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第2章 ゼンパンの素質とシークレットガチャスキル
第86話 ミスリルと金塊
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アクアダンジョンの探索を終えたラッキー達は帰還玉を使って、地上に戻ってきていた。
ギルドへは寄らずに宿屋に向かい、今はラッキーの部屋で手に入れたアイテムをテーブルに置いて話をしていた。ちなみにリルは疲れたのかマリアの膝の上でウトウトしている。
「さてと・・・・どうしようか・・・これ。」
ラッキーは目の前にあるミスリルの塊と金塊を見てシルフィー達に尋ねた。
「そうね・・・・・。さすがにこれはどうするか悩むわね。」
「そうですね。」
「ギルドに話をするのは・・・やっぱりまずいよな?」
「そうね。まずどうやって手に入れたのか聞かれるわ。17階層の事を話してもいいけど、あまり大げさになるのは困るわね。こんなモノを私達が持ってる事が知られたら色々危ないわ。」
「そうですね。ラッキーさんの事もありますし、隠していた方がいいですね。」
「17階層の事はどうする?ギルドに伝えるのか?」
「それも今はまだ、秘密の方がいいわね。どうしてそれがわかったのか聞かれたら困るし、結局は色々話さないと行けなくなるわ。」
「たしかにそうだな。」
ラッキー達は、アクアダンジョン17階層でカラースライムを1万体倒した。すると、金色のスライムと銀色のスライムが現れたのだ。警戒していたが、強さは他のスライムと一緒だったので、攻撃したらどちらのスライムもすぐに消滅した。
そして、銀色のスライムからはミスリルの塊が、金色のスライムからは金塊がドロップしたのだ。噂通りの事にラッキー達は驚いたが、冷静にカラースライム部屋を後にした。同じようにドロップの可能性が出た事で、再度カラースライム部屋に突入しようとしたら、扉が開かずカラースライム部屋に入れなかったのだ。
一万体倒したから入れなかったのか、それとも金色のスライムと銀色のスライムを倒したから入れなかったのか、入れないのはラッキー達だけなのか、他の人のは入れないのか。それはわからなかったので、後で考える事にしてラッキー達はアクアダンジョンを帰還していた。
「でもシルフィー?他の人もカラースライム部屋に入れなかったら問題にならないですか?」
「大丈夫よ。あそこはハズレ階層って呼ばれてるから入れなくなっても困らないはずよ。それに私達が使ってた時も他に使う人はいなかったわ。」
「でも何人かには俺達があそこにいるの見られてるぞ?」
「その時はわからないって言いましょ。」
「そうだな。それで・・・これはどうする?売れなかったら荷物になるだけだぞ?」
「それもお父様に相談するしかなさそうですね。」
「そうね。レアドロップもマリアのお父さんに言ってどうにかしてもらうつもりだったし、ミスリルと金塊も同じようにフロンダールに持って行きましょ。ここで出すのは危ないわ。」
「そうだな。」
「はい。お父様に相談すれば大丈夫だと思います。」
ラッキー達は大量にあるドロップアイテムについて、通常ドロップ品といくつかのレアドロップはアクアマリンのギルドに売却する事にし、残ったレアドロップとミスリルと金塊はフロンダールに持って行く事に決めた。
「ならギルドに行ってから、フロンダールに向かうか。ゆっくりするのはフロンダールについてからでいいよな?」
「ええ。」
「はい。私もそれで大丈夫です。」
『フロンダールに付いたらオークを狩りに行くんだぞ』
リルは相変わらずオーク推しだった。
運よく、フロンダールまでの護衛依頼があったので、ラッキー達はその依頼を受けてフロンダールへと戻って行った。
しっかりしている道を通ったので道中特に危なげもなかったので、お互いのステータスを確認したり、どうやって休みを過ごすかこれからどうするかなど、色々話しながらフロンダールへと向かった。
ちなみにラッキーとシルフィーはレベルを予定通り20に上げていた。マリアも18まで上げており、アクアダンジョンなら攻略する事も可能なぐらい強くなっていた。
【ラッキー】
レベル: 18 → 20
力 : 190 →210
体力 : 188 →208
敏捷 : 185 →205
器用 : 183 →203
魔力 ; 182 →202
運 : 890 →950
【素質】:ゼンパン(デイリーガチャ・モンスターガチャ)
剣術・気配察知・料理・掃除・踊り・計算・生活魔法
身体強化・穴掘り・靴磨き・早起き・早食い・お笑い・交渉
大声・テイム・健康・ハードワーク・斧術・トラップ
【シルフィード・リスボン】
レベル: 17 → 20
力 : 85 → 100
体力 : 165 → 180
敏捷 : 165 → 180
器用 : 165 → 180
魔力 ; 276 → 297
運 : 35
森の魔導士(風魔法、土魔法、人物鑑定の素質を持つ)
【素質】:風魔法(風魔法が使える。)
【素質】:土魔法(土魔法が使える。)
【素質】:人物鑑定(ステータスや素質が見れるようになる。)
【マリア・フロンダール】
レベル: 14 → 18
力 : 130 → 150
体力 : 70 →86
敏捷 : 65 → 71
器用 : 180 → 200
魔力 ; 260 → 300
運 : 28
聖女(治癒魔法、光魔法、祈りの素質を持つ)
【素質】:治癒魔法(治癒魔法が使える。)
【素質】:光魔法(光魔法が使える。)
【素質】:祈り(治癒魔法を使った時、効果が増加する。)
