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第3章 ゼンパンの素質とプレミアムガチャスキル
第140話 大量のパンと新たな素質!?
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オーディールダンジョン20階層のボス部屋にいるラッキー達。ラッキーは貯まったモンスターガチャスキルをここで一気に使う事にした。ボス部屋で使うのは、他の冒険者に見られないようにする為だ。
「それじゃあ行くぞ。」
「ええこっちはまかせて。次の冒険者が待ってるから余り長居するのも悪いから出たアイテムは私達がマジックバッグに入れていくわ。」
ラッキーは連続で17回、10連モンスターガチャスキルを使用した。
「金色の光だわ。」
『コロッケパンだぞー。』
「種?」
「見た事ないパンが出ました。」
『コロッケパンまた出たんだぞー』
「下着?フライパン?」
「あっ、又金色の光よ。」
『又、コロッケパンだぞー。』
(ふぅ~。17回の10連モンスターガチャスキルはさすがに多いな。だけど一気に素質も増えたな。やっぱり折角使うなら素質が手に入る方がテンション上がるからある程度は貯めて使った方がいいな。あっ!?デイリーガチャスキルもまだだから今の内に使っておくか。)
「終わったの?」
「モンスターガチャスキルは終わったよ。まだ今日のデイリーガチャスキル使ってなかったからそれも使うな。」
ラッキーはデイリーガチャスキルを使った。
出るのはもちろん、
・
・
・
「かんぱ~い。」
20階層のボス部屋でガチャスキルを使った後、安全地帯に移動し、テントの中で牛肉に、パンで豪華な食事をしながら、出た素質、アイテム、パンの確認をする事にした。
「で、どんな素質が手に入ったの?減るもんじゃないのになかなか教えてくれないから気になって仕方がないじゃない。」
「ラッキー様、私も気になります。」
「「ラッキー」」
「わかったよ。とりあえず今回のモンスターガチャスキルで新しい素質を5つ手に入れたよ。被った素質が3つあったから、合計8個素質が出た感じだね。」
「「「「8個!?」」」」
「さすがラッキー・・・。」
「それはやばいですね。ゼンパンの素質が超激レアなのもよくわかります。あきらかに僕らの素質と感じが違うもんね。」
「新しい素質は何だったんですか?」
「新しい素質は、火魔法、魔力操作、接客、販売、パン作りだね。」
「火魔法!?やったじゃない。これでラッキーも魔法使いね。それに魔力操作の素質もレアだわ。」
『パン作れるならコロッケパンを作って欲しいんだぞー。』
「接客と販売とパン作りの素質って・・・ラッキー様にパン屋をしてほしいって事でしょうか?」
「マリアもそう思った?俺もこの素質を手に入れた時に同じように思ったよ。」
「ラッキーって剣術に身体強化、それに転移魔法もあるよね?更に火魔法って・・・」
「上層部に知られるときっとガイアで監禁されるわね。」
「タルト、マフィン。わかってると思うけど、」
「もちろんだよ。王様にも内緒にしとくから安心して。」
(まあいつまで隠せるかはわからないけどな。実際転移魔法だって、隠そうと思ってたけどすでに国を越えて多くの人が知ってるし・・・)
「まあラッキーの場合捕まっても転移魔法で逃げれるから問題ないでしょうけど。」
(シルフィーの言う通りだな。毎日限界まで使ってるし、30階層まで行ったら距離の検証をしないとな。)
「ラッキー。新しい素質おめでとう。アイテムも色々バッグに入ってるけどよくわからないモノがあるんだ。」
「うん。新しく手に入れたアイテムは俺の方で詳細がわかるから見てみるよ。え~っと・・・」
ラッキーはゼンパンの図鑑を開いて、新しく手に入れたアイテムを確認した。
「あったあったこれだな。え~っと、パンの種、パンダのぬいぐるみ、パンダキーホルダー、パン種、ハーフパンツ、この辺はパンの名前で出てきたヤツだな。」
「パンダのぬいぐるみって、あの可愛いぬいぐるみよね?パンダってあのキラーパンダの事よね?」
「キラーパンダ?」
「ええ、熊みたいに大きい魔物よ。マリアが手に持ってるぬいぐるみはかなり可愛くなってるけど実際はかなり凶悪らしいわ。資料で見た事があるわ。」
(そんな魔物がいるんだ。さすがに実物は出てこないよな?スキル使って魔物が出るとかシャレにならないぞ。これからは警戒した方がいいのか?)
