118 / 131
第6章 俺は勇者じゃなかった。だけど真の勇者になった
第118話 風の魔人ウインドン
しおりを挟む
「残るはぐれ魔人は2人ね。やっぱりサブ職業の証は全部のはぐれ魔人を倒さないと手に入らないのかしら?」
「多分ね。」
(あの女神なら、そういった仕様にするはずだ。はぐれ魔人は今の所、全く強くないからもしかしたらはぐれ魔人を倒しただけで手に入らないかもしれないけど・・・。まあ今の所、他にやる事はないんだし、動いていれば何かしらあるだろ。)
「それにしても驚きました。炎の魔人をあんな簡単にやっつけるなんて。」
「そうよユウキ!先に言っといてよね。せっかくシャドー対策に色々考えてたのに全部無駄になったじゃない。」
「アタシもどうやって倒そうか。どうやって戦おうか考えてたのに無駄になったぞ。」
「ごめんごめん。次からはちゃんと言うようにするよ。」
ちなみに火の魔人フレイムンを閉じ込めた火の指輪は、フレイムンがうるさいので、袋の中に閉まってある。
「なら、次にむかってる風の魔人ウインドンについて教えてくれるかしら?」
「OK。じゃあ風の魔人がいる洞窟から説明するね。」
ユウキは風の魔人のいる洞窟について説明した。
・
・
・
「迷いの森・・・ですか?」
「ああ、正直正確なルートは俺も覚えていない。だけどヒントが隠されてる場所は知ってるから、その場所にさえたどり着ければ攻略するのは簡単だ。」
「出てくる敵は森の妖精なのよね?倒して大丈夫なの?」
「森の妖精って言っても魔物だからな。問題ないだろ。」
「マスター?ウインドンはどうなんだ?」
「ウインドン戦はとにかく敵の数が多い。連続戦闘になると思う。フレイムン自体はそこまで強くないよ。」
(たしかゲームではウインドンの所まで辿りつくと、大量の森の妖精に囲まれるんだったよな。ゲームじゃ5体の森の妖精との闘いを4回して、その後、フレイムンと森の妖精4体との戦闘だったから、森の妖精が全部で24体か・・・。5体ずつ襲ってくるとかないだろうし24体との戦闘になる可能性もあるな。)
そんなこんなで、フライを使って南に移動していると、南の島にうかぶ洞窟を発見した。
「あれね。」
「ああ。」
「早速入りましょ。」
ユウキ達は洞窟に入っていく。洞窟に入ると、いきなり階段があり、その階段を降りると・・・
「ユウキの言っていた通りね。」
前後左右に通路があり、それぞれの先は空間が渦巻いていた。
「ああ。決められた順番に進まないと出る事もできない。迷いの森と呼ばれる所以だ。」
「どこから行きましょうか?目印とかも付けて行った方が良いでしょうか? 」
(どうなんだろ?目印なんてゲームじゃなかったからよくわからないな。)
「とりあえず適当に進んで見ようか。出てくる魔物も火魔法なら一撃だろうしね。」
ユウキ達は迷いの森を適当に進んで行く、右に、左に、上に、下に・・・
「全然ダメじゃない。入ってきた階段見つからないし、出れないじゃない。」
「まあ出るだけだったらエスケイプで外に出る事はできるから。」
「毎回毎回同じ光景なので、進んでるのか進んでないかもわかりませんね。」
「同じ景色ばっかりでアタシは疲れたぞ。」
(さすがにどう進めば良いかなんて覚えてないからな~。それにゲームじゃひらすらコントローラー動かすだけだったから特に苦労もしなかったし、現実じゃ自分で歩くから肉体的にも精神的にも来るもんがあるな。)
その後も右へ、左へ、下へ、上へと移動するユウキ達。
「おっ!!ここだ。ここだ。」
ユウキ達は真ん中に木がある場所に辿り着いた。
「いつもと違って木があるわね。あれにヒントが書いてあるの?」
「ああ。気の裏側に彫られてるんだ。ちょうどヒントも見つかったしちょっと休憩しようか。」
ユウキ達は休憩しながら、木の裏側に書かれているヒントについて話合った。
木の裏側には・・・
『太陽は3回昇って、2回落ちるだろう。寒さに震える事3回、暖かさを目指して2回進めば道は開けるだろう。』
と書かれてあった。
(そうだそうだ。右左上下だ。思い出した。)
「どういう意味?」
