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第41話 いざ中央大陸へ
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神獣白虎の加護を得たレイ達は、ファンドラの町へと戻ってきていた。神獣白虎の加護を得た事で、レイ達の上限レベルは150まで上がっていた。亀島のボーナスエリアでレベリングをしていたので、二人のレベルは上限近くまで上がっていた。
名前:レイ
職業:聖獣マスター(フェニク、エンキ、マンネン)
封印中の聖獣:キュビ、シルド、リル
称号:熟練冒険者
加護:青龍・白虎
レベル120
HP:1200(3240)
MP:1200(3240)
力:1200(3240)
魔力:1200(3240)
体力: 600(1620)
敏捷:700(1890)
器用:1200(3240)
運:700(1890)
名前:マリー
職業:聖女
称号: 熟練冒険者
加護:青龍・白虎
レベル125
HP:1200(1440)
MP:1800(2160)
力:700(840)
魔力:1800(2160)
体力:600(720)
敏捷:700(840)
器用:1400(1680)
運:500(600)
俺が転生する前はレベル100に聖獣4体と契約してたから、能力は3倍になってただろ。それと比べると今の俺は、その時よりもレベルは高いが、聖獣3体に2体の神獣の加護で能力は2.7倍。ようやく封印される前を越えたって感じか。これならアルフェンって魔王もどうにかできるだろうし、もしボルテックス達と中央大陸で会えば返り討ちにする事もできるかもしれないな。
いやそれはまだ早いか・・・俺は大丈夫だけどマリーがきついか。向こうはパーティメンバーを増やしたみたいだから人数でも不利。こっちはエンキが常時戦闘に参加できるからっていってもそれでも3人だ。やっぱりボルテックス達との戦闘はまだ避けた方がよさそうだな。
「レイ。明日には中央大陸に行くのよね?」
「ああ。ボルテックス達は、すでに中央大陸に向かってるんだろ?話を聞く限りじゃすでに中央大陸には着いてるっぽいしな。大丈夫だとは思うが先を越されてもつまらないし。」
「そうですね。私はレイとマリーの無事を祈ってます。」
「ああ。期待して待っててくれ。必ず魔王アルフェンを倒して見せる。」
とは言ったものの、中央大陸までは転移でいけるけど魔王アルフェンがいる場所は行った事がないから、そこからは歩きになる。中央大陸なら魔物もそれなりに強いから先に上限レベルをあげれたのはよかったな。マリーも神獣様の加護で2割能力が上がってるから、魔王戦でも即死にはならないだろう。補助魔法を使ってもらって俺がしっかりマリーを守れば問題ないはずだ。
問題があるとしたらアルフェンのいる魔王城か中央大陸でボルテックスと鉢合わせする事だな。髪の色と服装は変えてるからすぐにバレる訳じゃないだろうけど、中央大陸にいるだけで向こうは怪しむはずだ。できれば鉢合わせしたくないな。どうするか・・・
「レイ。中央大陸は魔物が多いし、魔王城に着くまでは何日かかかるわ。どうする?食料はもっと多めに準備しておく?」
「そうだな。毎晩毎晩転移魔法で戻るっていう選択肢もあるけど、MPを使いすぎると中央大陸の魔物と戦う時に不利になるかもしれない。収納魔法で食料やアイテムは制限なく持っていけるんだ。できるだけ持って行くようにしよう。何かあった時に転移魔法で逃げれるようにMPはなるべく温存しておきたいからな。」
「そうね。わかったわ。なら今日は買い物で必要なモノをそろえましょ。中央大陸に向かうのは明日でいいかしら?」
「そうだな。そういやミュラ王女。前にボルテックス達は新しい仲間を探してるって言ってましたが今は6人パーティで行動してるんですか?」
「はい。新しく女性のタンク職を仲間にしたみたいです。私は直接見ていませんのでどんな方かはわかりませんが。」
タンク職か・・・たしかボルテックス達は、ボルテックス、ガウラス、マジカルシュートに、斥候と神官が増えたんだったよな。それにタンクか。たしかにバランスはいいな。近距離に遠距離、回復まで揃ってる。魔王以外の魔物なら苦戦する事なく倒せるだろう。まあボルテックス達以外のレベルや職業にもよるだろうけど、アイツらと一緒に行動してるならレベルなんかはすぐ上がるだろうし・・・
「そうか。わかった。マリー、中央大陸に言ったらボルテックス達と鉢合わせになるかもしれない。こっちは俺とマリーしかいないんだ。もし俺の存在がバレたら戦闘になるかもしれないから極力アイツらとは鉢合わせしないように行動しよう。」
「そうね。まあ今のレイならボルテックス達なんか敵じゃないだろうけど、キュビちゃん達も掴まってるから慎重に動かないといけないわね。」
「ああ。キュビにリルにシルドは人質にされてるようにもんだからな。マジカルシュートはその辺の研究とかしてそうだから対立したら消されかねない。」
「わかったわ。」
王城でミュラ王女に中央大陸に行く報告と、ボルテックス達の情報をもらった後、王城を後にし、マリーとともに中央大陸に行く準備をした。主に食料品だ。中央大陸には街がないので必要なモノを買う事ができない。食料として魔物は存在するが、食べれない魔物が多くいる為だ。調味料も多めに買い込んだ。マリーだけじゃなく、フェニクにエンキ、マンネンも食事をするので、かなり多めに買い込んだ。
準備を終えた翌日、転移魔法を発動して中央大陸へと降り立った。空に薄暗くにごっている。いかにもゲームのラストステージというような天気だ。雨は降っていないが曇っていて雲には雷が絡み合っていた。
魔王アルフェンを目指し、レイ達は中央大陸内を進んで行くのだった。
名前:レイ
職業:聖獣マスター(フェニク、エンキ、マンネン)
封印中の聖獣:キュビ、シルド、リル
称号:熟練冒険者
加護:青龍・白虎
レベル120
HP:1200(3240)
MP:1200(3240)
力:1200(3240)
魔力:1200(3240)
体力: 600(1620)
敏捷:700(1890)
器用:1200(3240)
運:700(1890)
名前:マリー
職業:聖女
称号: 熟練冒険者
加護:青龍・白虎
レベル125
HP:1200(1440)
MP:1800(2160)
力:700(840)
魔力:1800(2160)
体力:600(720)
敏捷:700(840)
器用:1400(1680)
運:500(600)
俺が転生する前はレベル100に聖獣4体と契約してたから、能力は3倍になってただろ。それと比べると今の俺は、その時よりもレベルは高いが、聖獣3体に2体の神獣の加護で能力は2.7倍。ようやく封印される前を越えたって感じか。これならアルフェンって魔王もどうにかできるだろうし、もしボルテックス達と中央大陸で会えば返り討ちにする事もできるかもしれないな。
いやそれはまだ早いか・・・俺は大丈夫だけどマリーがきついか。向こうはパーティメンバーを増やしたみたいだから人数でも不利。こっちはエンキが常時戦闘に参加できるからっていってもそれでも3人だ。やっぱりボルテックス達との戦闘はまだ避けた方がよさそうだな。
「レイ。明日には中央大陸に行くのよね?」
「ああ。ボルテックス達は、すでに中央大陸に向かってるんだろ?話を聞く限りじゃすでに中央大陸には着いてるっぽいしな。大丈夫だとは思うが先を越されてもつまらないし。」
「そうですね。私はレイとマリーの無事を祈ってます。」
「ああ。期待して待っててくれ。必ず魔王アルフェンを倒して見せる。」
とは言ったものの、中央大陸までは転移でいけるけど魔王アルフェンがいる場所は行った事がないから、そこからは歩きになる。中央大陸なら魔物もそれなりに強いから先に上限レベルをあげれたのはよかったな。マリーも神獣様の加護で2割能力が上がってるから、魔王戦でも即死にはならないだろう。補助魔法を使ってもらって俺がしっかりマリーを守れば問題ないはずだ。
問題があるとしたらアルフェンのいる魔王城か中央大陸でボルテックスと鉢合わせする事だな。髪の色と服装は変えてるからすぐにバレる訳じゃないだろうけど、中央大陸にいるだけで向こうは怪しむはずだ。できれば鉢合わせしたくないな。どうするか・・・
「レイ。中央大陸は魔物が多いし、魔王城に着くまでは何日かかかるわ。どうする?食料はもっと多めに準備しておく?」
「そうだな。毎晩毎晩転移魔法で戻るっていう選択肢もあるけど、MPを使いすぎると中央大陸の魔物と戦う時に不利になるかもしれない。収納魔法で食料やアイテムは制限なく持っていけるんだ。できるだけ持って行くようにしよう。何かあった時に転移魔法で逃げれるようにMPはなるべく温存しておきたいからな。」
「そうね。わかったわ。なら今日は買い物で必要なモノをそろえましょ。中央大陸に向かうのは明日でいいかしら?」
「そうだな。そういやミュラ王女。前にボルテックス達は新しい仲間を探してるって言ってましたが今は6人パーティで行動してるんですか?」
「はい。新しく女性のタンク職を仲間にしたみたいです。私は直接見ていませんのでどんな方かはわかりませんが。」
タンク職か・・・たしかボルテックス達は、ボルテックス、ガウラス、マジカルシュートに、斥候と神官が増えたんだったよな。それにタンクか。たしかにバランスはいいな。近距離に遠距離、回復まで揃ってる。魔王以外の魔物なら苦戦する事なく倒せるだろう。まあボルテックス達以外のレベルや職業にもよるだろうけど、アイツらと一緒に行動してるならレベルなんかはすぐ上がるだろうし・・・
「そうか。わかった。マリー、中央大陸に言ったらボルテックス達と鉢合わせになるかもしれない。こっちは俺とマリーしかいないんだ。もし俺の存在がバレたら戦闘になるかもしれないから極力アイツらとは鉢合わせしないように行動しよう。」
「そうね。まあ今のレイならボルテックス達なんか敵じゃないだろうけど、キュビちゃん達も掴まってるから慎重に動かないといけないわね。」
「ああ。キュビにリルにシルドは人質にされてるようにもんだからな。マジカルシュートはその辺の研究とかしてそうだから対立したら消されかねない。」
「わかったわ。」
王城でミュラ王女に中央大陸に行く報告と、ボルテックス達の情報をもらった後、王城を後にし、マリーとともに中央大陸に行く準備をした。主に食料品だ。中央大陸には街がないので必要なモノを買う事ができない。食料として魔物は存在するが、食べれない魔物が多くいる為だ。調味料も多めに買い込んだ。マリーだけじゃなく、フェニクにエンキ、マンネンも食事をするので、かなり多めに買い込んだ。
準備を終えた翌日、転移魔法を発動して中央大陸へと降り立った。空に薄暗くにごっている。いかにもゲームのラストステージというような天気だ。雨は降っていないが曇っていて雲には雷が絡み合っていた。
魔王アルフェンを目指し、レイ達は中央大陸内を進んで行くのだった。
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