80 / 248
第七章 帝国へ ~ 史上最恐のダンジョンを攻略せよ ~
第202話 奈落の底ダンジョン33階層
しおりを挟む
セリーヌ、ユーナ、ナリアとそれぞれ二人きりで一夜を過ごした事で4人の関係は一気に縮まった。ラブコメであればここから更に関係が発展していく所だが、現在は帝国の危機を救う為、最恐のダンジョンの奈落の底を攻略中だ。
にぎやかな朝を迎えてる4人は気を引き締める為にダンジョン攻略中はしっかりと切り替えていく事を話しあった。もちろん、夜は逆に気分転換に攻略の事を忘れて楽しむ事も話した。
「え~っとそれじゃ今日は30階層のボスを倒して先に進みたいと思います。ジャングルエリアは40階層までは続くと思うので、気を抜かない様に。」
「はい。」
「わかりました。」
「わかってるわ。」
「30階層のボスはワイバーン3体。ボスだからレベルは多分45ぐらいだと思う。昨日3人のレベルを確認したら全員が55を超えていたから3人でも十分戦えると思う。」
「そうですね。ワイバーンは空を飛んでるからうまく魔法を使って対応するのがいいですね。翼を落とせばナリアでも簡単に倒せると思います。」
「そうね。ワイバーンは帝国でも何度かみた事があるわ。たしか・・・空を飛ぶトカゲ?だったかしら?飛べない様にすれば簡単に倒せるってお父様が言ってたわ。」
「3体いるんですよね?1体ずつ魔法を確実に当てて行けばいけると思います。」
「そうだね。もう大分戦闘の仕方が分かってきてるから大丈夫だと思うけど油断はしないようにね。一応これから100階層までは今のスタイルでそのまま行く予定だから念の為確認するよ。戦闘が始まったら僕が全員に支援魔法を掛ける。基本的には全てのステータス上昇のバフだね。今回も僕は手出ししないけど、ナリアが前衛で魔物の注意を引きつける。セリーヌとユーナが後衛で魔法で魔物を攻撃する。ここまではいいよね?」
「「はい。」」「ええ。」
「僕がいる場合は中衛で、前衛と後衛のサポートをする。今回は僕は攻撃しないからサポートのみする事にする。ナリアは魔物を牽制しながら槍で攻撃。ワイバーン相手にどこまでやれるか見せてよね。」
「まかせて。」
「セリーヌがその辺の指示はしてね。全体の動きを見ながら指示を出す事を忘れない様に。」
「わかりました。」
「ユーナは攻撃魔法を使いながら状況を見て、回復や防御魔法をお願い。ワイバーンはブレスとかはこないと思うけど、急に向かってきたら結界魔法で全員を守ってね。」
「はい。わかりました。」
食事をしながらダンジョン攻略モードに切り替えていく4人。準備を終え30階層のボスへと向かって行く。ボス部屋に入ると、予定通りワイバーンが3体上空を飛んでいた。
「それじゃあ作戦通り行くよ。」
クリフの声とともにセリーヌとユーナが魔法を放った。ワイバーンはそこまで早い訳ではなく、翼も大きく狙いがつけやすかったのでセリーヌとユーナの魔法はワイバーンの両翼を正確に捉えた。
翼を攻撃されたワイバーンは叫び声を上げながら落下していく。そして、ちょうど落下地点に走り込んでいるナリアは槍を一閃しワイバーンを仕留めた。
「ナイスセリーヌ!ユーナ!ナリア!」
「ナリア!気を付けて。まだ2体ワイバーンがいます。ワイバーンから距離を取って!」
「わかったわ。」
「ユーナは引き続きワイバーンを魔法で攻撃してください。」
「はい。」
セリーヌの指示でナリア、ユーナがともに動く。
(うん。セリーヌの指示も大丈夫そうだ。それにレベルが上がったからかワイバーンも相手でも問題なさそうだな。)
クリフは全員の動きを見つつ見守った。
セリーヌの指示の元、ワイバーンが1体消え、そして又1体消えて行った。
「お疲れ様。30階層もこれで無事に攻略だね。一応安全地帯はあるけど、ジャングルエリアでも夜営できるのはわかってるしこのまま31階層に向かうよ。」
「「はい。」」
「ええ。大丈夫よ。」
クリフ達は30階層のワイバーンを倒し、31階層へと降りて行った。
「31階層からはまた感じがちょっと違うみたいだね。ちょっとどんな感じか見てみるね。」
クリフは空を飛んで31階層を確認した。
(大きな森があるのは変わらないけど、大きな湖があるな。21階層~29階層にはなかったからその辺が違う所かな。)
