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第6章 俺は勇者じゃなかった。だけど真の勇者になった
第117話 炎の魔人フレイムン
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氷の魔人アイスンを倒したユウキ達は、残りのはぐれ魔人を倒す為に、北の海を目指した。次に倒すのは炎の魔人フレイムンだ。
「ねえユウキ?次は炎の魔人フレイムンって言ってたわよね?そこもさっきの所みたいな感じなの?」
「いやそれぞれの洞窟でタイプが違ってるんだ。始めに言った氷の魔人のアイスンの所はよくある迷宮タイプの洞窟だっただろ?炎の魔人フレイムンがいる洞窟は何ていうか闘技場タイプの洞窟なんだ。」
「闘技場タイプ・・・ですか?」
「うん。入って見たらわかるんだけど、真っすぐ一本道が続いていて、道中に魔物は全く出ないんだ。その代わりに道を抜けると大きな闘技場があるんだ。そこに入ると1体ずつ魔物が現れるんだ。たしか・・・5体倒したら炎の魔人フレイムンが現れたと思うよ。」
「なんかおもしろうそうだな。アタシはそういうの好きだぜ。」
「魔物が1体しか出てこないって事はけっこう強いの?」
「そうだね~。もしかしたら苦戦するかもしれない・・・。だけどこっちは4人いるから大丈夫だと思うよ。」
「どういう事?」
「出てくる魔物は、シャドーって魔物なんだけど、俺達の姿をしてるんだ。」
「「「???」」」
「え~っと・・・シャドーって魔物はどんなモノにも変化する魔法を使える魔物なんだ。それで、俺とかジュリア、リーネやニーチェに変化してくるって事。」
「ユウキ様?それって強さも一緒になるんですか?」
「完全に一緒って訳じゃないけどね。それなりに強くなるよ。」
「真実の塔にいたボスみたいね。でもそれってやばいじゃない。相手がユウキならかなり強いんじゃないの?」
「でもこっちは4人いるからね。相手が1人ならまちがいなく勝てると思うよ。」
(まあ5回連続俺に変化してきたらちょっとやばいかもしれないけど・・・。確か1回だけゲームしてた時に連続5回勇者だった事があったな~。あの時はちょっとやばかったっけ。)
「ユウキ様?5回戦うって事は例えばユウキ様に変化した魔物と2回戦う可能性もあるって事ですか?」
「リーネの言う通りだよ。だけど例えばカツヤとかアイとかに変化する可能性もあるから誰が出るかは行ってみないとわからないんだよね。」
「そうなんですね。まあユウキ様に変化してきてもこっちにもユウキ様はいる訳ですし大丈夫ですよね?」
「もちろんだよ。相手は1体。こっちは4人。そこまで難しく考えなくても大丈夫だよ。」
フレイムンの洞窟の事を話しながら進むと、目的地である北の海の上にある洞窟が見えてきた。
「あれだな。よし早速攻略しに行こうか。」
「まってユウキ!まだ肝心のフレイムンの事を聞いてないわ。途中の魔物が私達に変化するならフレイムンとの闘いはどうなるの?」
「う~ん。まあそれは行ってからのお楽しみかな。今それを言っちゃうと面白くないしね。」
「面白くないって・・・それどういう意味よ?」
「まあまあ行ったらわかるから。」
(はぐれ魔人の中で一番強いのが炎の魔人のフレイムンって言われてるけど、実は最弱の魔人とも言われてるんだよな~。まあアレが使えなくなるのは痛いけど、俺にとってはそこまで重要なアイテムでもないからサクッと行ってサクッと倒して次の場所に向かおうっと。)
ユウキ達は炎の魔人がいる洞窟に入っていく。ユウキの言葉通り洞窟に入ると真っすぐの1本道で魔物は1体も出現しなかった。そして、その道を真っすぐ進むと、その先には、大きな闘技場があった。観客席には誰も座っていなかったが、入り口とは逆側に全身を炎に包まれた魔人が待っていた。
「次の挑戦者は貴様らか。俺の名は炎の魔人フレイムン。俺と戦いたければ5名の戦士を倒してみよ。」
(これって、ゲームじゃ無理だったけどここであれを使えば戦闘全部終わるんじゃ・・・)
ユウキは氷の魔人アイスンを倒した時に手に入れた炎の指輪を取り出し、思いっきり炎の魔人フレイムンに投げつけた。ユウキの力はすでにカンストした勇者よりも強くなっている。ユウキの投げた指輪は避けられる事なくフレイムンに当たる。
指輪が当たったフレイムンは・・・
指輪に吸い込まれて姿をけしてしまったのだった。
「「「えーーー!!!」」」
いきなり炎の魔人フレイムンが消えた事に驚くジュリアとリーネとニーチェだった。
ユウキは落ちた指輪を回収する為に、闘技場を歩きだす。
「ユウキ!危ないわよ。シャドーが出てくるかもしれないわ。」
「大丈夫だよ。シャドーは元々フレイムンの部下だからね。フレイムンがいなくなれば襲って来ないはずだよ。」
(多分そうだよな?普通ボスを倒したら雑魚は消えてなくなるのはゲームじゃ普通だもんな。)
ユウキは指輪を拾い上げた。
『これはどういう事だ。貴様、何をした!?』
「おっやっぱりしゃべれるんだね。炎の指輪の力でフレイムンの力を全て吸い取ったんだよ。」
『なっ!?』
「ユウキ?どういう事?」
「うん。この指輪って火属性を吸収する効果をもってるんだ。それでフレイムンは炎の塊みたいなもんだから魔人事炎の指輪に吸収する事ができるってわけ。」
(我ながらうまくいったな。久しぶりにゲームの裏技がきっちりはまった感じだ。)
「ユウキ様、そこにもう一つ指輪が落ちていますわ。」
ユウキはリーネが指さす方を見る。
「おっ海の指輪だね。よかったよかった。忘れてたよ。じゃあ炎の魔人フレイムンも倒した事だし、後はウインドンとアイスンだね。この調子だったらどっちもすぐに倒せると思うしリーネのサブ職業も近づいてきたね。」
「「「・・・」」」
「は~。誰が出てくるのかとかどうやって戦おうかとか色々考えてたけど馬鹿らしくなるわね。」
「そうですね。」
「アタシはなんか疲れたぞ。」
炎の指輪に話しかけながら、来た道を戻るユウキを疲れた表情で後について行くジュリア達であった。
「ねえユウキ?次は炎の魔人フレイムンって言ってたわよね?そこもさっきの所みたいな感じなの?」
「いやそれぞれの洞窟でタイプが違ってるんだ。始めに言った氷の魔人のアイスンの所はよくある迷宮タイプの洞窟だっただろ?炎の魔人フレイムンがいる洞窟は何ていうか闘技場タイプの洞窟なんだ。」
「闘技場タイプ・・・ですか?」
「うん。入って見たらわかるんだけど、真っすぐ一本道が続いていて、道中に魔物は全く出ないんだ。その代わりに道を抜けると大きな闘技場があるんだ。そこに入ると1体ずつ魔物が現れるんだ。たしか・・・5体倒したら炎の魔人フレイムンが現れたと思うよ。」
「なんかおもしろうそうだな。アタシはそういうの好きだぜ。」
「魔物が1体しか出てこないって事はけっこう強いの?」
「そうだね~。もしかしたら苦戦するかもしれない・・・。だけどこっちは4人いるから大丈夫だと思うよ。」
「どういう事?」
「出てくる魔物は、シャドーって魔物なんだけど、俺達の姿をしてるんだ。」
「「「???」」」
「え~っと・・・シャドーって魔物はどんなモノにも変化する魔法を使える魔物なんだ。それで、俺とかジュリア、リーネやニーチェに変化してくるって事。」
「ユウキ様?それって強さも一緒になるんですか?」
「完全に一緒って訳じゃないけどね。それなりに強くなるよ。」
「真実の塔にいたボスみたいね。でもそれってやばいじゃない。相手がユウキならかなり強いんじゃないの?」
「でもこっちは4人いるからね。相手が1人ならまちがいなく勝てると思うよ。」
(まあ5回連続俺に変化してきたらちょっとやばいかもしれないけど・・・。確か1回だけゲームしてた時に連続5回勇者だった事があったな~。あの時はちょっとやばかったっけ。)
「ユウキ様?5回戦うって事は例えばユウキ様に変化した魔物と2回戦う可能性もあるって事ですか?」
「リーネの言う通りだよ。だけど例えばカツヤとかアイとかに変化する可能性もあるから誰が出るかは行ってみないとわからないんだよね。」
「そうなんですね。まあユウキ様に変化してきてもこっちにもユウキ様はいる訳ですし大丈夫ですよね?」
「もちろんだよ。相手は1体。こっちは4人。そこまで難しく考えなくても大丈夫だよ。」
フレイムンの洞窟の事を話しながら進むと、目的地である北の海の上にある洞窟が見えてきた。
「あれだな。よし早速攻略しに行こうか。」
「まってユウキ!まだ肝心のフレイムンの事を聞いてないわ。途中の魔物が私達に変化するならフレイムンとの闘いはどうなるの?」
「う~ん。まあそれは行ってからのお楽しみかな。今それを言っちゃうと面白くないしね。」
「面白くないって・・・それどういう意味よ?」
「まあまあ行ったらわかるから。」
(はぐれ魔人の中で一番強いのが炎の魔人のフレイムンって言われてるけど、実は最弱の魔人とも言われてるんだよな~。まあアレが使えなくなるのは痛いけど、俺にとってはそこまで重要なアイテムでもないからサクッと行ってサクッと倒して次の場所に向かおうっと。)
ユウキ達は炎の魔人がいる洞窟に入っていく。ユウキの言葉通り洞窟に入ると真っすぐの1本道で魔物は1体も出現しなかった。そして、その道を真っすぐ進むと、その先には、大きな闘技場があった。観客席には誰も座っていなかったが、入り口とは逆側に全身を炎に包まれた魔人が待っていた。
「次の挑戦者は貴様らか。俺の名は炎の魔人フレイムン。俺と戦いたければ5名の戦士を倒してみよ。」
(これって、ゲームじゃ無理だったけどここであれを使えば戦闘全部終わるんじゃ・・・)
ユウキは氷の魔人アイスンを倒した時に手に入れた炎の指輪を取り出し、思いっきり炎の魔人フレイムンに投げつけた。ユウキの力はすでにカンストした勇者よりも強くなっている。ユウキの投げた指輪は避けられる事なくフレイムンに当たる。
指輪が当たったフレイムンは・・・
指輪に吸い込まれて姿をけしてしまったのだった。
「「「えーーー!!!」」」
いきなり炎の魔人フレイムンが消えた事に驚くジュリアとリーネとニーチェだった。
ユウキは落ちた指輪を回収する為に、闘技場を歩きだす。
「ユウキ!危ないわよ。シャドーが出てくるかもしれないわ。」
「大丈夫だよ。シャドーは元々フレイムンの部下だからね。フレイムンがいなくなれば襲って来ないはずだよ。」
(多分そうだよな?普通ボスを倒したら雑魚は消えてなくなるのはゲームじゃ普通だもんな。)
ユウキは指輪を拾い上げた。
『これはどういう事だ。貴様、何をした!?』
「おっやっぱりしゃべれるんだね。炎の指輪の力でフレイムンの力を全て吸い取ったんだよ。」
『なっ!?』
「ユウキ?どういう事?」
「うん。この指輪って火属性を吸収する効果をもってるんだ。それでフレイムンは炎の塊みたいなもんだから魔人事炎の指輪に吸収する事ができるってわけ。」
(我ながらうまくいったな。久しぶりにゲームの裏技がきっちりはまった感じだ。)
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ユウキはリーネが指さす方を見る。
「おっ海の指輪だね。よかったよかった。忘れてたよ。じゃあ炎の魔人フレイムンも倒した事だし、後はウインドンとアイスンだね。この調子だったらどっちもすぐに倒せると思うしリーネのサブ職業も近づいてきたね。」
「「「・・・」」」
「は~。誰が出てくるのかとかどうやって戦おうかとか色々考えてたけど馬鹿らしくなるわね。」
「そうですね。」
「アタシはなんか疲れたぞ。」
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