82 / 131
第4章 主人公として
第83話 バカンスするのもいいかも!?
しおりを挟む
「ユウキ!!あれ見て!!!」
ジュリアが指さした場所を見ると、張り紙があった。そこには・・・
『最高のリゾートで最高の思い出を・・・リゾートタウンニューランド』
「リゾートタウンか~。」
「ねぇユウキ。私達最近レベル上げに冒険、魔物退治に魔族討伐とかなりがんばってると思うわ。ちょっとは遊んだり、休息をとるのも必要だと思うの!!」
「ジュリアの言ってる事はわかるけど・・・。今ってカツヤ達は必至にレベル上げして勇者の鎧を入手しようとして頑張ってるのに・・・さすがに・・・」
「カツヤ達は今までがんばらなかったから今大変な思いをしてるんでしょ。私達は今までがんばったんだから当然の権利だと思うわ。」
(まあ言わんとしてる事はわかるけど・・・仕事ばっかりじゃ疲れるし、ちゃんとリフレッシュしないと良い仕事もできないもんな・・・)
「そうだな~。リーネとニーチェはどう思うんだ?」
「冒険ばっかりでしたからそういうのも良いと思います。」
「アタシも!!リゾートタウンには興味ある!!」
「わかったよ。じゃあちょっと行ってみるか!!」
「「「ヤッター」」」
ユウキはゲームの時のリゾートタウン・ニューランドの事を思い出していた。
(たしかニューランドっていろんなコンテストがあったよな・・・水着コンテストとかオシャレコンテスト、モンスターコンテストなんかもあったよな。そういえば海の売店で水着を買って水着コンテストに参加したな~。)
「じゃあ早速向かおうか。」
「ユウキはニューランドがどこにあるか知ってるの?」
「ああ。海辺の街だろ?多分わかると思うよ。」
「さすがユウキ様ですね。」
「さすがマスターだ!!」
「わかったわ。早速向かいましょ!!みんなで最高の思い出を作りましょ!!」
カツヤ達が転移の玉を使って海底神殿に向かった後、ユウキ達は情報を収集する為に動くのではなく、リゾート地にバカンスに出かけたのだった。
ユウキの記憶を頼りにフライの魔法でニューランドに向かったのだが、迷う事もなく、すぐにニューランドには辿り着いた。
「ここがリゾートタウン・ニューランドね。最高のリゾートっていうだけはあるわね。」
ジュリアの言葉通り、ニューランドは豪華なホテルが何棟も立っていて、観光客でにぎわっていた。
(ゲームの時は街の感じなんか全然わからなかったけど、リアルで体験すると本当にリゾート地って感じだな。豪華なホテルにプール、海にバーベキューまであるぞ。なんかゲームの中に転生してからこういうのはじめてだな。自分がゲームのキャラだからゲームのようにひたすら攻略を進めないとっていつの間にか思ってたのかも・・・折角ゲームがリアルになったんだ。こういうのも楽しまないとな!!)
「かなりにぎやかだね。どうする?先に泊まる所を決めようか・・・と言ってもホテルがたくさんあるからどれが良いのかよくわからないけど・・・」
「ならアタシが調べるよ。ワールドディクショナリー!!」
(ここでワールドディクショナリー使うのかよ!?それはちょっと使い方まちがってるんじゃ・・・)
ニーチェはワールドディクショナリーにおススメのホテルを聞いた。
【ホテル月光】
最高級のサービスが受けられるニューランド一番のホテル。
※ここでワールドディクショナリーを使うなんて、使い方をよくわかってるわね。使って正解よ。ここにはぼったくりなホテルや質の悪いホテルもあるのよ。それにしてもバカンスとは良い御身分ね・・・ってウソよ!!しっかり楽しんでね。だって・・・ハーレムは異世界の醍醐味でしょ(笑)
ちなみに今は浜辺で水着美女コンテストをしてるから女性陣はちゃんと参加しなさいよ。
「なっ!?」
「使って正解だったみたいね。それにしても水着美女コンテストか~・・・。ユウキはその・・・私の水着姿とかって・・・見たい?」
「!?・・・そりゃまあも男だからな。ジュリアもそうだけどリーネやニーチェの水着姿を見てみたいとは思うよ。」
「「「!!!???」」」
「これは負けられないわね!!」
「ユウキ様が私の水着姿に興味がある・・・」
「マスター。アタシの水着姿楽しみにしていてくれよ~」
ユウキ達はホテル月光で泊まる段取りをして、早速海を見に行く。そこには水着美女コンテストがすでに始まっており、最終審査の段階だった。
「あら残念。水着美女コンテスト間に合わなかったみたいね。」
「うそー。せっかく気合入れて来たのに・・・」
「まあ間に合わなかったんならしょうがないじゃん。それにまだ水着すら買ってないし。コンテストは残念だったけど、あそこで水着売ってるみたいだしみんなで買って海でゆっくりしようか。」
「そうね。コンテストがなかったって海があるんだから水着ぐらい着るわよね!」
ユウキ達は水着を買い、海でゆっくり過ごした。
4人で海でバシャバシャ泳いだり、ボートに乗ってイチャイチャしたり、ジュリア達に砂で埋められたり、ニーチェに日焼け止めを塗ってと言われ全身にオイルを塗ったり・・・
海でのバカンスはとても楽しいモノだった。だが・・・
終始、誰の水着姿が一番よかったか?と全員が聞いてくるのでユウキは答えられずとても困ったのだった。
(はーーー。この中から一人を選ぶとかできないよな・・・とても楽しかったど、とても疲れた1日だったな。)
だが、ユウキの苦悩?はホテルに入っても続くのだった・・・
ジュリアが指さした場所を見ると、張り紙があった。そこには・・・
『最高のリゾートで最高の思い出を・・・リゾートタウンニューランド』
「リゾートタウンか~。」
「ねぇユウキ。私達最近レベル上げに冒険、魔物退治に魔族討伐とかなりがんばってると思うわ。ちょっとは遊んだり、休息をとるのも必要だと思うの!!」
「ジュリアの言ってる事はわかるけど・・・。今ってカツヤ達は必至にレベル上げして勇者の鎧を入手しようとして頑張ってるのに・・・さすがに・・・」
「カツヤ達は今までがんばらなかったから今大変な思いをしてるんでしょ。私達は今までがんばったんだから当然の権利だと思うわ。」
(まあ言わんとしてる事はわかるけど・・・仕事ばっかりじゃ疲れるし、ちゃんとリフレッシュしないと良い仕事もできないもんな・・・)
「そうだな~。リーネとニーチェはどう思うんだ?」
「冒険ばっかりでしたからそういうのも良いと思います。」
「アタシも!!リゾートタウンには興味ある!!」
「わかったよ。じゃあちょっと行ってみるか!!」
「「「ヤッター」」」
ユウキはゲームの時のリゾートタウン・ニューランドの事を思い出していた。
(たしかニューランドっていろんなコンテストがあったよな・・・水着コンテストとかオシャレコンテスト、モンスターコンテストなんかもあったよな。そういえば海の売店で水着を買って水着コンテストに参加したな~。)
「じゃあ早速向かおうか。」
「ユウキはニューランドがどこにあるか知ってるの?」
「ああ。海辺の街だろ?多分わかると思うよ。」
「さすがユウキ様ですね。」
「さすがマスターだ!!」
「わかったわ。早速向かいましょ!!みんなで最高の思い出を作りましょ!!」
カツヤ達が転移の玉を使って海底神殿に向かった後、ユウキ達は情報を収集する為に動くのではなく、リゾート地にバカンスに出かけたのだった。
ユウキの記憶を頼りにフライの魔法でニューランドに向かったのだが、迷う事もなく、すぐにニューランドには辿り着いた。
「ここがリゾートタウン・ニューランドね。最高のリゾートっていうだけはあるわね。」
ジュリアの言葉通り、ニューランドは豪華なホテルが何棟も立っていて、観光客でにぎわっていた。
(ゲームの時は街の感じなんか全然わからなかったけど、リアルで体験すると本当にリゾート地って感じだな。豪華なホテルにプール、海にバーベキューまであるぞ。なんかゲームの中に転生してからこういうのはじめてだな。自分がゲームのキャラだからゲームのようにひたすら攻略を進めないとっていつの間にか思ってたのかも・・・折角ゲームがリアルになったんだ。こういうのも楽しまないとな!!)
「かなりにぎやかだね。どうする?先に泊まる所を決めようか・・・と言ってもホテルがたくさんあるからどれが良いのかよくわからないけど・・・」
「ならアタシが調べるよ。ワールドディクショナリー!!」
(ここでワールドディクショナリー使うのかよ!?それはちょっと使い方まちがってるんじゃ・・・)
ニーチェはワールドディクショナリーにおススメのホテルを聞いた。
【ホテル月光】
最高級のサービスが受けられるニューランド一番のホテル。
※ここでワールドディクショナリーを使うなんて、使い方をよくわかってるわね。使って正解よ。ここにはぼったくりなホテルや質の悪いホテルもあるのよ。それにしてもバカンスとは良い御身分ね・・・ってウソよ!!しっかり楽しんでね。だって・・・ハーレムは異世界の醍醐味でしょ(笑)
ちなみに今は浜辺で水着美女コンテストをしてるから女性陣はちゃんと参加しなさいよ。
「なっ!?」
「使って正解だったみたいね。それにしても水着美女コンテストか~・・・。ユウキはその・・・私の水着姿とかって・・・見たい?」
「!?・・・そりゃまあも男だからな。ジュリアもそうだけどリーネやニーチェの水着姿を見てみたいとは思うよ。」
「「「!!!???」」」
「これは負けられないわね!!」
「ユウキ様が私の水着姿に興味がある・・・」
「マスター。アタシの水着姿楽しみにしていてくれよ~」
ユウキ達はホテル月光で泊まる段取りをして、早速海を見に行く。そこには水着美女コンテストがすでに始まっており、最終審査の段階だった。
「あら残念。水着美女コンテスト間に合わなかったみたいね。」
「うそー。せっかく気合入れて来たのに・・・」
「まあ間に合わなかったんならしょうがないじゃん。それにまだ水着すら買ってないし。コンテストは残念だったけど、あそこで水着売ってるみたいだしみんなで買って海でゆっくりしようか。」
「そうね。コンテストがなかったって海があるんだから水着ぐらい着るわよね!」
ユウキ達は水着を買い、海でゆっくり過ごした。
4人で海でバシャバシャ泳いだり、ボートに乗ってイチャイチャしたり、ジュリア達に砂で埋められたり、ニーチェに日焼け止めを塗ってと言われ全身にオイルを塗ったり・・・
海でのバカンスはとても楽しいモノだった。だが・・・
終始、誰の水着姿が一番よかったか?と全員が聞いてくるのでユウキは答えられずとても困ったのだった。
(はーーー。この中から一人を選ぶとかできないよな・・・とても楽しかったど、とても疲れた1日だったな。)
だが、ユウキの苦悩?はホテルに入っても続くのだった・・・
10
お気に入りに追加
1,597
あなたにおすすめの小説

悪役貴族の四男に転生した俺は、怠惰で自由な生活がしたいので、自由気ままな冒険者生活(スローライフ)を始めたかった。
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
俺は何もしてないのに兄達のせいで悪役貴族扱いされているんだが……
アーノルドは名門貴族クローリー家の四男に転生した。家の掲げる独立独行の家訓のため、剣技に魔術果ては鍛冶師の技術を身に着けた。
そして15歳となった現在。アーノルドは、魔剣士を育成する教育機関に入学するのだが、親戚や上の兄達のせいで悪役扱いをされ、付いた渾名は【悪役公子】。
実家ではやりたくもない【付与魔術】をやらされ、学園に通っていても心の無い言葉を投げかけられる日々に嫌気がさした俺は、自由を求めて冒険者になる事にした。
剣術ではなく刀を打ち刀を使う彼は、憧れの自由と、美味いメシとスローライフを求めて、時に戦い。時にメシを食らい、時に剣を打つ。
アーノルドの第二の人生が幕を開ける。しかし、同級生で仲の悪いメイザース家の娘ミナに学園での態度が演技だと知られてしまい。アーノルドの理想の生活は、ハチャメチャなものになって行く。
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。

Sランク昇進を記念して追放された俺は、追放サイドの令嬢を助けたことがきっかけで、彼女が押しかけ女房のようになって困る!
仁徳
ファンタジー
シロウ・オルダーは、Sランク昇進をきっかけに赤いバラという冒険者チームから『スキル非所持の無能』とを侮蔑され、パーティーから追放される。
しかし彼は、異世界の知識を利用して新な魔法を生み出すスキル【魔学者】を使用できるが、彼はそのスキルを隠し、無能を演じていただけだった。
そうとは知らずに、彼を追放した赤いバラは、今までシロウのサポートのお陰で強くなっていたことを知らずに、ダンジョンに挑む。だが、初めての敗北を経験したり、その後借金を背負ったり地位と名声を失っていく。
一方自由になったシロウは、新な町での冒険者活動で活躍し、一目置かれる存在となりながら、追放したマリーを助けたことで惚れられてしまう。手料理を振る舞ったり、背中を流したり、それはまるで押しかけ女房だった!
これは、チート能力を手に入れてしまったことで、無能を演じたシロウがパーティーを追放され、その後ソロとして活躍して無双すると、他のパーティーから追放されたエルフや魔族といった様々な追放少女が集まり、いつの間にかハーレムパーティーを結成している物語!


最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。

最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる