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第六章 聖国へ ~ 聖女を助けよ ~
第181話 ユーナの救出!!
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「クリフ様!!」
銀の祝福亭に転移すると、セリーヌ達やイマデア枢機卿までそろっていた。
「ただいま。」
クリフは縄でしばっている黒ローブの男達を床に置いた。
「この方達は?」
クリフは聖なる塔の中であった事をみんなに話した。
「邪神の復活・・・」
「うん。これはもう教皇も言い逃れできないと思う。教皇が聖なる塔に入ればマリオ教皇や邪神の信者がいない事がバレるだろうから急いでユーナを助けに行こうと思うんだ。」
「そうね。アスカの両親も救出してるからユーナを救出しても問題ないと思うわ。」
「クリフ君。ユーナを助けたらそのまま教皇に事実を伝えに行くのか?」
「イマデア枢機卿。そうですね。行動は早ければ早い方がいいと思います。教皇は邪神と繋がってます。帝国で、勇者は最後邪神の力を取り込んでかなり強力な力を持ってました。もしかしたら教皇も同じようになるかもしれません。先手を取る必要があると思います。」
「なるほど。では皆で行くという事だな。」
「はい。別行動をすれば、僕達がユーナを救出している時に他の人が捕まる可能性がありますから。」
「マスターよ。大丈夫なのか?」
「うん。僕がみんなを守る。帝国の時みたいに犠牲は出さないよ。」
「クリフ様。」
「クリフ。」
「クリフ君。」
「わかった。なら私も行こう。微力ではあるがね。」
「いえ、イマデア枢機卿も来てくれると助かります。教皇と話しができるかもしれませんから。」
「マスターよ。その黒いローブのやつ等は我が引き受けよう。マスターのアイテムボックスには生き物は入らんじゃろ。我が亜空間にしまっておこう。」
「うん。助かるよ。」
クリフ達は早速行動を開始した。
イマデア枢機卿とセリーヌ達が正面から教皇に会いに行く。その間にクリフがユーナを救出して、教皇の所に行き合流する流れだ。
「イマデア枢機卿。朝も大聖堂に入ったのに大丈夫ですか?」
「ああ。問題ない。あの時は向こうもウヤムヤにして帰されたからな。聖なる塔の事で新たな事がわかったから報告したい。とでも言えばすんなり会ってくれるだろう。だが、朝の一件で少しは警戒しているかもしれない。もしかしたらカイロンとケイロンも大聖堂にいるかもしれないな。」
「わかりました。気を付けて行動します。」
イマデア枢機卿達が大聖堂の入り口で教皇との面会を希望している頃。クリフは1人地下へと進み、ユーナとアスカの部屋に向かっていた。
地下2階にだれもいない事を確認したクリフはドアを開けてユーナ達を救出する。
「ユーナ。アスカ。助けに来たよ。」
「「クリフ様」」
「お待たせ。聖なる塔に行ってきたけど、邪神と教皇の繋がりが確定的になったんだ。それにアスカの両親も無事だよ。今、イマデア枢機卿とセリーヌ達が教皇と面会していると思う。」
「証拠を突き付けるんですね。」
「うん。もしかしたら邪神の力を使って何かするかもしれないけど僕が守るから安心して。」
「はい。ありがとうございます。」
「じゃあ僕に掴まって。転移で教皇の間まで行くから。」
ユーナとアスカはクリフに抱き着いた。そして、クリフは教皇の間に転移する。
教皇の間ではイマデア枢機卿とグローヌ教皇が話し合っていた。
クリフが現れ、ユーナとアスカを目にした教皇は・・・
「ユーナ!それにアスカ。どうして・・・」
「グローヌ教皇。クリフ様が聖なる塔であなたが邪神と繋がってる証拠を見つけました。おとなしく教皇の座を降りなさい。」
「グローヌ教皇。僕は今日聖なる塔でマリオ教皇の死体を使って邪神を蘇らせる研究をしているのを目にしました。それにユーナを生贄にして邪神を復活させる経験も邪神の信者達から聞きました。グラン!」
「うむ。」
グランは亜空間から邪神の信者を5人だして教皇の前に突き出した。
「クソっ!!こうなったら・・・。」
教皇はカイロンとケイロンを呼んだ。呼ばれたカイロンとケイロンはすぐに教皇の間に現れた。
「カイロン、ケイロンこいつらを始末するぞ。ここで、こいつらを全員始末したら何も問題はなくなる。計画通りに進める事ができる。」
「「わかったよ教皇様」」
そういうと、3人は黒い錠剤を出してきて、それぞれ飲み込んだ。
「あれは!?」
「クリフ様?」
「みんな気を付けて。あれは帝国で勇者が飲んだモノと一緒かもしれない。」
クリフの予想通り、黒い錠剤を飲んだグローヌ教皇、カイロン、ケイロンは黒いオーラが噴き出して姿を変えた。
魔族のように翼が生えて肌の色が黒くなった。
(ああなったら元に戻れないだろうに・・・。まあ悪役が悪落ちするのはテンプレだからな。)
「ははは。どうだ。これが儂の力だ。こんな力が手に入るなら枢機卿の投票など待つ必要もなかった。全てを破壊したらいいんだからな。」
「マスター。どうするんじゃ?」
「僕がグローヌは相手する。グランとスイムとクインで、カイロンとケイロンをまかせてもいい?」
「そうじゃな。我1人でも大丈夫じゃが。」
「スイムもマスターの役に立つ。」
「クインもです。」
「そうじゃな。わかった。我が片方を相手しよう。スイムとクインにはもう片方を任せる。」
「「わかった。」」
「セリーヌ達は結界魔法で身を守って。イマデア枢機卿とユーナ達もセリーヌ達と一緒に。」
「私も結界魔法は使えます。守りは任せてください。」
「わかった。ユーナも結界魔法を使ってみんなを守ってくれ。」
そう言って、クリフ達とグローヌ達の戦いが始まった。
銀の祝福亭に転移すると、セリーヌ達やイマデア枢機卿までそろっていた。
「ただいま。」
クリフは縄でしばっている黒ローブの男達を床に置いた。
「この方達は?」
クリフは聖なる塔の中であった事をみんなに話した。
「邪神の復活・・・」
「うん。これはもう教皇も言い逃れできないと思う。教皇が聖なる塔に入ればマリオ教皇や邪神の信者がいない事がバレるだろうから急いでユーナを助けに行こうと思うんだ。」
「そうね。アスカの両親も救出してるからユーナを救出しても問題ないと思うわ。」
「クリフ君。ユーナを助けたらそのまま教皇に事実を伝えに行くのか?」
「イマデア枢機卿。そうですね。行動は早ければ早い方がいいと思います。教皇は邪神と繋がってます。帝国で、勇者は最後邪神の力を取り込んでかなり強力な力を持ってました。もしかしたら教皇も同じようになるかもしれません。先手を取る必要があると思います。」
「なるほど。では皆で行くという事だな。」
「はい。別行動をすれば、僕達がユーナを救出している時に他の人が捕まる可能性がありますから。」
「マスターよ。大丈夫なのか?」
「うん。僕がみんなを守る。帝国の時みたいに犠牲は出さないよ。」
「クリフ様。」
「クリフ。」
「クリフ君。」
「わかった。なら私も行こう。微力ではあるがね。」
「いえ、イマデア枢機卿も来てくれると助かります。教皇と話しができるかもしれませんから。」
「マスターよ。その黒いローブのやつ等は我が引き受けよう。マスターのアイテムボックスには生き物は入らんじゃろ。我が亜空間にしまっておこう。」
「うん。助かるよ。」
クリフ達は早速行動を開始した。
イマデア枢機卿とセリーヌ達が正面から教皇に会いに行く。その間にクリフがユーナを救出して、教皇の所に行き合流する流れだ。
「イマデア枢機卿。朝も大聖堂に入ったのに大丈夫ですか?」
「ああ。問題ない。あの時は向こうもウヤムヤにして帰されたからな。聖なる塔の事で新たな事がわかったから報告したい。とでも言えばすんなり会ってくれるだろう。だが、朝の一件で少しは警戒しているかもしれない。もしかしたらカイロンとケイロンも大聖堂にいるかもしれないな。」
「わかりました。気を付けて行動します。」
イマデア枢機卿達が大聖堂の入り口で教皇との面会を希望している頃。クリフは1人地下へと進み、ユーナとアスカの部屋に向かっていた。
地下2階にだれもいない事を確認したクリフはドアを開けてユーナ達を救出する。
「ユーナ。アスカ。助けに来たよ。」
「「クリフ様」」
「お待たせ。聖なる塔に行ってきたけど、邪神と教皇の繋がりが確定的になったんだ。それにアスカの両親も無事だよ。今、イマデア枢機卿とセリーヌ達が教皇と面会していると思う。」
「証拠を突き付けるんですね。」
「うん。もしかしたら邪神の力を使って何かするかもしれないけど僕が守るから安心して。」
「はい。ありがとうございます。」
「じゃあ僕に掴まって。転移で教皇の間まで行くから。」
ユーナとアスカはクリフに抱き着いた。そして、クリフは教皇の間に転移する。
教皇の間ではイマデア枢機卿とグローヌ教皇が話し合っていた。
クリフが現れ、ユーナとアスカを目にした教皇は・・・
「ユーナ!それにアスカ。どうして・・・」
「グローヌ教皇。クリフ様が聖なる塔であなたが邪神と繋がってる証拠を見つけました。おとなしく教皇の座を降りなさい。」
「グローヌ教皇。僕は今日聖なる塔でマリオ教皇の死体を使って邪神を蘇らせる研究をしているのを目にしました。それにユーナを生贄にして邪神を復活させる経験も邪神の信者達から聞きました。グラン!」
「うむ。」
グランは亜空間から邪神の信者を5人だして教皇の前に突き出した。
「クソっ!!こうなったら・・・。」
教皇はカイロンとケイロンを呼んだ。呼ばれたカイロンとケイロンはすぐに教皇の間に現れた。
「カイロン、ケイロンこいつらを始末するぞ。ここで、こいつらを全員始末したら何も問題はなくなる。計画通りに進める事ができる。」
「「わかったよ教皇様」」
そういうと、3人は黒い錠剤を出してきて、それぞれ飲み込んだ。
「あれは!?」
「クリフ様?」
「みんな気を付けて。あれは帝国で勇者が飲んだモノと一緒かもしれない。」
クリフの予想通り、黒い錠剤を飲んだグローヌ教皇、カイロン、ケイロンは黒いオーラが噴き出して姿を変えた。
魔族のように翼が生えて肌の色が黒くなった。
(ああなったら元に戻れないだろうに・・・。まあ悪役が悪落ちするのはテンプレだからな。)
「ははは。どうだ。これが儂の力だ。こんな力が手に入るなら枢機卿の投票など待つ必要もなかった。全てを破壊したらいいんだからな。」
「マスター。どうするんじゃ?」
「僕がグローヌは相手する。グランとスイムとクインで、カイロンとケイロンをまかせてもいい?」
「そうじゃな。我1人でも大丈夫じゃが。」
「スイムもマスターの役に立つ。」
「クインもです。」
「そうじゃな。わかった。我が片方を相手しよう。スイムとクインにはもう片方を任せる。」
「「わかった。」」
「セリーヌ達は結界魔法で身を守って。イマデア枢機卿とユーナ達もセリーヌ達と一緒に。」
「私も結界魔法は使えます。守りは任せてください。」
「わかった。ユーナも結界魔法を使ってみんなを守ってくれ。」
そう言って、クリフ達とグローヌ達の戦いが始まった。
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