51 / 178
第1章 ゼンパンの素質とデイリーガチャスキル
第51話 10連モンスターガチャスキル
しおりを挟む
ダンジョン攻略を終え地上に戻ってきたラッキーとシルフィーはギルドに向かわず誰もいない草原に来ていた。
「ここなら周りに誰もいないわ。いきなり10個のパンが現れても大丈夫よ。」
「わかった。」
ラッキーはモンスターガチャスキルを使用する。
すると・・・
『ただいまモンスターガチャスキルは10回のストックがあります。Eランクが6回分とFランクが4回分。合計10回貯まってますので、Fランクの10連モンスターガチャも使用可能です。』
「えっ!?」
「どうしたの?」
「うん。なんかどのスキルを使うか選べるみたいなんだ。」
ラッキーはシルフィーに選べるモンスターガチャスキルについて話した。
「10連モンスターガチャスキルが全てFランクになってるのが問題ね。10連モンスターガチャがどういうモノなのか説明とかはないの?」
「ああ。アナウンスは一方通行でこちらから問いかけたりはできないんだ。」
「なら試してみるしかないんじゃない?わざわざ10連モンスターガチャってするぐらいなんだから何かしら意味はあると思うけど?」
(シルフィーのいう通りだな。せっかく10回貯めたんだし今回は10連モンスターガチャスキルにするか。それにダメだったとしても又魔物を狩ればモンスターガチャスキルは使えるんだから気楽にいくか。)
「そうだね。じゃあ10連モンスターガチャスキルを使うよ。」
ラッキーは10連モンスターガチャスキルを選択した。
すると・・・
金色の光が目の前に輝いた。
「ラッキー!!金色だわ。」
「ああ。期待できるな。」
(10連ガチャスキルは必ず素質かアイテムが手に入るって事なのか・・・)
金色の光が収まるとラッキーとシルフィーの目の前にはパンとアイテムが転がっていた。
そして・・・
『料理の素質を獲得しました。料理の素質はすでに所持している為ステータスに変換されます。』
とアナウンスが流れた。
「素質が手に入った。」
「本当!?あっ。たしかにパンとアイテムは9個しかないわ。それで?今度はどんな素質が手に入ったの?」
「あっ。でも手に入ったのは料理の素質見たい。」
「料理?あれっ?ラッキー料理の素質は持ってたわよね?」
「うん。だから素質はステータスに変換されたってアナウンスが合ったんだ。」
「ステータスに変換・・・。それはまた・・・とんでもないわね。」
「やっぱりそう思う?」
「もちろんよ。だってラッキーはこれからレベルを上げなくてもガチャスキルでステータスを上げる事ができるのよ?ただでさえ素質が増えるのにすごすぎだわ。」
(やっぱりそう思うよね。初めに料理の素質を手に入れた時は使えないな~って思ってたけど同じ素質が出るとステータスが上がるなら意味があったって事か。)
「それで?どのステータスが上がったの?やっぱり運の数値?」
シルフィーに言われ、ラッキーは自分のステータスを確認した。
【ラッキー】
レベル: 10
力 : 110
体力 : 108
敏捷 : 105
器用 : 103
魔力 ; 102
運 : 520 → 570
【素質】:ゼンパン(デイリーガチャ・モンスターガチャ)
【素質】:剣術(剣術がうまくなる。)
【素質】:気配察知(人や魔物の気配をがわかるようになる。)
【素質】:料理(料理を作るのがうまくなる。)
【素質】:掃除(掃除するのがうまくなる。)
【素質】:踊り(踊りがうまくなる。)
【素質】:計算(計算速度が速くなる。)
【素質】:生活魔法(日常に役立つ魔法が使える。)
【素質】:身体強化(魔力を使って身体能力を上げる事ができる。)
すると、シルフィーの予想通り運の数値が50上昇していた。
(運の数値が50も上がってる。Fランクの素質は同じ素質が出ると50ステータスが上がるって事かな?ランクが上がると、上昇するステータスの数値も増えるのかな?てかリスボーンのダンジョンでけっこう魔物倒したのにレベルは上がってないな。)
「運の数値が50上がってた。」
「50も!?しかもやっぱり運が?・・・。もうなんて言えばいいかわからないわ。」
「はは。あっそういえばアイテムも出てたよね。とりあえず出たアイテムとパンを確認しようか。」
ラッキーとシルフィーは、モンスターガチャスキルで手に入れた他の物を確認した。
今回のモンスターガチャスキルから出たアイテムは・・・
食パン3枚
コロッケパン1個
やきそばパン1個
クリームパン1個
フランスパン1個
メロンパン1個
ポーション1個
だった。
「アイテムはポーションだけだったな。」
「ええ。でも素質が出たもの。十分当たりだわ。10連モンスターガチャスキルは素質が必ず出るのかしら?」
「まだわからないけど、わざわざ10連って分けるぐらいだから、その可能性はあるだろうな。」
「そうね。じゃあモンスターガチャスキルは今後も10回貯めてから使うほうがいいわね。」
「うん。魔物を100体倒せばいいだけだから、何日かダンジョンに入ればすぐに貯まるだろうし。」
「そうね。今日は8階層まで行ったし、明日は10階層のボスまで行きたいわね。そしたらキリもいいし、明後日は休みにするのはどうかしら?」
「そうだね。それでいこう。」
そうして、ラッキーとシルフィーはドロップアイテムを売却するためにギルドに向かうのだった・・・
「ここなら周りに誰もいないわ。いきなり10個のパンが現れても大丈夫よ。」
「わかった。」
ラッキーはモンスターガチャスキルを使用する。
すると・・・
『ただいまモンスターガチャスキルは10回のストックがあります。Eランクが6回分とFランクが4回分。合計10回貯まってますので、Fランクの10連モンスターガチャも使用可能です。』
「えっ!?」
「どうしたの?」
「うん。なんかどのスキルを使うか選べるみたいなんだ。」
ラッキーはシルフィーに選べるモンスターガチャスキルについて話した。
「10連モンスターガチャスキルが全てFランクになってるのが問題ね。10連モンスターガチャがどういうモノなのか説明とかはないの?」
「ああ。アナウンスは一方通行でこちらから問いかけたりはできないんだ。」
「なら試してみるしかないんじゃない?わざわざ10連モンスターガチャってするぐらいなんだから何かしら意味はあると思うけど?」
(シルフィーのいう通りだな。せっかく10回貯めたんだし今回は10連モンスターガチャスキルにするか。それにダメだったとしても又魔物を狩ればモンスターガチャスキルは使えるんだから気楽にいくか。)
「そうだね。じゃあ10連モンスターガチャスキルを使うよ。」
ラッキーは10連モンスターガチャスキルを選択した。
すると・・・
金色の光が目の前に輝いた。
「ラッキー!!金色だわ。」
「ああ。期待できるな。」
(10連ガチャスキルは必ず素質かアイテムが手に入るって事なのか・・・)
金色の光が収まるとラッキーとシルフィーの目の前にはパンとアイテムが転がっていた。
そして・・・
『料理の素質を獲得しました。料理の素質はすでに所持している為ステータスに変換されます。』
とアナウンスが流れた。
「素質が手に入った。」
「本当!?あっ。たしかにパンとアイテムは9個しかないわ。それで?今度はどんな素質が手に入ったの?」
「あっ。でも手に入ったのは料理の素質見たい。」
「料理?あれっ?ラッキー料理の素質は持ってたわよね?」
「うん。だから素質はステータスに変換されたってアナウンスが合ったんだ。」
「ステータスに変換・・・。それはまた・・・とんでもないわね。」
「やっぱりそう思う?」
「もちろんよ。だってラッキーはこれからレベルを上げなくてもガチャスキルでステータスを上げる事ができるのよ?ただでさえ素質が増えるのにすごすぎだわ。」
(やっぱりそう思うよね。初めに料理の素質を手に入れた時は使えないな~って思ってたけど同じ素質が出るとステータスが上がるなら意味があったって事か。)
「それで?どのステータスが上がったの?やっぱり運の数値?」
シルフィーに言われ、ラッキーは自分のステータスを確認した。
【ラッキー】
レベル: 10
力 : 110
体力 : 108
敏捷 : 105
器用 : 103
魔力 ; 102
運 : 520 → 570
【素質】:ゼンパン(デイリーガチャ・モンスターガチャ)
【素質】:剣術(剣術がうまくなる。)
【素質】:気配察知(人や魔物の気配をがわかるようになる。)
【素質】:料理(料理を作るのがうまくなる。)
【素質】:掃除(掃除するのがうまくなる。)
【素質】:踊り(踊りがうまくなる。)
【素質】:計算(計算速度が速くなる。)
【素質】:生活魔法(日常に役立つ魔法が使える。)
【素質】:身体強化(魔力を使って身体能力を上げる事ができる。)
すると、シルフィーの予想通り運の数値が50上昇していた。
(運の数値が50も上がってる。Fランクの素質は同じ素質が出ると50ステータスが上がるって事かな?ランクが上がると、上昇するステータスの数値も増えるのかな?てかリスボーンのダンジョンでけっこう魔物倒したのにレベルは上がってないな。)
「運の数値が50上がってた。」
「50も!?しかもやっぱり運が?・・・。もうなんて言えばいいかわからないわ。」
「はは。あっそういえばアイテムも出てたよね。とりあえず出たアイテムとパンを確認しようか。」
ラッキーとシルフィーは、モンスターガチャスキルで手に入れた他の物を確認した。
今回のモンスターガチャスキルから出たアイテムは・・・
食パン3枚
コロッケパン1個
やきそばパン1個
クリームパン1個
フランスパン1個
メロンパン1個
ポーション1個
だった。
「アイテムはポーションだけだったな。」
「ええ。でも素質が出たもの。十分当たりだわ。10連モンスターガチャスキルは素質が必ず出るのかしら?」
「まだわからないけど、わざわざ10連って分けるぐらいだから、その可能性はあるだろうな。」
「そうね。じゃあモンスターガチャスキルは今後も10回貯めてから使うほうがいいわね。」
「うん。魔物を100体倒せばいいだけだから、何日かダンジョンに入ればすぐに貯まるだろうし。」
「そうね。今日は8階層まで行ったし、明日は10階層のボスまで行きたいわね。そしたらキリもいいし、明後日は休みにするのはどうかしら?」
「そうだね。それでいこう。」
そうして、ラッキーとシルフィーはドロップアイテムを売却するためにギルドに向かうのだった・・・
3
お気に入りに追加
1,271
あなたにおすすめの小説
【完結】もう…我慢しなくても良いですよね?
アノマロカリス
ファンタジー
マーテルリア・フローレンス公爵令嬢は、幼い頃から自国の第一王子との婚約が決まっていて幼少の頃から厳しい教育を施されていた。
泣き言は許されず、笑みを浮かべる事も許されず、お茶会にすら参加させて貰えずに常に完璧な淑女を求められて教育をされて来た。
16歳の成人の義を過ぎてから王子との婚約発表の場で、事あろうことか王子は聖女に選ばれたという男爵令嬢を連れて来て私との婚約を破棄して、男爵令嬢と婚約する事を選んだ。
マーテルリアの幼少からの血の滲むような努力は、一瞬で崩壊してしまった。
あぁ、今迄の苦労は一体なんの為に…
もう…我慢しなくても良いですよね?
この物語は、「虐げられる生活を曽祖母の秘術でざまぁして差し上げますわ!」の続編です。
前作の登場人物達も多数登場する予定です。
マーテルリアのイラストを変更致しました。
「不細工なお前とは婚約破棄したい」と言ってみたら、秒で破棄されました。
桜乃
ファンタジー
ロイ王子の婚約者は、不細工と言われているテレーゼ・ハイウォール公爵令嬢。彼女からの愛を確かめたくて、思ってもいない事を言ってしまう。
「不細工なお前とは婚約破棄したい」
この一言が重要な言葉だなんて思いもよらずに。
※約4000文字のショートショートです。11/21に完結いたします。
※1回の投稿文字数は少な目です。
※前半と後半はストーリーの雰囲気が変わります。
表紙は「かんたん表紙メーカー2」にて作成いたしました。
❇❇❇❇❇❇❇❇❇
2024年10月追記
お読みいただき、ありがとうございます。
こちらの作品は完結しておりますが、10月20日より「番外編 バストリー・アルマンの事情」を追加投稿致しますので、一旦、表記が連載中になります。ご了承ください。
1ページの文字数は少な目です。
約4500文字程度の番外編です。
バストリー・アルマンって誰やねん……という読者様のお声が聞こえてきそう……(;´∀`)
ロイ王子の側近です。(←言っちゃう作者 笑)
※番外編投稿後は完結表記に致します。再び、番外編等を投稿する際には連載表記となりますこと、ご容赦いただけますと幸いです。

絶対に間違えないから
mahiro
恋愛
あれは事故だった。
けれど、その場には彼女と仲の悪かった私がおり、日頃の行いの悪さのせいで彼女を階段から突き落とした犯人は私だと誰もが思ったーーー私の初恋であった貴方さえも。
だから、貴方は彼女を失うことになった私を許さず、私を死へ追いやった………はずだった。
何故か私はあのときの記憶を持ったまま6歳の頃の私に戻ってきたのだ。
どうして戻ってこれたのか分からないが、このチャンスを逃すわけにはいかない。
私はもう彼らとは出会わず、日頃の行いの悪さを見直し、平穏な生活を目指す!そう決めたはずなのに...……。

少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。

投獄された聖女は祈るのをやめ、自由を満喫している。
七辻ゆゆ
ファンタジー
「偽聖女リーリエ、おまえとの婚約を破棄する。衛兵、偽聖女を地下牢に入れよ!」
リーリエは喜んだ。
「じゆ……、じゆう……自由だわ……!」
もう教会で一日中祈り続けなくてもいいのだ。

【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く

5歳で前世の記憶が混入してきた --スキルや知識を手に入れましたが、なんで中身入ってるんですか?--
ばふぉりん
ファンタジー
「啞"?!@#&〆々☆¥$€%????」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
五歳の誕生日を迎えた男の子は家族から捨てられた。理由は
「お前は我が家の恥だ!占星の儀で訳の分からないスキルを貰って、しかも使い方がわからない?これ以上お前を育てる義務も義理もないわ!」
この世界では五歳の誕生日に教会で『占星の儀』というスキルを授かることができ、そのスキルによってその後の人生が決まるといっても過言では無い。
剣聖 聖女 影朧といった上位スキルから、剣士 闘士 弓手といった一般的なスキル、そして家事 農耕 牧畜といったもうそれスキルじゃないよね?といったものまで。
そんな中、この五歳児が得たスキルは
□□□□
もはや文字ですら無かった
~~~~~~~~~~~~~~~~~
本文中に顔文字を使用しますので、できれば横読み推奨します。
本作中のいかなる個人・団体名は実在するものとは一切関係ありません。

【完結】あなたに知られたくなかった
ここ
ファンタジー
セレナの幸せな生活はあっという間に消え去った。新しい継母と異母妹によって。
5歳まで令嬢として生きてきたセレナは6歳の今は、小さな手足で必死に下女見習いをしている。もう自分が令嬢だということは忘れていた。
そんなセレナに起きた奇跡とは?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる