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第15話 3-3日目 奴隷購入の為なら、全財産も惜しくない
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奴隷商にきたユウヤは、店主に案内されて奴隷を見ていた。
この世界の奴隷は犯罪を犯してなる犯罪奴隷か借金の為に売られたりする借金奴隷である。
案内された一人目は女盗賊だった。
「こちらの女性は盗賊だったのですが、捕まって奴隷となりました。元々盗賊をしていたので、戦闘は問題ありません。金額は6,000ゴールドです。」
(犯罪奴隷はちょっとやめておこう。できれば借金奴隷から選ぼうか。)
「そうですね。犯罪奴隷ではなくて、借金奴隷で良い子はいますか?」
ユウヤは犯罪者を買う予定はなかったので借金奴隷から、しかも女性の奴隷を探していた。
「そうですね。ではこちらはどうでしょうか?貴族の令嬢なんですが、家の借金で売られてきました。この奴隷は魔法の適正があるので、後衛として戦闘もできると思います。価格は2万ゴールドです。」
(たけ~。手が出ないぞ。何とか1万ゴールド稼いだのに。奴隷って高いんだな。いや。でも待てよ。さっきの犯罪奴隷は6,000ゴールドだったよな。という事は貴族令嬢で高くなった。それとも見た目の綺麗さで高くなったのか?)
「すいません。さっきの人と金額がだいぶん違うんですが何か差があるんですか?」
「そうですね。この奴隷は処女っていうのと見た目が綺麗なので、先ほどの奴隷よりも金額が高くなっています。そういった目的で買われるお客様も多いので処女か非処女で金額はだいぶんかわってくるんですよ。」
(なるほどね。たしかにそういうを好きな人は現実世界でも多くいるよな。でも1万ゴールドしかないから、それを伝えて希望に合う子を紹介してもらうとするか。)
「すいません。予算が1万ゴールド以内で紹介ってできますか?」
「大丈夫ですよ。1万ゴールド以内で、借金奴隷で、女性。となるとだいぶ絞られますけど、いない事はないので何人か紹介しますね。」
と、店主に案内されてそのままついていく。
案内の途中で猫耳のついた奴隷と耳の長い奴隷が目についた。
「すいません。ここの子達は奴隷じゃないんですか??」
(猫耳って事は獣人だよな。獣人はスピードがあるから前衛に持って来いって異世界小説で聞いた事があるぞ。それに耳が長いのはエルフだよな。エルフは魔法が得意って相場が決まっている。)
「こちらの奴隷も販売していますよ。ですが、獣人の奴隷は両手を欠損しております。エルフの奴隷は両目を欠損しております。どちらも貴族様がもっていた奴隷なのですが、身体が不自由になった為にこちらに売られてきたんです。お客様の希望は戦闘ができる女性でしたので、候補からはずしておりました。」
(なるほど。欠損奴隷か。僕に直せるか・・・)
ユウヤはステータスを確認した。
【名 前】 ユウヤ・コバヤシ
【年 齢】 18歳
【種 族】 人族
【性 別】 男
【称 号】 Eランク冒険者・女神ユリアンヌの加護
【レベル】 15 → 19
【H P】 270 → 350
【M P】 260 → 340
【体 力】 110 → 140
【筋 力】 110 → 140
【敏 捷】 98 → 120
【知 力】 72 → 100
【魔 力】 120 → 160
【スキル】 鑑定・アイテムボックス・オートマッピング・転移
剣術LV4・火魔法LV4・水魔法LV3・治癒魔法LV3
スキルポイント倍増・気配察知・身体強化・状態異常耐性
レベルアップ時の能力倍増・罠回避
【スキルポイント】 22
(レベルが上がってスキルポイントが増えているな。治癒魔法のレベルを上げたら欠損治せないかな。)
ユウヤは治癒魔法のレベルを3から7まであげた。レベルを7まで上げるのにスキルポイント22全て使った。
(よしこれで治癒魔法はレベル7になった。これでどうかな。)
ユウヤは治癒魔法レベル7を調べて見る。
【治癒魔法レベル7】部位欠損を修復できる。
(よし。やったぞ。これで奴隷の部位欠損を治せば目当ての奴隷を買う事ができるぞ。後は金額だな。)
「こちらの奴隷はそれぞれいくらですか?」
「こちらの奴隷は欠損があるので、それぞれ5,000ゴールドです。」
(それでも5,000ゴールドか・・・高いな~。でも二人で1万ゴールドなら買えるな。)
「二人とも買うんで少し安くなりませんか?」
ユウヤは全財産を払うと無一文になるので恥を承知で値切ってみた。
「まあ二人同時に購入頂けるんでしたら多少のサービスはさせて頂きますが、戦闘の役にはあまりたちませんよ。部位を治そうと思うとそれこそ、聖女様レベルの治癒魔法か部位欠損できるエリクサーぐらいしか方法がありませんからね。」
(聖女様なら治せるのか。それにエリクサーが存在するんだな。それは良い事を聞いた。)
「ちょっと、その辺は秘密ですが、色々とあるんですよ。」
ユウヤはごまかしになっているかわからないが、適当にごまかした。
「わかりました。それでしたら二人で9,500ゴールドでどうでしょうか?」
(まあ500ゴールド安くなればいいか。これだけ残れば宿代と食事代とこの人達の衣類とかは買えると思うし、明日から又稼げば問題ないよな。)
ユウヤは店主の値引きにうなずいて獣人奴隷とエルフの奴隷を購入するのであった。
この世界の奴隷は犯罪を犯してなる犯罪奴隷か借金の為に売られたりする借金奴隷である。
案内された一人目は女盗賊だった。
「こちらの女性は盗賊だったのですが、捕まって奴隷となりました。元々盗賊をしていたので、戦闘は問題ありません。金額は6,000ゴールドです。」
(犯罪奴隷はちょっとやめておこう。できれば借金奴隷から選ぼうか。)
「そうですね。犯罪奴隷ではなくて、借金奴隷で良い子はいますか?」
ユウヤは犯罪者を買う予定はなかったので借金奴隷から、しかも女性の奴隷を探していた。
「そうですね。ではこちらはどうでしょうか?貴族の令嬢なんですが、家の借金で売られてきました。この奴隷は魔法の適正があるので、後衛として戦闘もできると思います。価格は2万ゴールドです。」
(たけ~。手が出ないぞ。何とか1万ゴールド稼いだのに。奴隷って高いんだな。いや。でも待てよ。さっきの犯罪奴隷は6,000ゴールドだったよな。という事は貴族令嬢で高くなった。それとも見た目の綺麗さで高くなったのか?)
