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第四章
Dランド編 中編の2
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まどろみから、先に抜け出したのは美奈子だ。
実を言えば、射い込まれた膣内から、精液が漏れ出して来るのが気になってであったが。
垂れないよう、太ももを締めて、よちよちとバスルームに、向かう。
おぼつかない足取りに、ふらっとするといつの間にかついてきていた友介に受け止められる。
「一緒に入ろう」
これまでなら、表面上でも拒否するところだが、素直に美奈子も頷く。
肩を抱えられて、そのままバスルームに向かう。
ふたりでシャワーを浴びながら、
「太ももに精液垂れてるのが、めっちゃセクシーだったよ」
これまでの美奈子なら怒り出しそうな友介のセリフだが、
「バカ」
と恥ずかし気に身をよじり、キスをねだる。
(な、なんか……友介さんに対して猛烈に恥ずかしいような、甘えたいような……)
友介も、喜んで深いキスをする。
そのまま、それぞれが手を這わせ合って、お湯を身体にまとわせて、汗を流していく。
「それじゃ、洗いっこしようよ」
「えぇっ……恥ずかしいょ……」
「恋人同士なら、それくらいするよ」
(もちろん知らないけどな)
「ほんとぉ……?」
美奈子が、ちょっともじもじして可愛い。
そう言いながらも、ボディソープを手渡すと手に取り、
浴槽のふちに友介を座らせて、すみずみまで泡立てくれる。
続いて、美奈子がスポンジとかを探していると、
「そうじゃなくてね、美奈子にも」
「… ? …」
と言って、ソープをたっぷりつけた手で、全身を這いまわせる。
「あふぅ……なんか……」
「うん ? どうかした ? 」
ぬりぬりと、肩から背中、腰にソープをぬりこみ、前に向かう。
ちっぱいにもたっぷりつける。
「ここもキレイにしないとね。あれぇ ? もうヌルヌルしてるねぇ」
秘所に指を入れられ、美奈子は立っていられず、友介にしがみつく。
「おっと、やり過ぎ禁物。洗うためだよね」
あっさり指は抜かれ、美奈子もひと息つくが、どこか不満そうだ。
「さて」
「……どう……するの ? 」
「お互いに、自分の身体使って、洗いっこするんだよ……背中に立って」
友介の後ろに回らせる。
「そのまま抱き着いて」
「こんな感じ ? 」
「そうそう、それで、ぬるーってね」
ぬるーん、めるーん、ぬるーん……美奈子が小さな身体を使って、
友介の広い背中を滑る。
「クスクス……おもしろーい……」
「ああ、いい感じだよ」
美奈子の乳房の感触もあって、心地よい。
アクセントとしての尖った乳首の感覚もたまらない。
「そのくらいでいいよ」
楽しいが、キリがないので止める。
「あれ ? ………なんか傷があるよ」
点々と、小さな赤い痕が、背中の左右にある。
「ん ? どんな傷 ? 」
「背中の背骨の左右に、三つと四つ」
「ちょっとだけソープが沁みると思ったのはそれかぁ……
それはねぇ~……美奈子の爪の痕だよ、きっと」
「えっえっ……わたしの ?? 爪 ? そんな狂暴なことしないよ……」
「さっき、イった時だよ」
「ィった時…… ?? ……うぅ……嘘々……あの時わぁ……」
(さっき、イった時は、本当に気持ちよくて、わけがわからなくて、
友介に一生懸命しがみついていないと、どこかに飛ばされそうだった……
あの……とき ? )
「ごっ、ごめんなさい……いたい ? ……大丈夫 ? ……お薬フロントに貰いに
行ってくるね」
慌てて美奈子が飛び出そうとする。
肩を押さえて留める友介。
「そんな大げさにしなくて大丈夫。そうだな、泡を流した後に、美奈子がぺろぺろ
舐めてくれれば、すぐに治るよ、きっと」
「ほんと ? ばい菌入らない ? そうだ。あとでBエイド貼ってあげるね。持ってるから」
背中の泡を流すと、早速美奈子がぺろぺろしてくれる。
こそばゆくもうれしい……
「はやく治りますよーに……でも、こんなことになったのは、わたしをキモチヨクさせた
誰かのせいでもあるから、許してね~~」
とか呟きながら続ける。
ひと通り済むと、
「あ~っ、おっきな背中ぁ……」
美奈子が、ぺたりと身体全体で引っ付く。
そのまま頭も、くたりと乗せてしまう。
「友介ぇ……あったかいね……」
(わたし……どうして、こんな風にしてるんだろ。
何だか、友介さんは安心できると思ってる……少し気持ち悪い人だと思ってたし、
脅されて、嫌でしかたなかったのに……いろんな話を聞いたり、気持ち良くイか
されて絆された ?
