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第2章 ゼンパンの素質とシークレットガチャスキル
第73話 ダンジョン攻略!強くなった?
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フロンダールに来てから1ヶ月が経った。ラッキー達は、初級ダンジョンを無事に攻略していた。今は、初級ダンジョン攻略の打ち上げとマリアの冒険者ランクがDランクになった事をお祝いしている所だった。
フロンダールにある初級ダンジョン、フロンはリスボンにあったリスボーンのダンジョンと同様に30階層からならダンジョンだ。
各階層の魔物のランクはFランクとEランクだ。出てくる魔物はリスボーンのダンジョンと同じように1階層につき1種類の魔物で、種類は全て同じではないがゴブリンなど同じ魔物も出て来た。
ボスは10階層はレッドラミア、20階層はブルーラミア、30階層はポイズンラミアという上半身が女性の身体で、下半身が蛇の魔物だった。それぞれの色が特徴を表しており、レッドラミアは火魔法を使い、ブルーラミアは水魔法を、ポイズンラミアは毒の息を使ってくる。魔物のランクはDランクだ。
「ようやくフロンのダンジョンを攻略できたな。」
「そうね。やっぱりボスのラミアが厄介だったわね。」
「そうですね。最後シルフィーが毒になった時はちょっと焦りました。」
「そうね。でもマリアがすぐに解毒してくれて助かったわ。」
『俺も頑張ったんだぞー』
「そうだな。俺とリルが近接担当、シルフィーが後衛担当で、マリアが補助。ダンジョンを攻略してみて改めて思ったけど俺達のパーティ―ってバランスがいいよな。」
「そうね。レベルも上がったし、このまま中級ダンジョンに向かってもそこそこいけるんじゃない?」
「まあ俺達はあまりレベルが上がってないがマリアがかなり成長したよな。」
「そうですね。あれだけ毎日魔物を倒してたらレベルも上がりますよ。」
ラッキー達はフロンのダンジョンを攻略し、レベル上昇とともにステータスも上昇していた。
【ラッキー】
レベル: 16 → 18
力 : 170 → 190
体力 : 168 → 188
敏捷 : 165 → 185
器用 : 163 → 183
魔力 ; 162 → 182
運 : 630 → 890
【素質】:ゼンパン(デイリーガチャ・モンスターガチャ)
剣術・気配察知・料理・掃除・踊り・計算・生活魔法
身体強化・穴掘り・靴磨き・早起き・早食い・お笑い・交渉
大声・テイム・健康・ハードワーク・斧術・
ラッキーは、フロンダンジョンの攻略を終えてレベルを18まで上げていた。約20日間程フロンダンジョンで毎日魔物を平均して50体程狩っていた。討伐数は1000体にも上る。
1000体の魔物を倒して、レベルが2しか上がらないのは、ラッキーに取って初級ダンジョンの魔物が格下の相手になるからだ。この世界は弱い魔物を倒しても取得経験値が少なくなるようになっている。
更に、1000体の魔物と言っても、実際はラッキー、シルフィー、マリアの3人で分け合うので実質は3分の1程の経験地になるのもレベルの上昇が少なかった理由だ。ちなみにリルはステータスが見れないので、レベルがあるのかもステータスがどのくらいなのかもわからなかった。
シルフィーがリルに人物鑑定を使っても、リルの能力が高いのか、シルフィーの熟練度が低いのか、名前以外は何もわからなかった。リル自身も自分のステータスの事はよくわからないとの事だ。
1000体の魔物を倒した事で、ラッキーはフロンダンジョン攻略中に、モンスターガチャスキルを100回使用していた。もちろん10連モンスターガチャスキルだ。10連ガチャスキルを2日に1回使っていたラッキーは素質を6つ手に入れていた。
と言っても、6つの内、5つはすでにラッキーの持っている素質だった為、運の数値上昇に変わっていた。運の数値はそれにより250も上昇していた。途中ステータスの種もモンスターガチャスキルから出たため、合計260上昇していた。
【シルフィード・リスボン】
レベル: 15 → 17
力 : 75 → 85
体力 : 150 → 165
敏捷 : 150 → 165
器用 : 150 → 165
魔力 ; 259 → 276
運 : 35
森の魔導士(風魔法、土魔法、人物鑑定の素質を持つ)
【素質】:風魔法(風魔法が使える。)
【素質】:土魔法(土魔法が使える。)
【素質】:人物鑑定(ステータスや素質が見れるようになる。)
【マリア・フロンダール】
レベル: 14
力 : 130
体力 : 70
敏捷 : 65
器用 : 180
魔力 ; 260
運 : 28
聖女(治癒魔法、光魔法、祈りの素質を持つ)
【素質】:治癒魔法(治癒魔法が使える。)
【素質】:光魔法(光魔法が使える。)
【素質】:祈り(治癒魔法を使った時、効果が増加する。)
マリアは、フロンのダンジョンに入るまではレベルが5だったが、フロンのダンジョンを攻略する事でレベルが14まで上がった。素質を手に入れた時に、力が50、器用が100、魔力が150上がっている。そこからレベル上昇に伴いステータスが上昇していた。
(マリアがDランクになったからようやく次のダンジョンに迎えるな。俺があまりレベルが上がらなかったのは心配だけど、中級ダンジョンにいけばなんとかなるか。シルフィーとマリアの魔力を見る限りだったら俺も能力値は250ぐらいは欲しい所だ。運の数値ばっかり上がっても今の所、良さがわからないからな。)
お互いのステータスを確認しあったラッキー達は、5カ月後にせまった王国武道会に向けて、明日からも努力する事を誓い、一時の休息を楽しむのだった。
フロンダールにある初級ダンジョン、フロンはリスボンにあったリスボーンのダンジョンと同様に30階層からならダンジョンだ。
各階層の魔物のランクはFランクとEランクだ。出てくる魔物はリスボーンのダンジョンと同じように1階層につき1種類の魔物で、種類は全て同じではないがゴブリンなど同じ魔物も出て来た。
ボスは10階層はレッドラミア、20階層はブルーラミア、30階層はポイズンラミアという上半身が女性の身体で、下半身が蛇の魔物だった。それぞれの色が特徴を表しており、レッドラミアは火魔法を使い、ブルーラミアは水魔法を、ポイズンラミアは毒の息を使ってくる。魔物のランクはDランクだ。
「ようやくフロンのダンジョンを攻略できたな。」
「そうね。やっぱりボスのラミアが厄介だったわね。」
「そうですね。最後シルフィーが毒になった時はちょっと焦りました。」
「そうね。でもマリアがすぐに解毒してくれて助かったわ。」
『俺も頑張ったんだぞー』
「そうだな。俺とリルが近接担当、シルフィーが後衛担当で、マリアが補助。ダンジョンを攻略してみて改めて思ったけど俺達のパーティ―ってバランスがいいよな。」
「そうね。レベルも上がったし、このまま中級ダンジョンに向かってもそこそこいけるんじゃない?」
「まあ俺達はあまりレベルが上がってないがマリアがかなり成長したよな。」
「そうですね。あれだけ毎日魔物を倒してたらレベルも上がりますよ。」
ラッキー達はフロンのダンジョンを攻略し、レベル上昇とともにステータスも上昇していた。
【ラッキー】
レベル: 16 → 18
力 : 170 → 190
体力 : 168 → 188
敏捷 : 165 → 185
器用 : 163 → 183
魔力 ; 162 → 182
運 : 630 → 890
【素質】:ゼンパン(デイリーガチャ・モンスターガチャ)
剣術・気配察知・料理・掃除・踊り・計算・生活魔法
身体強化・穴掘り・靴磨き・早起き・早食い・お笑い・交渉
大声・テイム・健康・ハードワーク・斧術・
ラッキーは、フロンダンジョンの攻略を終えてレベルを18まで上げていた。約20日間程フロンダンジョンで毎日魔物を平均して50体程狩っていた。討伐数は1000体にも上る。
1000体の魔物を倒して、レベルが2しか上がらないのは、ラッキーに取って初級ダンジョンの魔物が格下の相手になるからだ。この世界は弱い魔物を倒しても取得経験値が少なくなるようになっている。
更に、1000体の魔物と言っても、実際はラッキー、シルフィー、マリアの3人で分け合うので実質は3分の1程の経験地になるのもレベルの上昇が少なかった理由だ。ちなみにリルはステータスが見れないので、レベルがあるのかもステータスがどのくらいなのかもわからなかった。
シルフィーがリルに人物鑑定を使っても、リルの能力が高いのか、シルフィーの熟練度が低いのか、名前以外は何もわからなかった。リル自身も自分のステータスの事はよくわからないとの事だ。
1000体の魔物を倒した事で、ラッキーはフロンダンジョン攻略中に、モンスターガチャスキルを100回使用していた。もちろん10連モンスターガチャスキルだ。10連ガチャスキルを2日に1回使っていたラッキーは素質を6つ手に入れていた。
と言っても、6つの内、5つはすでにラッキーの持っている素質だった為、運の数値上昇に変わっていた。運の数値はそれにより250も上昇していた。途中ステータスの種もモンスターガチャスキルから出たため、合計260上昇していた。
【シルフィード・リスボン】
レベル: 15 → 17
力 : 75 → 85
体力 : 150 → 165
敏捷 : 150 → 165
器用 : 150 → 165
魔力 ; 259 → 276
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【素質】:人物鑑定(ステータスや素質が見れるようになる。)
【マリア・フロンダール】
レベル: 14
力 : 130
体力 : 70
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魔力 ; 260
運 : 28
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