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第57話 8-1日目 40階層突入!?ボスは?
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目が覚めたユウヤは両腕にルリとエミリがいるのを確認した。
(ふう。今回も異世界に無事にこれたな。まずは現状の確認からだな。え~と確か、隠し部屋を見つけて・・そうだ!?アイテムボックスのスキル書とエリクサーを見つけたんだった。あれはヤバかったよな・・・・はっ!!もしかしてその時から幸運のスキルは持ってたんじゃ・・・)
現実世界でユウヤは女神様からの手紙を発見し、その中で『幸運』というスキルを貰っていた。ユウヤはその幸運スキルが現実世界でもらったのではなく、隠し部屋を見つける時にはすでに貰っていたのでは?と思い再度心の中で女神様に感謝した。
(女神様。ありがとうございます。俺はもっと頑張りますね。)
『きゃっユウヤさんに感謝されちゃいました!!!』
女神様の声が聞こえた気がした・・・
(隠し部屋で一夜過ごしたんだったな。たしか36階層だったかな。どうも現実世界と行き来すると思い出すのに少し時間が必要になるな。気を付けないと・・・)
ユウヤ達は朝の準備を終えてダンジョン攻略を再開した。
「今日は40階層を突破しよう。40階層辺りはモンスターのレベルが30でボスが35~40だ。今ルリとエミリのレベルは35だから、40ぐらいまで39階層まででレベルを上げていこう。」
「はいです。今日も隠し部屋見つけるです。」
「そうだな。今日も隠し部屋とか宝箱を見付けながら進んで行こう。今が36階層だから急いで下に降りていかなくても十分探索できるはずだ。昨日はレアなアイテムをゲットできたから今日もあればうれしいな。」
「行き止まりの壁が隠し部屋の入口でしたから今日はその辺も気を付けて見るようにします。」
「そうだな。金策は今後必要になる。みんなの装備品もそうだし戦力増強の為に奴隷も増やしたい。高価なアイテムはそれだけ売却金額も高いだろう。積極的に見つけたい所だな。」
ユウヤ達は37階層に降りて行った。やる事は昨日と変わらなかった。魔物を見つけるとルリがダッシュで仕留めに行く。2体以上いる場合はエミリが精霊魔法を使い1体に攻撃するとともに、ルリが追撃する。もう1体はユウヤが雷魔法を使って攻撃、倒れない場合はそのままユウヤが追撃した。
通路以外にも魔物は出る。部屋の中に魔物の気配を感じた場合は突撃後、エミリが支援魔法をユウヤとルリにかける。ルリが一体ずつ討伐しながら、ユウヤは雷魔法を使って魔物の数を減らす。レベルを上げる必要はあるが、無理をしてあせるのは元も子もないので、ユウヤは安全にかつ慎重に、そして確実に魔物を仕留めていった。
魔物がいる部屋には討伐後、高確率で宝箱が現れた。木箱の宝箱ばかりなので、レア度は高くなかったが、ポーションやマジックポーションなどの回復薬はもしもの為に使う事もあるのでユウヤ達は喜んだ。ゴールドが入ってる宝箱もあった。木箱の為、中身は10ゴールドから100ゴールドの間だったが、100ゴールドでも1万円の価値がある。ユウヤは素直に喜んだ。
だが、レア度の高いアイテムが出る銀色の宝箱は全くでなかった。
「やっぱりレア度の高い宝箱は出ないな。中級ダンジョンだからかな?」
「又、木箱です~。」
「これは・・・鉄の剣ですね。」
「いらないな。まあアイテムボックスにいれておいて売るか。多少の金にはなるだろ・・・」
魔物を倒して、宝箱を見つけて、一段落したのでユウヤ達は休憩を取っていた。今は38階層にいる。もちろん39階層へ降りる階段はすでに見つけていた。
「やっぱり隠し部屋は見つからないな。」
「部屋の隅々までみたけど、全くなかったです。」
「注意深く見て見ましたが、それらしい所はなかったです。」
「だよな~。まあ36階層で見つけたばっかりだからな。そうポンポンと見つかるモノじゃないって事だな。こればっかりは仕方ないか。」
ユウヤ達は休憩を終えて、39階層へ進んで行った。39階層を探索しても宝箱は出るが、隠し部屋は見つからず、レアなアイテムも見つからなかった。
(おかしいな・・・・女神様から幸運スキルもらったんだけど・・・)
本来なら宝箱するもなかなか出る事はないのだが、ユウヤの幸運スキルによって宝箱の出現率は大幅に上がっていた。銀色の宝箱は出なかったが幸運スキルはしっかりと仕事をしていた事にユウヤは気づかなかった。
「よし。次は40階層のボスだ。ルリもエミリもレベル40になったからレアボスが出ても何とかなるだろ。ただ、油断はするなよ。」
「はいです。どんな敵が出てきてもルリの短剣で一刺しにするです。」
「私も精霊魔法と支援魔法でかなり戦えると思います。」
「心強いな。俺も雷魔法と剣術はかなり強くなった気がする。レベルも高くなったし、能力倍増のスキルも良い仕事してるしな。」
(よく考えたら、俺ってかなり強い方だよな。まあ魔王を倒すのが目標なんだ。まだまだ強くならないといけないけどな。でも自分がこの世界でどれぐらい強いのかは気になるな。このダンジョンをクリアしたらその辺をちょっと調べてみるか)
準備を終えた3人はボス部屋に突入した。するとボス部屋の中にいたのは銀色のスライム・・・達だった。
(ふう。今回も異世界に無事にこれたな。まずは現状の確認からだな。え~と確か、隠し部屋を見つけて・・そうだ!?アイテムボックスのスキル書とエリクサーを見つけたんだった。あれはヤバかったよな・・・・はっ!!もしかしてその時から幸運のスキルは持ってたんじゃ・・・)
現実世界でユウヤは女神様からの手紙を発見し、その中で『幸運』というスキルを貰っていた。ユウヤはその幸運スキルが現実世界でもらったのではなく、隠し部屋を見つける時にはすでに貰っていたのでは?と思い再度心の中で女神様に感謝した。
(女神様。ありがとうございます。俺はもっと頑張りますね。)
『きゃっユウヤさんに感謝されちゃいました!!!』
女神様の声が聞こえた気がした・・・
(隠し部屋で一夜過ごしたんだったな。たしか36階層だったかな。どうも現実世界と行き来すると思い出すのに少し時間が必要になるな。気を付けないと・・・)
ユウヤ達は朝の準備を終えてダンジョン攻略を再開した。
「今日は40階層を突破しよう。40階層辺りはモンスターのレベルが30でボスが35~40だ。今ルリとエミリのレベルは35だから、40ぐらいまで39階層まででレベルを上げていこう。」
「はいです。今日も隠し部屋見つけるです。」
「そうだな。今日も隠し部屋とか宝箱を見付けながら進んで行こう。今が36階層だから急いで下に降りていかなくても十分探索できるはずだ。昨日はレアなアイテムをゲットできたから今日もあればうれしいな。」
「行き止まりの壁が隠し部屋の入口でしたから今日はその辺も気を付けて見るようにします。」
「そうだな。金策は今後必要になる。みんなの装備品もそうだし戦力増強の為に奴隷も増やしたい。高価なアイテムはそれだけ売却金額も高いだろう。積極的に見つけたい所だな。」
ユウヤ達は37階層に降りて行った。やる事は昨日と変わらなかった。魔物を見つけるとルリがダッシュで仕留めに行く。2体以上いる場合はエミリが精霊魔法を使い1体に攻撃するとともに、ルリが追撃する。もう1体はユウヤが雷魔法を使って攻撃、倒れない場合はそのままユウヤが追撃した。
通路以外にも魔物は出る。部屋の中に魔物の気配を感じた場合は突撃後、エミリが支援魔法をユウヤとルリにかける。ルリが一体ずつ討伐しながら、ユウヤは雷魔法を使って魔物の数を減らす。レベルを上げる必要はあるが、無理をしてあせるのは元も子もないので、ユウヤは安全にかつ慎重に、そして確実に魔物を仕留めていった。
魔物がいる部屋には討伐後、高確率で宝箱が現れた。木箱の宝箱ばかりなので、レア度は高くなかったが、ポーションやマジックポーションなどの回復薬はもしもの為に使う事もあるのでユウヤ達は喜んだ。ゴールドが入ってる宝箱もあった。木箱の為、中身は10ゴールドから100ゴールドの間だったが、100ゴールドでも1万円の価値がある。ユウヤは素直に喜んだ。
だが、レア度の高いアイテムが出る銀色の宝箱は全くでなかった。
「やっぱりレア度の高い宝箱は出ないな。中級ダンジョンだからかな?」
「又、木箱です~。」
「これは・・・鉄の剣ですね。」
「いらないな。まあアイテムボックスにいれておいて売るか。多少の金にはなるだろ・・・」
魔物を倒して、宝箱を見つけて、一段落したのでユウヤ達は休憩を取っていた。今は38階層にいる。もちろん39階層へ降りる階段はすでに見つけていた。
「やっぱり隠し部屋は見つからないな。」
「部屋の隅々までみたけど、全くなかったです。」
「注意深く見て見ましたが、それらしい所はなかったです。」
「だよな~。まあ36階層で見つけたばっかりだからな。そうポンポンと見つかるモノじゃないって事だな。こればっかりは仕方ないか。」
ユウヤ達は休憩を終えて、39階層へ進んで行った。39階層を探索しても宝箱は出るが、隠し部屋は見つからず、レアなアイテムも見つからなかった。
(おかしいな・・・・女神様から幸運スキルもらったんだけど・・・)
本来なら宝箱するもなかなか出る事はないのだが、ユウヤの幸運スキルによって宝箱の出現率は大幅に上がっていた。銀色の宝箱は出なかったが幸運スキルはしっかりと仕事をしていた事にユウヤは気づかなかった。
「よし。次は40階層のボスだ。ルリもエミリもレベル40になったからレアボスが出ても何とかなるだろ。ただ、油断はするなよ。」
「はいです。どんな敵が出てきてもルリの短剣で一刺しにするです。」
「私も精霊魔法と支援魔法でかなり戦えると思います。」
「心強いな。俺も雷魔法と剣術はかなり強くなった気がする。レベルも高くなったし、能力倍増のスキルも良い仕事してるしな。」
(よく考えたら、俺ってかなり強い方だよな。まあ魔王を倒すのが目標なんだ。まだまだ強くならないといけないけどな。でも自分がこの世界でどれぐらい強いのかは気になるな。このダンジョンをクリアしたらその辺をちょっと調べてみるか)
準備を終えた3人はボス部屋に突入した。するとボス部屋の中にいたのは銀色のスライム・・・達だった。
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