「ざっと見たけど今までとちがって大きな湖があったよ。湖の周りは比較的安全そうだね。森は同じような感じだったから昨日までと同じように連携しながら進めば問題なさそうだね。あっでも出てくる魔物のレベルは上がってると思うから油断はしないでね。」
31階層からの魔物はレベル40~50の魔物が出現する。31階層はクリフもセリーヌ達と一緒に行動していた。一通り探索してみると、21階層からよく出ていたホワイトモンキーはこの階層にはいないみたいだ。その代わりに木に擬態しているトレントが森の至る所にいた。
「このジャングルエリアはトレントが主な魔物みたいね。」
「そうですね。気に擬態してるのはやっかいですね。」
「そうだね。僕は気配察知でトレントの事はわかるけど、その辺を察知できないとこのジャングルエリアの探索は厳しそうだね。とりあえず僕が気配察知を全面に出して魔物の位置は教えるからみんなは経験共有で気配察知を覚えるようにしようか。」
「「わかりました。」」 「わかったわ。」
クリフが気配察知をし、森の至る所にいるトレントを倒しながら31階層、32階層、33階層と進むと、33階層でおかしな所に階段があるのを見つけた。
「クリフ様・・・あれって・・・」
「うん。かなりあやしいね。湖の真ん中にポツンと階段があるなんて。湖の中に強い魔物でもいるのかな?」
「どうしましょうか?」
「う~ん・・・。」
(ここは無理する所でもないし、サクッとやっちゃっていいよね。)
クリフは魔法を放ち湖全体を凍らせた。
「これで魔物が居ても出てこれないから先に進めるね。」
「クリフ様・・・。」
「クリフ・・・それはさすがに・・・・」
「クリフさんすごいです。」
3人からそれでいいのか!?という目で見られたクリフだったが、安全に先に進めるという事で気にせず先に進むクリフとセリーヌ達であった。
にぎやかな朝を迎えてる4人は気を引き締める為にダンジョン攻略中はしっかりと切り替えていく事を話しあった。もちろん、夜は逆に気分転換に攻略の事を忘れて楽しむ事も話した。
「え~っとそれじゃ今日は30階層のボスを倒して先に進みたいと思います。ジャングルエリアは40階層までは続くと思うので、気を抜かない様に。」
「はい。」
「わかりました。」
「わかってるわ。」
「30階層のボスはワイバーン3体。ボスだからレベルは多分45ぐらいだと思う。昨日3人のレベルを確認したら全員が55を超えていたから3人でも十分戦えると思う。」
「そうですね。ワイバーンは空を飛んでるからうまく魔法を使って対応するのがいいですね。翼を落とせばナリアでも簡単に倒せると思います。」
「そうね。ワイバーンは帝国でも何度かみた事があるわ。たしか・・・空を飛ぶトカゲ?だったかしら?飛べない様にすれば簡単に倒せるってお父様が言ってたわ。」
「3体いるんですよね?1体ずつ魔法を確実に当てて行けばいけると思います。」
「そうだね。もう大分戦闘の仕方が分かってきてるから大丈夫だと思うけど油断はしないようにね。一応これから100階層までは今のスタイルでそのまま行く予定だから念の為確認するよ。戦闘が始まったら僕が全員に支援魔法を掛ける。基本的には全てのステータス上昇のバフだね。今回も僕は手出ししないけど、ナリアが前衛で魔物の注意を引きつける。セリーヌとユーナが後衛で魔法で魔物を攻撃する。ここまではいいよね?」
「「はい。」」「ええ。」
「僕がいる場合は中衛で、前衛と後衛のサポートをする。今回は僕は攻撃しないからサポートのみする事にする。ナリアは魔物を牽制しながら槍で攻撃。ワイバーン相手にどこまでやれるか見せてよね。」
「まかせて。」
「セリーヌがその辺の指示はしてね。全体の動きを見ながら指示を出す事を忘れない様に。」
「わかりました。」
「ユーナは攻撃魔法を使いながら状況を見て、回復や防御魔法をお願い。ワイバーンはブレスとかはこないと思うけど、急に向かってきたら結界魔法で全員を守ってね。」
「はい。わかりました。」
食事をしながらダンジョン攻略モードに切り替えていく4人。準備を終え30階層のボスへと向かって行く。ボス部屋に入ると、予定通りワイバーンが3体上空を飛んでいた。
「それじゃあ作戦通り行くよ。」
クリフの声とともにセリーヌとユーナが魔法を放った。ワイバーンはそこまで早い訳ではなく、翼も大きく狙いがつけやすかったのでセリーヌとユーナの魔法はワイバーンの両翼を正確に捉えた。
