初期ステータスが低すぎてレベルアップが出来ないだけ…
小桃
ファンタジー
商業高校へ通う女子高校生一条 遥は通学時に仔犬が車に轢かれそうになった所を助けようとして車に轢かれ死亡する。この行動に獣の神は心を打たれ、彼女を転生させようとする。遥は獣の神より転生を打診され5つの希望を叶えると言われたので、希望を伝える。
1.最強になれる種族
2.無限収納
3.変幻自在
4.並列思考
5.スキルコピー
5つの希望を叶えられ遥は新たな世界へ転生する、その姿はスライムだった…最強になる種族で転生したはずなのにスライムに…遥はスライムとしてどう生きていくのか?スライムに転生した少女の物語が始まるのであった。
異世界でネットショッピングをして商いをしました。
ss
ファンタジー
異世界に飛ばされた主人公、アキラが使えたスキルは「ネットショッピング」だった。
それは、地球の物を買えるというスキルだった。アキラはこれを駆使して異世界で荒稼ぎする。
これはそんなアキラの爽快で時には苦難ありの異世界生活の一端である。(ハーレムはないよ)
よければお気に入り、感想よろしくお願いしますm(_ _)m
hotランキング23位(18日11時時点)
本当にありがとうございます
誤字指摘などありがとうございます!スキルの「作者の権限」で直していこうと思いますが、発動条件がたくさんあるので直すのに時間がかかりますので気長にお待ちください。
豪華地下室チートで異世界救済!〜僕の地下室がみんなの憩いの場になるまで〜
自来也
ファンタジー
カクヨム、なろうで150万PV達成!
理想の家の完成を目前に異世界に転移してしまったごく普通のサラリーマンの翔(しょう)。転移先で手にしたスキルは、なんと「地下室作成」!? 戦闘スキルでも、魔法の才能でもないただの「地下室作り」
これが翔の望んだ力だった。
スキルが成長するにつれて移動可能、豪華な浴室、ナイトプール、釣り堀、ゴーカート、ゲーセンなどなどあらゆる物の配置が可能に!?
ある時は瀕死の冒険者を助け、ある時は獣人を招待し、翔の理想の地下室はいつのまにか隠れた憩いの場になっていく。
※この作品は小説家になろう、カクヨムにも投稿しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる