69 / 193
第二章 シフォン子爵領とダンジョン事情
第69話 ゲーム脳
しおりを挟む
地下10階のボスを倒したカインとラックは順調にダンジョンを進み、地下20階のボスを倒した所で、一度地上に帰った。そして翌日から再度ダンジョンへ挑み、現在は地下25階を探索していた。
「徐々に魔物が強くなって来たにゃ。」
「そうだな。だけど正直その方がありがたい。強い魔物の方が経験値も多いからレベルが上がるからな。」
「この世界の人達は強い魔物が出ると嫌がるのにカインは逆にゃ。」
「この世界の人達にはレベルが分からないからな。魔物を倒してたら強くなった気がするから倒せば強くなるっていうのは知ってるだろうけど、それって毎日剣の素振りをしたって感じる事だからな。それにRPGみたいなゲームも知らないんだししょうがないだろ。」
(前世の知識があるってかなりこの世界で有用だよな。チート能力に目が行きがちだけど、このレベルの概念なんかすごい重要だ。これがあるから俺は魔物も積極的に倒すし、倒せるなら強い魔物でも大歓迎だと思ってしまう。欲を言えばゲームみたいに大量に経験値をくれる魔物とか、大量に金貨を落とす魔物とかが出てくれればいいんだけど、さすがにそれは欲張りすぎだよな。)
「カインのお陰でアタシも強くなったから何も言わないにゃ。だけどそんなに強くなってどうするにゃ?」
「そりゃ死にたくないからな。仮にこの世界に魔王とかが居てみろ。俺なんか魔法一つで死んじゃうぜ。」
「たしか大魔王は初級の火魔法一つが極大級の威力なんだったかにゃ?」
「それはアニメの話だけどな。だけどこの世界で生き続けるには強いに越した事がない。満喫する為にはお金はいるし、お金を稼ぐ為には強くなってより多くのお金を貰える依頼を受けないといけない。全てが強さに直結してるからな。まあそこに魔物がいるなら倒してレベルを上げるっしょっていうのも一つだけどな。」
「ゲーム脳にゃ。」
「しょうがないだろ。前世の頃からゲームとかアニメは好きだったんだから。」
「まあアタシはカインにずっとついて行くから構わないにゃ。だけど、ゲーム脳は気を付けた方がいいにゃ。死んだらロードできないにゃ。」
「・・・わかってるよ。だからガンガン行こうぜじゃなくて命を大事に作戦にしてるだろ?」
「時々、ガンガン行こうぜに命令が変更されてる時があるにゃ。」
「・・・気を付けるよ。」
(ラックの言う通りかもしれないな。ゲーム脳か・・・魔物を倒せば強くなって、倒した分だけお金が稼げるこの世界をゲームみたいに思ってる所は確かにある。神の奇跡だってそうだ。ラックなりに忠告してくれたんだな。感謝しないと。)
「このまま先に進むのかにゃ?」
「いや今日はこの辺で休もう。ラックの言う通りだ。早くレベルを上げたくて焦ってたのかもしれない。明日明後日はここから地下30階までの魔物を少しでも多く倒して経験を積もう。強い魔物相手に俺も少しでも早く刀に慣れておかないとな。」
「さすがカインにゃ。これなら安心してついていけるにゃ。」
「ああ目が覚めたよ。ありがとうなラック。」
「気にしなくていいにゃ。アタシはカインの相棒で正妻にゃ。当然の事にゃ。」
(正妻ネタはまだ引っ張ってたんだ・・・だけどまあそんな未来も楽しいかもな。なんだかんだラックといるのは楽しいし、正直いない生活が考えられない程にはなってるもんな。よし。俺がしっかりしてラックを何が何でも守る為にも明日からもがんばらないと。)
レベル上げ効率の事ばかり考えて、ドンドン先に進もうとするカインを、ラックが事前に止めた事で、カインは冷静に考える事ができるようになった。全てが順調に進んでいると、これぐらい大丈夫とか、まだまだいけると思って行動が大胆になるのは普通の事だ。カインはラックが居た事で実は命が助かったのかもしれなかった。
そして翌日からは、堅実に魔物を倒しながら、ダンジョンを攻略していった。部屋に入る前は、気配察知でどんな魔物がいるか調べ、罠の可能性も考えて慎重に行動した。
前日まではイケイケドンドンで、罠や魔物の種類を気にする事なく前へ前へ進んでいたので、攻略するペースは各段に落ちたが、途中で問題が起こる事はなかった。
そして・・・
「ラック、相談なんだけどここの罠を踏んでみないか?」
カインとラックの目の前には、色が違って少しだけ盛り上がってる土があり、ギルドでそれはモンスターハウスに強制転移させられる罠だと聞いていた。
「それはモンスターハウスへ転移される罠にゃ。カインはバカなのかにゃ?」
「だから相談だって言ってんだろ?何も考えなしって訳じゃないんだ。モンスターハウスの罠はうまく使えば効率が最高にいい。もちろんこの世界で、モンスターハウスの罠を見つけてわざと踏む奴なんかいないだろう。だけど、この階層の魔物と戦ってみて俺とラックの実力なら100体来ても対処は可能だと思ったんだ。魔力だってまだ残ってる。どうだろうか?」
「考え無しに又ゲーム脳を発動してるのかと思ったにゃが、カインがそこまで考えて臨むのならアタシもOKにゃ。カインとアタシのコンビなら100体来ても大丈夫にゃ。」
「ありがとうラック。一応作戦を伝えておく。100体いるかどうかはわからないけど、かなり多数の魔物がいると思う。一番最初に倒したい魔物は・・・」
そうしてカインは思う作戦をラックに伝え、準備を整えるとモンスターハウスの罠を踏むのだった。
「徐々に魔物が強くなって来たにゃ。」
「そうだな。だけど正直その方がありがたい。強い魔物の方が経験値も多いからレベルが上がるからな。」
「この世界の人達は強い魔物が出ると嫌がるのにカインは逆にゃ。」
「この世界の人達にはレベルが分からないからな。魔物を倒してたら強くなった気がするから倒せば強くなるっていうのは知ってるだろうけど、それって毎日剣の素振りをしたって感じる事だからな。それにRPGみたいなゲームも知らないんだししょうがないだろ。」
(前世の知識があるってかなりこの世界で有用だよな。チート能力に目が行きがちだけど、このレベルの概念なんかすごい重要だ。これがあるから俺は魔物も積極的に倒すし、倒せるなら強い魔物でも大歓迎だと思ってしまう。欲を言えばゲームみたいに大量に経験値をくれる魔物とか、大量に金貨を落とす魔物とかが出てくれればいいんだけど、さすがにそれは欲張りすぎだよな。)
「カインのお陰でアタシも強くなったから何も言わないにゃ。だけどそんなに強くなってどうするにゃ?」
「そりゃ死にたくないからな。仮にこの世界に魔王とかが居てみろ。俺なんか魔法一つで死んじゃうぜ。」
「たしか大魔王は初級の火魔法一つが極大級の威力なんだったかにゃ?」
「それはアニメの話だけどな。だけどこの世界で生き続けるには強いに越した事がない。満喫する為にはお金はいるし、お金を稼ぐ為には強くなってより多くのお金を貰える依頼を受けないといけない。全てが強さに直結してるからな。まあそこに魔物がいるなら倒してレベルを上げるっしょっていうのも一つだけどな。」
「ゲーム脳にゃ。」
「しょうがないだろ。前世の頃からゲームとかアニメは好きだったんだから。」
「まあアタシはカインにずっとついて行くから構わないにゃ。だけど、ゲーム脳は気を付けた方がいいにゃ。死んだらロードできないにゃ。」
「・・・わかってるよ。だからガンガン行こうぜじゃなくて命を大事に作戦にしてるだろ?」
「時々、ガンガン行こうぜに命令が変更されてる時があるにゃ。」
「・・・気を付けるよ。」
(ラックの言う通りかもしれないな。ゲーム脳か・・・魔物を倒せば強くなって、倒した分だけお金が稼げるこの世界をゲームみたいに思ってる所は確かにある。神の奇跡だってそうだ。ラックなりに忠告してくれたんだな。感謝しないと。)
「このまま先に進むのかにゃ?」
「いや今日はこの辺で休もう。ラックの言う通りだ。早くレベルを上げたくて焦ってたのかもしれない。明日明後日はここから地下30階までの魔物を少しでも多く倒して経験を積もう。強い魔物相手に俺も少しでも早く刀に慣れておかないとな。」
「さすがカインにゃ。これなら安心してついていけるにゃ。」
「ああ目が覚めたよ。ありがとうなラック。」
「気にしなくていいにゃ。アタシはカインの相棒で正妻にゃ。当然の事にゃ。」
(正妻ネタはまだ引っ張ってたんだ・・・だけどまあそんな未来も楽しいかもな。なんだかんだラックといるのは楽しいし、正直いない生活が考えられない程にはなってるもんな。よし。俺がしっかりしてラックを何が何でも守る為にも明日からもがんばらないと。)
レベル上げ効率の事ばかり考えて、ドンドン先に進もうとするカインを、ラックが事前に止めた事で、カインは冷静に考える事ができるようになった。全てが順調に進んでいると、これぐらい大丈夫とか、まだまだいけると思って行動が大胆になるのは普通の事だ。カインはラックが居た事で実は命が助かったのかもしれなかった。
そして翌日からは、堅実に魔物を倒しながら、ダンジョンを攻略していった。部屋に入る前は、気配察知でどんな魔物がいるか調べ、罠の可能性も考えて慎重に行動した。
前日まではイケイケドンドンで、罠や魔物の種類を気にする事なく前へ前へ進んでいたので、攻略するペースは各段に落ちたが、途中で問題が起こる事はなかった。
そして・・・
「ラック、相談なんだけどここの罠を踏んでみないか?」
カインとラックの目の前には、色が違って少しだけ盛り上がってる土があり、ギルドでそれはモンスターハウスに強制転移させられる罠だと聞いていた。
「それはモンスターハウスへ転移される罠にゃ。カインはバカなのかにゃ?」
「だから相談だって言ってんだろ?何も考えなしって訳じゃないんだ。モンスターハウスの罠はうまく使えば効率が最高にいい。もちろんこの世界で、モンスターハウスの罠を見つけてわざと踏む奴なんかいないだろう。だけど、この階層の魔物と戦ってみて俺とラックの実力なら100体来ても対処は可能だと思ったんだ。魔力だってまだ残ってる。どうだろうか?」
「考え無しに又ゲーム脳を発動してるのかと思ったにゃが、カインがそこまで考えて臨むのならアタシもOKにゃ。カインとアタシのコンビなら100体来ても大丈夫にゃ。」
「ありがとうラック。一応作戦を伝えておく。100体いるかどうかはわからないけど、かなり多数の魔物がいると思う。一番最初に倒したい魔物は・・・」
そうしてカインは思う作戦をラックに伝え、準備を整えるとモンスターハウスの罠を踏むのだった。
11
お気に入りに追加
1,624
あなたにおすすめの小説
異世界転生~チート魔法でスローライフ
リョンコ
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
異世界転生雑学無双譚 〜転生したのにスキルとか貰えなかったのですが〜
芍薬甘草湯
ファンタジー
エドガーはマルディア王国王都の五爵家の三男坊。幼い頃から神童天才と評されていたが七歳で前世の知識に目覚め、図書館に引き篭もる事に。
そして時は流れて十二歳になったエドガー。祝福の儀にてスキルを得られなかったエドガーは流刑者の村へ追放となるのだった。
【カクヨムにも投稿してます】
辺境伯家次男は転生チートライフを楽しみたい
ベルピー
ファンタジー
☆8月23日単行本販売☆
気づいたら異世界に転生していたミツヤ。ファンタジーの世界は小説でよく読んでいたのでお手のもの。
チートを使って楽しみつくすミツヤあらためクリフ・ボールド。ざまぁあり、ハーレムありの王道異世界冒険記です。
第一章 テンプレの異世界転生
第二章 高等学校入学編 チート&ハーレムの準備はできた!?
第三章 高等学校編 さあチート&ハーレムのはじまりだ!
第四章 魔族襲来!?王国を守れ
第五章 勇者の称号とは~勇者は不幸の塊!?
第六章 聖国へ ~ 聖女をたすけよ ~
第七章 帝国へ~ 史上最恐のダンジョンを攻略せよ~
第八章 クリフ一家と領地改革!?
第九章 魔国へ〜魔族大決戦!?
第十章 自分探しと家族サービス
スキルは見るだけ簡単入手! ~ローグの冒険譚~
夜夢
ファンタジー
剣と魔法の世界に生まれた主人公は、子供の頃から何の取り柄もない平凡な村人だった。
盗賊が村を襲うまでは…。
成長したある日、狩りに出掛けた森で不思議な子供と出会った。助けてあげると、不思議な子供からこれまた不思議な力を貰った。
不思議な力を貰った主人公は、両親と親友を救う旅に出ることにした。
王道ファンタジー物語。
「残念でした~。レベル1だしチートスキルなんてありませ~ん笑」と女神に言われ異世界転生させられましたが、転移先がレベルアップの実の宝庫でした
御浦祥太
ファンタジー
どこにでもいる高校生、朝比奈結人《あさひなゆいと》は修学旅行で京都を訪れた際に、突然清水寺から落下してしまう。不思議な空間にワープした結人は女神を名乗る女性に会い、自分がこれから異世界転生することを告げられる。
異世界と聞いて結人は、何かチートのような特別なスキルがもらえるのか女神に尋ねるが、返ってきたのは「残念でした~~。レベル1だしチートスキルなんてありませ~~ん(笑)」という強烈な言葉だった。
女神の言葉に落胆しつつも異世界に転生させられる結人。
――しかし、彼は知らなかった。
転移先がまさかの禁断のレベルアップの実の群生地であり、その実を食べることで自身のレベルが世界最高となることを――
異世界転生!俺はここで生きていく
おとなのふりかけ紅鮭
ファンタジー
俺の名前は長瀬達也。特に特徴のない、その辺の高校生男子だ。
同じクラスの女の子に恋をしているが、告白も出来ずにいるチキン野郎である。
今日も部活の朝練に向かう為朝も早くに家を出た。
だけど、俺は朝練に向かう途中で事故にあってしまう。
意識を失った後、目覚めたらそこは俺の知らない世界だった!
魔法あり、剣あり、ドラゴンあり!のまさに小説で読んだファンタジーの世界。
俺はそんな世界で冒険者として生きて行く事になる、はずだったのだが、何やら色々と問題が起きそうな世界だったようだ。
それでも俺は楽しくこの新しい生を歩んで行くのだ!
小説家になろうでも投稿しています。
メインはあちらですが、こちらも同じように投稿していきます。
宜しくお願いします。
平民として生まれた男、努力でスキルと魔法が使える様になる。〜イージーな世界に生まれ変わった。
モンド
ファンタジー
1人の男が異世界に転生した。
日本に住んでいた頃の記憶を持ったまま、男は前世でサラリーマンとして長年働いてきた経験から。
今度生まれ変われるなら、自由に旅をしながら生きてみたいと思い描いていたのだ。
そんな彼が、15歳の成人の儀式の際に過去の記憶を思い出して旅立つことにした。
特に使命や野心のない男は、好きなように生きることにした。
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる