137 / 248
第8章 クリフ一家と領地改革!?
第259話 尻に敷かれる主人公はラノベの定番
しおりを挟む
邪神の洞窟の調査をした日の夜、クリフは恐る恐る念話を行った。
『セリーヌ。聞こえる?』
『もちろんです。ずっと待ってましたわ。』
『ごめんごめん。ちょっと色々問題が起きてね。』
『それで?詳しい事を教えてくれるんですよね?』
『ああ。セリーヌ以外もそこにいるの?』
『はい。今日の晩、クリフ様が念話をしてくれるって言ってましたから全員で集まってクリフ様からの念話を待っていました。』
(そうだよね。やっぱり待ってるよね。よかった・・・忘れずに念話して。これ忘れてたらヤバイ事になってたな。)
クリフは、セリーヌ達に詳しく話をした。セリーヌ達のドレスの材料をプラチナスパイダーの糸を使う事を決めた事。その糸は世界樹のそびえ立つ大陸にあると女神アイリーン様に教えてもらった事。アイリーン様にその大陸に転移させてもらった事。
大陸に着いたらエルフとダークエルフと出会った事。世界樹はあったが、邪神の影響を受けている事。それが原因かわからないが目当てのプラチナスパイダーが見つからない事。
『そうなんですね。それならはじめっからそう言ってくれればよかったのに。』
『定期的に連絡してこないクリフが悪いわ。どこでも念話できるんだから。報連相は大事よ。』
『ごめんなさい。』
『でもクリフ君の元気な声がきけて安心したよ。それにクリフ君ならその大陸の問題もサクッと解決するだろうし。』
『マスターよ。我の力が必要ならいつでも行ってくれ。すぐに飛んでいくのでな。』
『ありがとうグラン。でも大丈夫。俺一人でなんとかしてみるよ。』
『うむ。』
『そう言えばグランってクリフの事、まだマスターって呼んでるのね。呼び方変えないの?』
『うむ。嫁達の中じゃマスターと呼ぶのは我だけだからな。それがいいんじゃ。』
セリーヌはクリフ様、ユーナはクリフさん、ソフィアはクリフ君、ナリアとジャンヌはクリフと呼んでいた。その中で、マスターと呼ぶのはグラン、スイム、クインだ。スイムとクインはクリフの従者的な位置なので、グランの言ったようにクリフの嫁達の中ではマスターと呼ぶのはグランだけだった。
『それよりクリフそっちの状況はわかったわ。だけど随分エルフの子と仲が良いみたいだけどそれはどういう事なの?』
『いやそれは・・・何というか・・・』
『まあクリフさんと一緒にいればクリフさんの事を好きになっちゃうのもわかりますが気を付けてくださいね。クリフさんは無自覚で増やしちゃうんですから。』
(やっぱりいつの間にか、ラノベテンプレの無自覚系主人公を発動しちゃってるよね。)
『クリフ様。もし増えるとなっても私達に相談してくださいね。』
『はい!もちろんです。』
『ふふふ。それならいいですよ。皆クリフ様が戻ってくるのを待ってるので早く解決して戻ってきてくださいね。それにしても困ってる人を見過ごせない所はさすがクリフ様ですね。』
『まあクリフらしいって言えばらしいわね。』
『うむ。さすがマスターじゃ。』
(よかった。なんとなく良い雰囲気になったぞ。でもサラサを連れて行くのは無理っぽいな。まあまだサラサを好きって言う訳じゃないしな。それにライシャとはまだそんな関係でもないし。エルフ枠とダークエルフ枠はこれから考えればいいか。テンプレなら再会して・・・とかもありえるもんな。まあその辺は流れに身を任せるか。)
『そっちの方は問題ない?』
『ええ。エターレイン領は順調そのものね。あっそれと結婚式の会場は王都サリマンじゃなくて、ここエターレインで行われる事になったわ。』
『えっ?どういう事?』
『クリフから指輪を貰って転移魔法が使えるようになったじゃない?だからこの前、帝国の父をエターレインに連れてきたの。そこで色々話合って、そんなに気軽に来れるなら結婚式もエターレインでした方がいいんじゃない?って話になってね。セリーヌ達とも話しあって、会場をエターレインにする事にしたのよ。』
『そうなんだ・・・』
(そう言えば、レインボージュエルに転移魔法を付与してもらったんだったな。そう考えれば移動も苦じゃないし、場所はエターレインでも問題ないのか。どちらにしてもお披露目をしないといけなかったし。でもそれなら早くドレスを準備して、会場も手を入れないといけないな。)
『マスターよ。心配せんでも会場は我達がしっかりと作っておるから安心してよいぞ。』
『そうですね。グランを中心にかなり豪華になってるよ。クリフ君が帰ってきたらビックリするかも。』
『そうですね。正直王城よりも豪華かもしれません。』
『えっ・・・』
『マスターと我達の結婚式なのじゃ。当然じゃろう。』
(まじか~。ここは俺が自重しない所だけど、俺の知らない所でグランがやらかす系だったか。まあどちらにしても俺もきっとやらかしてただろうし、今更だな。うん。帰った時の楽しみにしておこう。そうだ。ドラゴンのはく製とか面白いかもしれないな。各国の人達が集まるんだ。俺も自重せずにやりまくるか。)
『それは楽しみだね。早くこっちの問題を解決するね。』
『クリフさんが驚く顔が楽しみですね。それに念話もサボらずして来てくださいね。』
『はい・・・必ず報告するようにします。』
(俺には出来すぎの嫁達だな。俺もがんばって最高のドレスを作らないと。まあ嫁の尻に敷かれるのはラノベ主人公の定番だし、それはそれでOKだ。今はこっちの問題を一日でも早く解決できるように努力するか。)
セリーヌ達との念話を終えたクリフは明日から更にがんばる事を決めるのだった。
『セリーヌ。聞こえる?』
『もちろんです。ずっと待ってましたわ。』
『ごめんごめん。ちょっと色々問題が起きてね。』
『それで?詳しい事を教えてくれるんですよね?』
『ああ。セリーヌ以外もそこにいるの?』
『はい。今日の晩、クリフ様が念話をしてくれるって言ってましたから全員で集まってクリフ様からの念話を待っていました。』
(そうだよね。やっぱり待ってるよね。よかった・・・忘れずに念話して。これ忘れてたらヤバイ事になってたな。)
クリフは、セリーヌ達に詳しく話をした。セリーヌ達のドレスの材料をプラチナスパイダーの糸を使う事を決めた事。その糸は世界樹のそびえ立つ大陸にあると女神アイリーン様に教えてもらった事。アイリーン様にその大陸に転移させてもらった事。
大陸に着いたらエルフとダークエルフと出会った事。世界樹はあったが、邪神の影響を受けている事。それが原因かわからないが目当てのプラチナスパイダーが見つからない事。
『そうなんですね。それならはじめっからそう言ってくれればよかったのに。』
『定期的に連絡してこないクリフが悪いわ。どこでも念話できるんだから。報連相は大事よ。』
『ごめんなさい。』
『でもクリフ君の元気な声がきけて安心したよ。それにクリフ君ならその大陸の問題もサクッと解決するだろうし。』
『マスターよ。我の力が必要ならいつでも行ってくれ。すぐに飛んでいくのでな。』
『ありがとうグラン。でも大丈夫。俺一人でなんとかしてみるよ。』
『うむ。』
『そう言えばグランってクリフの事、まだマスターって呼んでるのね。呼び方変えないの?』
『うむ。嫁達の中じゃマスターと呼ぶのは我だけだからな。それがいいんじゃ。』
セリーヌはクリフ様、ユーナはクリフさん、ソフィアはクリフ君、ナリアとジャンヌはクリフと呼んでいた。その中で、マスターと呼ぶのはグラン、スイム、クインだ。スイムとクインはクリフの従者的な位置なので、グランの言ったようにクリフの嫁達の中ではマスターと呼ぶのはグランだけだった。
『それよりクリフそっちの状況はわかったわ。だけど随分エルフの子と仲が良いみたいだけどそれはどういう事なの?』
『いやそれは・・・何というか・・・』
『まあクリフさんと一緒にいればクリフさんの事を好きになっちゃうのもわかりますが気を付けてくださいね。クリフさんは無自覚で増やしちゃうんですから。』
(やっぱりいつの間にか、ラノベテンプレの無自覚系主人公を発動しちゃってるよね。)
『クリフ様。もし増えるとなっても私達に相談してくださいね。』
『はい!もちろんです。』
『ふふふ。それならいいですよ。皆クリフ様が戻ってくるのを待ってるので早く解決して戻ってきてくださいね。それにしても困ってる人を見過ごせない所はさすがクリフ様ですね。』
『まあクリフらしいって言えばらしいわね。』
『うむ。さすがマスターじゃ。』
(よかった。なんとなく良い雰囲気になったぞ。でもサラサを連れて行くのは無理っぽいな。まあまだサラサを好きって言う訳じゃないしな。それにライシャとはまだそんな関係でもないし。エルフ枠とダークエルフ枠はこれから考えればいいか。テンプレなら再会して・・・とかもありえるもんな。まあその辺は流れに身を任せるか。)
『そっちの方は問題ない?』
『ええ。エターレイン領は順調そのものね。あっそれと結婚式の会場は王都サリマンじゃなくて、ここエターレインで行われる事になったわ。』
『えっ?どういう事?』
『クリフから指輪を貰って転移魔法が使えるようになったじゃない?だからこの前、帝国の父をエターレインに連れてきたの。そこで色々話合って、そんなに気軽に来れるなら結婚式もエターレインでした方がいいんじゃない?って話になってね。セリーヌ達とも話しあって、会場をエターレインにする事にしたのよ。』
『そうなんだ・・・』
(そう言えば、レインボージュエルに転移魔法を付与してもらったんだったな。そう考えれば移動も苦じゃないし、場所はエターレインでも問題ないのか。どちらにしてもお披露目をしないといけなかったし。でもそれなら早くドレスを準備して、会場も手を入れないといけないな。)
『マスターよ。心配せんでも会場は我達がしっかりと作っておるから安心してよいぞ。』
『そうですね。グランを中心にかなり豪華になってるよ。クリフ君が帰ってきたらビックリするかも。』
『そうですね。正直王城よりも豪華かもしれません。』
『えっ・・・』
『マスターと我達の結婚式なのじゃ。当然じゃろう。』
(まじか~。ここは俺が自重しない所だけど、俺の知らない所でグランがやらかす系だったか。まあどちらにしても俺もきっとやらかしてただろうし、今更だな。うん。帰った時の楽しみにしておこう。そうだ。ドラゴンのはく製とか面白いかもしれないな。各国の人達が集まるんだ。俺も自重せずにやりまくるか。)
『それは楽しみだね。早くこっちの問題を解決するね。』
『クリフさんが驚く顔が楽しみですね。それに念話もサボらずして来てくださいね。』
『はい・・・必ず報告するようにします。』
(俺には出来すぎの嫁達だな。俺もがんばって最高のドレスを作らないと。まあ嫁の尻に敷かれるのはラノベ主人公の定番だし、それはそれでOKだ。今はこっちの問題を一日でも早く解決できるように努力するか。)
セリーヌ達との念話を終えたクリフは明日から更にがんばる事を決めるのだった。
54
お気に入りに追加
4,492
あなたにおすすめの小説
1枚の金貨から変わる俺の異世界生活。26個の神の奇跡は俺をチート野郎にしてくれるはず‼
ベルピー
ファンタジー
この世界は5歳で全ての住民が神より神の祝福を得られる。そんな中、カインが授かった祝福は『アルファベット』という見た事も聞いた事もない祝福だった。
祝福を授かった時に現れる光は前代未聞の虹色⁉周りから多いに期待されるが、期待とは裏腹に、どんな祝福かもわからないまま、5年間を何事もなく過ごした。
10歳で冒険者になった時には、『無能の祝福』と呼ばれるようになった。
『無能の祝福』、『最低な能力値』、『最低な成長率』・・・
そんな中、カインは腐る事なく日々冒険者としてできる事を毎日こなしていた。
『おつかいクエスト』、『街の清掃』、『薬草採取』、『荷物持ち』、カインのできる内容は日銭を稼ぐだけで精一杯だったが、そんな時に1枚の金貨を手に入れたカインはそこから人生が変わった。
教会で1枚の金貨を寄付した事が始まりだった。前世の記憶を取り戻したカインは、神の奇跡を手に入れる為にお金を稼ぐ。お金を稼ぐ。お金を稼ぐ。
『戦闘民族君』、『未来の猫ロボット君』、『美少女戦士君』、『天空の城ラ君』、『風の谷君』などなど、様々な神の奇跡を手に入れる為、カインの冒険が始まった。
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
スキルが農業と豊穣だったので追放されました~辺境伯令嬢はおひとり様を満喫しています~
白雪の雫
ファンタジー
「アールマティ、当主の名において穀潰しのお前を追放する!」
マッスル王国のストロング辺境伯家は【軍神】【武神】【戦神】【剣聖】【剣豪】といった戦闘に関するスキルを神より授かるからなのか、代々優れた軍人・武人を輩出してきた家柄だ。
そんな家に産まれたからなのか、ストロング家の者は【力こそ正義】と言わんばかりに見事なまでに脳筋思考の持ち主だった。
だが、この世には例外というものがある。
ストロング家の次女であるアールマティだ。
