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僕のパジャマ*
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体をふわふわのバスタオルで拭く。
何か嫌なことしちゃったのかな……。でも、誰だってアソコ触られるのは嫌だよね、申し訳ないことしちゃったなぁ。
それにしても、このバスタオルモコモコしすぎではないだろうか。手触り良すぎてハマっちゃいそう。
「……ん?」
体を拭き終わったから服を着ようと思い、畳んであった服らしきものを手で広げた。
なんだろう。これ、くまさん?
茶色い生地で、フードには耳が着いている。
そして何より。僕は探しても探しても無いものに気づく。
そう、パンツだ。このお屋敷では、みんな、使用人でさえもノーパンで暮らすものなのかな?寝る時僕はパンツ履く派だから、慣れてないんだけど。しかも、サブとはお風呂一緒に入った仲だけど、なんだか恥ずかしいな。
……ってあれ?使用人が主人とお風呂に入ってもいいのかな?
まあ、サブは何も言ってないし、いいってことなのかな。
ほかの使用人の人がサブと一緒にお風呂に入ってる姿が頭に浮かんできて、胸が少しツキツキした。
♪。.:*・゜♪。.:*・゜♪。.:*・゜♪。.:*・゜
扉を開けて、外に出る。ここは寝室かな?
マスクエルさんに案内してもらっていた時はお風呂に目が行き過ぎて気が付かなかったけど……。寝室もすごい!
お城にでもいるような気分だ。
お部屋に見とれていると、ドアが空いた。サブも戻ってきたようだ。
「アル、さっきはすまんな」
顔がほんのり赤いサブにそう言われて、少し照れる。
「僕の方こそ、変なところ触ってごめん」
「い、いや、いいんだ。それより、アルも共に寝るんだろう?」
「へっ?」
僕、サブと一緒に寝るの?!
驚いた僕は固まってしまい、微笑んだサブにベッドまでお姫様抱っこさせられた。ていうか、サブはこの服に何も言わないんだ。もしかして…?!使用人はみんなコレ着てるの?!
思えば今日、とっても濃い1日だったな…。今まで平凡だった僕が、公爵家に務めることになるなんて、想像もしてなかったな。
サブに優しく寝台に乗せられて、あやすように寝かしつけられた僕はすぐ寝てしまうのだった。
♪。.:*・゜♪。.:*・゜♪。.:*・゜♪。.:*・゜
「ーーーん……?」
不意に目が覚めた。
今は深夜だろう。窓から見える空は黒い。
今、サブに抱きつかれるような体勢で寝ている。サブは寝ているのだろう、静かに寝息を立てている。
しかも、何だろうこの手は。僕のおちんちんをもみもみしているのだけれど。スクイーズ的な感覚で揉まないで欲しい。
「んっんっ……ぁ」
ソコはあくまでも性器な訳であって。感じちゃうのも無理はない。
でも、ここでサブが起きたら、こんな僕のモノを揉んでいたなんてと絶望してしまうだろう。
そう思った僕は、サブが起きないように必死に声を抑えるのだった。
何か嫌なことしちゃったのかな……。でも、誰だってアソコ触られるのは嫌だよね、申し訳ないことしちゃったなぁ。
それにしても、このバスタオルモコモコしすぎではないだろうか。手触り良すぎてハマっちゃいそう。
「……ん?」
体を拭き終わったから服を着ようと思い、畳んであった服らしきものを手で広げた。
なんだろう。これ、くまさん?
茶色い生地で、フードには耳が着いている。
そして何より。僕は探しても探しても無いものに気づく。
そう、パンツだ。このお屋敷では、みんな、使用人でさえもノーパンで暮らすものなのかな?寝る時僕はパンツ履く派だから、慣れてないんだけど。しかも、サブとはお風呂一緒に入った仲だけど、なんだか恥ずかしいな。
……ってあれ?使用人が主人とお風呂に入ってもいいのかな?
まあ、サブは何も言ってないし、いいってことなのかな。
ほかの使用人の人がサブと一緒にお風呂に入ってる姿が頭に浮かんできて、胸が少しツキツキした。
♪。.:*・゜♪。.:*・゜♪。.:*・゜♪。.:*・゜
扉を開けて、外に出る。ここは寝室かな?
マスクエルさんに案内してもらっていた時はお風呂に目が行き過ぎて気が付かなかったけど……。寝室もすごい!
お城にでもいるような気分だ。
お部屋に見とれていると、ドアが空いた。サブも戻ってきたようだ。
「アル、さっきはすまんな」
顔がほんのり赤いサブにそう言われて、少し照れる。
「僕の方こそ、変なところ触ってごめん」
「い、いや、いいんだ。それより、アルも共に寝るんだろう?」
「へっ?」
僕、サブと一緒に寝るの?!
驚いた僕は固まってしまい、微笑んだサブにベッドまでお姫様抱っこさせられた。ていうか、サブはこの服に何も言わないんだ。もしかして…?!使用人はみんなコレ着てるの?!
思えば今日、とっても濃い1日だったな…。今まで平凡だった僕が、公爵家に務めることになるなんて、想像もしてなかったな。
サブに優しく寝台に乗せられて、あやすように寝かしつけられた僕はすぐ寝てしまうのだった。
♪。.:*・゜♪。.:*・゜♪。.:*・゜♪。.:*・゜
「ーーーん……?」
不意に目が覚めた。
今は深夜だろう。窓から見える空は黒い。
今、サブに抱きつかれるような体勢で寝ている。サブは寝ているのだろう、静かに寝息を立てている。
しかも、何だろうこの手は。僕のおちんちんをもみもみしているのだけれど。スクイーズ的な感覚で揉まないで欲しい。
「んっんっ……ぁ」
ソコはあくまでも性器な訳であって。感じちゃうのも無理はない。
でも、ここでサブが起きたら、こんな僕のモノを揉んでいたなんてと絶望してしまうだろう。
そう思った僕は、サブが起きないように必死に声を抑えるのだった。
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