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第11話 ゴブリンを討伐するヒカル
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「よし。ゴブリンを倒しに行こう!!」
「ん?どうしたの。急に?」
「俺は今日ゴブリンを倒しに行きたい!!」
(異世界に来たならゴブリン討伐は鉄板だろ。それかスライム。もうスモールラビットは飽きた。いくらFランクGランク推奨の弱い魔物だって言っても俺だってMPも増えたし魔法も使える。ゴブリンぐらい行けるっしょ。いやいや行けるっしょ。ゴブリンなんてチュートリアルモンスターだろ!!俺はやれる。いや俺はなれるゴブリンハンター・・・いやゴブリンスレイヤーに。)
「私達にはまだ早いんじゃないの?」
「いやいやメイリさんや。俺達は魔法学校に行くために早くランクを上げないといけないじゃないですか~。その為には強い魔物も倒して行かないといけないと思うんですよ~。それにゴブリンはダンジョンにも出るだろうし、ダンジョン探索の為の練習にもなりますし~。」
「なんかそのしゃべり方きもいよ。ヒカル。」
「ガーン!」
「はいはい。ゴブリン討伐ね。とりあえずミドリさんに聞いてみましょ。ミドリさんがOKだすなら大丈夫だと思うし。」
「さすがメイリ!なら早速行こうぜ。」
ヒカルとメイリーンはギルドに行き、受付に向かった。
「「ミドリさんおはようございます。」」
「ヒカル君。メイリちゃんおはよう。今日はどうしたの?」
「ミドリさん。俺、ゴブリンを倒しに行きたいんです。」
「えっ!?」
「ヒカル。それじゃわからないわよ。ミドリさん実は・・・」
メイリーンは、今朝の話を話した。
「そういう事ね。それでヒカル君?なんでゴブリンを倒したいの?」
「そこにゴブリンがいるからですね!」
「「・・・」」
「え~っと・・・ダメですか?」
「ああっ。大丈夫よ。ヒカル君とメイリちゃんならゴブリン討伐も大丈夫だと思うわ。だけど注意してほしい事があるの?」
「なんですか?」
「ゴブリンは群れを作ってる事が多いわ。だからゴブリンを見つけたからと言っても安心しない事。もしかしたら周りに仲間がいるかもしれない。それを気を付けて。」
(なるほどなるほど。1体であるならば俺達でも大丈夫と言う事か。ヨッシャー!!なら今日はMPが尽きるまでゴブリン狩りするしかないっしょ。はじめは1体。気づけば100体。大量の討伐証明を持って帰ってギルドは大騒ぎ!これしかないっしょ。)
「わかりました。1体を狙って倒していきたいと思います。それで・・・ゴブリンってどこにいるんですか?」
「ああゴブリンは南に行った森の中にうじゃうじゃいるわよ。一応奥に行き過ぎると強い魔物も出るから奥には入らない事。」
「わかりました。あっもしかして森にはゴブリン以外の魔物も居たりしますか?」
「そりゃもちろんいるわよ。コボルトやスライム、グレイウルフなんかもいるわね。」
(お~・・・そりゃ危険だな。魔力感知とか気配感知とかのスキルとか魔法があれば安全なんだろうけど、そんなん持ってないしな・・・。魔力操作を頑張れば覚えれるか?多分薄く周囲に伸ばす感じ・・・だったよな?ソナーみないな感じってラノベでは言ってたっけ・・・。)
「わかりました。無理せずに行こうと思います。」
「ええ。命あってのものですからね。」
(おーー!!そこは命を大事に!ですよって言ってほしかったぜ。)
ゴブリン討伐の常設依頼を受けて、ヒカルとメイリーンは出現する森へと向かった。
「大丈夫かなヒカル?」
「大丈夫だろ?見つけた瞬間魔法ぶっ放せば俺もメイリも1撃だと思うぞ?」
「そんなにうまく行くの?」
「大丈夫だって。先に俺がやるからメイリは見てろよ。それより奥には行くなってミドリさんも言ってたから森の周りをぐるっと回りながらゴブリンがいないか探そうぜ。」
(チュートリアルモンスターなんだから魔法1発でいけるっしょ。火魔法はやっぱり森が燃える可能性があるからここは風魔法がいいか。できれば真っすぐ行ってブッ飛ばす。右ストレートでブッ飛ばしたかったけどそれはちょっと危ないしな。)
「いた。ヒカルあそこにいるのゴブリンじゃない?」
ヒカルはメイリが指さす先を見た。するとそこには1m程の大きさで緑色のヒカルがゲームやラノベアニメでよく見たゴブリンそのままの魔物がいた。
(おおー!!あれぞゴブリンだ!これこれ剣と魔法のファンタジー世界ならこれがないとね。よし風魔法風魔法っと。)
ヒカルはすかさず風魔法のウインドを放った。こちらに気付いていないゴブリンはヒカルの魔法を受けてその場に倒れた。
(風魔法なんだから首をスパッと斬りたかったけど、ウインドって意外にそこまで殺傷力ないんだよな~・・・まあ起き上がってこないから倒せたんだと思うし、今日の所はそれでよしとするか。)
「やった!起き上がってこないし倒したんじゃない?ヒカルの言ったように1発で倒せたね。」
「ああ。一応仲間がいるかもしれないからもう少し様子を見て、何もなかったら近づいて耳を切り落とそうか。」
しばらく待っても、何もなかったので、ヒカル達はゴブリンに近づき討伐証明の左耳を切り落として袋に入れた。
「それで後はこのゴブリンを燃やせばいいんだよね?」
「ああ。」
(素材が使えないからって燃やして処理するのって効率悪いよな~。倒すのに1発と燃やすの1発じゃ20体ぐらいしか倒せないじゃん。メイリが倒しても俺が処理する事を考えたらもう少し少なくなるか・・・。は~ギルドを驚かす作戦・・・いきなり失敗だ。)
その後、ヒカル達はゴブリンを見つけてはヒカルとメイリーンが交互に魔法を放ってゴブリンを倒して行った。ゴブリン以外にもコボルトを見つけたが、それも同様に魔法1発で倒したので、同じように処理した。
終わってみると、安全にゴブリン20体、コボルト1体を倒す事ができたヒカル達だった。
「ん?どうしたの。急に?」
「俺は今日ゴブリンを倒しに行きたい!!」
(異世界に来たならゴブリン討伐は鉄板だろ。それかスライム。もうスモールラビットは飽きた。いくらFランクGランク推奨の弱い魔物だって言っても俺だってMPも増えたし魔法も使える。ゴブリンぐらい行けるっしょ。いやいや行けるっしょ。ゴブリンなんてチュートリアルモンスターだろ!!俺はやれる。いや俺はなれるゴブリンハンター・・・いやゴブリンスレイヤーに。)
「私達にはまだ早いんじゃないの?」
「いやいやメイリさんや。俺達は魔法学校に行くために早くランクを上げないといけないじゃないですか~。その為には強い魔物も倒して行かないといけないと思うんですよ~。それにゴブリンはダンジョンにも出るだろうし、ダンジョン探索の為の練習にもなりますし~。」
「なんかそのしゃべり方きもいよ。ヒカル。」
「ガーン!」
「はいはい。ゴブリン討伐ね。とりあえずミドリさんに聞いてみましょ。ミドリさんがOKだすなら大丈夫だと思うし。」
「さすがメイリ!なら早速行こうぜ。」
ヒカルとメイリーンはギルドに行き、受付に向かった。
「「ミドリさんおはようございます。」」
「ヒカル君。メイリちゃんおはよう。今日はどうしたの?」
「ミドリさん。俺、ゴブリンを倒しに行きたいんです。」
「えっ!?」
「ヒカル。それじゃわからないわよ。ミドリさん実は・・・」
メイリーンは、今朝の話を話した。
「そういう事ね。それでヒカル君?なんでゴブリンを倒したいの?」
「そこにゴブリンがいるからですね!」
「「・・・」」
「え~っと・・・ダメですか?」
「ああっ。大丈夫よ。ヒカル君とメイリちゃんならゴブリン討伐も大丈夫だと思うわ。だけど注意してほしい事があるの?」
「なんですか?」
「ゴブリンは群れを作ってる事が多いわ。だからゴブリンを見つけたからと言っても安心しない事。もしかしたら周りに仲間がいるかもしれない。それを気を付けて。」
(なるほどなるほど。1体であるならば俺達でも大丈夫と言う事か。ヨッシャー!!なら今日はMPが尽きるまでゴブリン狩りするしかないっしょ。はじめは1体。気づけば100体。大量の討伐証明を持って帰ってギルドは大騒ぎ!これしかないっしょ。)
「わかりました。1体を狙って倒していきたいと思います。それで・・・ゴブリンってどこにいるんですか?」
「ああゴブリンは南に行った森の中にうじゃうじゃいるわよ。一応奥に行き過ぎると強い魔物も出るから奥には入らない事。」
「わかりました。あっもしかして森にはゴブリン以外の魔物も居たりしますか?」
「そりゃもちろんいるわよ。コボルトやスライム、グレイウルフなんかもいるわね。」
(お~・・・そりゃ危険だな。魔力感知とか気配感知とかのスキルとか魔法があれば安全なんだろうけど、そんなん持ってないしな・・・。魔力操作を頑張れば覚えれるか?多分薄く周囲に伸ばす感じ・・・だったよな?ソナーみないな感じってラノベでは言ってたっけ・・・。)
「わかりました。無理せずに行こうと思います。」
「ええ。命あってのものですからね。」
(おーー!!そこは命を大事に!ですよって言ってほしかったぜ。)
ゴブリン討伐の常設依頼を受けて、ヒカルとメイリーンは出現する森へと向かった。
「大丈夫かなヒカル?」
「大丈夫だろ?見つけた瞬間魔法ぶっ放せば俺もメイリも1撃だと思うぞ?」
「そんなにうまく行くの?」
「大丈夫だって。先に俺がやるからメイリは見てろよ。それより奥には行くなってミドリさんも言ってたから森の周りをぐるっと回りながらゴブリンがいないか探そうぜ。」
(チュートリアルモンスターなんだから魔法1発でいけるっしょ。火魔法はやっぱり森が燃える可能性があるからここは風魔法がいいか。できれば真っすぐ行ってブッ飛ばす。右ストレートでブッ飛ばしたかったけどそれはちょっと危ないしな。)
「いた。ヒカルあそこにいるのゴブリンじゃない?」
ヒカルはメイリが指さす先を見た。するとそこには1m程の大きさで緑色のヒカルがゲームやラノベアニメでよく見たゴブリンそのままの魔物がいた。
(おおー!!あれぞゴブリンだ!これこれ剣と魔法のファンタジー世界ならこれがないとね。よし風魔法風魔法っと。)
ヒカルはすかさず風魔法のウインドを放った。こちらに気付いていないゴブリンはヒカルの魔法を受けてその場に倒れた。
(風魔法なんだから首をスパッと斬りたかったけど、ウインドって意外にそこまで殺傷力ないんだよな~・・・まあ起き上がってこないから倒せたんだと思うし、今日の所はそれでよしとするか。)
「やった!起き上がってこないし倒したんじゃない?ヒカルの言ったように1発で倒せたね。」
「ああ。一応仲間がいるかもしれないからもう少し様子を見て、何もなかったら近づいて耳を切り落とそうか。」
しばらく待っても、何もなかったので、ヒカル達はゴブリンに近づき討伐証明の左耳を切り落として袋に入れた。
「それで後はこのゴブリンを燃やせばいいんだよね?」
「ああ。」
(素材が使えないからって燃やして処理するのって効率悪いよな~。倒すのに1発と燃やすの1発じゃ20体ぐらいしか倒せないじゃん。メイリが倒しても俺が処理する事を考えたらもう少し少なくなるか・・・。は~ギルドを驚かす作戦・・・いきなり失敗だ。)
その後、ヒカル達はゴブリンを見つけてはヒカルとメイリーンが交互に魔法を放ってゴブリンを倒して行った。ゴブリン以外にもコボルトを見つけたが、それも同様に魔法1発で倒したので、同じように処理した。
終わってみると、安全にゴブリン20体、コボルト1体を倒す事ができたヒカル達だった。
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