寝ている間は異世界転移!?寝ている間にできる簡単なお仕事です

ベルピー

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第46話 7‐1日目 やはりダンジョンが一番効率が良い

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オークの集落を殲滅させたユウヤ達はとれる素材だけ取ってギルドに戻ってきていた。早速オークの依頼を紹介してくれた受付嬢の元へ行く。紹介してくれた受付嬢はケニーというみたいだ。

「ケニーさん。オークの集落を殲滅してきました。火魔法を連発してきたんで黒焦げのオークも多かったですが素材としてとれた分は持ってきましたので査定してもらえますか?」
「えっ!?今朝受けてもう片付けてきたんですか?まだお昼過ぎたぐらいだからあれから5時間ぐらいしか経っていませんよ。」
「はい。あの後、森に向かって森を抜けたらケニーさんが言っていたオークの集落があったので3人で殲滅してきました。」
「すごいですね。わかりました。こちらでも確認に行ってきます。それからユウヤさんが朝持ち込まれた魔物の素材ですが査定が終わってます。」

魔物の素材の売却金額は1万ゴールドになった。
「おおさすが中級ダンジョンは稼げるな。あっありがとうございます。オークの集落の殲滅が終わったから次は王都のダンジョンを攻略してみようと思います。ダンジョンの情報を教えてもらっていいですか?」

「はい。王都の周辺には初級ダンジョンが1つと中級ダンジョンが2つ、上級ダンジョンが1つございます。ユウヤ様はオークの集落を殲滅できるレベルですので中級ダンジョンは行っても大丈夫だと思います。上級ダンジョンはBランク以上でないと入場できませんのでご了承下さい。ちなみに中ダンジョンを2つ攻略した冒険者はBランク冒険者へと昇格します。ですのでがんばってください。」

「ありがとうございます。では中級ダンジョンに行ってみようと思います。」
「ではオーク集落の確認ができたら査定の支払いとランクのアップをしますね。」

ユウヤはギルドで中級ダンジョンの場所を聞いたので早速向かう事にした。
「よし時間もまだあるから早速中級ダンジョンに行こうか。テヘランで21階層までは行った事だしそこまでは行けるだろう。20階層まではレベルの上がりも悪いだろうからスキルレベルを上げる為に積極的にスキルを使うようにしよう。」
「早く行きましょう。ガンガン魔物を倒したいです。」
「ルリは元気だな。」
「もちろんです。」

「よしとりあえず中級ダンジョンを攻略するまではダンジョンで籠る事にしよう。その為に行く前に食料を買っておこうか。それで今回のダンジョン攻略の目標だけど、今後の為にお金を貯めたい。それで奴隷を増やそうと思う。ルリもエミリも良くやってくれてる。だが3人だとちょっと心もとない。あと一人か二人購入してパーティを4人か5人にしたいと思う。そして人数が増えると宿生活も大変だからどこかに家を借りるか買いたいと思う。その方がゆっくりできるしね。ただ、どちらもお金がかかるからなるべくお金を貯めたい。」

「わかりました。では私も解体スキルを覚えて素材の価値を上げますわ。」
「ありがとうエミリ。」
「ルリは魔物をたくさん倒すです。」
「ルリもありがとう。そうだな。魔物の素材、宝箱、後ダンジョンの鉱石なんかもとれるようなら取って行こうか。価値のある鉱石とかあったら高くうれるだろうからね。」

中級ダンジョンで長期間過ごすために食料を購入し、又、鉱石を採掘するためのツルハシなど、ダンジョンで必要なモノを購入し、ユウヤ達はダンジョンへ向かった。

「テヘランの中級ダンジョンと同じような感じだな。今日は朝からの攻略じゃないから無理はしないようにしよう。感触を確かめるのと連携をしっかりしていこう。魔物を倒したらルリとエミリが解体して俺のアイテムボックスに入れる。宝箱とか鉱石は深く潜らと期待できない気がするからとりあえず地図を頼りに進んで行こう。今日は時間もないから安全地帯があったらそこで休む事にしよう。」

ユウヤ達は中級ダンジョンに入って行った。時間がないとはいえ、テヘランの中級ダンジョンでも21階層まで行った事があるユウヤ達にとって1階層2階層の敵は相手にならない。歩きながら魔物を倒すだけの簡単な作業だった。連携の練習もしたかったがルリの短剣で一突きで魔物は死ぬし、エミリの風魔法で瞬殺できる。連携する事もなく5階層まではただただ進めていた。

「よし。とりあえず今日はここまでにするか。ここは安全地帯だし、周りに冒険者も多い。ここで今日は野営しよう。」
5階層の安全地帯は野営に人気なのかユウヤ達以外にも複数のパーティが野営していた。みなテントを用意してテントの前で食事している。ユウヤ達もテントを立てて食事の準備をした。

エミリが肉を焼き、3人で食事をしていると冒険者が声を掛けてきた。
「あんたたち見ない顔だな。ここのダンジョンは初めてか?」
「ああ。王都に来たばかりでね。とりあえず中級ダンジョンを攻略しようと思ってるよ。」
「俺はザッツっていうんだ。」
「ユウヤだ。よろしくな。ザッツは王都の中級ダンジョンに詳しいのか?」
「ああ。俺達はこの中級ダンジョンで生計をたててるから色々詳しいぜ。」

ザッツ達に肉をふるまって中級ダンジョンで稼げるポイントや気を付けるポイントを教えてもらったユウヤ達は明日に備えてザッツ達と話した後は早々に眠りについた。

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