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第5章 この物語の主役は勇者じゃなくて…
第91話 初心に帰ってレベル上げ
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火の神殿を攻略して、魔王の幹部を倒し、魔法の絨毯を入手し、
フローライベントを終えて、ビックバンの魔法の宝玉を入手したユウキ達はようやく落ち着いて宿で今後の事を話し合っていた。
「昨日は色々あったわね。」
「そうだね。久々に忙しい1日だったよ。」
「それでユウキ?これからどうするの?カツヤ達と合流して魔法の絨毯を渡すの?」
「そうだね・・・昨日色々と考えてたんだけど、カツヤ達はきっとまだ勇者の鎧を手に入れてないと思う。カツヤ達と別れてからはまだ10日程しか経ってないと思うんだ。アイツらもいきなりリヴァイアサンに挑戦せずにきっと海底神殿でレベル上げをしてると思う。だから俺達も初心に帰ってレベル上げをしようと思うんだ。」
「初心に帰ってレベル上げ??レベル上げってこの間もしたじゃない?プラチナの森で。」
(まあ初心に帰るっていうのはゲームでのレベル上げを思い出してって事なんだけどね。ロープレのレベル上げと言えば、気長にひたすら敵を倒し続ける事だもんな。今までは運よくメタリック系、プラチナ系とレベルがポンポン上がったけど、本当のレベル上げっていうのは時間をかけてひたすら同じ敵を倒し続ける事だよな。あのめんどくさい作業こそレベル上げしてるって感じだよな。)
「うん。そうなんだけどね。邪神側に神職を持つ者が現れたからね。今度いつ遭遇するかわからないし、遭遇した時は戦闘になるかもしれない。プラチナドラゴンにも勝てなかった。俺達は自分達の力を過信してた。この世界で死なない為にも、もっとレベルを上げて強くなる必要があると思うんだ。」
「ユウキの言ってる事はわかるけど・・・。カツヤの方はほっておいて大丈夫なの?」
「ああ。だから宿はベルの街で取って、朝からスライム王国でレベル上げして夜はベルの街に戻ってくる。カツヤ達が戻ってくるまではこれの繰り返しはどうかなって思うんだけど・・・」
「ユウキ様の提案で私は問題ありません。」
「アタシも問題ないよ。姉様と戦う事になっても負けないように強くならないと。」
「・・・私ももちろんユウキの案に反対しないわ。ユウキについて行くって決めてるもの。」
「みんな・・・ありがとう。」
「それじゃあベルに向かいましょう。」
ユウキ達はテレポートの魔法を使って、ベルの街へ向かった。ユウキの予想通りカツヤ達はまだ戻ってきてなかった。
「やっぱりカツヤ達はまだ戻ってきてないわね。」
「ああ。リヴァイアサンを倒して勇者の鎧を手に入れるまでは戻ってこないと思うからカツヤ達が戻ってくるまで俺達もできるだけ強くなっておこう。」
「そうね。でもカツヤ達と再会したらどうするの?たしか勇者装備シリーズがそろったら天空城に行くのよね??」
「その辺りはまだ決めてないかな・・・。とりあえず何をするにしてもレベル上げは基本だから。カツヤと再会するまでに今後の事は考えておくよ。」
「頼んだわよ。」
「ああ。」
(カツヤとともに天空城に行くか・・・それとも別行動して独自にこの世界を攻略するか・・・考えて決めないとな。)
ユウキ達はそれからカツヤが戻ってくるまで、ひたすらスライム王国でレベル上げの為にメタリックスライムを倒し続けた。
もちろんゴッドスライムも大量に倒した。
あれからレベルを上げたユウキ達だったがゴッドスライム(ホワイト)はさすがに通常の攻撃では倒せなかったので、前回のように聖なる泉の水で倒して行った。
朝からスライム王国に出かけて、スライムを狩る。夜になるとベルに街に戻る。
朝からスライム王国に出かけて、スライムを狩る。夜になるとベルに街に戻る。
朝からスライム王国に出かけて、スライムを狩る。夜になるとベルに街に戻る。
朝からスライム王国に出かけて、スライムを狩る。夜になるとベルに街に戻る。
・
・
・
・
そんな生活を10日程続ける所で、
ベルに戻ってくると宿にカツヤ達がいるのを見つけた。
「カツヤ!!戻ってきたのか?」
「ああ。ようやく勇者の鎧を手に入れたぜ。」
「これで勇者装備シリーズがそろったんだな。」
「ああ。これで魔王を倒しに行けるぜ。」
「えっ??カツヤは魔王がどこにいるか知ってるのか?」
「いや・・・知らないな。そういえば勇者装備シリーズは手に入れたけど、どこにいけば魔王がいるんだ?魔王っていうぐらいだからどこかの城にいたりするのか?」
「もーーー。カツヤは本当に何も考えてないんだから。」
「じゃあアイはどこに行けば魔王がいるか知ってるのか?」
「それは・・・」
「まあまあカツヤもアイも落ち着けよ。俺達がちゃんと調べてるから安心してくれ。」
「「本当!?」」
「ああ。」
「さすがユウキだ。でもまあ今日はちょっと疲れてるから明日皆で話し合わないか?」
「そうだな。俺達もヘトヘトだしそれがいいな。」
(タイミング的にはバッチリだな。俺達も丁度今日レベルが60を超えた所だったしな。さてこれからどうするか・・・カツヤ達に魔法の絨毯を渡して、天空に一番高い塔に向かってもらい天空城へ。天空城で神龍と戦って神龍の子供のドランを仲間にできたら魔王城へ。が最短の攻略ルートだったよな。あれから考えたけど、やっぱり別行動するしかないよな。俺達とカツヤ達とじゃステータスに差がありすぎるもんな。よし!カツヤ達とは明日話し合いだから今日の内にジュリア達と今後の話をしておこう。)
カツヤ達と別れたユウキ達は明日カツヤ達と話す内容のすり合わせの為にユウキの部屋で先に打合せを始めるのだった。
フローライベントを終えて、ビックバンの魔法の宝玉を入手したユウキ達はようやく落ち着いて宿で今後の事を話し合っていた。
「昨日は色々あったわね。」
「そうだね。久々に忙しい1日だったよ。」
「それでユウキ?これからどうするの?カツヤ達と合流して魔法の絨毯を渡すの?」
「そうだね・・・昨日色々と考えてたんだけど、カツヤ達はきっとまだ勇者の鎧を手に入れてないと思う。カツヤ達と別れてからはまだ10日程しか経ってないと思うんだ。アイツらもいきなりリヴァイアサンに挑戦せずにきっと海底神殿でレベル上げをしてると思う。だから俺達も初心に帰ってレベル上げをしようと思うんだ。」
「初心に帰ってレベル上げ??レベル上げってこの間もしたじゃない?プラチナの森で。」
(まあ初心に帰るっていうのはゲームでのレベル上げを思い出してって事なんだけどね。ロープレのレベル上げと言えば、気長にひたすら敵を倒し続ける事だもんな。今までは運よくメタリック系、プラチナ系とレベルがポンポン上がったけど、本当のレベル上げっていうのは時間をかけてひたすら同じ敵を倒し続ける事だよな。あのめんどくさい作業こそレベル上げしてるって感じだよな。)
「うん。そうなんだけどね。邪神側に神職を持つ者が現れたからね。今度いつ遭遇するかわからないし、遭遇した時は戦闘になるかもしれない。プラチナドラゴンにも勝てなかった。俺達は自分達の力を過信してた。この世界で死なない為にも、もっとレベルを上げて強くなる必要があると思うんだ。」
「ユウキの言ってる事はわかるけど・・・。カツヤの方はほっておいて大丈夫なの?」
「ああ。だから宿はベルの街で取って、朝からスライム王国でレベル上げして夜はベルの街に戻ってくる。カツヤ達が戻ってくるまではこれの繰り返しはどうかなって思うんだけど・・・」
「ユウキ様の提案で私は問題ありません。」
「アタシも問題ないよ。姉様と戦う事になっても負けないように強くならないと。」
「・・・私ももちろんユウキの案に反対しないわ。ユウキについて行くって決めてるもの。」
「みんな・・・ありがとう。」
「それじゃあベルに向かいましょう。」
ユウキ達はテレポートの魔法を使って、ベルの街へ向かった。ユウキの予想通りカツヤ達はまだ戻ってきてなかった。
「やっぱりカツヤ達はまだ戻ってきてないわね。」
「ああ。リヴァイアサンを倒して勇者の鎧を手に入れるまでは戻ってこないと思うからカツヤ達が戻ってくるまで俺達もできるだけ強くなっておこう。」
「そうね。でもカツヤ達と再会したらどうするの?たしか勇者装備シリーズがそろったら天空城に行くのよね??」
「その辺りはまだ決めてないかな・・・。とりあえず何をするにしてもレベル上げは基本だから。カツヤと再会するまでに今後の事は考えておくよ。」
「頼んだわよ。」
「ああ。」
(カツヤとともに天空城に行くか・・・それとも別行動して独自にこの世界を攻略するか・・・考えて決めないとな。)
ユウキ達はそれからカツヤが戻ってくるまで、ひたすらスライム王国でレベル上げの為にメタリックスライムを倒し続けた。
もちろんゴッドスライムも大量に倒した。
あれからレベルを上げたユウキ達だったがゴッドスライム(ホワイト)はさすがに通常の攻撃では倒せなかったので、前回のように聖なる泉の水で倒して行った。
朝からスライム王国に出かけて、スライムを狩る。夜になるとベルに街に戻る。
朝からスライム王国に出かけて、スライムを狩る。夜になるとベルに街に戻る。
朝からスライム王国に出かけて、スライムを狩る。夜になるとベルに街に戻る。
朝からスライム王国に出かけて、スライムを狩る。夜になるとベルに街に戻る。
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そんな生活を10日程続ける所で、
ベルに戻ってくると宿にカツヤ達がいるのを見つけた。
「カツヤ!!戻ってきたのか?」
「ああ。ようやく勇者の鎧を手に入れたぜ。」
「これで勇者装備シリーズがそろったんだな。」
「ああ。これで魔王を倒しに行けるぜ。」
「えっ??カツヤは魔王がどこにいるか知ってるのか?」
「いや・・・知らないな。そういえば勇者装備シリーズは手に入れたけど、どこにいけば魔王がいるんだ?魔王っていうぐらいだからどこかの城にいたりするのか?」
「もーーー。カツヤは本当に何も考えてないんだから。」
「じゃあアイはどこに行けば魔王がいるか知ってるのか?」
「それは・・・」
「まあまあカツヤもアイも落ち着けよ。俺達がちゃんと調べてるから安心してくれ。」
「「本当!?」」
「ああ。」
「さすがユウキだ。でもまあ今日はちょっと疲れてるから明日皆で話し合わないか?」
「そうだな。俺達もヘトヘトだしそれがいいな。」
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