「すいません。さっきの人と金額がだいぶん違うんですが何か差があるんですか?」
「そうですね。この奴隷は処女っていうのと見た目が綺麗なので、先ほどの奴隷よりも金額が高くなっています。そういった目的で買われるお客様も多いので処女か非処女で金額はだいぶんかわってくるんですよ。」
(なるほどね。たしかにそういうを好きな人は現実世界でも多くいるよな。でも1万ゴールドしかないから、それを伝えて希望に合う子を紹介してもらうとするか。)
「すいません。予算が1万ゴールド以内で紹介ってできますか?」
「大丈夫ですよ。1万ゴールド以内で、借金奴隷で、女性。となるとだいぶ絞られますけど、いない事はないので何人か紹介しますね。」
と、店主に案内されてそのままついていく。
案内の途中で猫耳のついた奴隷と耳の長い奴隷が目についた。
「すいません。ここの子達は奴隷じゃないんですか??」
(猫耳って事は獣人だよな。獣人はスピードがあるから前衛に持って来いって異世界小説で聞いた事があるぞ。それに耳が長いのはエルフだよな。エルフは魔法が得意って相場が決まっている。)
「こちらの奴隷も販売していますよ。ですが、獣人の奴隷は両手を欠損しております。エルフの奴隷は両目を欠損しております。どちらも貴族様がもっていた奴隷なのですが、身体が不自由になった為にこちらに売られてきたんです。お客様の希望は戦闘ができる女性でしたので、候補からはずしておりました。」
(なるほど。欠損奴隷か。僕に直せるか・・・)
ユウヤはステータスを確認した。
【名 前】 ユウヤ・コバヤシ
【年 齢】 18歳
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【性 別】 男
【称 号】 Eランク冒険者・女神ユリアンヌの加護
【レベル】 15 → 19
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【M P】 260 → 340
【体 力】 110 → 140
【筋 力】 110 → 140
【敏 捷】 98 → 120
【知 力】 72 → 100
【魔 力】 120 → 160
【スキル】 鑑定・アイテムボックス・オートマッピング・転移
剣術LV4・火魔法LV4・水魔法LV3・治癒魔法LV3
スキルポイント倍増・気配察知・身体強化・状態異常耐性
レベルアップ時の能力倍増・罠回避
【スキルポイント】 22
(レベルが上がってスキルポイントが増えているな。治癒魔法のレベルを上げたら欠損治せないかな。)
ユウヤは治癒魔法のレベルを3から7まであげた。レベルを7まで上げるのにスキルポイント22全て使った。
(よしこれで治癒魔法はレベル7になった。これでどうかな。)
ユウヤは治癒魔法レベル7を調べて見る。
【治癒魔法レベル7】部位欠損を修復できる。
(よし。やったぞ。これで奴隷の部位欠損を治せば目当ての奴隷を買う事ができるぞ。後は金額だな。)
「こちらの奴隷はそれぞれいくらですか?」
「こちらの奴隷は欠損があるので、それぞれ5,000ゴールドです。」
(それでも5,000ゴールドか・・・高いな~。でも二人で1万ゴールドなら買えるな。)
「二人とも買うんで少し安くなりませんか?」
ユウヤは全財産を払うと無一文になるので恥を承知で値切ってみた。
「まあ二人同時に購入頂けるんでしたら多少のサービスはさせて頂きますが、戦闘の役にはあまりたちませんよ。部位を治そうと思うとそれこそ、聖女様レベルの治癒魔法か部位欠損できるエリクサーぐらいしか方法がありませんからね。」
(聖女様なら治せるのか。それにエリクサーが存在するんだな。それは良い事を聞いた。)
「ちょっと、その辺は秘密ですが、色々とあるんですよ。」
ユウヤはごまかしになっているかわからないが、適当にごまかした。
「わかりました。それでしたら二人で9,500ゴールドでどうでしょうか?」
(まあ500ゴールド安くなればいいか。これだけ残れば宿代と食事代とこの人達の衣類とかは買えると思うし、明日から又稼げば問題ないよな。)
ユウヤは店主の値引きにうなずいて獣人奴隷とエルフの奴隷を購入するのであった。
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