ううん、明日までという期間限定で、それをきっと守ってくれると信じてるから、
怖くなくなったのよね……それだけよ……きっと)
友介も、何だか暖かい気持ちになり、そのまま、少し過ごした。
これまたキリがない……
「次は美奈子だよ。こっちにおいで」
また洗いっこに戻る。
美奈子を膝上に抱え上げ、まずは背中から。
小柄な美奈子だから、背中の面積も小さい。
友介の身体でぬるぬるするまでもなく、手で十分だ。
華奢な肩から、肩甲骨のあたりに塗り込めながら
染みひとつない真っ白な肌がまぶしい。
いつも思うが、陸上競技時代の日焼け跡はどこにも
見えない。もともと色白なのだろう。
(こうして、美奈子の美しい背中をはじめて見たとき、
感動したなぁ。こんな風に洗えるまでににるなんて……)
ちいさな感動を覚える。
腋の下や腕に進める。
「あん……くすぐったい……」
腋の下は、思ったより敏感だ。
「ここも大事だよ。汗も溜まるし」
美奈子の腋は、ほぼ無毛なのだろう。処理した跡も感じられない。
そのまま、手を前に伸ばして、乳房や秘所まで泡を広げていく。
「あん……そこはね、さっき少し沁みたからあまり泡入れないで」
膣孔を広げて更に塗り込めようとすると止められる。
「十分ヌルヌルしてるから、いらないか……」
ぽふっ、友介の顔に泡を投げられた。
全部にソープがいきわたったところで、ぬるーんぬるーんと
友介の手とお腹で美奈子を揺り動かす。
そのまま、手は前に動いて、ちっぱいを掴む形で全身を動かす。
「こ、これはイイ。楽しい」
「はふぅっ……ぬるぬるして気持ちい~~っ……」
美奈子の身体を膝に抱え上げて、ヌルヌルした身体で擦り合うのだ。
本当は、横たわって全身壺洗いでもしてもらいたいところだが、
残念ながらそこまで広いバスルームではなかった。
ひと通り、背中をぬり洗ったところで、また抱え上げて逆に向かせる。
膝に跨った形で、上半身に塗りつけられたお互いのソープを、
胸を合わせて動かしてこすり洗うわけだ。
乳首同士も触れあってしまい、たちまち乳首が一段とピンと尖る。
構わず友介は、小柄な身体を脇から持ち上げるようにしてぬるーん、ぬるーんと動かす。
「あっ、あっ、あっ……なんか……なんか……お互いにこすれて……」
当然持ち上げた拍子に早くも鎌首をもたげているモノにも、乗っかったりする。
その度に、顔を出しているクリトリス周辺とぶつかり
「あんっ……うふぅ……」
声が漏れる。
ひと通り動かすと、
「太ももとか膝はこうやって……」
また持ち上げて、今度は片側の足に乗せる。
当然、敏感な部分で跨ぐことになる……
「あっ……これじゃ……」
「そのまま、股間でスリスリしてくれれば洗えるよ」
「えぇっ………こっ……こう ? 」
そうそう、腰をすりーっと。
「こ、これ……エッチ過ぎるよぉ……」
上目遣いに、可愛くも恨みがましく睨まれるが、
素知らぬ顔で、次を促す。
「じゃあ、次は反対の足ね。ボクも美奈子を洗うし」
跨いでいる足を、友介もぬるーんぬるーんとする。
「も、もういいよぉ」
「じゃあ、肝心なところも洗おう、コレで ! 」
また身体を持ち上げて、両足を跨がせる。
「肝心なトコロ ? ………あっ、ひゃん…… !! 」
美奈子の体重が乗って、そのまま既に天を衝く状態になっているペニスに
串刺しにされる……
「あぁ~~んっっっっ ! もぉっ、急すぎるよぉ」
「でも、なかは、ヌルヌルがたーっぷりだから、ストンと入ったよ」
「そぉいう問題じゃ……んっんっ……いきなりぃ、当たるぅ……」
美奈子自身の重みで、ずっぷりと嵌まったため、膣奥も亀頭に
こすりつける様な状態になっている。
「ふぅん~っ……これじゃ…刺激が……くぅん……つよくて……
っっ……動けない」
そう言うなり、美奈子は友介に上半身を、もたれかけさせてしまう。
抱き着いてしまっている格好だ。
「気持ち良すぎる ? 」
友介の問いかけには応えず、両腕で友介の頭をぎゅっとして、
つながっている下半身を、より擦り付けて来る。
その体制になったところで、おもむろに友介は太ももとお尻のつけね
あたりを持って立ち上がる。
「いゃっ、なに ? う、動いちゃだめ……ズーンって……はぁん……」
そのまま、洗面台の前に移動する。
一旦、ペニスを抜いて、美奈子を洗面台に腰掛けさせる。
「なに ? なにするの ? 」
構わず、再度美奈子の太ももを持ち上げ、お尻を起点に
一回転させる。
そして、前を向かせたまま、再度ペニスを挿入する。
「あぁん……またきた……」
どこか安堵の気配を乗せて言葉が零れる。
「ほら、美奈子見てごらん」
ぐっと背を反らして、洗面台に向けると、そこには大きな鏡が
はめ込まれている。
大きく股を開いた真ん中に、真っ白な肌の中で唯一
赤身を見せる孔に、どす黒いキノコが埋まっている姿が
映っている。
「い、いゃあ~~~っっっっっ !! …………変なもの見せないでっ !! ……」
「変なモノって、自分の姿だよ」
「いやぁ~っ…………」
「でも、ぎゅうぎゅう締め付けてるよ……」
美奈子の耳たぶを舐めまわしながら、息を吹きかけ囁く
「うそうそ……恥ずかしい……」
「くぅっ……どんどん締まってくるぅ……それに、見てご覧。本気汁だよ」
「えっ ? …………いやぁ~、知らない、知らないぃ……」
美奈子の蜜孔みつあなからは、本気汁の白い蜜が垂れているのが映っている。
「せっかくだから、ちゃんと見ようよ。
ナマのペニスが、ずっぽりと嵌まってるんだよ。
なかなか見れないよ」
「み、見れなくてもいぃ……」
顔をそむける美奈子。
「ほらぁ……」
美奈子のアゴを持って、そっと前を向かせる。
そんなに力を入れてないはずなのに、顔はあっさり前を向く。
「いやっ、いやっ……い、いやらし過ぎるぅ……!!……」
「凄いよね、ぶっといペニスを大きく口を開けて呑み込んでるんだから。
前は、あんなに痛がってたのに……喜んで咥えてるみたい」
「いぢわるいぢわるぅ ! …… 友介は、いっつもいぢわるよ !
こ、こんなのわたしじゃないもん……」
(すっごい……あんなに、あそこが開いてる……それに友介の、やっぱり太い)
「そーなんだー……でも、ほら、これでキモチイイでしょ」
ゆっさゆっさ、両腿をもって上下に揺する。
ぐっちょぐちょ、ぐっぽぐっぽ……蜜と溶け合って、盛大な音をたてて毒キノコが出入りする。
ぐっちゃぐっちゃぐっちゃ……じゅっぽじゅっぽじゅっぽ……
「ぁぁあん、ぁぁあっ……やら……それ……強い……」
(見、見ながらスルと、余計に感じちゃう……もう……イキそっ……)
ぴたり、そこで揺さぶりが止められる。
暫くすると
美奈子は、振り仰いで、何か言いたげに見つめる。
腰を揺らそうとするが、がっちりと両腿を抱えられているので、ほとんど動かない。
「うん ? どうしたの ?
いぢわるだし、本当の自分じゃないみたいだから、あんまりしたら悪いかなって」
「………」
「ほら、やめるよ」
ふるふる、美奈子が可愛らしくクビを振る
「ほぉら、やめて欲しくないんでしょ。だったら口に出して言わないと……」
「……うっ………うわ~~んっ !! ゆうすけのバカぁ !!!!!
いぢわるじゃなくてっ、バカぁ~っ !!
だ、誰゛が……わ゛だじを゛こ゛ん゛な゛に゛エ゛ッ゛チ゛に゛じだの゛よ゛ぉ゛ !!
ぞれ゛な゛の゛に゛、い゛つ゛も゛い゛つ゛も゛、い゛ぢわ゛る゛ばーっ゛か゛り゛ !!」
涙目というより、本当に泣き出してしまった……
「えっえっ……ご、ごめん ! ごめん……やり過ぎた」
「………………………………」
「ごめん、本当にいぢわるだった……」
うんうんと頷き、じーっと見つめてくる美奈子
「いつもいつもごめん。美奈子が可愛すぎて、ついつい、
いぢめたくなっちゃって。悪かった」
謝りながら、キスをすると、美奈子はすぐに舌を絡ませてくる。
「ちゅっ、ちゅっ……ふぅ……ごめんね……ちゅう……」
「いぢわる……ちゅ……ゆうすけ………ちゅちゅ……き……ら……ちゅ…い…」
キスで謝りながら、下半身はばねを効かせて、じゅっじゅっ、じゅぼじゅぼ動かす。
「ほんとにきらいになったの ? かなしいなぁ」
ぐじゅ、ぐじゅっ、ぐじゅ、じゅぼっ……ぐぢゅ、ぐぢゅ、ぐぢゅぅ……
「……ちが……」
じゅっ、じゅっ、じゅっぼっ……ぐぢゅっ、ぐちゅ、ぐぢゅう……
「うん ? ……どっ、どうなの ?」
ぐっちゅ、ぐっちゅ、 ぐっちゅう……じゅっ、じゅっ、じゅじゅっ……
「しゅき……いぃ…ゆ……う…す…け……しゅきぃ」
ぐっぼ、ぐっぽ、ぐっぼ……ぐっちゅう、ぐっちゅう、ぐっぽぁぐっぽぉ……
「ゆうすけ、しゅきぃ !! ……
だから……だから……ゆうすけとぉ……イ゛く゛のぉ……」
「ぐぉっ……締まる、締まるよ……よかった……嫌われてなくて……
イく……イクよ……一緒だ……大好きな美奈子ぉ……」
「うれしぃ……っっっ、もぉ……イっく……いくぅ……」
「うぉぉぉぉぉっっっ……… !!」
ビクビクびくん! どっどっどっ、どっぴゆーん、
どぴゅう~~~っっ、どびゅーーーーっっっっ !!!
「あ゛づい゛、あっつーーーい !! イっくぅ~~~イ゛グう゛ぅぅぅ……」
友介は、太ももを持って抱えたまま噴射した。
目の前では、そのあり様がずっと鏡に映っており、
ぶっといペニスが、何度も出入りして、それをけな気な美奈子の膣孔が
真っ赤に腫れあがりながらも、しっかり食い締め、最後に射精を受け止めて
溢れさせるところまでの一部始終を、ふたりともしかと目に焼き付けた……
気持ち良く射精すると……
よろよろと、友介は少し後ずさり、そのままバスタブに移動して、
湯船に、そのままの態勢で座り込んだ。
「あーっ、疲れたぁ」
実を言えば、射い込まれた膣内から、精液が漏れ出して来るのが気になってであったが。
垂れないよう、太ももを締めて、よちよちとバスルームに、向かう。
おぼつかない足取りに、ふらっとするといつの間にかついてきていた友介に受け止められる。
「一緒に入ろう」
これまでなら、表面上でも拒否するところだが、素直に美奈子も頷く。
肩を抱えられて、そのままバスルームに向かう。
ふたりでシャワーを浴びながら、
「太ももに精液垂れてるのが、めっちゃセクシーだったよ」
これまでの美奈子なら怒り出しそうな友介のセリフだが、
「バカ」
と恥ずかし気に身をよじり、キスをねだる。
(な、なんか……友介さんに対して猛烈に恥ずかしいような、甘えたいような……)
友介も、喜んで深いキスをする。
そのまま、それぞれが手を這わせ合って、お湯を身体にまとわせて、汗を流していく。
「それじゃ、洗いっこしようよ」
「えぇっ……恥ずかしいょ……」
「恋人同士なら、それくらいするよ」
(もちろん知らないけどな)
「ほんとぉ……?」
美奈子が、ちょっともじもじして可愛い。
そう言いながらも、ボディソープを手渡すと手に取り、
浴槽のふちに友介を座らせて、すみずみまで泡立てくれる。
続いて、美奈子がスポンジとかを探していると、
「そうじゃなくてね、美奈子にも」
「… ? …」
と言って、ソープをたっぷりつけた手で、全身を這いまわせる。
「あふぅ……なんか……」
「うん ? どうかした ? 」
ぬりぬりと、肩から背中、腰にソープをぬりこみ、前に向かう。
ちっぱいにもたっぷりつける。
「ここもキレイにしないとね。あれぇ ? もうヌルヌルしてるねぇ」
秘所に指を入れられ、美奈子は立っていられず、友介にしがみつく。
「おっと、やり過ぎ禁物。洗うためだよね」
あっさり指は抜かれ、美奈子もひと息つくが、どこか不満そうだ。
「さて」
「……どう……するの ? 」
「お互いに、自分の身体使って、洗いっこするんだよ……背中に立って」
友介の後ろに回らせる。
「そのまま抱き着いて」
「こんな感じ ? 」
「そうそう、それで、ぬるーってね」
ぬるーん、めるーん、ぬるーん……美奈子が小さな身体を使って、
友介の広い背中を滑る。
「クスクス……おもしろーい……」
「ああ、いい感じだよ」
美奈子の乳房の感触もあって、心地よい。
アクセントとしての尖った乳首の感覚もたまらない。
「そのくらいでいいよ」
楽しいが、キリがないので止める。
「あれ ? ………なんか傷があるよ」
点々と、小さな赤い痕が、背中の左右にある。
「ん ? どんな傷 ? 」
「背中の背骨の左右に、三つと四つ」
「ちょっとだけソープが沁みると思ったのはそれかぁ……
それはねぇ~……美奈子の爪の痕だよ、きっと」
「えっえっ……わたしの ?? 爪 ? そんな狂暴なことしないよ……」
「さっき、イった時だよ」
「ィった時…… ?? ……うぅ……嘘々……あの時わぁ……」
(さっき、イった時は、本当に気持ちよくて、わけがわからなくて、
友介に一生懸命しがみついていないと、どこかに飛ばされそうだった……
あの……とき ? )
「ごっ、ごめんなさい……いたい ? ……大丈夫 ? ……お薬フロントに貰いに
行ってくるね」
慌てて美奈子が飛び出そうとする。
肩を押さえて留める友介。
「そんな大げさにしなくて大丈夫。そうだな、泡を流した後に、美奈子がぺろぺろ
舐めてくれれば、すぐに治るよ、きっと」
「ほんと ? ばい菌入らない ? そうだ。あとでBエイド貼ってあげるね。持ってるから」
背中の泡を流すと、早速美奈子がぺろぺろしてくれる。
こそばゆくもうれしい……
「はやく治りますよーに……でも、こんなことになったのは、わたしをキモチヨクさせた
誰かのせいでもあるから、許してね~~」
とか呟きながら続ける。
ひと通り済むと、
「あ~っ、おっきな背中ぁ……」
美奈子が、ぺたりと身体全体で引っ付く。
そのまま頭も、くたりと乗せてしまう。
「友介ぇ……あったかいね……」
(わたし……どうして、こんな風にしてるんだろ。
何だか、友介さんは安心できると思ってる……少し気持ち悪い人だと思ってたし、
脅されて、嫌でしかたなかったのに……いろんな話を聞いたり、気持ち良くイか
されて絆された ?
ううん、明日までという期間限定で、それをきっと守ってくれると信じてるから、
怖くなくなったのよね……それだけよ……きっと)
友介も、何だか暖かい気持ちになり、そのまま、少し過ごした。
これまたキリがない……
「次は美奈子だよ。こっちにおいで」
また洗いっこに戻る。
美奈子を膝上に抱え上げ、まずは背中から。
小柄な美奈子だから、背中の面積も小さい。
友介の身体でぬるぬるするまでもなく、手で十分だ。
華奢な肩から、肩甲骨のあたりに塗り込めながら
染みひとつない真っ白な肌がまぶしい。
いつも思うが、陸上競技時代の日焼け跡はどこにも
見えない。もともと色白なのだろう。
(こうして、美奈子の美しい背中をはじめて見たとき、
感動したなぁ。こんな風に洗えるまでににるなんて……)
ちいさな感動を覚える。
腋の下や腕に進める。
「あん……くすぐったい……」
腋の下は、思ったより敏感だ。
「ここも大事だよ。汗も溜まるし」
美奈子の腋は、ほぼ無毛なのだろう。処理した跡も感じられない。
そのまま、手を前に伸ばして、乳房や秘所まで泡を広げていく。
「あん……そこはね、さっき少し沁みたからあまり泡入れないで」
膣孔を広げて更に塗り込めようとすると止められる。
「十分ヌルヌルしてるから、いらないか……」
ぽふっ、友介の顔に泡を投げられた。
全部にソープがいきわたったところで、ぬるーんぬるーんと
友介の手とお腹で美奈子を揺り動かす。
そのまま、手は前に動いて、ちっぱいを掴む形で全身を動かす。
「こ、これはイイ。楽しい」
「はふぅっ……ぬるぬるして気持ちい~~っ……」
美奈子の身体を膝に抱え上げて、ヌルヌルした身体で擦り合うのだ。
本当は、横たわって全身壺洗いでもしてもらいたいところだが、
残念ながらそこまで広いバスルームではなかった。
ひと通り、背中をぬり洗ったところで、また抱え上げて逆に向かせる。
膝に跨った形で、上半身に塗りつけられたお互いのソープを、
胸を合わせて動かしてこすり洗うわけだ。
乳首同士も触れあってしまい、たちまち乳首が一段とピンと尖る。
構わず友介は、小柄な身体を脇から持ち上げるようにしてぬるーん、ぬるーんと動かす。
「あっ、あっ、あっ……なんか……なんか……お互いにこすれて……」
当然持ち上げた拍子に早くも鎌首をもたげているモノにも、乗っかったりする。
その度に、顔を出しているクリトリス周辺とぶつかり
「あんっ……うふぅ……」
声が漏れる。
ひと通り動かすと、
「太ももとか膝はこうやって……」
また持ち上げて、今度は片側の足に乗せる。
当然、敏感な部分で跨ぐことになる……
「あっ……これじゃ……」
「そのまま、股間でスリスリしてくれれば洗えるよ」
「えぇっ………こっ……こう ? 」
そうそう、腰をすりーっと。
「こ、これ……エッチ過ぎるよぉ……」
上目遣いに、可愛くも恨みがましく睨まれるが、
素知らぬ顔で、次を促す。
「じゃあ、次は反対の足ね。ボクも美奈子を洗うし」
跨いでいる足を、友介もぬるーんぬるーんとする。
「も、もういいよぉ」
「じゃあ、肝心なところも洗おう、コレで ! 」
また身体を持ち上げて、両足を跨がせる。
「肝心なトコロ ? ………あっ、ひゃん…… !! 」
美奈子の体重が乗って、そのまま既に天を衝く状態になっているペニスに
串刺しにされる……
「あぁ~~んっっっっ ! もぉっ、急すぎるよぉ」
