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第一章
バスルームにて
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ガチャっ、シャーッ。
「あれ? お湯かけてもうまく取れない。ぬるぬるぅっ。もーっ ! 」
美奈子の怒りの声を聞きながら、友介は飛び散った自分のザーメンをふき取っていた。
畳んだカーディガンやワンピースに迄かかっているのを見つけ、更に美奈子の怒りが爆発しそうな予感から、水に塗らしたタオルで丹念に押し拭いた。
「ボクは、なんでこんなことを必死にやってるんだろ。
絶対的に優位な立場のはずなのに。
本来なら、浴室に乱入するシチュエーションじゃないのか ?
すっかり賢者モードだよ……」
などとブツブツ言いながら、黙々と手を動かしていた。
「ガラガラっ」
美奈子は、何とか髪についたザーメンを洗い流した後は、
口に残る不快感と生臭さを拭い去るために、何回もうがいをしていた。
(うーっ、この精子、ザーメン? の味は最悪だし、臭いもひどいなぁ。ツーンとくる。ネバネバしてるし……
私のお口大丈夫かなぁ。臭わないよね)
ブルっ、何度もうがいしているうちに寒さを感じて、あらためて身体全体にシャワーを浴びる。
先生の口でベタベタにされたところは、特に入念に。
手に泡をつけて、各所ぬぐっていると、
「クチュッ」
股間に違和感を感じて、そーっと指を這わせた。
このデリケートゾーンは、今日はさわられていないはず。
ところが、指にはぬるりとした感触をおぼえる。
(わたし、濡れてるの?)
指先を確認すると、これはシャワーのお湯ではなく、透明だが確かに糸を引いている。愛液といわれるものだ。
(キスされたり、フェラの時に少し気持ちよくなったから……
感じたっていうの!? それで、濡らしたの?
そんな、そんなことって……)
しかし、実際に濡れているのは事実だ。
深夜密かに自分を慰めたことがないわけではない。
陸上競技アスリートだったころは、大会の、特に勝った日の夜はアドレナリンがよく出るのか、ムラムラしてしまうことも多く、濡れてしまい、自分で鎮めたりした……
その頃よりも、量が多い気がする……
もう一度確認しようと這わせた指が、うっかりずぶずぶと中に入ってしまう。
「あっ、くっ」
(これ、気持ちイイ ! ベッドの中でした時よりずっと。
こんなところで……やめなくちゃ ! )
それなのに、ついつい、指の出し入れを繰り返してしまう。
愛液が更に湧いてきて、指一本ならスムーズに動く。
「あん、はっ、いいっ」
気がつけば、控えめな胸の乳首もぷくりと顔を上げている。
「こっちまで」
反対側の指で、乳首を摘まむ。
ピン! 鋭い快感が走る。
「はうっ」ドクン、蜜が更に分泌された気がする……
「やれやれ、何も自分でしなくても」
突然の声に我に返る。
「ひっ! いやだ、どーして ! で、出ていって~ ! 」
美奈子は、驚きで、ぺたんと座り込んだ。
「いやぁ、おとなしく待ってたんだけど、なかなか出てこないからさ、もしかして刺激が強すぎて、浴室で倒れていたら困るから様子を見に来たんだ。
そしたら、悩ましい声がするじゃない。
せっかく彼氏がここにいるから、すこーしお手伝いしようかなと。
しっかし、ミナちゃん大胆だね」
「ち、違っ。いらない ! お手伝いいらないから。早く出ていって」
「まあまあ、そう言わずに。
それにまだ、裸のコミュニケーションしてなかったし」
狭いバスルームの中、メタボ中年が遠慮なく入り込むと、いっぱいだ。
「ボクもシャワー浴びよう ! 」
座り込む美奈子に構わず、出しっぱなしのシャワーに身体を
入れると、しぶきが飛び散る。
「もうっ、顔にかかるっ」
「じゃあ、立とうねぇ」
友介は、おもむろに美奈子の脇に手を手入れて立たせる。
「わぁ、裸のヴィーナスだぁ !」
正面から抱きつく。
「離して! いやっ!」
ヴィーナスの抵抗は、はかなく巻き取られる。
