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第4章 ゼンパンの素質とウィークリーガチャ
第155話 激突!!ゴールデンボア
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ラッキー達が原初の森に来てから1カ月が経った。
【ラッキー・ストライク】
レベル: 30 → 40
力 : 310 → 410
体力 : 308 → 408
敏捷 : 308 → 408
器用 : 303 → 403
魔力 ; 302 → 402
運 : 1220 → 1420
【素質】:ゼンパン(デイリーガチャ・モンスターガチャ・シークレットガチャスキル)
剣術・気配察知・料理・掃除・踊り・計算・生活魔法
身体強化・穴掘り・靴磨き・早起き・早食い・お笑い・交渉
大声・テイム・健康・ハードワーク・斧術・トラップ
転移魔法Ⅱ・節約・火魔法・魔力操作・接客・販売・パン作り
サバイバル・夜目・ダブルワーク・槍術
【シルフィード・リスボン】
レベル: 30 → 40
力 : 150 → 200
体力 : 220 → 270
敏捷 : 220 → 270
器用 : 220 → 270
魔力 ; 365 → 420
運 : 35
森の魔導士(風魔法、土魔法、人物鑑定の素質を持つ)
【素質】:風魔法(風魔法が使える。)
【素質】:土魔法(土魔法が使える。)
【素質】:人物鑑定(ステータスや素質が見れるようになる。)
【マリア・フロンダール】
レベル: 30 → 40
力 : 210 → 260
体力 : 140 → 190
敏捷 : 140 → 190
器用 : 260 → 310
魔力 ; 400 → 450
運 : 28
聖女(治癒魔法、光魔法、祈りの素質を持つ)
【素質】:治癒魔法(治癒魔法が使える。)
【素質】:光魔法(光魔法が使える。)
【素質】:祈り(治癒魔法を使った時、効果が増加する。)
ラッキー達は目標である、レベル40に到達した。そして、夜目、ダブルワーク、槍術の素質を新たに手に入れた。2つ素質が被ったが、それは運の数値をそれぞれ100上昇させていた。
あれから原初の森の探索も順調に進み、フェンリルの住処に戻らなくても、夜営ができそうな場所で、そのまま夜を明かし行動した事でラッキーの気配察知も成長し、原初の森の中でも魔物の場所がわかるようになっていた。
更に、リルの修行も終わりラッキー達と合流していた。リルの言葉がシルフィードやマリアにもわかるようになり、連携は更に良くなった。
「今日はゴールデンボアを倒そうと思う。俺達もここに来てかなり強くなった。今ならゴールデンボアも倒せるはずだ。」
「そうね。この森の魔物もだいぶ倒せるようになったわ。私達が連携すればゴールデンボアも倒せるわ。」
『俺も今日は一緒にいくぞーー。ゴールデンボアの肉はうまいんだ。』
「ゴールデンボアは魔法が効かないんですよね。私とシルフィーはサポートですね。」
「ああ。俺とリルがメインで倒そうと思う。マリアが言うように、シルフィーとマリアはサポートを頼む。」
『話はまとまったみたいだね。この一カ月でラッキー達も坊やも強くなった。原初の森で普通に生活できるぐらいにはね。ゴールデンボアはこの森の中でも強敵だよ。だけどまああんた達なら大丈夫さ。ゴールデンボアの肉を楽しみに待ってるよ。』
原初の森の主、フェンに見送られてラッキー達は原初の森の中の探索を開始した。
「それでラッキー?ゴールデンボアのいる場所はわかるの?やみくもに進んでも森の魔物に襲われて見つけられないんじゃないの?」
「そうだな。強い魔物反応を探せば見つかるとは思うけど、その辺リルはどうだ?」
『ゴールデンボアのにおいはわかるぞー。』
「じゃあリルちゃんにまかせればゴールデンボアを見つけるのは簡単ね。」
「そうだな。じゃあリルまかせた。だけど森には他の魔物もいるんだ。一人で突っ走るなよ。」
『わかったんだぞー。』
(リルもここに来て成長したな。以前だったら見つけたって言って突っ走っていったはずだ。リルにとってもここにきたのはよかったな。)
リルがゴールデンボアを見つけたのかゆっくりと進んだ。一人突っ走るのではなく、ラッキー達が周りを警戒しながら進める速度で。
『見つけたんだぞー。』
リルの言葉を聞き、先を見つめると金色の大きな猪がいた。
「いた。ゴールデンボアだ。しかも1体だ。リル!まだゴールデンボアはこっちに気付いていない。一度体制を整えるぞ。」
ラッキー達は原初の森に来てから何度かゴールデンボアと遭遇している。そして今までは見かけると戦闘を避けていた。ゴールデンボアは自分が強者というのを知っており逃げるモノを追いかけたりはしなかった。
「俺とリルがゴールデンボアに突っ込む。ゴールデンボアの正面には立つな。左右と後ろからなら攻撃できるはずだ。シルフィーとマリアは遠距離から俺達の援護だ。行くぞ。」
「「「了解。」」」
ラッキーとリルがゴールデンボアに向かっていく。ゴールデンボアはラッキー達に気付いたのか。ブオォォォォーと声を上げた。
ラッキー達が回り込めるようにゴールデンボアの前に大きな土壁ができる。シルフィーの土魔法だ。
ゴールデンボアは一瞬でその土壁を壊す。が、その間にラッキーとリルはゴールデンボアの後方に回り込んだ。
シルフィーが土魔法でゴールデンボアの行動を制限する。直接魔法攻撃は効かないが、土魔法で地形を変える事でゴールデンボアは動きを制限されていた。
更にマリアが光魔法でかく乱する。大きな光をゴールデンボアの前方に出す事でゴールデンボアを怯ませるのが狙いだ。ラッキー達は事前にそれを知っていたので、シルフィーとマリアの援護の元、ラッキーは剣で、リルは牙と爪で攻撃を仕掛けて行く。
元々が巨体なので動くだけで周りに被害が出るゴールデンボアだが、ラッキー達はヒット&アウェイを繰り返す。
ゴールデンボア1体に対し4人(3人と1匹)で連携すれば、ゴールデンボアといえども難なく攻略できた。
15分ぐらいだろうか。ゴールデンボアに攻撃を続けると、ブオォォォォーと声を上げて巨体は倒れた。
「やったか?」
原初の森の魔物はずる賢い魔物も多かったのでラッキーは油断しない。しばらくゴールデンボアを眺めて動かなくなったのを確認したうえ、念の為に核の部分を剣で刺した。
原初の森に来て1カ月、ラッキー達はフェンから言われていた森の強敵のゴールデンボアを無事に倒したのだった。
【ラッキー・ストライク】
レベル: 30 → 40
力 : 310 → 410
体力 : 308 → 408
敏捷 : 308 → 408
器用 : 303 → 403
魔力 ; 302 → 402
運 : 1220 → 1420
【素質】:ゼンパン(デイリーガチャ・モンスターガチャ・シークレットガチャスキル)
剣術・気配察知・料理・掃除・踊り・計算・生活魔法
身体強化・穴掘り・靴磨き・早起き・早食い・お笑い・交渉
大声・テイム・健康・ハードワーク・斧術・トラップ
転移魔法Ⅱ・節約・火魔法・魔力操作・接客・販売・パン作り
サバイバル・夜目・ダブルワーク・槍術
【シルフィード・リスボン】
レベル: 30 → 40
力 : 150 → 200
体力 : 220 → 270
敏捷 : 220 → 270
器用 : 220 → 270
魔力 ; 365 → 420
運 : 35
森の魔導士(風魔法、土魔法、人物鑑定の素質を持つ)
【素質】:風魔法(風魔法が使える。)
【素質】:土魔法(土魔法が使える。)
【素質】:人物鑑定(ステータスや素質が見れるようになる。)
【マリア・フロンダール】
レベル: 30 → 40
力 : 210 → 260
体力 : 140 → 190
敏捷 : 140 → 190
器用 : 260 → 310
魔力 ; 400 → 450
運 : 28
聖女(治癒魔法、光魔法、祈りの素質を持つ)
【素質】:治癒魔法(治癒魔法が使える。)
【素質】:光魔法(光魔法が使える。)
【素質】:祈り(治癒魔法を使った時、効果が増加する。)
ラッキー達は目標である、レベル40に到達した。そして、夜目、ダブルワーク、槍術の素質を新たに手に入れた。2つ素質が被ったが、それは運の数値をそれぞれ100上昇させていた。
あれから原初の森の探索も順調に進み、フェンリルの住処に戻らなくても、夜営ができそうな場所で、そのまま夜を明かし行動した事でラッキーの気配察知も成長し、原初の森の中でも魔物の場所がわかるようになっていた。
更に、リルの修行も終わりラッキー達と合流していた。リルの言葉がシルフィードやマリアにもわかるようになり、連携は更に良くなった。
「今日はゴールデンボアを倒そうと思う。俺達もここに来てかなり強くなった。今ならゴールデンボアも倒せるはずだ。」
「そうね。この森の魔物もだいぶ倒せるようになったわ。私達が連携すればゴールデンボアも倒せるわ。」
『俺も今日は一緒にいくぞーー。ゴールデンボアの肉はうまいんだ。』
「ゴールデンボアは魔法が効かないんですよね。私とシルフィーはサポートですね。」
「ああ。俺とリルがメインで倒そうと思う。マリアが言うように、シルフィーとマリアはサポートを頼む。」
『話はまとまったみたいだね。この一カ月でラッキー達も坊やも強くなった。原初の森で普通に生活できるぐらいにはね。ゴールデンボアはこの森の中でも強敵だよ。だけどまああんた達なら大丈夫さ。ゴールデンボアの肉を楽しみに待ってるよ。』
原初の森の主、フェンに見送られてラッキー達は原初の森の中の探索を開始した。
「それでラッキー?ゴールデンボアのいる場所はわかるの?やみくもに進んでも森の魔物に襲われて見つけられないんじゃないの?」
「そうだな。強い魔物反応を探せば見つかるとは思うけど、その辺リルはどうだ?」
『ゴールデンボアのにおいはわかるぞー。』
「じゃあリルちゃんにまかせればゴールデンボアを見つけるのは簡単ね。」
「そうだな。じゃあリルまかせた。だけど森には他の魔物もいるんだ。一人で突っ走るなよ。」
『わかったんだぞー。』
(リルもここに来て成長したな。以前だったら見つけたって言って突っ走っていったはずだ。リルにとってもここにきたのはよかったな。)
リルがゴールデンボアを見つけたのかゆっくりと進んだ。一人突っ走るのではなく、ラッキー達が周りを警戒しながら進める速度で。
『見つけたんだぞー。』
リルの言葉を聞き、先を見つめると金色の大きな猪がいた。
「いた。ゴールデンボアだ。しかも1体だ。リル!まだゴールデンボアはこっちに気付いていない。一度体制を整えるぞ。」
ラッキー達は原初の森に来てから何度かゴールデンボアと遭遇している。そして今までは見かけると戦闘を避けていた。ゴールデンボアは自分が強者というのを知っており逃げるモノを追いかけたりはしなかった。
「俺とリルがゴールデンボアに突っ込む。ゴールデンボアの正面には立つな。左右と後ろからなら攻撃できるはずだ。シルフィーとマリアは遠距離から俺達の援護だ。行くぞ。」
「「「了解。」」」
ラッキーとリルがゴールデンボアに向かっていく。ゴールデンボアはラッキー達に気付いたのか。ブオォォォォーと声を上げた。
ラッキー達が回り込めるようにゴールデンボアの前に大きな土壁ができる。シルフィーの土魔法だ。
ゴールデンボアは一瞬でその土壁を壊す。が、その間にラッキーとリルはゴールデンボアの後方に回り込んだ。
シルフィーが土魔法でゴールデンボアの行動を制限する。直接魔法攻撃は効かないが、土魔法で地形を変える事でゴールデンボアは動きを制限されていた。
更にマリアが光魔法でかく乱する。大きな光をゴールデンボアの前方に出す事でゴールデンボアを怯ませるのが狙いだ。ラッキー達は事前にそれを知っていたので、シルフィーとマリアの援護の元、ラッキーは剣で、リルは牙と爪で攻撃を仕掛けて行く。
元々が巨体なので動くだけで周りに被害が出るゴールデンボアだが、ラッキー達はヒット&アウェイを繰り返す。
ゴールデンボア1体に対し4人(3人と1匹)で連携すれば、ゴールデンボアといえども難なく攻略できた。
15分ぐらいだろうか。ゴールデンボアに攻撃を続けると、ブオォォォォーと声を上げて巨体は倒れた。
「やったか?」
原初の森の魔物はずる賢い魔物も多かったのでラッキーは油断しない。しばらくゴールデンボアを眺めて動かなくなったのを確認したうえ、念の為に核の部分を剣で刺した。
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