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第三章
約束は大事
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結局、その週の土日になっても、友介から連絡が来ることはなかった……
月曜日に登校した美奈子は、訝しい思いで、ホームルームで友介を見つめていた。
今日の出席者は8割程度。陽菜も欠席している。
(友介さん……顔色もよくないし、痩せた ?
今日も元気ないなぁ )
(うわぁ、ミナがめっちゃ見てる。なんか怒ってるよーな。そんな気配を感じる )
ホームルームを短時間で終わらせ、友介はそそくさと教室を後にした。
その放課後。
カチャカチャ……「あれ ? 開いてる ? 」
「よかったぁ、来てくれて」
友介が文芸部室に入ると、そこには制服姿の、大好きな絶世の美少女が待っていた。
「ミ……ナ…… ? どうして ? 」
「どうしては、こちらのセリフです。
連絡もないし、教室では、わたしの方は意地でも見ないし……
わたし、何か悪いことしたかな ? 」
「えっ……いや……だって……ボクは……ひどいことしたし……
怒らせたし、泣かせたし。もう嫌だろうなって、ボクが連絡したら。
どうせ、後少しで終わりだし……」
美奈子が、歩み寄ってくる。
上目遣いではなく、きっと睨みつけながら
「思い出づくりとか、どーなったんですか ? 先生」
「いや……まあ、思い出はたくさん貰ったし……」
「本当に ? 」
じーっと見つめられる。
あぁ、ミナの目は、いつ見ても、吸い込まれるような黒い瞳は、
全く美しくて素晴らしいなと、見惚れてしまう友介。
ふたりは、何も言わずに見つめ合う。
そんな、一種のにらみ合いに、当然友介の方が魅力にあらがえる
はずもなく。
「嘘に決まってるさ ! ずっと、ずっと。ずっと、ミナに会いたかった ! 」
言うなり、きつく抱きしめる。
「だけど、ボクはクリスマスの時も、この前のラブホでもひどいことしてて、
こんな可愛いミナに、そんなことして許されるわけがない犯罪者だ。
だから……だから、もう諦めると決めたんだ……」
「でも、約束は23日まで。でしょ ? 」
美奈子が小声で囁く
「約束は大事 ! とか言わなかった? 」
「あぁ……偉そうに言ってた……」
「じゃあ守らないと……」
「えっ ? それは……」
ひらりとスカートの裾を翻して、美奈子は抜け出した。
「わたし……明日から大丈夫だから ! 」
「えっ……」
すっかり友介が翻弄されているうちに、妖精は姿を消した。
(うわっ、うわっ、うわっ……なんか凄いこと言っちゃった……
どうして友介さんの方が避けているのか、
ちょっと聞いてみたかっただけなのに……
なんか、わたしおかしいわ……
ボロボロのあの人見てたら……)
パタパタパタ……旧校舎に、足音を響かせて走り去った。
友介は、呆然と取り残されていた。
「なっ、なんでミナがあんなこと……怒って……ない……のか ?
いや、無視したことは怒っていたけど……」
その夜、友介はおっかなびっくりLIMEした。
「明日、放課後、文芸部室 大丈夫?」
「行きます」
(く、来る……ミナが、また来てくれる……)
(わたしは……どうしたいんだろう……
わざわざ、諦めて意気消沈していた友介さんに、
また呼び出させるように仕向けて……
もう、自分がわからないわ……)
翌日、友介は授業を、若干早めに切り上げ
文芸部室に急いだ。
カチャカチャ
「空いてるわ」
透き通った声が聞こえる。
慌てて、友介はドアを開け、転がるように入り込む。
鍵を内側からかけることは、忘れない。
ソファーで本を読んでいる想い人がいた。
「は、早いね」
「クスッ。だって、わたしは授業ないもの。1時間前からいるわ」
「そりゃあ、そうか……慌てて来なくてもよかったな」
「どうして、慌てて来たの ? 」
「そりゃあ、ミナを待たせないように……」
「ウフッ。そう……それだけ ? ……」
「ほ、他には別に……」
「ふーん ? ……」
「あぁもうっ ! ……ボクがっ、ボクがミナに早く会いたくて、
いてもたってもいられなかったからだよっ !
授業も、早めに切り上げた ! 」
「フフ、うれしっ……」
どうやら、今日も妖精に翻弄される予感を友介は覚えた。
「きゃっ ! 」
だが、そうはいかないと、
友介は、たまらなくなって美奈子の本を取り上げると、
ソファーに押し倒す。
圧のし掛かる友介の顔にそっと両手をそえて、美奈子が問う。
「もうっ、昨日までの不自然な遠慮はどこにいったの ? 」
「無理してた。もう、自分に正直になることにしたんだ。
23日までは、ミナはボクのものだ ! 」
「えぇ~っ、そこまでの約束してなーい……」
「いいだろ ! 」
「どーしよーかなぁ……むぐっ……」
最後まで言わせず、友介は唇を奪う。
うふん、うふん……美奈子も、文句は言わずに、すぐに
応えはじめる。
(……ようやく……友介さんが正直になってくれた……
わたしは…… ? わたしの気持ちは ? )
ぴちゃぴちゃと、友介は美奈子の腔内を全て味わうように、長い舌を
歯茎や硬口蓋と呼ばれる腔内上部や、唇に至るまでくまなく、舐め、
這わせる。
(な、何……そんなところまで舐めて……
なんか、舐められたところが全部ゾクゾクしちゃう……)
そして、満を持して舌を絡めると、美奈子も待ってましたとばかりに、
くねくねと絡み合わせてくる。
まるで舌と舌で会話しているかのようだ。
美奈子の唾を、たっぷり自分の舌に乗せ、ゴクリと飲み込み、続いて自分の唾を美奈子の舌に
同じく乗せてやると、美奈子も飲み込んで行く。
それを繰り返しながらも、何度も顔の向きを入れ替えてキスを続け、
頭を撫で、髪をやさしく梳き、耳はやわやわと揉みほぐす。時に、その可憐な耳穴にまで
指を差し込む。
胸元は、制服のブラウスを開き、ブラジャーは押し上げて小ぶりな乳房をさらし、
桜色の乳首と乳輪のあたりをぐりぐりと指先が周回する。
下半身では、既に限界まで勃起したペニスが、ズボンを突き破りそうな状態で、
スカートをめくり上げてそれをショーツの股座またぐらになすり付ける。
腰を回して、既に愛液の染みが大きくなっているそのショーツの股間部分に力強くぶつけていく。
その合間には、美奈子の指がペニスで膨らんだズボンの上をせわしなく動き回ってさすり、
時に爪先でカリカリと刺激する。
急速に二人の官能が高まり、紅潮した表情で見合わせていると、
お互いの気持ちが以心伝心で伝わる。
「早く、早くつながりたい。待てない」と。
月曜日に登校した美奈子は、訝しい思いで、ホームルームで友介を見つめていた。
今日の出席者は8割程度。陽菜も欠席している。
(友介さん……顔色もよくないし、痩せた ?
今日も元気ないなぁ )
(うわぁ、ミナがめっちゃ見てる。なんか怒ってるよーな。そんな気配を感じる )
ホームルームを短時間で終わらせ、友介はそそくさと教室を後にした。
その放課後。
カチャカチャ……「あれ ? 開いてる ? 」
「よかったぁ、来てくれて」
友介が文芸部室に入ると、そこには制服姿の、大好きな絶世の美少女が待っていた。
「ミ……ナ…… ? どうして ? 」
「どうしては、こちらのセリフです。
連絡もないし、教室では、わたしの方は意地でも見ないし……
わたし、何か悪いことしたかな ? 」
「えっ……いや……だって……ボクは……ひどいことしたし……
怒らせたし、泣かせたし。もう嫌だろうなって、ボクが連絡したら。
どうせ、後少しで終わりだし……」
美奈子が、歩み寄ってくる。
上目遣いではなく、きっと睨みつけながら
「思い出づくりとか、どーなったんですか ? 先生」
「いや……まあ、思い出はたくさん貰ったし……」
「本当に ? 」
じーっと見つめられる。
あぁ、ミナの目は、いつ見ても、吸い込まれるような黒い瞳は、
全く美しくて素晴らしいなと、見惚れてしまう友介。
ふたりは、何も言わずに見つめ合う。
そんな、一種のにらみ合いに、当然友介の方が魅力にあらがえる
はずもなく。
「嘘に決まってるさ ! ずっと、ずっと。ずっと、ミナに会いたかった ! 」
言うなり、きつく抱きしめる。
「だけど、ボクはクリスマスの時も、この前のラブホでもひどいことしてて、
こんな可愛いミナに、そんなことして許されるわけがない犯罪者だ。
だから……だから、もう諦めると決めたんだ……」
「でも、約束は23日まで。でしょ ? 」
美奈子が小声で囁く
「約束は大事 ! とか言わなかった? 」
「あぁ……偉そうに言ってた……」
「じゃあ守らないと……」
「えっ ? それは……」
ひらりとスカートの裾を翻して、美奈子は抜け出した。
「わたし……明日から大丈夫だから ! 」
「えっ……」
すっかり友介が翻弄されているうちに、妖精は姿を消した。
(うわっ、うわっ、うわっ……なんか凄いこと言っちゃった……
どうして友介さんの方が避けているのか、
ちょっと聞いてみたかっただけなのに……
なんか、わたしおかしいわ……
ボロボロのあの人見てたら……)
パタパタパタ……旧校舎に、足音を響かせて走り去った。
友介は、呆然と取り残されていた。
「なっ、なんでミナがあんなこと……怒って……ない……のか ?
いや、無視したことは怒っていたけど……」
その夜、友介はおっかなびっくりLIMEした。
「明日、放課後、文芸部室 大丈夫?」
「行きます」
(く、来る……ミナが、また来てくれる……)
(わたしは……どうしたいんだろう……
わざわざ、諦めて意気消沈していた友介さんに、
また呼び出させるように仕向けて……
もう、自分がわからないわ……)
翌日、友介は授業を、若干早めに切り上げ
文芸部室に急いだ。
カチャカチャ
「空いてるわ」
透き通った声が聞こえる。
慌てて、友介はドアを開け、転がるように入り込む。
鍵を内側からかけることは、忘れない。
ソファーで本を読んでいる想い人がいた。
「は、早いね」
「クスッ。だって、わたしは授業ないもの。1時間前からいるわ」
「そりゃあ、そうか……慌てて来なくてもよかったな」
「どうして、慌てて来たの ? 」
「そりゃあ、ミナを待たせないように……」
「ウフッ。そう……それだけ ? ……」
「ほ、他には別に……」
「ふーん ? ……」
「あぁもうっ ! ……ボクがっ、ボクがミナに早く会いたくて、
いてもたってもいられなかったからだよっ !
授業も、早めに切り上げた ! 」
「フフ、うれしっ……」
どうやら、今日も妖精に翻弄される予感を友介は覚えた。
「きゃっ ! 」
だが、そうはいかないと、
友介は、たまらなくなって美奈子の本を取り上げると、
ソファーに押し倒す。
圧のし掛かる友介の顔にそっと両手をそえて、美奈子が問う。
「もうっ、昨日までの不自然な遠慮はどこにいったの ? 」
「無理してた。もう、自分に正直になることにしたんだ。
23日までは、ミナはボクのものだ ! 」
「えぇ~っ、そこまでの約束してなーい……」
「いいだろ ! 」
「どーしよーかなぁ……むぐっ……」
最後まで言わせず、友介は唇を奪う。
うふん、うふん……美奈子も、文句は言わずに、すぐに
応えはじめる。
(……ようやく……友介さんが正直になってくれた……
わたしは…… ? わたしの気持ちは ? )
ぴちゃぴちゃと、友介は美奈子の腔内を全て味わうように、長い舌を
歯茎や硬口蓋と呼ばれる腔内上部や、唇に至るまでくまなく、舐め、
這わせる。
(な、何……そんなところまで舐めて……
なんか、舐められたところが全部ゾクゾクしちゃう……)
そして、満を持して舌を絡めると、美奈子も待ってましたとばかりに、
くねくねと絡み合わせてくる。
まるで舌と舌で会話しているかのようだ。
美奈子の唾を、たっぷり自分の舌に乗せ、ゴクリと飲み込み、続いて自分の唾を美奈子の舌に
同じく乗せてやると、美奈子も飲み込んで行く。
それを繰り返しながらも、何度も顔の向きを入れ替えてキスを続け、
頭を撫で、髪をやさしく梳き、耳はやわやわと揉みほぐす。時に、その可憐な耳穴にまで
指を差し込む。
胸元は、制服のブラウスを開き、ブラジャーは押し上げて小ぶりな乳房をさらし、
桜色の乳首と乳輪のあたりをぐりぐりと指先が周回する。
下半身では、既に限界まで勃起したペニスが、ズボンを突き破りそうな状態で、
スカートをめくり上げてそれをショーツの股座またぐらになすり付ける。
腰を回して、既に愛液の染みが大きくなっているそのショーツの股間部分に力強くぶつけていく。
その合間には、美奈子の指がペニスで膨らんだズボンの上をせわしなく動き回ってさすり、
時に爪先でカリカリと刺激する。
急速に二人の官能が高まり、紅潮した表情で見合わせていると、
お互いの気持ちが以心伝心で伝わる。
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