寝ている間は異世界転移!?寝ている間にできる簡単なお仕事です

ベルピー

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第67話 8-3日目 家を借りよう!お金はある!予算は・・・

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ユウヤ達は5人で肉を食べた。
マイヤとメイヤはお腹一杯食べる事がしばらくなかったので、何度も
お代わりし、たくさんたくさん食べた。

今は食事が終わりお茶を飲みながら雑談している。
ユウヤが購入した奴隷は家族だと思っている。と何度も言った事が幸いし雰囲気は時間がたつほど良くなっていった。

「これから家を見に行くんだが、みんなに希望を聞いておきたい。ちなみに金ならあるから相場はわからないがある程度の家なら借りれるはずだ。」

(14万ゴールドだから1,400万ぐらいの価値はあるもんな。ここは王都だから月々2,000ゴールドぐらいから借りれるとは思うけど・・・)

「はいです。はいです。広い庭がほしいです。庭を走り回りたいです。」
「ルリは庭だな。やっぱり獣人って外を走り回りたくなるのか?」
「はいです。」

「私も庭は広い方がうれしいですね。花とか色々育ててみたいですわ。」
「それはエルフだからか?なんかエルフって自然と一緒にいるってイメージだからな。」
「う~ん。そうかもしれませんね。自然は好きですから。」

「マイヤとメイヤはどうだ?」
「私はユウヤ様のおそばに居れるならどこでもかまいません。」
「私はお風呂がある家がいい~。」
「おお風呂か!?大事だよな!!大きな風呂があったらいいなー」
「大きな風呂~!!!」

希望の家をある程度話あったあと、一度ギルドに行き、おススメの不動産屋を紹介してもらい、ユウヤ達はその不動産屋へ向かった。

不動産屋について中に入ると、先ほど案内してくれたセイロンさんが居た。
「あれ?セイロンさん?どうしてここにいるんですか?」
「セイロン?私はサイロンですよ。」
「「「「「えっ!?」」」」」

「セイロンは双子の兄なんですよ。セイロンを知ってるんですね・・・そうですか・・・あなたたちはセイロンの所に居たんですね。」
「そうなんです。マイヤとメイヤは今日セイロンさんの奴隷商で買ったばかりでして・・・それで人数が増えたんでギルドで不動産屋を紹介してもらってここに来たって感じです。できてみればさっき会ったセイロンさんがいてビックリしました。」
「双子なんで似てますからね。」
「そっくりです。」
「ホントに同じ顔なんですね。」

「それで今日はどのようなご用件でしょうか?」
「はい。広い庭があってお風呂がついてる家を探してるんですがどこか良い所はありませんか?」
「広い庭があってお風呂がある家ですか・・・いくつかはありますが、広い庭となると中心からは少し離れますがよろしいですか?」

(まあこの辺りはだいたい一緒だよな。都会は土地がないから庭がない。庭を求めると郊外に行く必要がある。俺には転移があるからギルドもダンジョンも別に遠くても問題ないか。)
「はい。それで大丈夫です。よろしくおねがいします。」

サイロンはいくつかのおすすめの物件を持ってきてくれた。

1.広い庭と大きなお風呂、部屋数は5つの家。
2.広い庭と普通の風呂、部屋数は10の家。
3.広い庭と大きな風呂、部屋数は10の家。

を紹介してくれた。

「俺達は5人だから5つ部屋があれば十分だと思うし、始めに紹介してくれた家が中心からは一番近いから始めに紹介してくれた家がよさそうに思うが・・・」
「ユウヤ様。これから人数が増える事を考えると多少遠くても最後に紹介してくれた物件が良いのではないでしょうか?」
「でも部屋が多いと管理が大変じゃないか?」
「それは私たちがしっかりと掃除しますので大丈夫です!!」
「最後に紹介してくれた所が一番庭がおっきいです。ルリはそこがいいです。」
「わかった。」

「サイロンさん。最後に勧めてくれた物件にしようと思うんですが金額を聞いてなかったです。いくらぐらいするんですか?」
「はい。あちらの物件は月々4,000ゴールドになります。」

(4,000ゴールドなら予想範囲内だな。マイヤとメイヤに家は管理してもらえば大丈夫か。でも2人を家に残すのは心配だな・・・。異世界定番なら執事とか他の奴隷も買う必要があるのか??)

ユウヤは色々考えたが、予算は問題なかったので購入する事を決めた。
「ではその物件にしたいと思います。いつから住む事ができますか?」
「はい。すぐに準備させて頂いて明日には住めると思います。」
「本当ですか!?けっこうすぐに住めるモノなんですね。」
「そりゃあもう。急いで準備させて頂きますから。」

ユウヤは物件の契約を済ませた。
今日は家に住む事ができないので、ユウヤ達5人は一度宿屋に戻る事にした。
宿屋で空いてる部屋をもう一部屋借りた。

「今日はもう疲れたから、後は明日決めようか。明日は朝からギルドへ行ってギルドマスターから指名依頼の件の説明を受けて、その後は家を見に行こうか?」
「「はい」」
「はいです。」
「は~い。」

ユウヤは部屋に入ってベットに横になった。
ルリとエミリは、女子会をするのかマイヤとメイヤの部屋に行っておしゃべりしている。

(今日は色々あったな。予定通り奴隷を買ったし、これからどうするかな。マイヤとメイヤも冒険者をするなら俺のスキルでサポートすればパーティを組んでいけるしな。もし冒険者が無理っぽいならメイドとして食事とかのサポートをしてもらおう。そうすると冒険者の奴隷は今後も探さないといけないのか・・・まあお金はまだ十分あるからしばらくは大丈夫だよな。いつの間にか4人の女性に囲まれて生活してる俺ってかなりリア充だな。)

そんな事を思いながらユウヤはいつの間にか眠りについていた。
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