寝ている間は異世界転移！？寝ている間にできる簡単なお仕事です

第36話 5-4日目 中級ダンジョン初挑戦！！

テヘランで一夜を過ごしたユウヤ達は明後日の王都への護衛依頼まで中級ダンジョンに挑戦する事を決めて、中級ダンジョンに向かっていた。

（2日しかないからそこまで進む事はできないとは思うけど丁度いい階層までは行きたいよな。やっぱりレベル上げるなら魔物のレベルは高い方がいいもんな。とりあえずステータスを確認するか。）

ユウヤは全員のステータスを確認した。

【名　前】　ユウヤ・コバヤシ
【年　齢】　18歳
【種　族】　人族
【性　別】　男
【称　号】　Dランク冒険者・女神ユリアンヌの加護・二人の奴隷の主
【レベル】　25　→　26
【H 　P】　480　→　500
【M 　P】　460　→　480
【体　力】　200　→　210
【筋　力】　200　→　210
【敏　捷】　155　→　160
【知　力】　135　→　140
【魔　力】　195　→　200
【スキル】　鑑定・アイテムボックス・オートマッピング・転移
　　　　　　剣術LV5・火魔法LV5・水魔法LV4・治癒魔法LV7・雷魔法LV2
　　　　　　スキルポイント倍増・気配察知・身体強化・状態異常耐性
　　　　　　レベルアップ時の能力倍増・罠回避・取得経験値2倍
【スキルポイント】　6　→　8
【鋼鉄の剣】　攻撃力+30
【皮の服（ワイバーン）】　防御力+30
【オークキングの首飾り】　体力+30
【力の指輪】　力+5


【名　前】　ルリ
【年　齢】　15歳
【種　族】　獣人族
【性　別】　女
【称　号】　ユウヤの奴隷
【レベル】　19　→　20
【H 　P】　320　→　340
【M 　P】　90　→　95
【体　力】　140（+14）　→　150（+15）
【筋　力】　85（+9）　→　90（+9）
【敏　捷】　240（+24）→　255（+25）
【知　力】　55　→　58
【魔　力】　48　→　50
【スキル】　短剣術LV5・武術LV4・気配察知・身体強化・スキルポイント倍増
　　　　　　レベルアップ時能力倍増・鷹の目・聴覚アップ・解体・嗅覚アップ
　　　　　　体力アップ1・筋力アップ1・敏捷アップ1
【スキルポイント】13
【風の短剣】　風属性　攻撃力+15　敏捷値+5
【皮の服（ワイバーン）】　防御力+30


【名　前】　エミリ
【年　齢】　30歳
【種　族】　エルフ族
【性　別】　女
【称　号】　ユウヤの奴隷
【レベル】　19　→　20
【H 　P】　130　→　140
【M 　P】　250　→　270
【体　力】　45　→　48
【筋　力】　42　→　44
【敏　捷】　70　→　73
【知　力】　72　→　77
【魔　力】　130　→　140
【スキル】　弓術LV4・風魔法LV4・気配察知・スキルポイント倍増
　　　　　　レベルアップ時能力倍増・鷹の目・MP自動回復
　　　　　　治癒魔法LV1・精霊魔法LV2・支援魔法LV2
【スキルポイント】13
【精霊の杖】　魔力+20　MP+30
【皮のローブ（ワイバーン）】　防御力+30

（よしよしボスを倒して全員レベルが1上がってるな。俺の方はスキルポイントが8だからあと1レベル上がったら目当てのスキルが手に入るな。今日中に上がるとベストだけど上がらなかったらあれを試せばどうにかなるだろう。

ルリとエミリはレベル20か・・・中級ダンジョンで言えば20階層ぐらいか。20階層まで地図を頼りに進んで、今日中にいければいい方だな。で、21階層ぐらいでレベリングするのがベストだな。期間は2日しかないしな。

今の所スキルで困ってる事もないからポイントも温存だな。ルリに能力アップ系のスキルのレベルを上げる事もできるけど、今回は強敵に挑む訳でないしな。よしそれでいこう。）

ユウヤはほしいスキルの為に、自分のスキルポイントを10まで上げていた。欲しいスキルはずばり『換金自由』のスキルだ。これは現実世界に戻っても強制的に換金される事がなく、自分で自由にゴールドと円を換金できるスキルだ。これがあれば現実に戻る度に所持金が0になる不安がなくなる。

つまりより異世界が楽しめるようになるのである。今日中にレベルが上がれば、現実に戻った時に早速スキルの恩恵が受けれるのでユウヤは今日中にレベルを上げたかった。ただ、レベルが上がらなかっても所持金を奴隷に預ければ、強制換金されないのでは？と思っている。試してみる価値はあるだろう。

「よし。地図もあるし今日は20階層まで進んで行こう。この中級ダンジョンは1階層の魔物のレベルが11だ。10階層で15レベル、20階層で20レベルの魔物が出る。今2人のステータスを確認したらレベル20だったから、多分無理なく20階層までは進めると思う。今回は期間が2日しかないから、21階層まで進んで、ギリギリまでレベルを上げようと思う。」

「はいです。ルリは早く新しい短剣を試してみたいです。」
「私も新しい杖で魔法を使って見たいです。サポートはまかせてください。」

（どっちもやる気があってなによりだ。二人を買って正解だったな。）
「よし。じゃあ行くぞ。」

ユウヤ達は中級ダンジョンに入って、20階層に向けて進んでいった。地図があるので探索もサクサク進む。中級ダンジョンでは所々に罠があるが、ユウヤの罠回避のスキルで罠は回避できるので、苦戦する事なく、10階層のボスを倒して行った。ちなみに10階層のボスはキラーエイプという大きなサルだった。

「よし10階層のボスは苦戦せずに倒せたな。でもまあ意外にここまでくるのに時間掛かったな。今日中に20階層は難しそうだ。行けるところまで進んで今日は休む事にしよう。」

「はいです。短剣にも慣れてきたしさっきのキラーエイプもルリの短剣で難なく切り裂けました。20階層まで楽勝です。」
「ルリ。油断は禁物です。ちょっと血が出てるじゃないですか。治癒魔法かけますから待ってください。」
「エミリもだいぶ魔法の使い方がうまくなってきたな。」
「はい。ルリの動き方がわかってきたので、サポートがうまくいくようになってきました。」
「ホントバランスの良いパーティだよな。俺達って。よし20階層までいけないまでもサクサク攻略を進めていくぞ」

ユウヤ達は更なるレベルアップのため、11階層へと降りて行った。