寝ている間は異世界転移!?寝ている間にできる簡単なお仕事です

ベルピー

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第19話 4-1日目 まずは情報収集だ。慎重なのは良い事だ。

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目が覚めると、両腕に柔らかい感触がした。そう、昨日購入した獣人奴隷のルリとエルフ奴隷のエミリが両腕を掴んでいた。

女性二人と寝る事など経験した事の無いユウヤは、しばらく両腕の柔らかい感触を楽しんだ。

(おお~これが奴隷ハーレムの良さか~。さっそく両腕が柔らかい所にあたってて気持ちいいな。理性を保ち続ける自信ね~。堕落しないように気をつけないとな。)

「う~ん・・」
とエミリが目を覚ました。

ユウヤはエミリの方を向いて
「エミリおはよう」と声を掛けた。

「ユウヤ様。おはようございます。久しぶりにベットで寝たので寝すぎちゃいました。ルリはまだ寝てますね。」

逆側ではルリがまだすやすや眠っていた。
「ユウヤ様、昨日は本当にありがとうございました。絶望しかなかった私は昨日救われました。ユウヤ様大好きです。」

そういってエミリは口づけをしてきた。
(えっ!!??いきなりキスして来たぞ。エミリってこんなに積極的だったのか。早速奴隷ハーレム状態じゃん。)

ユウヤが戸惑っていると
「ルリが寝てるのでキスしちゃいました。ユウヤ様これからお願いしますね」

「ああ、よろしくな。」
ユウヤとエミリがルリに内緒でイチャイチャしていると、ルリが目を覚ました。

「ふぁ~。おはようございます。ユウヤ様。久しぶりに柔らかいベットで寝たから気持ちよかったです。ユウヤ様に抱き着いたら暖かくて熟睡しちゃってました。」
ルリは寝ぼけ眼でユウヤに抱き着いてきた。

「ルリおはよう。エミリはもう起きてるぞ。ご飯食べて今日から早速ギルドで依頼を受けていこう。」

アイテムボックスから朝ごはんを出して3人で食べた。

(現実世界の食べもの、持ってきたらよかったな。割高だからこっちの世界で食料は買ってたけど、マックとかお菓子とかケーキはルリもエミリも初めてのはずだからきっと喜ぶと思うし。今度買ってきてやろう。)

食事が終わって、依頼を受ける前にユウヤは二人に戦闘について聞いてみた。
「ルリ、エミリ。二人は魔物と戦った事はあるか?あと、俺はかなりの田舎からこの街にきたからこの国の名前とか街の名前とかも全然知らないんだ。その辺二人は詳しいか?」

「はい。戦った事はあります。獣人族は基本的に身体能力が高いので戦闘奴隷として人気が高いです。私もある貴族に戦闘奴隷として買われていました。ですがある日、その貴族を盗賊が襲い、私はその時に両腕を無くしました。両腕がなくなり、戦闘が得意でなくなった私は再度奴隷として売られて、この度ユウヤ様に買って頂いたんです。なので、両腕が治りましたので戦闘は得意です。ただ、田舎の村で育ったのでそういうのは詳しくありません。すいません。」

ユウヤはルリを鑑定した

【名 前】 ルリ
【年 齢】 15歳
【種 族】 獣人族
【性 別】 女
【称 号】 ユウヤの奴隷

【レベル】 5
【H  P】 50
【M  P】 20
【体 力】 30
【筋 力】 30
【敏 捷】 50
【知 力】 15
【魔 力】 10

【スキル】 武術LV2・気配察知・身体強化

【スキルポイント】0

(なるほど、獣人は身体能力が高いのか~。事前情報通りではあるな。敏捷値が高いな。それと・・・!!??スキルポイントの項目があるぞ。なんでだ??しかもなんで0なんだ??普通なら5ポイントあるはずだけど・・・もしかして俺の奴隷になったからスキルポイントが振れるようになったのかな?それだとやばいな。チートって言えるかもしれない。)

「私も魔物と戦った事はあります。私はエルフなのでエルフの集落で育ちました。普段は森で魔物を狩ったりしてすごしていました。森から外に出た時に盗賊に襲われてそのまま奴隷にされました。私もある貴族に買われたんですが、そこでその貴族にかわれたんですが、その貴族の妾に嫉妬で目に薬品をかけられて目が見えなくなりました。

目が見えなくなってからは感情をあまり出さなくなって、その貴族から用済みと売られました。そしてユウヤ様に買って頂きました。

エルフの特徴をユウヤ様がご存じかどうかはわかりませんが、エルフは魔法と弓を得意としてます。なので、後衛として役立てると思っています。あとすいません。私も森で育ったので、あまりそういうのは詳しくありません。」

ユウヤはエミリを鑑定した

【名 前】 エミリ
【年 齢】 30歳
【種 族】 エルフ族
【性 別】 女
【称 号】 ユウヤの奴隷

【レベル】 8
【H  P】 30
【M  P】 50
【体 力】 15
【筋 力】 15
【敏 捷】 30
【知 力】 25
【魔 力】 30

【スキル】 弓術LV2・風魔法LV3・気配察知

【スキルポイント】0

(やはりエミリもスキルポイントの項目があるな。エルフは弓と風魔法はもはや定番だな。どっちも魔物を狩る事に抵抗がないのは助かったな。結果オーライだが今回の奴隷購入は大成功だな。)

「わかった。気にしなくていいよ。冒険者をしていたら色々知る事ができると思うから、俺が知らなくて、2人が知ってる事があったら教えてくれ。俺はルリとエミリと奴隷契約をしたが、無茶をさせたり、暴力をふるったりするつもりはない。冒険者パーティとして対等に付き合っていきたいと思ってるからそのつもりでな。

じゃあ戦闘に関しては、ルリが前衛をしてエミリが後衛、俺が中衛って感じだな。俺は剣も魔法も使えるからな」

(とりあえずなんとかなりそうだ。後は実践で確かめるか)

ユウヤ達3人は準備を整えて、冒険者ギルドに向かった。準備と言ってもお金のないユウヤ達は装備を持っていない。直近の課題はお金を稼いで、パーティ達の装備を整える事だろう。

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