「あぁ、裸のふれあい、ミナの肌って、きめこまかいねっ。
ちっちゃくて可愛い、やーらかい」
小柄な美奈子は、全身が友介に包まれてしまう。
更に、友介はチュッチュと美奈子の顔や首や鎖骨にキスをしながら、両手でお尻を包み込むようにする。
「ミナの小ぶりなお尻は、元アスリートだけあって、キュッと盛り上がって芯があって、押すとはじき返してくる。触ってるだけでも楽しいね ! 」
友介は、指で交互に何度もぷにぷにさせる。
「やっ、お尻ぃ、それダメっ、あっ」
何度もぷにぷにされるうちに、お尻がカッカしてくる。
一方の友介は、両手の指を使ってリズミカルにやっているうちに、なんとも楽しくなってしまい繰り返していた。
その時、ぷにぷにさせていた指が、なぜかぬるっと滑ってお尻から股間に吸い込まれた。
「ひゃっ、はうっ、なに? なんか入ってきた」
なんと、友介の右手の中指が、偶然膣穴まで滑って嵌まってしまったのだ。
「あっ、わざとじゃないよ。ぐーぜん、偶然。
ミナのおまんこが、愛液をたくさん出してヌルヌルしてるせいだよ」
言いながら、
これ幸いと、ぬぽぬぽと嵌まった中指を前後させ始める。
「やっ、あっ、いやん。 ち、違うもん。そんなはず ! 」
「ホントにぃ? でも、なんかきゅぅっと締め付けてくるよ」
第一関節を越えて、第二関節まで埋まりそうなくらい入ると
美奈子の膣がぎゅっと締まる。
「あっ、あっ、それやめっ ! 」
ひとしきり指を抜き差しすると、引き抜いて
美奈子の目の前に、友介はたっぷり愛液をまとわせた指を
見せた。中指と薬指を開くと、糸を引いている。
「ミナが、オナニーしてたっぷり蜜を出したからでしょ」
「や~っ、ちがう~」
美奈子は図星を刺されて、顔を真っ赤にして俯く。
すると、そこにはギンギンになっているペニスが。
「せ、先生。さっき出したばかりなのに。これ……」
「うん?裸のヴィーナスを前にしたら、すぐこうなるさ」
「さっきから、何か当たると思ったら……」
「ちょっと握ってみてよ」
「ふえっ こっ、こう?」
美奈子も、ちょっと興味に駆られて恐る恐る手を伸ばす。
先ほど咥えたのに、あらためて見るとゴツゴツとして迫力があるものを、そっと握る。
「熱くて、堅い……これって、ずっっとこのままで、小さくならないの?」
握ったまま尋ねる
「これじゃなくて、チンポね。満足したら、柔らかくなって、おとなしくなるよ」
「いまは?」
「まだまだ。満足なんてしていない。さあ、そのまま両手でさすってよ」
美奈子は従順に、スリスリとペニスを扱く。
「じゃあ、さわりっこしよ」
「えっ?」
友介の手が、美奈子の秘部に伸びる。
「いやっ、恥ずかしい」
あらためて美奈子は、自分が裸であることを実感し、腰を引く。
が、すぐに浴室の壁に当たり、逃げられない。
友介の右手が秘部全体をそっと覆い、左手は乳房を軽く
愛撫し始める。
「ミナのおまんこは、身体と同じで小ぶりだね。お毛々もうっすら。
さすがにパイパンじゃなかったか。今度、剃ってみる?」
「やん。言ってる意味がわかりません……」
「手を動かしてよ」
請われて、美奈子が再度ペニスをゆっくりと扱き始める。
「フェラを思い出して、カリを優しくね」
言いながら、友介は美奈子の秘部を探る。
ぴったりと閉じられ、その上に濡れた恥毛が薄く生える。大変シンプルな佇まいだ。そこを優しく揉みこみ、とんとんと指でノックする。すると、スルっと中指が飲み込まれる。
「はぅ~。入ってきた」
「あれあれ?ミナの中、すっごく熱くなってる。さっきよりずっと。
外からじゃわからないもんだなぁ。チンポ触って感じちゃった?」
「うそうそ、そんなことない」
左手で乳房ぎゅっと握りしめながら、乳首を摘まむ。
「ほんとに? 絶対さっきよりヌルヌルだよ」
「違うもん」
「嘘をつく口は閉じなさい」
美奈子の口に友介が吸い付き、
すぐに長い舌が巻き付く。
ディープキスをされながら、乳首と膣穴を責められて、たちまち美奈子は追い詰められる。
(やっ、ナニコレ、気持ちよくなっちゃう)
縋りつくように、友介のペニスを握る手にやや力をこめ、きゅっきゅと扱く。友介のペニスもいつしかガマン汁がまとわりつき、扱きやすくなっている。
それをすることで、何とか気をまぎらせようとするよう。
ぐちゅぐちゅ、こしこし ちゅっちゅっ……
バスルームには、二人が睦み合う音だけが響く。
顔を赤くしながら、相互愛撫に夢中になっている。
(気持ちイイ、気持ちイイ、気持ちイイ こんな人にされているのに。わたし、一体どうなってるの。
いつの間にか、またキスしちっゃてるし)
(ミナとこんなことができるなんて、ほんと感激だ。よーし、イかせるぞ!! )
徐々に二人の気持ちが盛り上がっているのを共に感じ取っていた。
友介は、右手を徐々に動かし、掌で恥丘を押し込んだり、震わせる。狙いはクリトリスだ。
陰核包皮に覆われた部分への上からの刺激を少しずつ強める。
美奈子は、その刺激に思わず手を止めペニスを握るだけになってしまう。
暫くすると、クリトリスの頭が少しずつ姿を現す。
「やっ、きゃっ、ねえ何してるの?」
友介は、懸命にムキっと皮を剥いて、こんにちはさせようとする。
出てきた頭を、暫し、そのまま空気にさらす。
「なんか、すぅすぅする」
そして、指についた美奈子の愛液を、慎重にそっとクリトリスにまぶす。
「いやーっ、今度はなに ? それ、やめてぇ。
なんか、感じ過ぎて、こわい」
今までも美奈子はクリトリスを直接慰めたことはなく、いつも包皮の上からだった。初めての直接愛撫は、刺激が強すぎる。
ピクッ、ビクッ、美奈子の身体が刺激と一緒に動いて、たちまち上り詰めそうな反応を示す。
「いやっ、いやっ、わたしわたし……」
美奈子は、たまらず友介の舌を思い切り吸い上げる。
友介は、ここが勝負のタイミングだと、
左手は乳房をぎゅっと揉み込み、続いて乳首を引っ張る。
そして、愛液をたっぷり塗り込められたクリトリスを、ぬるっときゅっと摘まむ。
その瞬間、
「ひゃっ」
美奈子の身体がピンと伸びて、背伸びする形になる。
「こわいこわいこわいーーーっ」
美奈子の頭は真っ白になる。これまでもフラッシュが閃く感じとか色々あったが、比べ物にならない。
(頭がバカになりそう!……)
その時、美奈子手は、まるでペニスを求めるかのように、せわしなく強く動いて扱きあげた。
思わぬ強い刺激に、友介も反応し、
ビックーん、びくんびくん、どびゅっ! どぴゅっ!
ふたり同時イキになった。
「あれ? お湯かけてもうまく取れない。ぬるぬるぅっ。もーっ ! 」
美奈子の怒りの声を聞きながら、友介は飛び散った自分のザーメンをふき取っていた。
畳んだカーディガンやワンピースに迄かかっているのを見つけ、更に美奈子の怒りが爆発しそうな予感から、水に塗らしたタオルで丹念に押し拭いた。
「ボクは、なんでこんなことを必死にやってるんだろ。
絶対的に優位な立場のはずなのに。
本来なら、浴室に乱入するシチュエーションじゃないのか ?
すっかり賢者モードだよ……」
などとブツブツ言いながら、黙々と手を動かしていた。
「ガラガラっ」
美奈子は、何とか髪についたザーメンを洗い流した後は、
口に残る不快感と生臭さを拭い去るために、何回もうがいをしていた。
(うーっ、この精子、ザーメン? の味は最悪だし、臭いもひどいなぁ。ツーンとくる。ネバネバしてるし……
私のお口大丈夫かなぁ。臭わないよね)
ブルっ、何度もうがいしているうちに寒さを感じて、あらためて身体全体にシャワーを浴びる。
先生の口でベタベタにされたところは、特に入念に。
手に泡をつけて、各所ぬぐっていると、
「クチュッ」
股間に違和感を感じて、そーっと指を這わせた。
このデリケートゾーンは、今日はさわられていないはず。
ところが、指にはぬるりとした感触をおぼえる。
(わたし、濡れてるの?)
指先を確認すると、これはシャワーのお湯ではなく、透明だが確かに糸を引いている。愛液といわれるものだ。
(キスされたり、フェラの時に少し気持ちよくなったから……
感じたっていうの!? それで、濡らしたの?
そんな、そんなことって……)
しかし、実際に濡れているのは事実だ。
深夜密かに自分を慰めたことがないわけではない。
陸上競技アスリートだったころは、大会の、特に勝った日の夜はアドレナリンがよく出るのか、ムラムラしてしまうことも多く、濡れてしまい、自分で鎮めたりした……
その頃よりも、量が多い気がする……
もう一度確認しようと這わせた指が、うっかりずぶずぶと中に入ってしまう。
「あっ、くっ」
(これ、気持ちイイ ! ベッドの中でした時よりずっと。
こんなところで……やめなくちゃ ! )
それなのに、ついつい、指の出し入れを繰り返してしまう。
愛液が更に湧いてきて、指一本ならスムーズに動く。
「あん、はっ、いいっ」
気がつけば、控えめな胸の乳首もぷくりと顔を上げている。
「こっちまで」
反対側の指で、乳首を摘まむ。
ピン! 鋭い快感が走る。
「はうっ」ドクン、蜜が更に分泌された気がする……
「やれやれ、何も自分でしなくても」
突然の声に我に返る。
「ひっ! いやだ、どーして ! で、出ていって~ ! 」
美奈子は、驚きで、ぺたんと座り込んだ。
「いやぁ、おとなしく待ってたんだけど、なかなか出てこないからさ、もしかして刺激が強すぎて、浴室で倒れていたら困るから様子を見に来たんだ。
そしたら、悩ましい声がするじゃない。
せっかく彼氏がここにいるから、すこーしお手伝いしようかなと。
しっかし、ミナちゃん大胆だね」
「ち、違っ。いらない ! お手伝いいらないから。早く出ていって」
「まあまあ、そう言わずに。
それにまだ、裸のコミュニケーションしてなかったし」
狭いバスルームの中、メタボ中年が遠慮なく入り込むと、いっぱいだ。
「ボクもシャワー浴びよう ! 」
座り込む美奈子に構わず、出しっぱなしのシャワーに身体を
入れると、しぶきが飛び散る。
「もうっ、顔にかかるっ」
「じゃあ、立とうねぇ」
友介は、おもむろに美奈子の脇に手を手入れて立たせる。
「わぁ、裸のヴィーナスだぁ !」
正面から抱きつく。
「離して! いやっ!」
ヴィーナスの抵抗は、はかなく巻き取られる。
「あぁ、裸のふれあい、ミナの肌って、きめこまかいねっ。
ちっちゃくて可愛い、やーらかい」
小柄な美奈子は、全身が友介に包まれてしまう。
更に、友介はチュッチュと美奈子の顔や首や鎖骨にキスをしながら、両手でお尻を包み込むようにする。
「ミナの小ぶりなお尻は、元アスリートだけあって、キュッと盛り上がって芯があって、押すとはじき返してくる。触ってるだけでも楽しいね ! 」
友介は、指で交互に何度もぷにぷにさせる。
「やっ、お尻ぃ、それダメっ、あっ」
何度もぷにぷにされるうちに、お尻がカッカしてくる。
一方の友介は、両手の指を使ってリズミカルにやっているうちに、なんとも楽しくなってしまい繰り返していた。
その時、ぷにぷにさせていた指が、なぜかぬるっと滑ってお尻から股間に吸い込まれた。
「ひゃっ、はうっ、なに? なんか入ってきた」
なんと、友介の右手の中指が、偶然膣穴まで滑って嵌まってしまったのだ。
「あっ、わざとじゃないよ。ぐーぜん、偶然。
ミナのおまんこが、愛液をたくさん出してヌルヌルしてるせいだよ」
言いながら、
これ幸いと、ぬぽぬぽと嵌まった中指を前後させ始める。
「やっ、あっ、いやん。 ち、違うもん。そんなはず ! 」
「ホントにぃ? でも、なんかきゅぅっと締め付けてくるよ」
第一関節を越えて、第二関節まで埋まりそうなくらい入ると
美奈子の膣がぎゅっと締まる。
「あっ、あっ、それやめっ ! 」
ひとしきり指を抜き差しすると、引き抜いて
美奈子の目の前に、友介はたっぷり愛液をまとわせた指を
見せた。中指と薬指を開くと、糸を引いている。
「ミナが、オナニーしてたっぷり蜜を出したからでしょ」
「や~っ、ちがう~」
美奈子は図星を刺されて、顔を真っ赤にして俯く。
すると、そこにはギンギンになっているペニスが。
「せ、先生。さっき出したばかりなのに。これ……」
「うん?裸のヴィーナスを前にしたら、すぐこうなるさ」
「さっきから、何か当たると思ったら……」
「ちょっと握ってみてよ」
「ふえっ こっ、こう?」
美奈子も、ちょっと興味に駆られて恐る恐る手を伸ばす。
先ほど咥えたのに、あらためて見るとゴツゴツとして迫力があるものを、そっと握る。
「熱くて、堅い……これって、ずっっとこのままで、小さくならないの?」
握ったまま尋ねる
「これじゃなくて、チンポね。満足したら、柔らかくなって、おとなしくなるよ」
「いまは?」
「まだまだ。満足なんてしていない。さあ、そのまま両手でさすってよ」
美奈子は従順に、スリスリとペニスを扱く。
「じゃあ、さわりっこしよ」
「えっ?」
友介の手が、美奈子の秘部に伸びる。
「いやっ、恥ずかしい」
あらためて美奈子は、自分が裸であることを実感し、腰を引く。
が、すぐに浴室の壁に当たり、逃げられない。
友介の右手が秘部全体をそっと覆い、左手は乳房を軽く
愛撫し始める。
「ミナのおまんこは、身体と同じで小ぶりだね。お毛々もうっすら。
さすがにパイパンじゃなかったか。今度、剃ってみる?」
「やん。言ってる意味がわかりません……」
「手を動かしてよ」
請われて、美奈子が再度ペニスをゆっくりと扱き始める。
「フェラを思い出して、カリを優しくね」
言いながら、友介は美奈子の秘部を探る。
ぴったりと閉じられ、その上に濡れた恥毛が薄く生える。大変シンプルな佇まいだ。そこを優しく揉みこみ、とんとんと指でノックする。すると、スルっと中指が飲み込まれる。
「はぅ~。入ってきた」
「あれあれ?ミナの中、すっごく熱くなってる。さっきよりずっと。
外からじゃわからないもんだなぁ。チンポ触って感じちゃった?」
「うそうそ、そんなことない」
左手で乳房ぎゅっと握りしめながら、乳首を摘まむ。
「ほんとに? 絶対さっきよりヌルヌルだよ」
「違うもん」
「嘘をつく口は閉じなさい」
美奈子の口に友介が吸い付き、
すぐに長い舌が巻き付く。
ディープキスをされながら、乳首と膣穴を責められて、たちまち美奈子は追い詰められる。
(やっ、ナニコレ、気持ちよくなっちゃう)
縋りつくように、友介のペニスを握る手にやや力をこめ、きゅっきゅと扱く。友介のペニスもいつしかガマン汁がまとわりつき、扱きやすくなっている。
それをすることで、何とか気をまぎらせようとするよう。
ぐちゅぐちゅ、こしこし ちゅっちゅっ……
バスルームには、二人が睦み合う音だけが響く。
顔を赤くしながら、相互愛撫に夢中になっている。
(気持ちイイ、気持ちイイ、気持ちイイ こんな人にされているのに。わたし、一体どうなってるの。
いつの間にか、またキスしちっゃてるし)
(ミナとこんなことができるなんて、ほんと感激だ。よーし、イかせるぞ!! )
徐々に二人の気持ちが盛り上がっているのを共に感じ取っていた。
友介は、右手を徐々に動かし、掌で恥丘を押し込んだり、震わせる。狙いはクリトリスだ。
陰核包皮に覆われた部分への上からの刺激を少しずつ強める。
美奈子は、その刺激に思わず手を止めペニスを握るだけになってしまう。
暫くすると、クリトリスの頭が少しずつ姿を現す。
「やっ、きゃっ、ねえ何してるの?」
友介は、懸命にムキっと皮を剥いて、こんにちはさせようとする。
出てきた頭を、暫し、そのまま空気にさらす。
「なんか、すぅすぅする」
そして、指についた美奈子の愛液を、慎重にそっとクリトリスにまぶす。
「いやーっ、今度はなに ? それ、やめてぇ。
なんか、感じ過ぎて、こわい」
今までも美奈子はクリトリスを直接慰めたことはなく、いつも包皮の上からだった。初めての直接愛撫は、刺激が強すぎる。
ピクッ、ビクッ、美奈子の身体が刺激と一緒に動いて、たちまち上り詰めそうな反応を示す。
「いやっ、いやっ、わたしわたし……」
美奈子は、たまらず友介の舌を思い切り吸い上げる。
友介は、ここが勝負のタイミングだと、
左手は乳房をぎゅっと揉み込み、続いて乳首を引っ張る。
そして、愛液をたっぷり塗り込められたクリトリスを、ぬるっときゅっと摘まむ。
その瞬間、
「ひゃっ」
美奈子の身体がピンと伸びて、背伸びする形になる。
「こわいこわいこわいーーーっ」
美奈子の頭は真っ白になる。これまでもフラッシュが閃く感じとか色々あったが、比べ物にならない。
(頭がバカになりそう!……)
その時、美奈子手は、まるでペニスを求めるかのように、せわしなく強く動いて扱きあげた。
思わぬ強い刺激に、友介も反応し、
ビックーん、びくんびくん、どびゅっ! どぴゅっ!
ふたり同時イキになった。
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