その後、何事もなくフロンダールへと着いたラッキー達は早速、ユリウス子爵へと今回の事を話す為、屋敷へと向かうのだった。
ギルドへは寄らずに宿屋に向かい、今はラッキーの部屋で手に入れたアイテムをテーブルに置いて話をしていた。ちなみにリルは疲れたのかマリアの膝の上でウトウトしている。
「さてと・・・・どうしようか・・・これ。」
ラッキーは目の前にあるミスリルの塊と金塊を見てシルフィー達に尋ねた。
「そうね・・・・・。さすがにこれはどうするか悩むわね。」
「そうですね。」
「ギルドに話をするのは・・・やっぱりまずいよな?」
「そうね。まずどうやって手に入れたのか聞かれるわ。17階層の事を話してもいいけど、あまり大げさになるのは困るわね。こんなモノを私達が持ってる事が知られたら色々危ないわ。」
「そうですね。ラッキーさんの事もありますし、隠していた方がいいですね。」
「17階層の事はどうする?ギルドに伝えるのか?」
「それも今はまだ、秘密の方がいいわね。どうしてそれがわかったのか聞かれたら困るし、結局は色々話さないと行けなくなるわ。」
「たしかにそうだな。」
ラッキー達は、アクアダンジョン17階層でカラースライムを1万体倒した。すると、金色のスライムと銀色のスライムが現れたのだ。警戒していたが、強さは他のスライムと一緒だったので、攻撃したらどちらのスライムもすぐに消滅した。
そして、銀色のスライムからはミスリルの塊が、金色のスライムからは金塊がドロップしたのだ。噂通りの事にラッキー達は驚いたが、冷静にカラースライム部屋を後にした。同じようにドロップの可能性が出た事で、再度カラースライム部屋に突入しようとしたら、扉が開かずカラースライム部屋に入れなかったのだ。
一万体倒したから入れなかったのか、それとも金色のスライムと銀色のスライムを倒したから入れなかったのか、入れないのはラッキー達だけなのか、他の人のは入れないのか。それはわからなかったので、後で考える事にしてラッキー達はアクアダンジョンを帰還していた。
「でもシルフィー?他の人もカラースライム部屋に入れなかったら問題にならないですか?」
「大丈夫よ。あそこはハズレ階層って呼ばれてるから入れなくなっても困らないはずよ。それに私達が使ってた時も他に使う人はいなかったわ。」
「でも何人かには俺達があそこにいるの見られてるぞ?」
「その時はわからないって言いましょ。」
「そうだな。それで・・・これはどうする?売れなかったら荷物になるだけだぞ?」
「それもお父様に相談するしかなさそうですね。」
「そうね。レアドロップもマリアのお父さんに言ってどうにかしてもらうつもりだったし、ミスリルと金塊も同じようにフロンダールに持って行きましょ。ここで出すのは危ないわ。」
「そうだな。」
「はい。お父様に相談すれば大丈夫だと思います。」
ラッキー達は大量にあるドロップアイテムについて、通常ドロップ品といくつかのレアドロップはアクアマリンのギルドに売却する事にし、残ったレアドロップとミスリルと金塊はフロンダールに持って行く事に決めた。
「ならギルドに行ってから、フロンダールに向かうか。ゆっくりするのはフロンダールについてからでいいよな?」
「ええ。」
「はい。私もそれで大丈夫です。」
『フロンダールに付いたらオークを狩りに行くんだぞ』
リルは相変わらずオーク推しだった。
運よく、フロンダールまでの護衛依頼があったので、ラッキー達はその依頼を受けてフロンダールへと戻って行った。
しっかりしている道を通ったので道中特に危なげもなかったので、お互いのステータスを確認したり、どうやって休みを過ごすかこれからどうするかなど、色々話しながらフロンダールへと向かった。
ちなみにラッキーとシルフィーはレベルを予定通り20に上げていた。マリアも18まで上げており、アクアダンジョンなら攻略する事も可能なぐらい強くなっていた。
【ラッキー】
レベル: 18 → 20
力 : 190 →210
体力 : 188 →208
敏捷 : 185 →205
器用 : 183 →203
魔力 ; 182 →202
運 : 890 →950
【素質】:ゼンパン(デイリーガチャ・モンスターガチャ)
剣術・気配察知・料理・掃除・踊り・計算・生活魔法
身体強化・穴掘り・靴磨き・早起き・早食い・お笑い・交渉
大声・テイム・健康・ハードワーク・斧術・トラップ
【シルフィード・リスボン】
レベル: 17 → 20
力 : 85 → 100
体力 : 165 → 180
敏捷 : 165 → 180
器用 : 165 → 180
魔力 ; 276 → 297
運 : 35
森の魔導士(風魔法、土魔法、人物鑑定の素質を持つ)
【素質】:風魔法(風魔法が使える。)
【素質】:土魔法(土魔法が使える。)
【素質】:人物鑑定(ステータスや素質が見れるようになる。)
【マリア・フロンダール】
レベル: 14 → 18
力 : 130 → 150
体力 : 70 →86
敏捷 : 65 → 71
器用 : 180 → 200
魔力 ; 260 → 300
運 : 28
聖女(治癒魔法、光魔法、祈りの素質を持つ)
【素質】:治癒魔法(治癒魔法が使える。)
【素質】:光魔法(光魔法が使える。)
【素質】:祈り(治癒魔法を使った時、効果が増加する。)
その後、何事もなくフロンダールへと着いたラッキー達は早速、ユリウス子爵へと今回の事を話す為、屋敷へと向かうのだった。
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いったん終了します
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