140 / 178
第3章 ゼンパンの素質とプレミアムガチャスキル
第140話 大量のパンと新たな素質!?
しおりを挟む
オーディールダンジョン20階層のボス部屋にいるラッキー達。ラッキーは貯まったモンスターガチャスキルをここで一気に使う事にした。ボス部屋で使うのは、他の冒険者に見られないようにする為だ。
「それじゃあ行くぞ。」
「ええこっちはまかせて。次の冒険者が待ってるから余り長居するのも悪いから出たアイテムは私達がマジックバッグに入れていくわ。」
ラッキーは連続で17回、10連モンスターガチャスキルを使用した。
「金色の光だわ。」
『コロッケパンだぞー。』
「種?」
「見た事ないパンが出ました。」
『コロッケパンまた出たんだぞー』
「下着?フライパン?」
「あっ、又金色の光よ。」
『又、コロッケパンだぞー。』
(ふぅ~。17回の10連モンスターガチャスキルはさすがに多いな。だけど一気に素質も増えたな。やっぱり折角使うなら素質が手に入る方がテンション上がるからある程度は貯めて使った方がいいな。あっ!?デイリーガチャスキルもまだだから今の内に使っておくか。)
「終わったの?」
「モンスターガチャスキルは終わったよ。まだ今日のデイリーガチャスキル使ってなかったからそれも使うな。」
ラッキーはデイリーガチャスキルを使った。
出るのはもちろん、
・
・
・
「かんぱ~い。」
20階層のボス部屋でガチャスキルを使った後、安全地帯に移動し、テントの中で牛肉に、パンで豪華な食事をしながら、出た素質、アイテム、パンの確認をする事にした。
「で、どんな素質が手に入ったの?減るもんじゃないのになかなか教えてくれないから気になって仕方がないじゃない。」
「ラッキー様、私も気になります。」
「「ラッキー」」
「わかったよ。とりあえず今回のモンスターガチャスキルで新しい素質を5つ手に入れたよ。被った素質が3つあったから、合計8個素質が出た感じだね。」
「「「「8個!?」」」」
「さすがラッキー・・・。」
「それはやばいですね。ゼンパンの素質が超激レアなのもよくわかります。あきらかに僕らの素質と感じが違うもんね。」
「新しい素質は何だったんですか?」
「新しい素質は、火魔法、魔力操作、接客、販売、パン作りだね。」
「火魔法!?やったじゃない。これでラッキーも魔法使いね。それに魔力操作の素質もレアだわ。」
『パン作れるならコロッケパンを作って欲しいんだぞー。』
「接客と販売とパン作りの素質って・・・ラッキー様にパン屋をしてほしいって事でしょうか?」
「マリアもそう思った?俺もこの素質を手に入れた時に同じように思ったよ。」
「ラッキーって剣術に身体強化、それに転移魔法もあるよね?更に火魔法って・・・」
「上層部に知られるときっとガイアで監禁されるわね。」
「タルト、マフィン。わかってると思うけど、」
「もちろんだよ。王様にも内緒にしとくから安心して。」
(まあいつまで隠せるかはわからないけどな。実際転移魔法だって、隠そうと思ってたけどすでに国を越えて多くの人が知ってるし・・・)
「まあラッキーの場合捕まっても転移魔法で逃げれるから問題ないでしょうけど。」
(シルフィーの言う通りだな。毎日限界まで使ってるし、30階層まで行ったら距離の検証をしないとな。)
「ラッキー。新しい素質おめでとう。アイテムも色々バッグに入ってるけどよくわからないモノがあるんだ。」
「うん。新しく手に入れたアイテムは俺の方で詳細がわかるから見てみるよ。え~っと・・・」
ラッキーはゼンパンの図鑑を開いて、新しく手に入れたアイテムを確認した。
「あったあったこれだな。え~っと、パンの種、パンダのぬいぐるみ、パンダキーホルダー、パン種、ハーフパンツ、この辺はパンの名前で出てきたヤツだな。」
「パンダのぬいぐるみって、あの可愛いぬいぐるみよね?パンダってあのキラーパンダの事よね?」
「キラーパンダ?」
「ええ、熊みたいに大きい魔物よ。マリアが手に持ってるぬいぐるみはかなり可愛くなってるけど実際はかなり凶悪らしいわ。資料で見た事があるわ。」
(そんな魔物がいるんだ。さすがに実物は出てこないよな?スキル使って魔物が出るとかシャレにならないぞ。これからは警戒した方がいいのか?)
「ラッキー様、パン種って言うのはパンを作るのに使うヤツですよね?パンの種って言うのは?」
「待ってよ。え~っと・・・えっ!?」
「どうしたの?」
「植えると1日1個パンができるらしい。」
「「「「えっ!?」」」」
(なんだこのアイテム・・・パンができるって、リンゴみたいな感じでパンができるのか?室内で栽培可能とは書いてるけど・・・)
「それってこの種だよね?そんなアイテムはじめて聞いたよ。」
「私もよ。もうラッキーは何でもありね。その内、食べたら新しい素質が手に入る素質の種とか出るんじゃない?」
「いや、さすがにそれは・・・パンって名前もついてないし。」
「わからないわよ。ゼンパンの種ってアイテムならありえるわ。」
(たしかに・・・名前も効果もかなりありえそうだ。これ以上のCランク、Bランク、Aランクのモンスターガチャスキルはやばそうだな。楽しみでもあるけど、不安も多い。)
そうして、大量のパンに囲まれながら、スキルガチャから出たモノや、今後の事を話しながらラッキー達は食事を楽しむのだった。
「それじゃあ行くぞ。」
「ええこっちはまかせて。次の冒険者が待ってるから余り長居するのも悪いから出たアイテムは私達がマジックバッグに入れていくわ。」
ラッキーは連続で17回、10連モンスターガチャスキルを使用した。
「金色の光だわ。」
『コロッケパンだぞー。』
「種?」
「見た事ないパンが出ました。」
『コロッケパンまた出たんだぞー』
「下着?フライパン?」
「あっ、又金色の光よ。」
『又、コロッケパンだぞー。』
(ふぅ~。17回の10連モンスターガチャスキルはさすがに多いな。だけど一気に素質も増えたな。やっぱり折角使うなら素質が手に入る方がテンション上がるからある程度は貯めて使った方がいいな。あっ!?デイリーガチャスキルもまだだから今の内に使っておくか。)
「終わったの?」
「モンスターガチャスキルは終わったよ。まだ今日のデイリーガチャスキル使ってなかったからそれも使うな。」
ラッキーはデイリーガチャスキルを使った。
出るのはもちろん、
・
・
・
「かんぱ~い。」
20階層のボス部屋でガチャスキルを使った後、安全地帯に移動し、テントの中で牛肉に、パンで豪華な食事をしながら、出た素質、アイテム、パンの確認をする事にした。
「で、どんな素質が手に入ったの?減るもんじゃないのになかなか教えてくれないから気になって仕方がないじゃない。」
「ラッキー様、私も気になります。」
「「ラッキー」」
「わかったよ。とりあえず今回のモンスターガチャスキルで新しい素質を5つ手に入れたよ。被った素質が3つあったから、合計8個素質が出た感じだね。」
「「「「8個!?」」」」
「さすがラッキー・・・。」
「それはやばいですね。ゼンパンの素質が超激レアなのもよくわかります。あきらかに僕らの素質と感じが違うもんね。」
「新しい素質は何だったんですか?」
「新しい素質は、火魔法、魔力操作、接客、販売、パン作りだね。」
「火魔法!?やったじゃない。これでラッキーも魔法使いね。それに魔力操作の素質もレアだわ。」
『パン作れるならコロッケパンを作って欲しいんだぞー。』
「接客と販売とパン作りの素質って・・・ラッキー様にパン屋をしてほしいって事でしょうか?」
「マリアもそう思った?俺もこの素質を手に入れた時に同じように思ったよ。」
「ラッキーって剣術に身体強化、それに転移魔法もあるよね?更に火魔法って・・・」