実はアールマティ、日本人として生きていた前世の記憶を持っているのだが、その事を話せば病院に送られてしまうという恐怖があるからなのか誰にも打ち明けていない。
そんなアールマティが授かったスキルは【農業】と【豊穣】
戦いに役に立たないスキルという事で、アールマティは父からストロング家追放を宣告されたのだ。
「仰せのままに」
父の言葉に頭を下げた後、屋敷を出て行こうとしているアールマティを母と兄弟姉妹、そして家令と使用人達までもが嘲笑いながら罵っている。
「食糧と食料って人間の生命活動に置いて一番大事なことなのに・・・」
脳筋に何を言っても無駄だと子供の頃から悟っていたアールマティは他国へと亡命する。
アールマティが森の奥でおひとり様を満喫している頃
ストロング領は大飢饉となっていた。
農業系のゲームをやっていた時に思い付いた話です。
主人公のスキルはゲームがベースになっているので、作物が実るのに時間を要しないし、追放された後は現代的な暮らしをしているという実にご都合主義です。
短い話という理由で色々深く考えた話ではないからツッコミどころ満載です。
【完結】実はチートの転生者、無能と言われるのに飽きて実力を解放する
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング1位獲得作品!!】
最強スキル『適応』を与えられた転生者ジャック・ストロングは16歳。
戦士になり、王国に潜む悪を倒すためのユピテル英才学園に入学して3ヶ月がたっていた。
目立たないために実力を隠していたジャックだが、学園長から次のテストで成績がよくないと退学だと脅され、ついに実力を解放していく。
ジャックのライバルとなる個性豊かな生徒たち、実力ある先生たちにも注目!!
彼らのハチャメチャ学園生活から目が離せない!!
※小説家になろう、カクヨム、エブリスタでも投稿中
母親に家を追い出されたので、勝手に生きる!!(泣きついて来ても、助けてやらない)
いくみ
ファンタジー
実母に家を追い出された。
全く親父の奴!勝手に消えやがって!
親父が帰ってこなくなったから、実母が再婚したが……。その再婚相手は働きもせずに好き勝手する男だった。
俺は消えた親父から母と頼むと、言われて。
母を守ったつもりだったが……出て行けと言われた……。
なんだこれ!俺よりもその男とできた子供の味方なんだな?
なら、出ていくよ!
俺が居なくても食って行けるなら勝手にしろよ!
これは、のんびり気ままに冒険をする男の話です。
カクヨム様にて先行掲載中です。
不定期更新です。
クラス転移から逃げ出したイジメられっ子、女神に頼まれ渋々異世界転移するが職業[逃亡者]が無能だと処刑される
こたろう文庫
ファンタジー
日頃からいじめにあっていた影宮 灰人は授業中に突如現れた転移陣によってクラスごと転移されそうになるが、咄嗟の機転により転移を一人だけ回避することに成功する。しかし女神の説得?により結局異世界転移するが、転移先の国王から職業[逃亡者]が無能という理由にて処刑されることになる
初執筆作品になりますので日本語などおかしい部分があるかと思いますが、温かい目で読んで頂き、少しでも面白いと思って頂ければ幸いです。
なろう・カクヨム・アルファポリスにて公開しています
こちらの作品も宜しければお願いします
[イラついた俺は強奪スキルで神からスキルを奪うことにしました。神の力で学園最強に・・・]
全能で楽しく公爵家!!
山椒
ファンタジー
平凡な人生であることを自負し、それを受け入れていた二十四歳の男性が交通事故で若くして死んでしまった。
未練はあれど死を受け入れた男性は、転生できるのであれば二度目の人生も平凡でモブキャラのような人生を送りたいと思ったところ、魔神によって全能の力を与えられてしまう!
転生した先は望んだ地位とは程遠い公爵家の長男、アーサー・ランスロットとして生まれてしまった。
スローライフをしようにも公爵家でできるかどうかも怪しいが、のんびりと全能の力を発揮していく転生者の物語。
※少しだけ設定を変えているため、書き直し、設定を加えているリメイク版になっています。
※リメイク前まで投稿しているところまで書き直せたので、二章はかなりの速度で投稿していきます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。