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第2章 ゼンパンの素質とシークレットガチャスキル
第103話 敗北の後・・・
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「ほらほらお兄様!!次はこっちに行きましょう。」
「待ってくれよ。」
王国武道会に参加したラッキーは1回戦で剣聖のメルトと、2回戦でギルドのライアン教官と戦った。1回戦は勝つことができたが、2回戦でライアン教官に負けてしまった。
ラッキーにとっての王国武道会が終わったので、約束していたスイートとの買い物を楽しんでいた。
もちろん、午前中は王国武道会の3回戦を観戦した。ラッキーに勝ったライアン教官は見事3回戦も突破し、ベスト4になっている。
明日の準決勝、一日休息日を設けての決勝と、王国武道会が終わるまではゆっくりする予定にしたいた。
「シルフィーお姉様もマリアお姉様も早く早く。」
『ラッキー早く来るんだぞー。』
スイートは服屋に入って、色々と試着し始めた。
「お兄様これなんかどうですか?」
「いいと思うよ。」
「こっちはどうですか?」
「いいと思うよ。」
「この服も捨てがたいですね。」
「いいと思うよ。」
「もう!お兄様さっきからいいと思うよ。しか言ってません。本当に私の事を見てくれてるんですか?」
(だって、ある服ある服、試着しては感想求めてくるんだもん。そりゃ適当にもなるだろ・・・。)
「ラッキー。女性が感想を求めたらちゃんと答えなきゃダメよ。」
「そうですよラッキー様。ちゃんとスイートちゃんの事を見てあげないと。」
『そうだぞー。スイートとシルフィーとマリアの言う通りだぞー。』
スイートを始め、シルフィー、マリアもよくリルに食べ物を買い与えているため、3人の意見にはすぐに従うリルだった。
「ごめんごめん。ちゃんと感想言うから。」
「もう!じゃあお兄様、この黒い服と、水色のこっちの服ならどちらが似合うと思いますか?」
「そうだな・・・黒の方がシンプルだけど、俺としては水色の方がいいかな。明るい色の方がスイートには似合いそうだ。」
「本当ですか!?私も水色の方がいいと思っていたんです。じゃあこれにします。」
その後、シルフィーとマリアも1着ずつ気に入った服を購入した。
(ふーやっと終わった。やっぱり女性と服屋にくるのは疲れるな。これなら訓練所で素振りしてた方がよかった・・・)
「じゃあ帰ろうか。」
「待ってください。まだです。私の服は決まりましたけど、お兄様の服がまだ決まっていません。」
「いや・・・俺は。」
「ダメです。私が選んであげます。お兄様はそこで待っていてください。」
(帰れると思ったのに・・・。長い・・・。)
スイートが持ってくる服を着替えてはあーでもない。着替えてはこーでもない。とひたすら着せ替え人形となるラッキー。服屋を出たのは、帰れると思ってから2時間後の事だった。
「スイートちゃん。ごめんなさい。私達の服まで買ってもらって。」
「マリアお姉様気にしないでください。お父様からもお礼をちゃんとするように言われていますから。」
妹の服ぐらいラッキーがお金を払うつもりでいたが、公爵家が利用する服屋の料金はDランク冒険者であるラッキーにとって手が出る金額ではなかった。
「すまないなスイート・・・。」
「お兄様も気にしなくて大丈夫です。貴族の服が高いのはしょうがない事ですから。」
(兄としてこれはちょっとカッコ悪いよな。どうしよっか・・・)
服は公爵家に届けてもらう事にして、王都の街中を歩いていた。
「見てくださいお兄様、いろんなお店が並んでます。見ていきましょう。」
そこは、本選前にシルフィー達と見に来た、屋台が並んでる通りだった。
『ラッキー。おいしいにおいがいっぱいなんだぞ。』
スイートとリルは屋台に向かって走って行った。
「スイートちゃん。ラッキー様と一緒に買い物できるのが相当うれしいのね。」
「まあ今まで色々我慢してたんだろ。」
ラッキー、シルフィー、マリアもそんなスイートの様子を眺め後について行く。
(おっ!これなんか良さそうだな。値段も手頃だし。)
「おじさん。これ下さい。」
ラッキーは先ほどスイートが買った、水色のワンピースに似合うであろう花柄の白のブローチを見つけたので、スイートの為に購入した。
「スイート。これ。高いモノじゃなくて申し訳ないんだけど・・・」
「!?ありがとうございます。綺麗・・・大切にします。」
屋台が並ぶ通りで、買い食いしたり、手作りのアクセサリーを見たり、曲芸を見たりと兄妹の時間を大いに楽しんだ。
・
・
・
「クソッ!どうして俺が辺境に行かないといけないんだ!」
武道会の初戦でラッキーに負けたメルトは屋敷で軟禁された後、辺境の地で剣聖として腕を磨けと公爵から言われていた。
「ラッキーはきっと何か卑怯な手を使ったに違いない。そうでなければ俺がラッキーなんかに・・・」
メルトはブツブツ言いながら王都を歩いていた。
「あれは!?ラッキー・・・それに・・・」
メルトは、談笑しているラッキーがいるのを発見した。
「マリアにスイートも・・・。そうか俺を陥れる為にみんなで組んでいやがったのか。クソッ!調子に乗りやがって。」
「もしかして貴方様は剣聖様ではありませんか?」
後ろから声を掛けられメルトは振り向いた。するとそこには全身ローブで身を隠した怪しげな女性?がいた。
「俺が剣聖で間違いないが、何だ?」
「いえいえ、街を歩いていたら剣聖様がいたのを見かけましたので、声をかけた次第でございます。それにしてもこの度は残念でございました。対戦相手が卑怯な手を使ってなければ当然剣聖様が勝っていたでしょうに。」
「何!?やっぱりか!?」
「やはり剣聖様も気づいてらっしゃいましたか?」
「あっ、ああ。もちろんだ。でないと俺が負ける訳ないからな。」
「卑怯な手をつかって剣聖様に勝った者をゆるしておいてよろしいんですか?私なら剣聖様の力になれますよ。」
そう言って、黒いローズをまとった女性は手に小さな真っ赤な種を差し出した。
「これは?」
「剣聖様の対戦相手はこれを使って能力を上げていたのです。聞いた事ありませんか?英雄の種というアイテムを。」
「噂には聞いた事がある。そうか・・・ラッキーはこれを使って・・・」
「剣聖様にこれを差し上げます。王国の決勝戦の場でこれを使って、対戦相手の不正を正すのはどうでしょう?大注目の決勝ですし、対戦相手もきっと観戦してるでしょう。大勢の場で剣聖様の力を見せつけるのです。そうすれば剣聖様の名声は元通りになるはずです。」
「・・・そうだな・・・」
メルトは今も笑いながら楽しそうにしてるラッキー達を見て、心を決めて女性から英雄の種?を受け取った。
「ラッキー。不正してまで俺に勝ちたかったか・・・。今はそうやって楽しんでおけ。決勝の地でお前の不正は俺が言及してやる。マリア・・・お前もだ。ふははは決勝の日が楽しみになってきたぞ。」
メルトはイライラしていた気持ちも忘れ、意気揚々と公爵家へと帰っていった。そしてそれを見る黒いローブの女性はにや~っとうすら笑いを浮かべていた。
メルトは知らなかった。英雄の種が赤い種ではなく、黒い種だと言う事を・・・
・
・
・
そして、王国武道会の決勝戦の日それは起こるのだった・・・
☆☆☆☆☆
いつも読んでいただきありがとうございます。
ブログで先行的に新作発表しました。
『勇者に魔王を倒させろ!?チートはないけどリスク&リターンでやってやるぜ!』https://sususu123.net/category/brave/
今はストックを貯めています。是非是非~。
評価もよろしくお願いします。すごいやる気が出るので!!
「待ってくれよ。」
王国武道会に参加したラッキーは1回戦で剣聖のメルトと、2回戦でギルドのライアン教官と戦った。1回戦は勝つことができたが、2回戦でライアン教官に負けてしまった。
ラッキーにとっての王国武道会が終わったので、約束していたスイートとの買い物を楽しんでいた。
もちろん、午前中は王国武道会の3回戦を観戦した。ラッキーに勝ったライアン教官は見事3回戦も突破し、ベスト4になっている。
明日の準決勝、一日休息日を設けての決勝と、王国武道会が終わるまではゆっくりする予定にしたいた。
「シルフィーお姉様もマリアお姉様も早く早く。」
『ラッキー早く来るんだぞー。』
スイートは服屋に入って、色々と試着し始めた。
「お兄様これなんかどうですか?」
「いいと思うよ。」
「こっちはどうですか?」
「いいと思うよ。」
「この服も捨てがたいですね。」
「いいと思うよ。」
「もう!お兄様さっきからいいと思うよ。しか言ってません。本当に私の事を見てくれてるんですか?」
(だって、ある服ある服、試着しては感想求めてくるんだもん。そりゃ適当にもなるだろ・・・。)
「ラッキー。女性が感想を求めたらちゃんと答えなきゃダメよ。」
「そうですよラッキー様。ちゃんとスイートちゃんの事を見てあげないと。」
『そうだぞー。スイートとシルフィーとマリアの言う通りだぞー。』
スイートを始め、シルフィー、マリアもよくリルに食べ物を買い与えているため、3人の意見にはすぐに従うリルだった。
「ごめんごめん。ちゃんと感想言うから。」
「もう!じゃあお兄様、この黒い服と、水色のこっちの服ならどちらが似合うと思いますか?」
「そうだな・・・黒の方がシンプルだけど、俺としては水色の方がいいかな。明るい色の方がスイートには似合いそうだ。」
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(ふーやっと終わった。やっぱり女性と服屋にくるのは疲れるな。これなら訓練所で素振りしてた方がよかった・・・)
「じゃあ帰ろうか。」
「待ってください。まだです。私の服は決まりましたけど、お兄様の服がまだ決まっていません。」
「いや・・・俺は。」
「ダメです。私が選んであげます。お兄様はそこで待っていてください。」
(帰れると思ったのに・・・。長い・・・。)
スイートが持ってくる服を着替えてはあーでもない。着替えてはこーでもない。とひたすら着せ替え人形となるラッキー。服屋を出たのは、帰れると思ってから2時間後の事だった。
「スイートちゃん。ごめんなさい。私達の服まで買ってもらって。」
「マリアお姉様気にしないでください。お父様からもお礼をちゃんとするように言われていますから。」
妹の服ぐらいラッキーがお金を払うつもりでいたが、公爵家が利用する服屋の料金はDランク冒険者であるラッキーにとって手が出る金額ではなかった。
「すまないなスイート・・・。」
「お兄様も気にしなくて大丈夫です。貴族の服が高いのはしょうがない事ですから。」
(兄としてこれはちょっとカッコ悪いよな。どうしよっか・・・)
服は公爵家に届けてもらう事にして、王都の街中を歩いていた。
「見てくださいお兄様、いろんなお店が並んでます。見ていきましょう。」
そこは、本選前にシルフィー達と見に来た、屋台が並んでる通りだった。
『ラッキー。おいしいにおいがいっぱいなんだぞ。』
スイートとリルは屋台に向かって走って行った。
「スイートちゃん。ラッキー様と一緒に買い物できるのが相当うれしいのね。」
「まあ今まで色々我慢してたんだろ。」
ラッキー、シルフィー、マリアもそんなスイートの様子を眺め後について行く。
(おっ!これなんか良さそうだな。値段も手頃だし。)
「おじさん。これ下さい。」
ラッキーは先ほどスイートが買った、水色のワンピースに似合うであろう花柄の白のブローチを見つけたので、スイートの為に購入した。
「スイート。これ。高いモノじゃなくて申し訳ないんだけど・・・」
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屋台が並ぶ通りで、買い食いしたり、手作りのアクセサリーを見たり、曲芸を見たりと兄妹の時間を大いに楽しんだ。
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「クソッ!どうして俺が辺境に行かないといけないんだ!」
武道会の初戦でラッキーに負けたメルトは屋敷で軟禁された後、辺境の地で剣聖として腕を磨けと公爵から言われていた。
「ラッキーはきっと何か卑怯な手を使ったに違いない。そうでなければ俺がラッキーなんかに・・・」
メルトはブツブツ言いながら王都を歩いていた。
「あれは!?ラッキー・・・それに・・・」
メルトは、談笑しているラッキーがいるのを発見した。
「マリアにスイートも・・・。そうか俺を陥れる為にみんなで組んでいやがったのか。クソッ!調子に乗りやがって。」
「もしかして貴方様は剣聖様ではありませんか?」
後ろから声を掛けられメルトは振り向いた。するとそこには全身ローブで身を隠した怪しげな女性?がいた。
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「いえいえ、街を歩いていたら剣聖様がいたのを見かけましたので、声をかけた次第でございます。それにしてもこの度は残念でございました。対戦相手が卑怯な手を使ってなければ当然剣聖様が勝っていたでしょうに。」
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メルトは今も笑いながら楽しそうにしてるラッキー達を見て、心を決めて女性から英雄の種?を受け取った。
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メルトはイライラしていた気持ちも忘れ、意気揚々と公爵家へと帰っていった。そしてそれを見る黒いローブの女性はにや~っとうすら笑いを浮かべていた。
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