翼を攻撃されたワイバーンは叫び声を上げながら落下していく。そして、ちょうど落下地点に走り込んでいるナリアは槍を一閃しワイバーンを仕留めた。
「ナイスセリーヌ!ユーナ!ナリア!」
「ナリア!気を付けて。まだ2体ワイバーンがいます。ワイバーンから距離を取って!」
「わかったわ。」
「ユーナは引き続きワイバーンを魔法で攻撃してください。」
「はい。」
セリーヌの指示でナリア、ユーナがともに動く。
(うん。セリーヌの指示も大丈夫そうだ。それにレベルが上がったからかワイバーンも相手でも問題なさそうだな。)
クリフは全員の動きを見つつ見守った。
セリーヌの指示の元、ワイバーンが1体消え、そして又1体消えて行った。
「お疲れ様。30階層もこれで無事に攻略だね。一応安全地帯はあるけど、ジャングルエリアでも夜営できるのはわかってるしこのまま31階層に向かうよ。」
「「はい。」」
「ええ。大丈夫よ。」
クリフ達は30階層のワイバーンを倒し、31階層へと降りて行った。
「31階層からはまた感じがちょっと違うみたいだね。ちょっとどんな感じか見てみるね。」
クリフは空を飛んで31階層を確認した。
(大きな森があるのは変わらないけど、大きな湖があるな。21階層~29階層にはなかったからその辺が違う所かな。)
「ざっと見たけど今までとちがって大きな湖があったよ。湖の周りは比較的安全そうだね。森は同じような感じだったから昨日までと同じように連携しながら進めば問題なさそうだね。あっでも出てくる魔物のレベルは上がってると思うから油断はしないでね。」
31階層からの魔物はレベル40~50の魔物が出現する。31階層はクリフもセリーヌ達と一緒に行動していた。一通り探索してみると、21階層からよく出ていたホワイトモンキーはこの階層にはいないみたいだ。その代わりに木に擬態しているトレントが森の至る所にいた。
「このジャングルエリアはトレントが主な魔物みたいね。」
「そうですね。気に擬態してるのはやっかいですね。」
「そうだね。僕は気配察知でトレントの事はわかるけど、その辺を察知できないとこのジャングルエリアの探索は厳しそうだね。とりあえず僕が気配察知を全面に出して魔物の位置は教えるからみんなは経験共有で気配察知を覚えるようにしようか。」
「「わかりました。」」 「わかったわ。」
クリフが気配察知をし、森の至る所にいるトレントを倒しながら31階層、32階層、33階層と進むと、33階層でおかしな所に階段があるのを見つけた。
「クリフ様・・・あれって・・・」
「うん。かなりあやしいね。湖の真ん中にポツンと階段があるなんて。湖の中に強い魔物でもいるのかな?」
「どうしましょうか?」
「う~ん・・・。」
(ここは無理する所でもないし、サクッとやっちゃっていいよね。)
クリフは魔法を放ち湖全体を凍らせた。
「これで魔物が居ても出てこれないから先に進めるね。」
「クリフ様・・・。」
「クリフ・・・それはさすがに・・・・」
「クリフさんすごいです。」
3人からそれでいいのか!?という目で見られたクリフだったが、安全に先に進めるという事で気にせず先に進むクリフとセリーヌ達であった。
93
お気に入りに追加
5,038
あなたにおすすめの小説
没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます
六山葵
ファンタジー
生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。
彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。
優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。
それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。
その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。
しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。
誰一人帰らない『奈落』に落とされたおっさん、うっかり暗号を解読したら、未知の遺物の使い手になりました!
ミポリオン
ファンタジー
旧題:巻き込まれ召喚されたおっさん、無能で誰一人帰らない場所に追放されるも、超古代文明の暗号を解いて力を手にいれ、楽しく生きていく
高校生達が勇者として召喚される中、1人のただのサラリーマンのおっさんである福菅健吾が巻き込まれて異世界に召喚された。
高校生達は強力なステータスとスキルを獲得したが、おっさんは一般人未満のステータスしかない上に、異世界人の誰もが持っている言語理解しかなかったため、転移装置で誰一人帰ってこない『奈落』に追放されてしまう。
しかし、そこに刻まれた見たこともない文字を、健吾には全て理解する事ができ、強大な超古代文明のアイテムを手に入れる。
召喚者達は気づかなかった。健吾以外の高校生達の通常スキル欄に言語スキルがあり、健吾だけは固有スキルの欄に言語スキルがあった事を。そしてそのスキルが恐るべき力を秘めていることを。
※カクヨムでも連載しています
大工スキルを授かった貧乏貴族の養子の四男だけど、どうやら大工スキルは伝説の全能スキルだったようです
飼猫タマ
ファンタジー
田舎貴族の四男のヨナン・グラスホッパーは、貧乏貴族の養子。義理の兄弟達は、全員戦闘系のレアスキル持ちなのに、ヨナンだけ貴族では有り得ない生産スキルの大工スキル。まあ、養子だから仕方が無いんだけど。
だがしかし、タダの生産スキルだと思ってた大工スキルは、じつは超絶物凄いスキルだったのだ。その物凄スキルで、生産しまくって超絶金持ちに。そして、婚約者も出来て幸せ絶頂の時に嵌められて、人生ドン底に。だが、ヨナンは、有り得ない逆転の一手を持っていたのだ。しかも、その有り得ない一手を、本人が全く覚えてなかったのはお約束。
勿論、ヨナンを嵌めた奴らは、全員、ザマー百裂拳で100倍返し!
そんなお話です。

【完結】公爵家の末っ子娘は嘲笑う
たくみ
ファンタジー
圧倒的な力を持つ公爵家に生まれたアリスには優秀を通り越して天才といわれる6人の兄と姉、ちやほやされる同い年の腹違いの姉がいた。
アリスは彼らと比べられ、蔑まれていた。しかし、彼女は公爵家にふさわしい美貌、頭脳、魔力を持っていた。
ではなぜ周囲は彼女を蔑むのか?
それは彼女がそう振る舞っていたからに他ならない。そう…彼女は見る目のない人たちを陰で嘲笑うのが趣味だった。
自国の皇太子に婚約破棄され、隣国の王子に嫁ぐことになったアリス。王妃の息子たちは彼女を拒否した為、側室の息子に嫁ぐことになった。
このあつかいに笑みがこぼれるアリス。彼女の行動、趣味は国が変わろうと何も変わらない。
それにしても……なぜ人は見せかけの行動でこうも勘違いできるのだろう。
※小説家になろうさんで投稿始めました
【完結】実はチートの転生者、無能と言われるのに飽きて実力を解放する
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング1位獲得作品!!】
最強スキル『適応』を与えられた転生者ジャック・ストロングは16歳。
戦士になり、王国に潜む悪を倒すためのユピテル英才学園に入学して3ヶ月がたっていた。
目立たないために実力を隠していたジャックだが、学園長から次のテストで成績がよくないと退学だと脅され、ついに実力を解放していく。
ジャックのライバルとなる個性豊かな生徒たち、実力ある先生たちにも注目!!
彼らのハチャメチャ学園生活から目が離せない!!
※小説家になろう、カクヨム、エブリスタでも投稿中
異世界召喚されたら無能と言われ追い出されました。~この世界は俺にとってイージーモードでした~
WING/空埼 裕@書籍発売中
ファンタジー
1~8巻好評発売中です!
※2022年7月12日に本編は完結しました。
◇ ◇ ◇
ある日突然、クラスまるごと異世界に勇者召喚された高校生、結城晴人。
ステータスを確認したところ、勇者に与えられる特典のギフトどころか、勇者の称号すらも無いことが判明する。
晴人たちを召喚した王女は「無能がいては足手纏いになる」と、彼のことを追い出してしまった。
しかも街を出て早々、王女が差し向けた騎士によって、晴人は殺されかける。
胸を刺され意識を失った彼は、気がつくと神様の前にいた。
そしてギフトを与え忘れたお詫びとして、望むスキルを作れるスキルをはじめとしたチート能力を手に入れるのであった──
ハードモードな異世界生活も、やりすぎなくらいスキルを作って一発逆転イージーモード!?
前代未聞の難易度激甘ファンタジー、開幕!
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。