「でも、なかは、ヌルヌルがたーっぷりだから、ストンと入ったよ」
「そぉいう問題じゃ……んっんっ……いきなりぃ、当たるぅ……」
美奈子自身の重みで、ずっぷりと嵌まったため、膣奥も亀頭に
こすりつける様な状態になっている。
「ふぅん~っ……これじゃ…刺激が……くぅん……つよくて……
っっ……動けない」
そう言うなり、美奈子は友介に上半身を、もたれかけさせてしまう。
抱き着いてしまっている格好だ。
「気持ち良すぎる ? 」
友介の問いかけには応えず、両腕で友介の頭をぎゅっとして、
つながっている下半身を、より擦り付けて来る。
その体制になったところで、おもむろに友介は太ももとお尻のつけね
あたりを持って立ち上がる。
「いゃっ、なに ? う、動いちゃだめ……ズーンって……はぁん……」
そのまま、洗面台の前に移動する。
一旦、ペニスを抜いて、美奈子を洗面台に腰掛けさせる。
「なに ? なにするの ? 」
構わず、再度美奈子の太ももを持ち上げ、お尻を起点に
一回転させる。
そして、前を向かせたまま、再度ペニスを挿入する。
「あぁん……またきた……」
どこか安堵の気配を乗せて言葉が零れる。
「ほら、美奈子見てごらん」
ぐっと背を反らして、洗面台に向けると、そこには大きな鏡が
はめ込まれている。
大きく股を開いた真ん中に、真っ白な肌の中で唯一
赤身を見せる孔に、どす黒いキノコが埋まっている姿が
映っている。
「い、いゃあ~~~っっっっっ !! …………変なもの見せないでっ !! ……」
「変なモノって、自分の姿だよ」
「いやぁ~っ…………」
「でも、ぎゅうぎゅう締め付けてるよ……」
美奈子の耳たぶを舐めまわしながら、息を吹きかけ囁く
「うそうそ……恥ずかしい……」
「くぅっ……どんどん締まってくるぅ……それに、見てご覧。本気汁だよ」
「えっ ? …………いやぁ~、知らない、知らないぃ……」
美奈子の蜜孔みつあなからは、本気汁の白い蜜が垂れているのが映っている。
「せっかくだから、ちゃんと見ようよ。
ナマのペニスが、ずっぽりと嵌まってるんだよ。
なかなか見れないよ」
「み、見れなくてもいぃ……」
顔をそむける美奈子。
「ほらぁ……」
美奈子のアゴを持って、そっと前を向かせる。
そんなに力を入れてないはずなのに、顔はあっさり前を向く。
「いやっ、いやっ……い、いやらし過ぎるぅ……!!……」
「凄いよね、ぶっといペニスを大きく口を開けて呑み込んでるんだから。
前は、あんなに痛がってたのに……喜んで咥えてるみたい」
「いぢわるいぢわるぅ ! …… 友介は、いっつもいぢわるよ !
こ、こんなのわたしじゃないもん……」
(すっごい……あんなに、あそこが開いてる……それに友介の、やっぱり太い)
「そーなんだー……でも、ほら、これでキモチイイでしょ」
ゆっさゆっさ、両腿をもって上下に揺する。
ぐっちょぐちょ、ぐっぽぐっぽ……蜜と溶け合って、盛大な音をたてて毒キノコが出入りする。
ぐっちゃぐっちゃぐっちゃ……じゅっぽじゅっぽじゅっぽ……
「ぁぁあん、ぁぁあっ……やら……それ……強い……」
(見、見ながらスルと、余計に感じちゃう……もう……イキそっ……)
ぴたり、そこで揺さぶりが止められる。
暫くすると
美奈子は、振り仰いで、何か言いたげに見つめる。
腰を揺らそうとするが、がっちりと両腿を抱えられているので、ほとんど動かない。
「うん ? どうしたの ?
