美少女令嬢な元生徒会副会長を、キモオタな中年教師がNTRる話

小松 美堂

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第四章

告白

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「汗、いっぱいかいちゃったね」

額同士をコツンとさせて美奈子が囁く。

「うちでシャワー浴びてく ?……」

「シャっ……………や、やめとくよ。きっと、キリがなくなるし12時過ぎるから」



(うぅ、俺はバカだ。二つ返事で行けばいいのに……でも行ったら絶対なし崩しだ)



「そっか、そうよね……時間よね……」



慌てて、身体を離した美奈子は、腰をあげる。

「友介、ウェットティッシュ取ってよ。あーあっ、二回分だから、いっぱい溢れてる……

って、恥ずかしいから見ないでよ」

美奈子の膣から、友介が射込んだ精液が、逆流して溢れている。

精液と本気汁が混じり合って、白い液が開いた小陰唇の間の膣孔から

ごぼりと零れてくる。

ウェットティッシュで、懸命にそれをぬぐっている美奈子。

しかし、次々に溢れてきて、なかなかとり切れない……



目をそらしたものの、焼き付いてしまった美奈子のそんな姿を忘れられるはずもなく、

自分の太ももなどをぬぐっていた友介だったが……



性交の後処理という赤裸々な行為を自分の目の前で、学園No.1美少女が、

生徒会副会長だった優等生が、名家のご令嬢が、自分が恋した愛した人が、

自分の放出したものでそんな風にしているのだと自覚すると、

恋しさと愛しさと欲望が突如高まっていく……



「なっ、なぁ美奈子、あとちょっと時間ある。もう一回だけ、あと少しだけ、頼む。

もうたまらないんだ」

「な、何を急に。もう終わりよ………って、さっきより凄くなってない ?? それ」

二回放出した直後なのに、友介のペニスはむくむくと復活し、

美奈子の処理を見て一気に膨張して、ビンビンになってしまっていた。

「あぁ、美奈子のそうしてる姿見て、最後だと実感したら……」

「本当にヘンタイなんだから……もぉっ、そのままじゃ帰れないわねぇ……」

優しく微笑むその顔を見た瞬間、愛しさが爆発して熱烈にキスをして、

そのまま持ち上げて、一気に結合した……



「熱い、美奈子の中、さっきより熱いよ。それに狭い、きつい……」

「友介のも、またすごくなってる。硬くてぇ、気持ち良過ぎるぅ……」

ゆっさ、ゆっさ、軽自動車で車体が軽いこともあり、大いにクルマまで揺れる。



本当に最後だと自覚したディープキスは、お互いの口腔の中で全てを舐め合う、

歯の一本一本にも舌をはわせて、あますところなくお互いの粘液を塗り込めて

いく……たっぷりした唾を乗せた舌を送り込みあう……

じゅっじゅっじゅっ、ぶちゅぶちゅ……涎が口まわり全体に溢れても気にならない。

むしろ、そのよだれを顔に塗り込めまでする……



そうしながらも、腰は激しく抜き差しが続く。

単なる突き押しだけでなく、これまで開拓した美奈子の膣内の感じるポイントを

確かめるように、カリで擦り、亀頭で押していく……



美奈子も、受け身だけでいるわけでなく、わざと腰を浅い部分まで上げて焦らしさえする。

突然の変調に、友介が物欲しげに見上げると、イタズラっぽく微笑んで、くちゅぐちゅと

浅瀬でスラストする。

怒った友介が腰を持って、激しく突き上げると、たちまち美奈子は降参して、

ぎゅっと頭を抱きしめて、腰を深く深く沈めていく……



「やぁん、これ感じ過ぎるぅ。本当にバカでエッチで、いやらしくなっちゃう……」

「優等生の美奈子が、そうなってくれたら、本望だ !! 」



「なあ美奈子ぉ、セックス好き ? 」

「友介のヘンタイ !!」

「でも、好きでしょ」

