寝ている間は異世界転移!?寝ている間にできる簡単なお仕事です

ベルピー

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第33話 5-2日目 2人にアクセサリーをプレゼントしよう

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ギルドで大金を得たユウヤ達はギルドを出て武器屋に足を運んでいた。
「それにしても予想以上の金額だったな。35,000ゴールドとは。」
「はいです。ユウヤ様大金持ちです。」

「そうだな。武器と防具に予算20,000ゴールドぐらい使って、2人のアクセサリーも5,000ゴールドぐらいまでならいけそうだな。食事は多分200ゴールドぐらいあれば結構豪華な食事ができると思うし、宿も150ゴールドあれば快適にすごせるよな。それでも10,000ゴールドぐらいは残るしな。まあ後はポーションとかの必需品と食料品とかを買い込むか。」

ユウヤ達は最初に武器・防具屋に行った。
「やっぱりピンからキリまであるな。気に入った武器とか防具があったら言えよ~」
「「はい」です」

ユウヤはまずは自分の片手剣を見て回った。
(俺は初めにこっちに来てから持ってた剣と皮の服をずっとつけてたから一切装備にお金使ってなかったんだな。今考えるとかなりヤバいな。)

ユウヤの装備は
【鉄の剣】 攻撃力+10
【皮の服】 防御力+10
【オークキングの首飾り】 体力+30
【力の指輪】 力+5

である。
(能力が高かったからなんとかなったが、これからの事を考えると今買って揃えて置かないとな。)

ユウヤの眼に止まった武器は二つだ。
【ミスリルの剣】 攻撃力+50 5,000ゴールド
【鋼鉄の剣】 攻撃力+30 3,000ゴールド

(ミスリルって異世界の定番だから惹かれるけど、高いな~。二人の装備を見てから決めるか。武器以外にも防具なんかも買わないといけないもんな。)

「ルリ。よさそうなヤツあったか~。」
「はいです。この風の短剣が良さそうです。」

【風の短剣】 風属性 攻撃力+15 敏捷値+5 3,000ゴールド
「お~。ルリにピッタリだな。これにしようぜ」
「ありがとうです。でも3,000ゴールドは高すぎる気がするです。」
「ルリは気にしなくていいよ。これでルリが強くなってくれたら俺もうれしいからな。」

「エミリはどうだ?」
「はい。あれがいいんじゃないかと思うんですが・・・」

【精霊の杖】 魔力+20 MP+30 3,000ゴールド
「精霊の杖~。今のエミリにピッタリじゃんか。これが良いよ。」

「じゃあ後は防具を揃えようか。それぞれ動きにくい重い鎧じゃなくて皮系の鎧にしよう。エミリはローブが良いよな。」

ユウヤ達は武器と防具を決めて次の目的地であるアクセサリーショップに向かった。

ユウヤ
【鋼鉄の剣】 攻撃力+30
【皮の服(ワイバーン)】 防御力+30
【オークキングの首飾り】 体力+30
【力の指輪】 力+5

ルリ
【風の短剣】 風属性 攻撃力+15 敏捷値+5
【皮の服(ワイバーン)】 防御力+30

エミリ
【精霊の杖】 魔力+20 MP+30
【皮のローブ(ワイバーン)】 防御力+30

防御力の高いワイバーンを素材にした皮の服が男性用と女性用とローブタイプがあったので購入した。それぞれ3,500ゴールドだった。合計19,500ゴールドだった。

2人にアクセサリーをプレゼントしようとユウヤ達はアクセサリーショップへ足を運んだ。
「よし。二人とも好きなの選んでいいぞ。」

(ネックレスとか指輪とか色々あるな。能力アップの効果のあるヤツもあるし選ぶのに時間がかかりそうだな)

ユウヤもネックレスや指輪を見ながらルリとエミリが選ぶのを待っていると
「「ユウヤ様、指輪もネックレスもどれも素敵すぎて選べません。ユウヤ様に選んでほしいです。」」

ルリとエミリが二人声を揃えてユウヤに訴えてきた。
「そうか~じゃあ指輪とネックレスだったらどっちがいい?」
「「指輪で!!」」
即答だった。

(指輪か~。大きな宝石が付いてるやつは多分貴族とかの金持ち用だよな。特殊能力とかもついてないし・・・それよりは俺の指輪みたいに何かしら能力が上がるヤツを付けた方がいいか・・・)

「よし二人とも決まったぞ。ルリはこの敏捷値が上がる指輪にした。デザインも可愛らしいしルリが買った風の短剣のように緑の宝石もついてるからルリに似合うと思う。」
「うれしいです。ありがとうございますです。ユウヤ様!」

「エミリはこの魔力が上がる指輪だ。これもデザインがシンプルでエミリに向いてると思ったのと精霊の杖に合わせて紫の宝石がついてるからエミリにピッタリだと思った。」
「ありがとうございます。素敵です。」

指輪はそれぞれ3,000ゴールドだった。合計6,000ゴールド支払いユウヤ達はアクセサリーショップを後にした。

「ユウヤ様指輪付けてほしいです。」
「私も!ユウヤ様に付けてほしいです。」

2人は指輪をユウヤに付けてほしいと、持ってる指輪をユウヤに渡してきた。
「わかった。どの指に付けるんだ?」
「「左手の薬指に!!」」

(この世界でも左手の薬指が特別なんだな。)
ユウヤはルリとエミリそれぞれの左手の薬指に指輪をはめた。ぶかぶかサイズの指輪はどちらも指にはめると自動的にピッタリサイズになり、2人の指におさまった。

「「ユウヤ様、ありがとうございます。」」
「ああこれからもよろしく頼むな。」

アクセサリーを購入した後は、今後の為の食料品の購入、料理をするための調理器具や調味料、ポーションやマナポーションなどの必需品を購入して、夜は食堂で豪華な夕食を取った。

ダンジョン攻略のお祝いで皆がお酒を飲んでテンションハイになっていたのと、ダンジョンではする事ができなかったので、その日の宿では大変盛り上がったのは言うまでもない。

残金・・・7,000ゴールド
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