「上層部に知られるときっとガイアで監禁されるわね。」
「タルト、マフィン。わかってると思うけど、」
「もちろんだよ。王様にも内緒にしとくから安心して。」
(まあいつまで隠せるかはわからないけどな。実際転移魔法だって、隠そうと思ってたけどすでに国を越えて多くの人が知ってるし・・・)
「まあラッキーの場合捕まっても転移魔法で逃げれるから問題ないでしょうけど。」
(シルフィーの言う通りだな。毎日限界まで使ってるし、30階層まで行ったら距離の検証をしないとな。)
「ラッキー。新しい素質おめでとう。アイテムも色々バッグに入ってるけどよくわからないモノがあるんだ。」
「うん。新しく手に入れたアイテムは俺の方で詳細がわかるから見てみるよ。え~っと・・・」
ラッキーはゼンパンの図鑑を開いて、新しく手に入れたアイテムを確認した。
「あったあったこれだな。え~っと、パンの種、パンダのぬいぐるみ、パンダキーホルダー、パン種、ハーフパンツ、この辺はパンの名前で出てきたヤツだな。」
「パンダのぬいぐるみって、あの可愛いぬいぐるみよね?パンダってあのキラーパンダの事よね?」
「キラーパンダ?」
「ええ、熊みたいに大きい魔物よ。マリアが手に持ってるぬいぐるみはかなり可愛くなってるけど実際はかなり凶悪らしいわ。資料で見た事があるわ。」
(そんな魔物がいるんだ。さすがに実物は出てこないよな?スキル使って魔物が出るとかシャレにならないぞ。これからは警戒した方がいいのか?)
「ラッキー様、パン種って言うのはパンを作るのに使うヤツですよね?パンの種って言うのは?」
「待ってよ。え~っと・・・えっ!?」
「どうしたの?」
「植えると1日1個パンができるらしい。」
「「「「えっ!?」」」」
(なんだこのアイテム・・・パンができるって、リンゴみたいな感じでパンができるのか?室内で栽培可能とは書いてるけど・・・)
「それってこの種だよね?そんなアイテムはじめて聞いたよ。」
「私もよ。もうラッキーは何でもありね。その内、食べたら新しい素質が手に入る素質の種とか出るんじゃない?」
「いや、さすがにそれは・・・パンって名前もついてないし。」
「わからないわよ。ゼンパンの種ってアイテムならありえるわ。」
(たしかに・・・名前も効果もかなりありえそうだ。これ以上のCランク、Bランク、Aランクのモンスターガチャスキルはやばそうだな。楽しみでもあるけど、不安も多い。)
そうして、大量のパンに囲まれながら、スキルガチャから出たモノや、今後の事を話しながらラッキー達は食事を楽しむのだった。
4
お気に入りに追加
1,271
あなたにおすすめの小説
【完結】もう…我慢しなくても良いですよね?
アノマロカリス
ファンタジー
マーテルリア・フローレンス公爵令嬢は、幼い頃から自国の第一王子との婚約が決まっていて幼少の頃から厳しい教育を施されていた。
泣き言は許されず、笑みを浮かべる事も許されず、お茶会にすら参加させて貰えずに常に完璧な淑女を求められて教育をされて来た。
16歳の成人の義を過ぎてから王子との婚約発表の場で、事あろうことか王子は聖女に選ばれたという男爵令嬢を連れて来て私との婚約を破棄して、男爵令嬢と婚約する事を選んだ。
マーテルリアの幼少からの血の滲むような努力は、一瞬で崩壊してしまった。
あぁ、今迄の苦労は一体なんの為に…
もう…我慢しなくても良いですよね?
この物語は、「虐げられる生活を曽祖母の秘術でざまぁして差し上げますわ!」の続編です。
前作の登場人物達も多数登場する予定です。
マーテルリアのイラストを変更致しました。

強制力がなくなった世界に残されたものは
りりん
ファンタジー
一人の令嬢が処刑によってこの世を去った
令嬢を虐げていた者達、処刑に狂喜乱舞した者達、そして最愛の娘であったはずの令嬢を冷たく切り捨てた家族達
世界の強制力が解けたその瞬間、その世界はどうなるのか
その世界を狂わせたものは

【完結】公爵家の末っ子娘は嘲笑う
たくみ
ファンタジー
圧倒的な力を持つ公爵家に生まれたアリスには優秀を通り越して天才といわれる6人の兄と姉、ちやほやされる同い年の腹違いの姉がいた。
アリスは彼らと比べられ、蔑まれていた。しかし、彼女は公爵家にふさわしい美貌、頭脳、魔力を持っていた。
ではなぜ周囲は彼女を蔑むのか?
それは彼女がそう振る舞っていたからに他ならない。そう…彼女は見る目のない人たちを陰で嘲笑うのが趣味だった。
自国の皇太子に婚約破棄され、隣国の王子に嫁ぐことになったアリス。王妃の息子たちは彼女を拒否した為、側室の息子に嫁ぐことになった。
このあつかいに笑みがこぼれるアリス。彼女の行動、趣味は国が変わろうと何も変わらない。
それにしても……なぜ人は見せかけの行動でこうも勘違いできるのだろう。
※小説家になろうさんで投稿始めました

他国から来た王妃ですが、冷遇? 私にとっては厚遇すぎます!
七辻ゆゆ
ファンタジー
人質同然でやってきたというのに、出されるご飯は母国より美味しいし、嫌味な上司もいないから掃除洗濯毎日楽しいのですが!?


投獄された聖女は祈るのをやめ、自由を満喫している。
七辻ゆゆ
ファンタジー
「偽聖女リーリエ、おまえとの婚約を破棄する。衛兵、偽聖女を地下牢に入れよ!」
リーリエは喜んだ。
「じゆ……、じゆう……自由だわ……!」
もう教会で一日中祈り続けなくてもいいのだ。

転生貴族のスローライフ
マツユキ
ファンタジー
現代の日本で、病気により若くして死んでしまった主人公。気づいたら異世界で貴族の三男として転生していた
しかし、生まれた家は力主義を掲げる辺境伯家。自分の力を上手く使えない主人公は、追放されてしまう事に。しかも、追放先は誰も足を踏み入れようとはしない場所だった
これは、転生者である主人公が最凶の地で、国よりも最強の街を起こす物語である
*基本は1日空けて更新したいと思っています。連日更新をする場合もありますので、よろしくお願いします

【完結】父が再婚。義母には連れ子がいて一つ下の妹になるそうですが……ちょうだい癖のある義妹に寮生活は無理なのでは?
つくも茄子
ファンタジー
父が再婚をしました。お相手は男爵夫人。
平民の我が家でいいのですか?
疑問に思うものの、よくよく聞けば、相手も再婚で、娘が一人いるとのこと。
義妹はそれは美しい少女でした。義母に似たのでしょう。父も実娘をそっちのけで義妹にメロメロです。ですが、この新しい義妹には悪癖があるようで、人の物を欲しがるのです。「お義姉様、ちょうだい!」が口癖。あまりに煩いので快く渡しています。何故かって?もうすぐ、学園での寮生活に入るからです。少しの間だけ我慢すれば済むこと。
学園では煩い家族がいない分、のびのびと過ごせていたのですが、義妹が入学してきました。
必ずしも入学しなければならない、というわけではありません。
勉強嫌いの義妹。
この学園は成績順だということを知らないのでは?思った通り、最下位クラスにいってしまった義妹。
両親に駄々をこねているようです。
私のところにも手紙を送ってくるのですから、相当です。
しかも、寮やクラスで揉め事を起こしては顰蹙を買っています。入学早々に学園中の女子を敵にまわしたのです!やりたい放題の義妹に、とうとう、ある処置を施され・・・。
なろう、カクヨム、にも公開中。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる