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第3話 1-1日目 鑑定が良い仕事をしてくれました
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ギルドで進められた宿屋について、宿が開いているか尋ねてみた。
「すいません。今日泊まりたいんですが、空いてますか?」
「ああ。もちろん空いてるよ。1泊10ゴールドで食事は付かないよ」
どうやら格安の宿でも10ゴールドはかかるらしい・・・
「あっ。10ゴールドですか。すいません。今はお金がないので又にします。失礼しました。」
はずかしくなった僕はお金がない事を告げてささっと宿屋を出た、
(ミスったー。そういえば所持金5ゴールドしかないんだった。稼がないと今日の寝る場所すらないのかよ。何が寝ている間にできる簡単なお仕事です。だ。全然簡単じゃないじゃないか)
僕は愚痴りながら、お金を稼ぐ為に西門に向かっていった。
(たしか西門を出てから30分程歩くんだったよな。。。いや今から言ったら昼すぎそうだし先に昼に食べるモノを買っておこう。)
西門に向かうまでに何台もの屋台があり、そこでおいしそうなにおいを漂わせてる串焼き屋を見付け、声を掛けた。
「おっちゃん。串焼き頂戴。」
「おっ。わかったよ。ほれ。1ゴールドだ。」
串焼き1本1ゴールドらしい。たぶん1ゴールドは100円ぐらいなんだろう・・・
僕はもらった串焼きをかぶりつく。
「うめぇ~。なんだこの肉は??鶏肉でもないような感じだけどすごくうまい」
「そうだろ。秘伝のタレが塗ってあるからな。」
おっちゃんはそう言いながらニコニコと串焼きを焼いていた。
「おっちゃん。追加で串焼き4本頂戴。」
僕は残りのお金を全て串焼きに変える事にした。
「おっ。ありがとよ。ほれっ。串焼き4本だ。」
おっちゃんはできたての串焼きを4本すぐに渡してくれた。
串焼きを受け取った僕は西門に向けて歩きだし、その途中で
アイテムボックスに入れれるかな。と考えていると串焼き4本が手元からなくなり、アイテムボックスの中のリストに現れた
(よし。時間経過がないアイテムボックスなら熱々の串焼きが又食べれるよな。)
今度こそ、薬草採取に向かおうと西門を出て森に向かって歩き出した。
20分ほど歩いた所で草原が広がっていて奥に森が見えてきた。
(よし。ついたぞ。この辺から調べてみるか。)
僕は特典でもらった鑑定を使い、草原の草を片っ端から鑑定していった。
(雑草。雑草。雑草。・・・お『薬草』あった。これが薬草だな。)
鑑定のお陰で薬草を見付ける事が出来た僕は薬草を集めていった。
(雑草。雑草。雑草。『魔力草』。魔力草ってなんか高く売れる気がするぞ)
薬草以外に気になるモノは全てアイテムボックスに入れていった。
時間の限り薬草採取をして薬草が50個集める事ができた。
(たしか薬草ひとつ1ゴールドだったからこれで50ゴールドか。宿屋は10ゴールドだったからとりあえず今日の寝床は確保できたな。)
そろそろ街にもどろうかな。と思った瞬間。
視界の端に何か動くものを捉えた。
(何か動いた。魔物か!!)
僕は音を立てないように動いたモノを凝視してみた。
すると・・・
(ウサギ???)
角がある小さなウサギがいた。
(おっと鑑定してみるか)
「鑑定」
【スモールラビット LV1】
森の中に生息する魔物。皮は衣類に使われ、肉は食用として利用させている。
(なるほどこれが魔物か。倒せるか・・・。剣を使うのはちょっと怖いな。魔法で・・・って魔法ってどうやって使うんだ。・・・こんな事なら魔法の練習をしておくんだった。)
魔法の使い方もわからないまま、スモールラビットを見据えているとふいに頭の中に魔法の使い方が浮かんできた。
(おっ。なるほど。こうすれば魔法が使えるのか)
僕は片手をスモールラビットに向け「ファイヤーボール」と唱えた。
すると、手から火の玉が出て、スモールラビットにぶつかった。
「よし。当たった。どうだ。倒したか」
しばらくするとスモールラビットは動かなくなった。
(一応鑑定して確かめて見るか)
慎重にいこうと思い鑑定と念じる
【スモールラビット LV1】死亡
どうやら無事にスモールラビットを倒せたようだ。
スモールラビットに近づいて見ると、黒焦げになっていた。
(考えて見れば森で火魔法ってあぶなかったんじゃ~。それに黒焦げって。素材台無しじゃん。)
僕は黒焦げになったスモールラビットをアイテムボックスに入れて街に戻った。
ギルドで薬草を納品し、50ゴールドを得た僕はスモールラビットの死体をギルドに提出してみた。
「途中でスモールラビットを倒したんですけど、これって買取できますか?」
受付嬢に確認してみた。
すると、
「ユウヤ様、申し訳ありません。スモールラビットは皮と肉と魔石を買い取る事ができるのですが、これは皮も肉もダメになっているので、魔石のみの買取になります。さらに解体には費用がかかるので、差し引き0ゴールドになってしまいます。」
予想通りの結果だった。
「わかりました。それでかまいませんので引き取って頂けますか」
そういってスモールラビットを引き取ってもらった。
夜も遅くなってきたので、近くの食堂で夕食をすまし、先ほどの宿屋に向かった。
「すいません。部屋は空いてます??」
先ほどを同じセリフを言って泊まれるか確認した。
「大丈夫ですよ。一泊10ゴールドです。」
「わかりました。3泊お願いします。」
僕は30ゴールド出して部屋に向かった。
「あー疲れた。思ってたより異世界って厳しいな。はじめだからこんなモンなのかもしれないけど、明日からやっていけるかな・・・」
疲れてたのか僕はベットに倒れこんでそのまま眠りについた。
残金・・・15ゴールド
「すいません。今日泊まりたいんですが、空いてますか?」
「ああ。もちろん空いてるよ。1泊10ゴールドで食事は付かないよ」
どうやら格安の宿でも10ゴールドはかかるらしい・・・
「あっ。10ゴールドですか。すいません。今はお金がないので又にします。失礼しました。」
はずかしくなった僕はお金がない事を告げてささっと宿屋を出た、
(ミスったー。そういえば所持金5ゴールドしかないんだった。稼がないと今日の寝る場所すらないのかよ。何が寝ている間にできる簡単なお仕事です。だ。全然簡単じゃないじゃないか)
僕は愚痴りながら、お金を稼ぐ為に西門に向かっていった。
(たしか西門を出てから30分程歩くんだったよな。。。いや今から言ったら昼すぎそうだし先に昼に食べるモノを買っておこう。)
西門に向かうまでに何台もの屋台があり、そこでおいしそうなにおいを漂わせてる串焼き屋を見付け、声を掛けた。
「おっちゃん。串焼き頂戴。」
「おっ。わかったよ。ほれ。1ゴールドだ。」
串焼き1本1ゴールドらしい。たぶん1ゴールドは100円ぐらいなんだろう・・・
僕はもらった串焼きをかぶりつく。
「うめぇ~。なんだこの肉は??鶏肉でもないような感じだけどすごくうまい」
「そうだろ。秘伝のタレが塗ってあるからな。」
おっちゃんはそう言いながらニコニコと串焼きを焼いていた。
「おっちゃん。追加で串焼き4本頂戴。」
僕は残りのお金を全て串焼きに変える事にした。
「おっ。ありがとよ。ほれっ。串焼き4本だ。」
おっちゃんはできたての串焼きを4本すぐに渡してくれた。
串焼きを受け取った僕は西門に向けて歩きだし、その途中で
アイテムボックスに入れれるかな。と考えていると串焼き4本が手元からなくなり、アイテムボックスの中のリストに現れた
(よし。時間経過がないアイテムボックスなら熱々の串焼きが又食べれるよな。)
今度こそ、薬草採取に向かおうと西門を出て森に向かって歩き出した。
20分ほど歩いた所で草原が広がっていて奥に森が見えてきた。
(よし。ついたぞ。この辺から調べてみるか。)
僕は特典でもらった鑑定を使い、草原の草を片っ端から鑑定していった。
(雑草。雑草。雑草。・・・お『薬草』あった。これが薬草だな。)
鑑定のお陰で薬草を見付ける事が出来た僕は薬草を集めていった。
(雑草。雑草。雑草。『魔力草』。魔力草ってなんか高く売れる気がするぞ)
薬草以外に気になるモノは全てアイテムボックスに入れていった。
時間の限り薬草採取をして薬草が50個集める事ができた。
(たしか薬草ひとつ1ゴールドだったからこれで50ゴールドか。宿屋は10ゴールドだったからとりあえず今日の寝床は確保できたな。)
そろそろ街にもどろうかな。と思った瞬間。
視界の端に何か動くものを捉えた。
(何か動いた。魔物か!!)
僕は音を立てないように動いたモノを凝視してみた。
すると・・・
(ウサギ???)
角がある小さなウサギがいた。
(おっと鑑定してみるか)
「鑑定」
【スモールラビット LV1】
森の中に生息する魔物。皮は衣類に使われ、肉は食用として利用させている。
(なるほどこれが魔物か。倒せるか・・・。剣を使うのはちょっと怖いな。魔法で・・・って魔法ってどうやって使うんだ。・・・こんな事なら魔法の練習をしておくんだった。)
魔法の使い方もわからないまま、スモールラビットを見据えているとふいに頭の中に魔法の使い方が浮かんできた。
(おっ。なるほど。こうすれば魔法が使えるのか)
僕は片手をスモールラビットに向け「ファイヤーボール」と唱えた。
すると、手から火の玉が出て、スモールラビットにぶつかった。
「よし。当たった。どうだ。倒したか」
しばらくするとスモールラビットは動かなくなった。
(一応鑑定して確かめて見るか)
慎重にいこうと思い鑑定と念じる
【スモールラビット LV1】死亡
どうやら無事にスモールラビットを倒せたようだ。
スモールラビットに近づいて見ると、黒焦げになっていた。
(考えて見れば森で火魔法ってあぶなかったんじゃ~。それに黒焦げって。素材台無しじゃん。)
僕は黒焦げになったスモールラビットをアイテムボックスに入れて街に戻った。
ギルドで薬草を納品し、50ゴールドを得た僕はスモールラビットの死体をギルドに提出してみた。
「途中でスモールラビットを倒したんですけど、これって買取できますか?」
受付嬢に確認してみた。
すると、
「ユウヤ様、申し訳ありません。スモールラビットは皮と肉と魔石を買い取る事ができるのですが、これは皮も肉もダメになっているので、魔石のみの買取になります。さらに解体には費用がかかるので、差し引き0ゴールドになってしまいます。」
予想通りの結果だった。
「わかりました。それでかまいませんので引き取って頂けますか」
そういってスモールラビットを引き取ってもらった。
夜も遅くなってきたので、近くの食堂で夕食をすまし、先ほどの宿屋に向かった。
「すいません。部屋は空いてます??」
先ほどを同じセリフを言って泊まれるか確認した。
「大丈夫ですよ。一泊10ゴールドです。」
「わかりました。3泊お願いします。」
僕は30ゴールド出して部屋に向かった。
「あー疲れた。思ってたより異世界って厳しいな。はじめだからこんなモンなのかもしれないけど、明日からやっていけるかな・・・」
疲れてたのか僕はベットに倒れこんでそのまま眠りについた。
残金・・・15ゴールド
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