寝ている間は異世界転移!?寝ている間にできる簡単なお仕事です

ベルピー

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第26話 4‐3日目 銀色の宝箱ってレアだよね!!

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20階層のボスは通常ボスとは違いレアモンスターのオークキングだった。3人で連携し、何とかボスを撃破したユウヤ達のそばには銀色の宝箱が出現していた。

「お~!!!宝箱だ。しかも銀色をしているぞ。これは中が期待できるな。せっかくだ。3人で開けよう。罠は・・ないから大丈夫みたいだ。」

「はい。ありがとうございます。」
「ユウヤ様。早く開けましょう。何が入ってるんでしょうか?」

ユウヤ達は3人で銀色の宝箱を開けた。宝箱からはネックレス?首飾りが出てきた。
「ユウヤ様。アクセサリーです。首飾りが出ました。」
「おうそうだな。ちょっとまてよ。鑑定してみるから」

【名前】オークキングの首飾り
【効果】体力+30

「これはオークキングの首飾りみたいだ。体力が+30になるらしい。」
「体力が上がるアクセサリーですか!?レアじゃなにんですか?」

「うーんおれもその辺りはわからないな。まあこれは俺が付けてもいいし、売ってもいいしって感じだな。アクセサリーで能力が上がるなら、敏捷が上がる装備をルリが付けて、魔力が上がる装備はエミリがつけるのがいいな。オークキングは強かったし少しでも能力が上がる装備とかアクセサリーは積極的に装備していこう。」

「「はい」」
「よし、今日はもう疲れたから安全地帯で休もう。ってそういえばちょっと気になったけどオークって食べれたりするのか?」

「オークは美味しいですよ。私は食べた事あります。」
「私は食べた事ありませんがオークは美味しいお肉と聞いたことがあります。」

(ルリは食べた事あるのか。なんか生とかでも食べそうなんだが・・・エミリは食べた事ない。っとエルフって肉をあまり食べなかったりするのかな?いやでも普通に同じ食事してたし違うのか??)

「うまいのか。じゃあルリは解体スキル持ってるし、今夜はオークキングで豪華な食事をするってのはどうだ??」

「賛成です。オークを食べるのは久しぶりです。オークキングならきっとおいしいはずです。解体は任せてください。」
「私もオークキングのお肉は興味あります。料理は私に任せてください。」

(エミリは料理ができるのか?これはありがたいな。俺は料理は少しはできるけど、おいしく作る自信はないしな。行っても調理器具がある訳じゃないから切って焼いて食べるだけだろうけど・・・調理器具とか調味料も買っておかないとな。うまい魔物を食べるのも異世界の楽しみだしな。)

その後、ルリがオークキングを解体し、エミリに料理をしてもらい・・・たかったが火で焼くしかその日はできなかったので、ユウヤが火魔法を使いオークキングの肉を焼いた。

「簡単な調味料しかなかったから心配してたけどかなりおいしいな。」
「おいしー。ユウヤ様ルリはこのお肉とても気に入ったです。」

(おっ?なんかルリの口調が変わったな。これが素?なのかな。まあ奴隷との関係で始めは畏まった感じだったって事かな。素で接してくれた方が俺もうれしいしどんどん出してほしいな)

「ルリはその話し方が素なのか」
「あっ・・・すいません。ユウヤ様」
「いいよ。いいよ。むしろ素で話してくれた方がうれしいし。」
「その・・・賢くしていないと乱暴されると思っていたので・・・」

「いいよ。いいよ。素を出してくれたって事は、俺は大丈夫だ!って思ってくれたって事だろ?その調子で頼むよ。」
「はいです。ルリは一生ユウヤ様の御傍に居たいです。」

(よかった。ルリとの距離が縮まったな。)
「エミリも口調を変えてたりするのか?」
「いえ。私は特に口調を変えていたりはしません。いつも通りですよ。」

(エミリは落ち着いてるからな~。まあ今回はルリと距離が近づいたから良しとするか。)
「そうなんだな。今回はエミリの料理が食べれなかったから、今度エミリの料理を食べさせてくれよな。」

「はい。是非お願いします。」
(よし。これでエミリとも距離を縮めれるな。ギクシャクしたパーティとか最悪だからな。仕事を円滑に進めるコツは職場のコミュニケーションって確か上司によく言われてたっけ。パーティを組んでみて重要性がわかったって感じだな。)

オークキングの肉をおいしく食べたユウヤパーティは明日からのダンジョン探索の為に眠りについた。狭いテントの中で・・・

(明日からはちょっとレベル上げが必要だな。二人ともレベルが上がってるから先にスキルポイントを割り振るのも忘れないようにしないとな。あとは俺自身もレベルを上げないと30階層はきついよな。2日ぐらいはレベル上げに費やすか。後は・・・確か今日で3日目だったよな。いつもの感じなら寝たら現実世界で目を覚ますけど、今回は4日分はいけるぐらいの睡眠をとる。って決めてきたからそれがどうなるかだな?4日目に突入できるのかも今回で検証ができるな。ダンジョンの中で一旦現実に戻ったら無一文にもならないし、今回はダンジョン探索を続けていくのが良いだろうな。)

ユウヤは明日からの事を考えながら眠りについた。
狭いテントの為、両側で寝ている奴隷二人がかなり引っ付いてきている為、なかなか眠りつく事が出来なかったため、ダンジョン攻略後は新しいテントを購入する事を決めたユウヤだった。
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