いぢわるだし、本当の自分じゃないみたいだから、あんまりしたら悪いかなって」
「………」
「ほら、やめるよ」
ふるふる、美奈子が可愛らしくクビを振る
「ほぉら、やめて欲しくないんでしょ。だったら口に出して言わないと……」
「……うっ………うわ~~んっ !! ゆうすけのバカぁ !!!!!
いぢわるじゃなくてっ、バカぁ~っ !!
だ、誰゛が……わ゛だじを゛こ゛ん゛な゛に゛エ゛ッ゛チ゛に゛じだの゛よ゛ぉ゛ !!
ぞれ゛な゛の゛に゛、い゛つ゛も゛い゛つ゛も゛、い゛ぢわ゛る゛ばーっ゛か゛り゛ !!」
涙目というより、本当に泣き出してしまった……
「えっえっ……ご、ごめん ! ごめん……やり過ぎた」
「………………………………」
「ごめん、本当にいぢわるだった……」
うんうんと頷き、じーっと見つめてくる美奈子
「いつもいつもごめん。美奈子が可愛すぎて、ついつい、
いぢめたくなっちゃって。悪かった」
謝りながら、キスをすると、美奈子はすぐに舌を絡ませてくる。
「ちゅっ、ちゅっ……ふぅ……ごめんね……ちゅう……」
「いぢわる……ちゅ……ゆうすけ………ちゅちゅ……き……ら……ちゅ…い…」
キスで謝りながら、下半身はばねを効かせて、じゅっじゅっ、じゅぼじゅぼ動かす。
「ほんとにきらいになったの ? かなしいなぁ」
ぐじゅ、ぐじゅっ、ぐじゅ、じゅぼっ……ぐぢゅ、ぐぢゅ、ぐぢゅぅ……
「……ちが……」
じゅっ、じゅっ、じゅっぼっ……ぐぢゅっ、ぐちゅ、ぐぢゅう……
「うん ? ……どっ、どうなの ?」
ぐっちゅ、ぐっちゅ、 ぐっちゅう……じゅっ、じゅっ、じゅじゅっ……
「しゅき……いぃ…ゆ……う…す…け……しゅきぃ」
ぐっぼ、ぐっぽ、ぐっぼ……ぐっちゅう、ぐっちゅう、ぐっぽぁぐっぽぉ……
「ゆうすけ、しゅきぃ !! ……
だから……だから……ゆうすけとぉ……イ゛く゛のぉ……」
「ぐぉっ……締まる、締まるよ……よかった……嫌われてなくて……
イく……イクよ……一緒だ……大好きな美奈子ぉ……」
「うれしぃ……っっっ、もぉ……イっく……いくぅ……」
「うぉぉぉぉぉっっっ……… !!」
ビクビクびくん! どっどっどっ、どっぴゆーん、
どぴゅう~~~っっ、どびゅーーーーっっっっ !!!
「あ゛づい゛、あっつーーーい !! イっくぅ~~~イ゛グう゛ぅぅぅ……」
友介は、太ももを持って抱えたまま噴射した。
目の前では、そのあり様がずっと鏡に映っており、
ぶっといペニスが、何度も出入りして、それをけな気な美奈子の膣孔が
真っ赤に腫れあがりながらも、しっかり食い締め、最後に射精を受け止めて
溢れさせるところまでの一部始終を、ふたりともしかと目に焼き付けた……
気持ち良く射精すると……
よろよろと、友介は少し後ずさり、そのままバスタブに移動して、
湯船に、そのままの態勢で座り込んだ。
「あーっ、疲れたぁ」
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