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第6話 1-3日目 ギルドランクがEランクに上がった
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昨日魔物を狩って、レベルが上がり、ステータスが上がり、スキルも取得した。順調に異世界での生活ができるとちょっと安心した僕は、今日も朝からギルドに向かい依頼書を確認した。
(昨日と変わらずだな。その内、護衛依頼とかも受けたいし、他の冒険者と交流もしてみたい。パーティとか組んでみたいし、異世界ならテンプレも色々あるだろうから楽しみたいな。)
異世界に少しなれた僕は色々と考えながら、ギルドの依頼書を確認していった。
(まあでもまずは強くなる事だな。何をするにも強くないとな。絡まれても撃退できるぐらいの力は必要だ。)
そう考えた僕は今日も討伐の常設依頼をこなすために、昼食を買い西門へ向かった。
(よし。まずは昨日取得した気配察知から試してみるか。)
森を見渡してみると、いくつかの気配が確認できた。
(なるほど、これが気配察知か~。この気配がする所に何かいるって事だな。たくさん気配があるところははずして少ない気配の所に行ってみるか)
気配がする所に向かって見ると、ゴブリンが2体いた。
(昨日の最後の方は楽勝で倒せていたけど、一応身体強化を使ってみるか。)
僕は身体強化を使い、ゴブリンに向かって行った。
(おっなんか身体が軽くなったし、スピードも上がったな。これもレベルを上げていけばすごいスキルになりそうだな。)
身体強化のスキルの具合を確かめてゴブリン2体を瞬殺した。
順調に狩りを続けていくうちに知らず知らずのうちに少し森の奧まできてしまった。
すると、猛スピードでこちらに向かってくる気配を感じた。
そちらを向いて見ると・・・
「でかっ!!!」
3メートルはあるであろう大きな猪がこちらに突進してきた。
(やばい!?)
僕は怖くなって、身体強化を発動し、ダッシュで横に逃げた。
(あぶね~。なんだあの猪は。でかすぎだろ。)
ゴブリンやスライム、スモールラビットなんかは1mにもならない魔物だったのでいきなり3mを超える魔物の出現に僕はビックリして、そのまま森の入り口まで逃げた。
(森の奧まで行き過ぎたな。もしかしたら楽に討伐できるのかもしれないけど、慎重にいかないと。なんせ死んだら終わりだからな。ゲームみたいにリセットできるならガンガン行くけど、この世界ではそうはいかない。安全第一だ。)
僕は今日はもう森に入る気分じゃなくなったので、3時ぐらいでまだ時間は全然あるが今日の狩りを切り上げて街に戻っていった。
ギルドに入り、受付嬢さんに今日の成果を出す。
「討伐の常設依頼の証明を出したいので確認お願いします。」
「あっユウヤさん。今日は早いんですね。はい。こちらにお願いします。」
いつものマリーさんにそう言われ、僕は今日の成果をテーブルに出した。
「今日もたくさん狩ってきましたね。じゃあ奥で計算してきますのでお待ちくださいね。」マリーさんはそう言って奥に下がっていった。
(気配察知のお陰で昨日よりスムーズに魔物を探す事はできたし、レベルが上がって魔物の討伐も楽にできたから猪の事以外はよくできた方だろう。)
そう思っていると、
「お待たせしました。今日の報酬額の600ゴールドです。カード入金で良いですか。」
「はい。それでお願いします。」
「あっあと、今日森で大きな猪を見かけたんですが、大きな猪って依頼書にあったりしますか?」
僕は今日出会った猪の件をマリーさんに聞いてみた。
「えっ。大きな猪ですか?それってビックボアじゃあ・・・ユウヤさん無事だったんですか?」
マリーさんに詰め寄られた。手を握られ至近距離まで近づいてきたマリーさんはとてもいい匂いがした。僕はあせって
「はっはっはい。にっ逃げてきましたので」
きょどりながら僕は答えた。
「ならよかったです。ユウヤさん。それはビッグボアっていってDランクの魔物です。今日討伐してきたゴブリンやスライムがEランクでスモールラビットがFランクと言えばどれだけ危険だったかわかりますよね。」
「ビッグボアは浅い所では出てこないので、ユウヤさん、森の奧に行きましたね」
いきなり、森の奧に行った事がバレた!!
