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若い日の日課

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突然シャルに告白された僕は、頭の整理がしたいと言った。すると、シャルの部屋のちょうど向かいにある部屋が空いているとの事だったので、貸してもらった。机やベッド、クローゼットやお風呂が付いていて、ここだけでも十分暮らして行けるような作りになっていた。



♪。.:*・゜♪。.:*・゜♪。.:*・゜♪。.:*・゜



ベッドに入る。

突然であるが、僕は若い頃……40歳位までの枯れてない頃は毎日のように自慰をしていた。
それも、後ろで。

シャルが来たその夜、何故か大人になったシャルに抱かれる夢を見たんだ。それからと言うものの、自慰をする時は必ずと言っていいほどシャルがでてきた。
そして、男でも抱かれることはあるのだろうかと疑問に思い調べ、そこから後ろを使った自慰があることを知ったんだ。人間の頃は後ろに慣れすぎて、セックスはしたことないのにディルドを使わないと満足出来ない体になっていた。

若いからだになって性欲も戻ったかなと思い、性感を出すため体をいじってみる。


着物の前を少し緩めて、乳首に触れてみる。人差し指で捏ねたり、つまんでみたり。


「……ん……、ぁっ」


感度が前みたいに戻ってる。性欲がなくなって枯れてしまった頃はとても悲しかったけど、戻っててよかった……。

ふと枕元を見ると、なにやらディルドみたいなものが。
なんで今まで気づかなかったんだろう。手に取ってみると、僕が前持っていたものよりも大きいことに気づく。
そして……なんだろう。でこぼこの感じとか、めっちゃリアルなんだけど。まるで、本物の型どりをしてきたみたいだ。


「すご……」


こんな立派なもの、アナルにすぐに突っ込んでしまいたい。
でも、慣れてない体にそんなことしても傷がついてしまうだけだ。
ローションないかな……と思ったら、なんとディルドが置いてあった方ではない反対側の枕元に置いてあったのだ!なんて便利なんだ。


早速着物を脱いで全裸になる。僕はこうしてシュチュエーションからはいるのが好きなんだ。

M字開脚をして、ローションをお尻に垂らして馴染ませる。


「ん……」

クチクチという卑猥な音に興奮する。するのは久しぶりだから余計に。

指を一本穴に入れてみると、すんなり入った。穴の解れ具合も若い頃に戻ってるのかな?

「はぁ、あぁ……!んっ、ん……」

三本くらいまでは入ったから、入れて中を擦る。久しぶりの快感に身悶える。こんなに気持ちよかったっけ。



……もう、入るかな…………。



ディルドを手に取っておしりにこすり付ける。


「えあぁ!んぁ!!」


熱くて太いものが入ってくる感覚。向かいの部屋にはシャルがいるから抑えなきゃ行けないのに、声が出てしまう。


どうしてだろう。入ってくる感じがする。
しかし気持ちよすぎて混乱している僕の頭では、そんなことすぐに散ってしまう。

入ってきたナニかが動き出す。しかし、僕の手は動いていないんだ。

ディルドよりも、この熱くて太いものの方が気持ちいいと悟った僕は、ディルドを元の位置に戻す。
そして、手で乳首を捏ねてひたすら快感を探る。


「あ、あ、あ、あぁ!!!」


抽挿が始まり、目をつぶる。本当にもうひとりいるみたいだ。


「─────っっっあ‪”‬!!!!っあああ!!ぃん!やぁ、そこダメぇ!!!」

会話の出来ない何かに向かって何を言ってるんだと思うかもしれないが、それどころではないんだ。
気持ちいいところを思いっきりえぐられ、覚えましたとばかりにソコをめちゃくちゃに掘られる。声が抑えられない。シャルが聞いてたらどうしよう。でも、声を抑える気にもなれない。
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