「ああこれは、東に3回、西に2回、北に3回、南に2回いけば迷いの森を抜けれるって事だ。」
「さすがですユウキ様!」
「マスター。北ってどっちなんだ?」
「えっ!?」
(あれ?そういえば北ってどっちだ?ゲームじゃ画面の上が北だったから気にもしてなかったけど・・・。そういえば地上は太陽の位置を見ながら方角をきめてたっけ。)
「それは・・・。わからない。」
「ダメじゃない。どうするのよ。」
(考えろ。考えろユウキ。いや待てよ。たしか木の裏側はゲームじゃ北側だった。ならこっちが北だな。)
「こっちが北だな。」
「ユウキ様?そのヒントってここからの道を示しているんですか?」
「あっ・・・。」
(そうだ。階段を降りてからの道だった。エスケイプで戻ってもいいけど、そうしたらどっちが東かわからないぞ。)
ユウキはどうしたものかと、木の周りをう~ん。う~ん。とうなりながら考えていた。
すると・・・
ヒントが書かれている所の下に、別の文字が彫られているのを発見した。
『道に迷ったら真っすぐ南に進むべし。そうすれば無事に帰れるであろう。』
「これだ!!」
休憩を終えたユウキ達は、ヒントが彫られていた逆側をひたすら進んだ。5回程進むと、降りてきた階段が見えてきた。
「よし。入口に戻ってきたぞ。これなら方角もわかるし、無事に抜けれそうだ。」
「一時はどうなるかと思ったけど、いけそうね。散々迷って疲れたわ。早くウインドンを倒して帰りましょ。」
ユウキ達はヒント通りに、迷いの森を進み、最後に南の渦を抜けた。すると、目の前には多数の森の妖精が、そしてその後ろには、トレントのような形をする魔人?がいた。
「よくぞ、ここまで・・・」
「灼熱地獄!」
「サイクロン!」
「ヘルファイア!」
「スパーク!」
ウインドンがしゃべり終わる前にユウキ達は先手必勝とばりに広域魔法を連発した。
火魔法がサイクロンの風魔法で火の台風となり、空からは雷が落ちた。大きな轟音とともに、魔法が吹き荒れる。魔法が消えた後には・・・
ウインドン、森の妖精、ともに全て消えていたのだった。
「終わったわ。さあさっさと帰りましょ。」
ジュリアの言葉に、ユウキは地面に落ちてる岩の指輪を拾い、エスケイプの魔法を使うのだった。
「多分ね。」
(あの女神なら、そういった仕様にするはずだ。はぐれ魔人は今の所、全く強くないからもしかしたらはぐれ魔人を倒しただけで手に入らないかもしれないけど・・・。まあ今の所、他にやる事はないんだし、動いていれば何かしらあるだろ。)
「それにしても驚きました。炎の魔人をあんな簡単にやっつけるなんて。」
「そうよユウキ!先に言っといてよね。せっかくシャドー対策に色々考えてたのに全部無駄になったじゃない。」
「アタシもどうやって倒そうか。どうやって戦おうか考えてたのに無駄になったぞ。」
「ごめんごめん。次からはちゃんと言うようにするよ。」
ちなみに火の魔人フレイムンを閉じ込めた火の指輪は、フレイムンがうるさいので、袋の中に閉まってある。
「なら、次にむかってる風の魔人ウインドンについて教えてくれるかしら?」
「OK。じゃあ風の魔人がいる洞窟から説明するね。」
ユウキは風の魔人のいる洞窟について説明した。
・
・
・
「迷いの森・・・ですか?」
「ああ、正直正確なルートは俺も覚えていない。だけどヒントが隠されてる場所は知ってるから、その場所にさえたどり着ければ攻略するのは簡単だ。」
「出てくる敵は森の妖精なのよね?倒して大丈夫なの?」
「森の妖精って言っても魔物だからな。問題ないだろ。」
「マスター?ウインドンはどうなんだ?」
「ウインドン戦はとにかく敵の数が多い。連続戦闘になると思う。フレイムン自体はそこまで強くないよ。」
(たしかゲームではウインドンの所まで辿りつくと、大量の森の妖精に囲まれるんだったよな。ゲームじゃ5体の森の妖精との闘いを4回して、その後、フレイムンと森の妖精4体との戦闘だったから、森の妖精が全部で24体か・・・。5体ずつ襲ってくるとかないだろうし24体との戦闘になる可能性もあるな。)
そんなこんなで、フライを使って南に移動していると、南の島にうかぶ洞窟を発見した。
「あれね。」
「ああ。」
「早速入りましょ。」
ユウキ達は洞窟に入っていく。洞窟に入ると、いきなり階段があり、その階段を降りると・・・
「ユウキの言っていた通りね。」
前後左右に通路があり、それぞれの先は空間が渦巻いていた。
「ああ。決められた順番に進まないと出る事もできない。迷いの森と呼ばれる所以だ。」
「どこから行きましょうか?目印とかも付けて行った方が良いでしょうか? 」
(どうなんだろ?目印なんてゲームじゃなかったからよくわからないな。)
「とりあえず適当に進んで見ようか。出てくる魔物も火魔法なら一撃だろうしね。」
ユウキ達は迷いの森を適当に進んで行く、右に、左に、上に、下に・・・
「全然ダメじゃない。入ってきた階段見つからないし、出れないじゃない。」
「まあ出るだけだったらエスケイプで外に出る事はできるから。」
「毎回毎回同じ光景なので、進んでるのか進んでないかもわかりませんね。」
「同じ景色ばっかりでアタシは疲れたぞ。」
(さすがにどう進めば良いかなんて覚えてないからな~。それにゲームじゃひらすらコントローラー動かすだけだったから特に苦労もしなかったし、現実じゃ自分で歩くから肉体的にも精神的にも来るもんがあるな。)
その後も右へ、左へ、下へ、上へと移動するユウキ達。
「おっ!!ここだ。ここだ。」
ユウキ達は真ん中に木がある場所に辿り着いた。
「いつもと違って木があるわね。あれにヒントが書いてあるの?」
「ああ。気の裏側に彫られてるんだ。ちょうどヒントも見つかったしちょっと休憩しようか。」
ユウキ達は休憩しながら、木の裏側に書かれているヒントについて話合った。
木の裏側には・・・
『太陽は3回昇って、2回落ちるだろう。寒さに震える事3回、暖かさを目指して2回進めば道は開けるだろう。』
と書かれてあった。
(そうだそうだ。右左上下だ。思い出した。)
「どういう意味?」
「ああこれは、東に3回、西に2回、北に3回、南に2回いけば迷いの森を抜けれるって事だ。」
「さすがですユウキ様!」
「マスター。北ってどっちなんだ?」
「えっ!?」
(あれ?そういえば北ってどっちだ?ゲームじゃ画面の上が北だったから気にもしてなかったけど・・・。そういえば地上は太陽の位置を見ながら方角をきめてたっけ。)
「それは・・・。わからない。」
「ダメじゃない。どうするのよ。」
(考えろ。考えろユウキ。いや待てよ。たしか木の裏側はゲームじゃ北側だった。ならこっちが北だな。)
「こっちが北だな。」
「ユウキ様?そのヒントってここからの道を示しているんですか?」
「あっ・・・。」
(そうだ。階段を降りてからの道だった。エスケイプで戻ってもいいけど、そうしたらどっちが東かわからないぞ。)
ユウキはどうしたものかと、木の周りをう~ん。う~ん。とうなりながら考えていた。
すると・・・
ヒントが書かれている所の下に、別の文字が彫られているのを発見した。
『道に迷ったら真っすぐ南に進むべし。そうすれば無事に帰れるであろう。』
「これだ!!」
休憩を終えたユウキ達は、ヒントが彫られていた逆側をひたすら進んだ。5回程進むと、降りてきた階段が見えてきた。
「よし。入口に戻ってきたぞ。これなら方角もわかるし、無事に抜けれそうだ。」
「一時はどうなるかと思ったけど、いけそうね。散々迷って疲れたわ。早くウインドンを倒して帰りましょ。」
ユウキ達はヒント通りに、迷いの森を進み、最後に南の渦を抜けた。すると、目の前には多数の森の妖精が、そしてその後ろには、トレントのような形をする魔人?がいた。
「よくぞ、ここまで・・・」
「灼熱地獄!」
「サイクロン!」
「ヘルファイア!」
「スパーク!」
ウインドンがしゃべり終わる前にユウキ達は先手必勝とばりに広域魔法を連発した。
火魔法がサイクロンの風魔法で火の台風となり、空からは雷が落ちた。大きな轟音とともに、魔法が吹き荒れる。魔法が消えた後には・・・
ウインドン、森の妖精、ともに全て消えていたのだった。
「終わったわ。さあさっさと帰りましょ。」
ジュリアの言葉に、ユウキは地面に落ちてる岩の指輪を拾い、エスケイプの魔法を使うのだった。
10
お気に入りに追加
1,597
あなたにおすすめの小説

悪役貴族の四男に転生した俺は、怠惰で自由な生活がしたいので、自由気ままな冒険者生活(スローライフ)を始めたかった。
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
俺は何もしてないのに兄達のせいで悪役貴族扱いされているんだが……
アーノルドは名門貴族クローリー家の四男に転生した。家の掲げる独立独行の家訓のため、剣技に魔術果ては鍛冶師の技術を身に着けた。
そして15歳となった現在。アーノルドは、魔剣士を育成する教育機関に入学するのだが、親戚や上の兄達のせいで悪役扱いをされ、付いた渾名は【悪役公子】。
実家ではやりたくもない【付与魔術】をやらされ、学園に通っていても心の無い言葉を投げかけられる日々に嫌気がさした俺は、自由を求めて冒険者になる事にした。
剣術ではなく刀を打ち刀を使う彼は、憧れの自由と、美味いメシとスローライフを求めて、時に戦い。時にメシを食らい、時に剣を打つ。
アーノルドの第二の人生が幕を開ける。しかし、同級生で仲の悪いメイザース家の娘ミナに学園での態度が演技だと知られてしまい。アーノルドの理想の生活は、ハチャメチャなものになって行く。
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。

Sランク昇進を記念して追放された俺は、追放サイドの令嬢を助けたことがきっかけで、彼女が押しかけ女房のようになって困る!
仁徳
ファンタジー
シロウ・オルダーは、Sランク昇進をきっかけに赤いバラという冒険者チームから『スキル非所持の無能』とを侮蔑され、パーティーから追放される。
しかし彼は、異世界の知識を利用して新な魔法を生み出すスキル【魔学者】を使用できるが、彼はそのスキルを隠し、無能を演じていただけだった。
そうとは知らずに、彼を追放した赤いバラは、今までシロウのサポートのお陰で強くなっていたことを知らずに、ダンジョンに挑む。だが、初めての敗北を経験したり、その後借金を背負ったり地位と名声を失っていく。
一方自由になったシロウは、新な町での冒険者活動で活躍し、一目置かれる存在となりながら、追放したマリーを助けたことで惚れられてしまう。手料理を振る舞ったり、背中を流したり、それはまるで押しかけ女房だった!
これは、チート能力を手に入れてしまったことで、無能を演じたシロウがパーティーを追放され、その後ソロとして活躍して無双すると、他のパーティーから追放されたエルフや魔族といった様々な追放少女が集まり、いつの間にかハーレムパーティーを結成している物語!


最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。

(完結)魔王討伐後にパーティー追放されたFランク魔法剣士は、超レア能力【全スキル】を覚えてゲスすぎる勇者達をザマアしつつ世界を救います
しまうま弁当
ファンタジー
魔王討伐直後にクリードは勇者ライオスからパーティーから出て行けといわれるのだった。クリードはパーティー内ではつねにFランクと呼ばれ戦闘にも参加させてもらえず場美雑言は当たり前でクリードはもう勇者パーティーから出て行きたいと常々考えていたので、いい機会だと思って出て行く事にした。だがラストダンジョンから脱出に必要なリアーの羽はライオス達は分けてくれなかったので、仕方なく一階層づつ上っていく事を決めたのだった。だがなぜか後ろから勇者パーティー内で唯一のヒロインであるミリーが追いかけてきて一緒に脱出しようと言ってくれたのだった。切羽詰まっていると感じたクリードはミリーと一緒に脱出を図ろうとするが、後ろから追いかけてきたメンバーに石にされてしまったのだった。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる