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第1章 ゲーム世界に転生した!?
第4話 終盤に手に入れるはずのアイテムをゲットだ!!
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カツヤとアイを見送ったユウキは早速行動を開始した。
「よし。これで1カ月は安心だな。後はこの1カ月でどれだけの事ができるかだな。まずはあれを取りに行くか。」
ユウキは村のはずれにある井戸に来ていた。
「確かここだよな。南に5、東に3だったよな。とりあえず井戸から南に5歩歩いて東に3歩歩いて見るか。」
ユウキはドラゴンファンタジーの世界で最果ての村にある隠し宝箱を開けようとしていた。通常のゲームの流れだと勇者達が最果ての村にいけるようになるのはゲーム中盤である。転職が可能なパルテ神殿を過ぎるとロッテルド王国のサマンサ王女が船を貸してくれるようになる。その船に乗って最果ての村に行く事ができる。又は魔法使いのレベルが22になると行った事のある街に移動できるテレポートの魔法を覚えるので、その魔法で行くかだ。
ただ、ゲーム中盤に最果ての村に行ってもこれといって何かあるわけでもない。ゲーム終盤にある祠で宝箱の暗号文の入手するのだが、その暗号文が【サイハテノムラノハズレノイドミナミ5ヒガシ3】であり、その暗号文を見て初めて勇者は最果ての村で宝箱をゲットするのである。
しかし、2回目以降ゲームをする人はこの暗号文の存在を知っているので、ゲームが始まったら各家のタンスやつぼを割って薬草やポーションやお金をゲットするとともに宝箱を手に入れるのが普通の流れとなっていた。カツヤとアイが宝箱の存在を知っているはずがないので、ユウキは先にこの宝箱をゲットしようと思っていた。
「よしこの場所だな。とりあえず掘って見るか。」
ユウキは持ってきていたスコップで宝箱があると思う場所を掘り進めた。10分程掘り進めると「ガキッ」と金属に当たる音がした。
「おっあったか?」
ユウキは慎重に掘り進めて金属を確認すると、宝箱が出てきた。
「やった。やっぱりあったな。これで思ってた事ができるぞ。」
ユウキは宝箱を開けるとその中には『魔法の指輪』と『転職の宝玉』が4つ入っていた。
「よし。宝箱の中身もゲーム通りだ。今日は予定のアイテムをゲットしたからあとは聖なる泉で汚れた身体を洗って1カ月をどう過ごすか考えるか」
『魔法の指輪』は歩く度にMPが1回復する指輪である。レベル1の魔法使いであるユウキにとってこのアクセサリーがどれほど重要かはよくわかるであろう。『転職の宝玉』はその名の通り、これを使えばパルテ神殿に行かなくても転職ができるというアイテムである。
ゲームでは身体の汚れをキャラが気にすることはなかったが、現実として行動しているユウキはスコップでひたすら地面をほっていたのでかなり土で汚れていた。なので、村にある聖なる泉で身体を洗おうと考えた。
「あったあった。聖なる泉。ゲームでは泉に触れるとHPとMPが回復するんだよな~。飲むのかな。浴びるだけで回復するのかな?」
ユウキは身体を洗いながら泉の水を飲んでみた。
「普通にうまいな。これって空き瓶とかに詰めてもっていけば、薬草とかポーションなんていらないんじゃ??」
ゲームの世界ではできなかった事が、現実ではできる事がある。とずっと考えていたユウキは聖なる泉の水を持ち運べないか考えていた。
「多分普通に持って行けるよな。で、持って行けるならアイテムとして使えるはずだ。回復の為に使いたいが俺の考え通りならこれを使えば高速レベリングも可能なはずだ。」
ユウキは道具屋に空き瓶をもらいに行って、聖なる泉の水をひたすら空き瓶にいれていった。その数は50本にもなったがアイテムボックスにアイテムは自由に収納できるのでユウキは聖なる泉の水をどんどん、アイテムボックスに入れていった。
「よし。これで高速レベリングの第一関門は突破できたな。あとは明日直接行って確かめるだけだな。」
ユウキは欲しかったアイテムを手に入れたので家に帰った。1カ月間をどうやって過ごすか考える為に
「高速レベリングはきっとできると思う。後は1カ月をどうやってすごすかだな。転職の宝玉の数は4つ。1カ月で4回はここで転職する事ができる。問題は何に転職していくかなんだよな~。今の魔法使いはテレポートを覚える22まではレベルを上げるからその後だな。」
ユウキはドラゴンファンタジーのゲームをやり込んだので、転職についても色々知っていた。
例えば、遊び人の職業を20レベルまで上げて転職すると賢者になる事ができる。とか
戦士、武道家、僧侶、魔法使いの基本職業のレベルをそれぞれ20以上にすると英雄に転職できる。とかだ。
「王都に行っても魔法使いのレベルを上げておけば、職業を隠していてもパルテ神殿にいくまでは隠し通せると思う。それまでにカツヤと別れる方法は考えるとして、何かあったときの為にカツヤよりも強くなる必要があるから賢者とか大魔導士を目指すのは得策じゃないよな。ってなると英雄になって英雄王を目指すのがベストだな。」
ユウキは職業のルートを決めたので明日は必ず、高速レベリングの為の第二関門を突破するぞ。と心に決めて眠りについた。
ちなみに戦士、武道家、僧侶、魔法使いはそれぞれレベル20で能力値は平均で50程である。勇者はレベル20だと平均160程ある。勇者チート過ぎである。いや基本職業弱すぎである。
魔法使い→戦士→僧侶→武道家→英雄と転職の宝玉を使うと能力は10→50、25→65、33→73、37→77、39が英雄レベル1の能力の平均値になる。
ただし、上級職業の英雄はレベルが50で英雄王の宝玉を使う事で、最上級職業の英雄王への転職が可能になる。レベル50の英雄の平均値は350程だ。そこから英雄王に転職すると平均175の能力からはじまりレベルカンストで能力はなんと平均975にまで伸びる。基本職業を4回転職するものなどこの世界には存在しないので、英雄の職業は隠し職業なのだ。ユウキは隠し職業の存在を知っているので英雄になって、カツヤから主人公のポジションを奪おうと考えていたのだった。
「よし。これで1カ月は安心だな。後はこの1カ月でどれだけの事ができるかだな。まずはあれを取りに行くか。」
ユウキは村のはずれにある井戸に来ていた。
「確かここだよな。南に5、東に3だったよな。とりあえず井戸から南に5歩歩いて東に3歩歩いて見るか。」
ユウキはドラゴンファンタジーの世界で最果ての村にある隠し宝箱を開けようとしていた。通常のゲームの流れだと勇者達が最果ての村にいけるようになるのはゲーム中盤である。転職が可能なパルテ神殿を過ぎるとロッテルド王国のサマンサ王女が船を貸してくれるようになる。その船に乗って最果ての村に行く事ができる。又は魔法使いのレベルが22になると行った事のある街に移動できるテレポートの魔法を覚えるので、その魔法で行くかだ。
ただ、ゲーム中盤に最果ての村に行ってもこれといって何かあるわけでもない。ゲーム終盤にある祠で宝箱の暗号文の入手するのだが、その暗号文が【サイハテノムラノハズレノイドミナミ5ヒガシ3】であり、その暗号文を見て初めて勇者は最果ての村で宝箱をゲットするのである。
しかし、2回目以降ゲームをする人はこの暗号文の存在を知っているので、ゲームが始まったら各家のタンスやつぼを割って薬草やポーションやお金をゲットするとともに宝箱を手に入れるのが普通の流れとなっていた。カツヤとアイが宝箱の存在を知っているはずがないので、ユウキは先にこの宝箱をゲットしようと思っていた。
「よしこの場所だな。とりあえず掘って見るか。」
ユウキは持ってきていたスコップで宝箱があると思う場所を掘り進めた。10分程掘り進めると「ガキッ」と金属に当たる音がした。
「おっあったか?」
ユウキは慎重に掘り進めて金属を確認すると、宝箱が出てきた。
「やった。やっぱりあったな。これで思ってた事ができるぞ。」
ユウキは宝箱を開けるとその中には『魔法の指輪』と『転職の宝玉』が4つ入っていた。
「よし。宝箱の中身もゲーム通りだ。今日は予定のアイテムをゲットしたからあとは聖なる泉で汚れた身体を洗って1カ月をどう過ごすか考えるか」
『魔法の指輪』は歩く度にMPが1回復する指輪である。レベル1の魔法使いであるユウキにとってこのアクセサリーがどれほど重要かはよくわかるであろう。『転職の宝玉』はその名の通り、これを使えばパルテ神殿に行かなくても転職ができるというアイテムである。
ゲームでは身体の汚れをキャラが気にすることはなかったが、現実として行動しているユウキはスコップでひたすら地面をほっていたのでかなり土で汚れていた。なので、村にある聖なる泉で身体を洗おうと考えた。
「あったあった。聖なる泉。ゲームでは泉に触れるとHPとMPが回復するんだよな~。飲むのかな。浴びるだけで回復するのかな?」
ユウキは身体を洗いながら泉の水を飲んでみた。
「普通にうまいな。これって空き瓶とかに詰めてもっていけば、薬草とかポーションなんていらないんじゃ??」
ゲームの世界ではできなかった事が、現実ではできる事がある。とずっと考えていたユウキは聖なる泉の水を持ち運べないか考えていた。
「多分普通に持って行けるよな。で、持って行けるならアイテムとして使えるはずだ。回復の為に使いたいが俺の考え通りならこれを使えば高速レベリングも可能なはずだ。」
ユウキは道具屋に空き瓶をもらいに行って、聖なる泉の水をひたすら空き瓶にいれていった。その数は50本にもなったがアイテムボックスにアイテムは自由に収納できるのでユウキは聖なる泉の水をどんどん、アイテムボックスに入れていった。
「よし。これで高速レベリングの第一関門は突破できたな。あとは明日直接行って確かめるだけだな。」
ユウキは欲しかったアイテムを手に入れたので家に帰った。1カ月間をどうやって過ごすか考える為に
「高速レベリングはきっとできると思う。後は1カ月をどうやってすごすかだな。転職の宝玉の数は4つ。1カ月で4回はここで転職する事ができる。問題は何に転職していくかなんだよな~。今の魔法使いはテレポートを覚える22まではレベルを上げるからその後だな。」
ユウキはドラゴンファンタジーのゲームをやり込んだので、転職についても色々知っていた。
例えば、遊び人の職業を20レベルまで上げて転職すると賢者になる事ができる。とか
戦士、武道家、僧侶、魔法使いの基本職業のレベルをそれぞれ20以上にすると英雄に転職できる。とかだ。
「王都に行っても魔法使いのレベルを上げておけば、職業を隠していてもパルテ神殿にいくまでは隠し通せると思う。それまでにカツヤと別れる方法は考えるとして、何かあったときの為にカツヤよりも強くなる必要があるから賢者とか大魔導士を目指すのは得策じゃないよな。ってなると英雄になって英雄王を目指すのがベストだな。」
ユウキは職業のルートを決めたので明日は必ず、高速レベリングの為の第二関門を突破するぞ。と心に決めて眠りについた。
ちなみに戦士、武道家、僧侶、魔法使いはそれぞれレベル20で能力値は平均で50程である。勇者はレベル20だと平均160程ある。勇者チート過ぎである。いや基本職業弱すぎである。
魔法使い→戦士→僧侶→武道家→英雄と転職の宝玉を使うと能力は10→50、25→65、33→73、37→77、39が英雄レベル1の能力の平均値になる。
ただし、上級職業の英雄はレベルが50で英雄王の宝玉を使う事で、最上級職業の英雄王への転職が可能になる。レベル50の英雄の平均値は350程だ。そこから英雄王に転職すると平均175の能力からはじまりレベルカンストで能力はなんと平均975にまで伸びる。基本職業を4回転職するものなどこの世界には存在しないので、英雄の職業は隠し職業なのだ。ユウキは隠し職業の存在を知っているので英雄になって、カツヤから主人公のポジションを奪おうと考えていたのだった。
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