「………好きぃ……」

ぢゅぅ、恥ずかしがってキスをする。

「チンポ好き ? 」

「………」

くっとペニスを止める。

「あぁん……やら…………」

「チンポ好きって言ってよ」

「……チンポ好きぃ……… !! 」

「よぉし ! 」

本当に最後という終局の免罪符で、ついにそんな言葉まで口にしてくれた美奈子に

力強い突き押しで、お礼をする。





やがて今度は美奈子が切羽詰まって来る。

「やぁん、もうダメ、だめなの……気持ち良過ぎてぇ……」

激しく腰を振り、ラストスパートに向かっていることを、濡れた眼で訴える。

友介も、それをからかう余裕はなく、頷いて自身の腰の突き上げを

強め、タイミングがぴしゃり合って、美奈子が腰を下げるタイミングに

突きあがる、ズボッ、ズボッ、一番深いところに突き当たる。

「はぁん !! しゅっ、しゅご~~い ! 硬いのが、奥をノックしてる、してるぅ。

なんか、なんか開いちゃう~!!!」

「くっくぅ~~、もう最後だ。美奈子、美奈子ぉ、愛してる。

ボクの、ボクの精子で孕め、孕めぇ !!」

「うんっ、うん……大好きな友介の、ゆうすけの赤ちゃん欲しい、孕ませてぇ !!」

「よしっ、出す、出すぞぉ !」

「はひっ ! 出して、開いちゃったトコロに、いっぱい出して !!

あつーいの、たくさんかけて ! 」



どっぴゅ~むん!! どぴゅ、どぴゅ、どっぴゅ~~~ん !!どっく、どっく、どっく……



ぴしゃぴしゃ、子宮口に熱い精液がふりかけられるのを、美奈子は確かに感じた気がした。

(あぁ、こうして中に出されるのって、何回めだったけ……

この二日間でいっぱい出されちゃった……

ゴム越しじゃないのって、子どもを作るためにセックスしてるって、実感させられる。

それに、あついのをたくさん出されるのって、うれしくて胸がキューンとしちゃう……

しあわせな気持ちになる……こんなの続けられたら……)



終局のラストで、禁忌の言葉までついに口にして、ちょうど24時を迎えた……







「じゃあ、帰るわね」

今度こそ事後処理を無事終えて、身だしなみを整えた美奈子がそう告げる。



「ボクの脅迫は、これで終った。

ふたりの映像とキャプチャー写真は、責任をもって削除する。

校内データベースにも残っていない。

信頼してもらうしかないけどね」

「はい、先生のことは、約束は破らない人だと信頼しています」

「あぁ、ありがとう」



(24時過ぎたら、すっかり冷静になっちゃって。つい、ほんのさっきまで

チンポ好きとか、赤ちゃん欲しいまで言ってれくれてたのに、サービス終了か、ハァ。

それでも、最後に言わずにはいられない…………)



突如、友介は頭を下げ、右手を突き出して、言った。







「葛城美奈子さん、大好きです。美奈子さんが中学生の頃からずっと見てました。



愛しています。ボクと付き合ってください」



「好きなんです。つきあってください。卒業してからで、いいんです」







それは、いつかの生徒指導室で浜田友介が告げた告白そのものだった……



「えっ、ど、どうしたの……」

それには答えず、友介は右手を差し出し続けた。



(やだ、どうして今またそういう事言うの……

もう、終わったんでしょ……なのに……

前とは全然違う……好きとか愛してるとか、付き合ってくれとか

違う言葉に聞こえる……

正直、ドキドキしてうれしい……)



美奈子は、戸惑い、対応できない。



(そうか、そうよね。

あの日、わたしがこの告白を断ったから、脅迫がはじまった。

終わったから、もう一度 ! というわけ ? そんな……)



沈黙が続く……友介は、頭を上げない。



(もう、これしかないんだ。脅迫じゃなくて、ゼロベースでもう一度 ! 美奈子 ! )







「ありがとうございます。



先生のお気持ちは、大変うれしいです。



でも、おつきあいすることはできません。ごめんなさい」





美奈子の回答もまた、以前と同じだった。

深々と頭を下げた。



(ごめんなさい ! 友介さん、許して。

でも、これしかないの。

友介さんのわたしに対する一途な気持ちは、よくわかったわ。

脅迫からだったけど、人となりの良さも十分に伝わった。

前は容姿とか、体形とかで先入観を持ってたことも反省してる。

正直、一緒にいて楽しいし、嫌いじゃないわ。



だけど、だけど……

ここまでは脅迫して従っていただけ。それだけなの。それ以外ないの。

昨日、今日と好きとか愛してるとか口にした………

でも……

一時の感情で、アキラくんを裏切れない。 

お父さん・お母さん・おじい様には絶対に許されない関係なの。

葛城家の娘として、こんなふしだらな関係……

この二か月のことは忘れて……忘れてください)





「そーかー。そうだよな。当たり前だよね。

ごめん、変なこと言って。

脅迫犯が、何言ってんだって話だ。

無理やり言う事聞かせておいて……

図に乗ってごめん。」

友介も、深々とまた頭を下げる。



「無理やりだったし、一方的だし、言えた義理じゃないけど、

美奈子と過ごした 時間は、一生の宝物だ……

今後、ボクは何か報いを受けないといけないかもしれない……

それでもいい……

最後に握手だけしてよ」



美奈子も、にっこり笑い、そっと握手をした。

ちいさな手のぬくもりが残った。



そして、ドアを開け、去って行く……



バタン !



ドアが閉まった音を聞いた瞬間、



(嫌だいやだ、これで完全にお別れなんて、なんとかしたい……

せめて、せめて何か可能性を……)



とてつもない喪失感に襲われた友介は、思わず窓を開けて、美奈子に呼び掛けた。



「美奈子 ! 忘れもの ! 」



美奈子が、少し訝し気に戻ってきて、窓に顔を近づける。

「忘れもの ?」

「うそだ、ボクの言い忘れを伝えたかったんだ」

「…… ?? ……」

美奈子がかわいらしく小首を傾げる

(あぁ、そういう仕草だけでご飯三杯いける……)



「さっきは断られちゃったけど、もし、もしも卒業式の日迄に、気が変わっていたら。

ボクと付き合う気持ちが少しでもできたなら……夜、うちに来てくれないか。

もちろん、無視してくれていい。

何時でもいい。ボクは待ってるから、ずっと……」



「…………」

絶句し、固まる美奈子……



窓から身を乗り出さんばかりの友介と、固まった美奈子の

視線が交錯する。

友介が必死の想いを込めた目をじっと覗き込んだ

吸い込まれそうな黒い瞳の美少女が、口を開いた。



「クス、そうね……わかったわ」

「わたしは、そんな友介さんが、大好きでした」



天使の微笑みを浮かべ

ちゅっと唇にキスをした……

一瞬呆然とした友介をそのままに、美奈子は去って行った。





(キ、キスしちゃった……どうして ?

必死にお願いする姿見てたら、つい……わからない)









(うぅ……あそこから、垂れてきてるぅ……また、たくさん出されたから。

早くお風呂入らないと。歩きづらい…… )



美奈子がマンションのエントランスに入るところまでを見送って、

友介は、クルマをUターンさせた。

一瞬ライトに照らし出されて若者が見え、そのマフラー姿に既視感を覚えたが、

すぐに見えなくなり、友介の頭の中は美奈子でいっぱいになった……



(最後にキスしてくれた……それに……先生じゃなくて「友介さん」って……

まあ、「大好きだった」と過去形だけどな…… )



フラれたのに、なぜかにやけた顔をした中年男は、寒風の中窓を開けたまま、

クルマを走らせた。
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