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第17話 女神様からの新しい依頼が届きました
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眼を覚ますと現実世界に戻っていた。
「あ~やっぱ戻ってきたな~。今日は土曜日で仕事も無いから、もっかい寝たら異世界行けるかな。」
寝てる間にできる簡単なお仕事です。のうたい文句だったから、今から二度寝したら異世界にいけるのではないかとユウヤは考えた。
「まあでもその前に現状の整理をしてからにしようか」
ユウヤはアイテムボックスを開いて中を確認した。
「うん。昨日は全財産使ったからお金はないよな。これはまあ当然だ。ステータスはどんな感じかな」
ユウヤは次にステータスを確認した。
【名 前】 ユウヤ・コバヤシ
【年 齢】 18歳
【種 族】 人族
【性 別】 男
【称 号】 Eランク冒険者・女神ユリアンヌの加護・二人の奴隷の主
【レベル】 15 → 19
【H P】 270 → 350
【M P】 260 → 340
【体 力】 110 → 140
【筋 力】 110 → 140
【敏 捷】 98 → 120
【知 力】 72 → 100
【魔 力】 120 → 160
【スキル】 鑑定・アイテムボックス・オートマッピング・転移
剣術LV4・火魔法LV4・水魔法LV3・治癒魔法LV7
スキルポイント倍増・気配察知・身体強化・状態異常耐性
レベルアップ時の能力倍増・罠回避
【スキルポイント】 0
「これも向こうで最後に確認してから変わってないな。スキルポイントがゼロになったのと、あっ!称号に奴隷の主ってついてるな。」
ユウヤは異世界で奴隷を購入していた。それも二人。しかも獣人とエルフの女性だ。
「奴隷も買ったし、僕ってけっこう異世界を楽しんでるよな。まあまだ何もしてないけど・・・こうなると問題は、異世界に行くと毎回所持金がゼロからスタートするって事だよな。向こうでもゴールドを貯めていければもっと楽しめる気がする。」
異世界で稼いだゴールドは現実世界に戻ると円に換金されている。例えば1,000ゴールド持っていたら、現実世界で1万円になりアイテムボックスに入っている。ゴールドの価値は異世界では1ゴールド約100円ぐらいなので、換金率は非常によくない。
だが、ゲームで稼いだお金を現実世界で換金できることはまずない。それを考えると、換金できるだけでも大きなメリットである。
「でも、まてよ。向こうの世界のゴールドがこっちの世界の円に換金できるなら、こっちの円も、向こうのゴールドに換金できるじゃないか。例えば今、一万円をアイテムボックスに入れれば向こうの世界で1,000ゴールドとして使えるんじゃないか」
「いや。そんな都合の良い話はないか。仮に換金できても1万円が100ゴールドだよな。」
ユウヤの予想は実は当たっていた。実はこちらの世界のお金を異世界に持って行くことはできる。100円が1ゴールドに換金されるのだ。
「まあ物は試しだ。1万円をアイテムボックスに入れて見るか。」
ユウヤは財布から1万円を出して、アイテムボックスに入れた。
「ん?これはなんだ?手紙??」
お金をアイテムボックスに入れたユウヤはアイテムボックスの中に入れた覚えの無い手紙が入っている事に気づいた。
ユウヤは手紙を取り出してみた。
「何が書いてあるんだ。え~と拝啓ユウヤ様・・・・え!?女神さまからの手紙だ!!」
その手紙は女神ユリアンヌからの手紙だった
『拝啓ユウヤ様
この度は寝ている間にできる簡単なお仕事をご利用頂きありがとうございます。
又、異世界を楽しんで頂き、私、ユリアンヌも、とてもうれしく思います。
さて、ユウヤ様は1,000万円の借金があり、その返済のために活動しているんですよね。そこで朗報です。新たなミッションを出します。これを達成すれば100万ゴールドを差し上げます。つまり1,000万円があなたのモノに。これで借金も返済ですね。やった!!
ミッションですが、
【ミッション 魔王を倒せ】
です。
わかりやすいですよね。そうです。ユウヤさんにきてもらった世界ファルコンには魔王が存在します。
1年前に魔王を倒す為に、私が手を貸してユウヤさんと同じ世界の人を勇者召喚して呼び出したんですが、先日魔王に負けて死んでしまいました。
勇者、弱弱です。せっかく召喚したのに・・・
新たな勇者召喚を試みてるようですが、私もホイホイ力を使えるわけではありません。
そこでユウヤさん。あなたに魔王を倒してもらおうと思ってます。
ユウヤさんなら大丈夫です。弱弱勇者と違って、真面目にステータスも伸ばしてますしかわいらしい奴隷達もいますし。
すぐに倒せという訳ではありません。魔王も大きな傷を負っており、すぐに世界が滅ぶ事はないので、今の内からこの世界をまわってもらって力を付けてください。
何度も言いますがユウヤさんならできます。
女神ユリアンヌ
追伸。
本当にお願いします。ユウヤさんだけが頼りです。私を助けてください。
次は直接お会いして話をしてみたいです。』
ユウヤは絶句して手紙を2度、3度と読み込んだ。
(え~~っと・・・色々衝撃的すぎて、何も考えられないんだが。どうしたものか。え~とユリアンヌさん。魔王って?勇者死んだの?僕が魔王を倒す??ムリゲーじゃない??)
手紙を読んで、いきなり色々面倒な事になったユウヤは一旦落ち着くためにテーブルで珈琲を飲みながら現実逃避するのであった。
「あ~やっぱ戻ってきたな~。今日は土曜日で仕事も無いから、もっかい寝たら異世界行けるかな。」
寝てる間にできる簡単なお仕事です。のうたい文句だったから、今から二度寝したら異世界にいけるのではないかとユウヤは考えた。
「まあでもその前に現状の整理をしてからにしようか」
ユウヤはアイテムボックスを開いて中を確認した。
「うん。昨日は全財産使ったからお金はないよな。これはまあ当然だ。ステータスはどんな感じかな」
ユウヤは次にステータスを確認した。
【名 前】 ユウヤ・コバヤシ
【年 齢】 18歳
【種 族】 人族
【性 別】 男
【称 号】 Eランク冒険者・女神ユリアンヌの加護・二人の奴隷の主
【レベル】 15 → 19
【H P】 270 → 350
【M P】 260 → 340
【体 力】 110 → 140
【筋 力】 110 → 140
【敏 捷】 98 → 120
【知 力】 72 → 100
【魔 力】 120 → 160
【スキル】 鑑定・アイテムボックス・オートマッピング・転移
剣術LV4・火魔法LV4・水魔法LV3・治癒魔法LV7
スキルポイント倍増・気配察知・身体強化・状態異常耐性
レベルアップ時の能力倍増・罠回避
【スキルポイント】 0
「これも向こうで最後に確認してから変わってないな。スキルポイントがゼロになったのと、あっ!称号に奴隷の主ってついてるな。」
ユウヤは異世界で奴隷を購入していた。それも二人。しかも獣人とエルフの女性だ。
「奴隷も買ったし、僕ってけっこう異世界を楽しんでるよな。まあまだ何もしてないけど・・・こうなると問題は、異世界に行くと毎回所持金がゼロからスタートするって事だよな。向こうでもゴールドを貯めていければもっと楽しめる気がする。」
異世界で稼いだゴールドは現実世界に戻ると円に換金されている。例えば1,000ゴールド持っていたら、現実世界で1万円になりアイテムボックスに入っている。ゴールドの価値は異世界では1ゴールド約100円ぐらいなので、換金率は非常によくない。
だが、ゲームで稼いだお金を現実世界で換金できることはまずない。それを考えると、換金できるだけでも大きなメリットである。
「でも、まてよ。向こうの世界のゴールドがこっちの世界の円に換金できるなら、こっちの円も、向こうのゴールドに換金できるじゃないか。例えば今、一万円をアイテムボックスに入れれば向こうの世界で1,000ゴールドとして使えるんじゃないか」
「いや。そんな都合の良い話はないか。仮に換金できても1万円が100ゴールドだよな。」
ユウヤの予想は実は当たっていた。実はこちらの世界のお金を異世界に持って行くことはできる。100円が1ゴールドに換金されるのだ。
「まあ物は試しだ。1万円をアイテムボックスに入れて見るか。」
ユウヤは財布から1万円を出して、アイテムボックスに入れた。
「ん?これはなんだ?手紙??」
お金をアイテムボックスに入れたユウヤはアイテムボックスの中に入れた覚えの無い手紙が入っている事に気づいた。
ユウヤは手紙を取り出してみた。
「何が書いてあるんだ。え~と拝啓ユウヤ様・・・・え!?女神さまからの手紙だ!!」
その手紙は女神ユリアンヌからの手紙だった
『拝啓ユウヤ様
この度は寝ている間にできる簡単なお仕事をご利用頂きありがとうございます。
又、異世界を楽しんで頂き、私、ユリアンヌも、とてもうれしく思います。
さて、ユウヤ様は1,000万円の借金があり、その返済のために活動しているんですよね。そこで朗報です。新たなミッションを出します。これを達成すれば100万ゴールドを差し上げます。つまり1,000万円があなたのモノに。これで借金も返済ですね。やった!!
ミッションですが、
【ミッション 魔王を倒せ】
です。
わかりやすいですよね。そうです。ユウヤさんにきてもらった世界ファルコンには魔王が存在します。
1年前に魔王を倒す為に、私が手を貸してユウヤさんと同じ世界の人を勇者召喚して呼び出したんですが、先日魔王に負けて死んでしまいました。
勇者、弱弱です。せっかく召喚したのに・・・
新たな勇者召喚を試みてるようですが、私もホイホイ力を使えるわけではありません。
そこでユウヤさん。あなたに魔王を倒してもらおうと思ってます。
ユウヤさんなら大丈夫です。弱弱勇者と違って、真面目にステータスも伸ばしてますしかわいらしい奴隷達もいますし。
すぐに倒せという訳ではありません。魔王も大きな傷を負っており、すぐに世界が滅ぶ事はないので、今の内からこの世界をまわってもらって力を付けてください。
何度も言いますがユウヤさんならできます。
女神ユリアンヌ
追伸。
本当にお願いします。ユウヤさんだけが頼りです。私を助けてください。
次は直接お会いして話をしてみたいです。』
ユウヤは絶句して手紙を2度、3度と読み込んだ。
(え~~っと・・・色々衝撃的すぎて、何も考えられないんだが。どうしたものか。え~とユリアンヌさん。魔王って?勇者死んだの?僕が魔王を倒す??ムリゲーじゃない??)
手紙を読んで、いきなり色々面倒な事になったユウヤは一旦落ち着くためにテーブルで珈琲を飲みながら現実逃避するのであった。
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