「ラッキー様、パン種って言うのはパンを作るのに使うヤツですよね?パンの種って言うのは?」
「待ってよ。え~っと・・・えっ!?」
「どうしたの?」
「植えると1日1個パンができるらしい。」
「「「「えっ!?」」」」
(なんだこのアイテム・・・パンができるって、リンゴみたいな感じでパンができるのか?室内で栽培可能とは書いてるけど・・・)
「それってこの種だよね?そんなアイテムはじめて聞いたよ。」
「私もよ。もうラッキーは何でもありね。その内、食べたら新しい素質が手に入る素質の種とか出るんじゃない?」
「いや、さすがにそれは・・・パンって名前もついてないし。」
「わからないわよ。ゼンパンの種ってアイテムならありえるわ。」
(たしかに・・・名前も効果もかなりありえそうだ。これ以上のCランク、Bランク、Aランクのモンスターガチャスキルはやばそうだな。楽しみでもあるけど、不安も多い。)
そうして、大量のパンに囲まれながら、スキルガチャから出たモノや、今後の事を話しながらラッキー達は食事を楽しむのだった。
「それじゃあ行くぞ。」
「ええこっちはまかせて。次の冒険者が待ってるから余り長居するのも悪いから出たアイテムは私達がマジックバッグに入れていくわ。」
ラッキーは連続で17回、10連モンスターガチャスキルを使用した。
「金色の光だわ。」
『コロッケパンだぞー。』
「種?」
「見た事ないパンが出ました。」
『コロッケパンまた出たんだぞー』
「下着?フライパン?」
「あっ、又金色の光よ。」
『又、コロッケパンだぞー。』
(ふぅ~。17回の10連モンスターガチャスキルはさすがに多いな。だけど一気に素質も増えたな。やっぱり折角使うなら素質が手に入る方がテンション上がるからある程度は貯めて使った方がいいな。あっ!?デイリーガチャスキルもまだだから今の内に使っておくか。)
「終わったの?」
「モンスターガチャスキルは終わったよ。まだ今日のデイリーガチャスキル使ってなかったからそれも使うな。」
ラッキーはデイリーガチャスキルを使った。
出るのはもちろん、
・
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「かんぱ~い。」
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「で、どんな素質が手に入ったの?減るもんじゃないのになかなか教えてくれないから気になって仕方がないじゃない。」
「ラッキー様、私も気になります。」
「「ラッキー」」
「わかったよ。とりあえず今回のモンスターガチャスキルで新しい素質を5つ手に入れたよ。被った素質が3つあったから、合計8個素質が出た感じだね。」
「「「「8個!?」」」」
「さすがラッキー・・・。」
「それはやばいですね。ゼンパンの素質が超激レアなのもよくわかります。あきらかに僕らの素質と感じが違うもんね。」
「新しい素質は何だったんですか?」
「新しい素質は、火魔法、魔力操作、接客、販売、パン作りだね。」
「火魔法!?やったじゃない。これでラッキーも魔法使いね。それに魔力操作の素質もレアだわ。」
『パン作れるならコロッケパンを作って欲しいんだぞー。』
「接客と販売とパン作りの素質って・・・ラッキー様にパン屋をしてほしいって事でしょうか?」
「マリアもそう思った?俺もこの素質を手に入れた時に同じように思ったよ。」
「ラッキーって剣術に身体強化、それに転移魔法もあるよね?更に火魔法って・・・」
「上層部に知られるときっとガイアで監禁されるわね。」
「タルト、マフィン。わかってると思うけど、」
「もちろんだよ。王様にも内緒にしとくから安心して。」
(まあいつまで隠せるかはわからないけどな。実際転移魔法だって、隠そうと思ってたけどすでに国を越えて多くの人が知ってるし・・・)
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(シルフィーの言う通りだな。毎日限界まで使ってるし、30階層まで行ったら距離の検証をしないとな。)
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「うん。新しく手に入れたアイテムは俺の方で詳細がわかるから見てみるよ。え~っと・・・」
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「あったあったこれだな。え~っと、パンの種、パンダのぬいぐるみ、パンダキーホルダー、パン種、ハーフパンツ、この辺はパンの名前で出てきたヤツだな。」
「パンダのぬいぐるみって、あの可愛いぬいぐるみよね?パンダってあのキラーパンダの事よね?」
「キラーパンダ?」
「ええ、熊みたいに大きい魔物よ。マリアが手に持ってるぬいぐるみはかなり可愛くなってるけど実際はかなり凶悪らしいわ。資料で見た事があるわ。」
(そんな魔物がいるんだ。さすがに実物は出てこないよな?スキル使って魔物が出るとかシャレにならないぞ。これからは警戒した方がいいのか?)
「ラッキー様、パン種って言うのはパンを作るのに使うヤツですよね?パンの種って言うのは?」
「待ってよ。え~っと・・・えっ!?」
「どうしたの?」
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「いや、さすがにそれは・・・パンって名前もついてないし。」
「わからないわよ。ゼンパンの種ってアイテムならありえるわ。」
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