「まだ冒険者登録をして3日のユウヤさんが森の奧に行くと一瞬で死んじゃいますよ!もっと自分の命を大事にしてください」
マリーさんから怒られた。
「はい。すいませんでした。もっと気を付けるようにします。」
怒られた事はもっともなので僕は素直に謝った。
「わかれば良いです。それとは別ですが、ユウヤさんは既定数の討伐を行いましたのでFランクからEランクに昇格です。Eランクに上がったといってもまだまだ新米の冒険者ですから、危ない依頼はしっかりと経験を積んでからにしてくださいね」
(お~ランクが上がった。やったぞ。怒られたけど順調に実力は付いてるな。)
色々あったが、順調に実力がついている事と初めての異世界でもそれなりにやれている事に安堵し今日の冒険を終えた。
そして翌朝目が覚めると・・・現実世界に戻っていた。
残金380ゴールド→965ゴールド
(食事代-15ゴールド、ギルド報酬+600ゴールド)
(昨日と変わらずだな。その内、護衛依頼とかも受けたいし、他の冒険者と交流もしてみたい。パーティとか組んでみたいし、異世界ならテンプレも色々あるだろうから楽しみたいな。)
異世界に少しなれた僕は色々と考えながら、ギルドの依頼書を確認していった。
(まあでもまずは強くなる事だな。何をするにも強くないとな。絡まれても撃退できるぐらいの力は必要だ。)
そう考えた僕は今日も討伐の常設依頼をこなすために、昼食を買い西門へ向かった。
(よし。まずは昨日取得した気配察知から試してみるか。)
森を見渡してみると、いくつかの気配が確認できた。
(なるほど、これが気配察知か~。この気配がする所に何かいるって事だな。たくさん気配があるところははずして少ない気配の所に行ってみるか)
気配がする所に向かって見ると、ゴブリンが2体いた。
(昨日の最後の方は楽勝で倒せていたけど、一応身体強化を使ってみるか。)
僕は身体強化を使い、ゴブリンに向かって行った。
(おっなんか身体が軽くなったし、スピードも上がったな。これもレベルを上げていけばすごいスキルになりそうだな。)
身体強化のスキルの具合を確かめてゴブリン2体を瞬殺した。
順調に狩りを続けていくうちに知らず知らずのうちに少し森の奧まできてしまった。
すると、猛スピードでこちらに向かってくる気配を感じた。
そちらを向いて見ると・・・
「でかっ!!!」
3メートルはあるであろう大きな猪がこちらに突進してきた。
(やばい!?)
僕は怖くなって、身体強化を発動し、ダッシュで横に逃げた。
(あぶね~。なんだあの猪は。でかすぎだろ。)
ゴブリンやスライム、スモールラビットなんかは1mにもならない魔物だったのでいきなり3mを超える魔物の出現に僕はビックリして、そのまま森の入り口まで逃げた。
(森の奧まで行き過ぎたな。もしかしたら楽に討伐できるのかもしれないけど、慎重にいかないと。なんせ死んだら終わりだからな。ゲームみたいにリセットできるならガンガン行くけど、この世界ではそうはいかない。安全第一だ。)
僕は今日はもう森に入る気分じゃなくなったので、3時ぐらいでまだ時間は全然あるが今日の狩りを切り上げて街に戻っていった。
ギルドに入り、受付嬢さんに今日の成果を出す。
「討伐の常設依頼の証明を出したいので確認お願いします。」
「あっユウヤさん。今日は早いんですね。はい。こちらにお願いします。」
いつものマリーさんにそう言われ、僕は今日の成果をテーブルに出した。
「今日もたくさん狩ってきましたね。じゃあ奥で計算してきますのでお待ちくださいね。」マリーさんはそう言って奥に下がっていった。
(気配察知のお陰で昨日よりスムーズに魔物を探す事はできたし、レベルが上がって魔物の討伐も楽にできたから猪の事以外はよくできた方だろう。)
そう思っていると、
「お待たせしました。今日の報酬額の600ゴールドです。カード入金で良いですか。」
「はい。それでお願いします。」
「あっあと、今日森で大きな猪を見かけたんですが、大きな猪って依頼書にあったりしますか?」
僕は今日出会った猪の件をマリーさんに聞いてみた。
「えっ。大きな猪ですか?それってビックボアじゃあ・・・ユウヤさん無事だったんですか?」
マリーさんに詰め寄られた。手を握られ至近距離まで近づいてきたマリーさんはとてもいい匂いがした。僕はあせって
「はっはっはい。にっ逃げてきましたので」
きょどりながら僕は答えた。
「ならよかったです。ユウヤさん。それはビッグボアっていってDランクの魔物です。今日討伐してきたゴブリンやスライムがEランクでスモールラビットがFランクと言えばどれだけ危険だったかわかりますよね。」
「ビッグボアは浅い所では出てこないので、ユウヤさん、森の奧に行きましたね」
いきなり、森の奧に行った事がバレた!!
「まだ冒険者登録をして3日のユウヤさんが森の奧に行くと一瞬で死んじゃいますよ!もっと自分の命を大事にしてください」
マリーさんから怒られた。
「はい。すいませんでした。もっと気を付けるようにします。」
怒られた事はもっともなので僕は素直に謝った。
「わかれば良いです。それとは別ですが、ユウヤさんは既定数の討伐を行いましたのでFランクからEランクに昇格です。Eランクに上がったといってもまだまだ新米の冒険者ですから、危ない依頼はしっかりと経験を積んでからにしてくださいね」
(お~ランクが上がった。やったぞ。怒られたけど順調に実力は付いてるな。)
色々あったが、順調に実力がついている事と初めての異世界でもそれなりにやれている事に安堵し今日の冒険を終えた。
そして翌朝目が覚めると・・・現実世界に戻っていた。
残金380ゴールド→965ゴールド
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