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1章.薬師の名門ブレルスクに入学した私は…
16.激怒するまで非難します。
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教室は、不気味なほど静まり返っていた。
「聞こえているか?貴様らに言っているのだ、衆愚よ。同じ時間を過ごしておきながら、なんだその体たらくは。少しはこやつを見習って………いや、もはや手遅れか。貴様らには、先人達の叡智を授かる資格などない。疾く失せよ。貴様ら凡夫に教えてやる事など微塵もない。」
「「「「!!?!?(ザワザワッ…ザワッ)」」」」
「あの……流石に言い過ぎではありませんか?」
「何を言っておる。事実を言ってるだけではないか。君が勉学に励む中、此奴らは無意に時間を過ごすばかりだったのだぞ?君だって、本当は憤っているのではないか?」
「っ!?」
「「「「(ザワザワッ…ザワザワ……)」」」」
「騒めくな。貴様らは彼が勉学に励む中、一体何をしていた?ただ無意に時間を過ごすばかりだったのではないか?でなければ、どうして同じ時間を過ごしている彼と貴様らでこんなにも大きな開きがある?」
「「「「っ…………」」」」
「見よ。この長い前髪の下に隠された彼の憤りがわからないか?」
「っ!?」
「ワシにはわかるぞ?お前達に対する憤りがな!」
「あ…あの、私はそんな事……」
「あぁ良い良い。本心なのだから、わざわざ訂正する必要はないぞ?」
違う。断じてそんなことはない。勝手に私の意見にするな。
「よって、貴様ら全員退学だ。追って通知を用意する。心して待つが良い。」
は!?こいつ正気か!?
「あの、それは流石にやり過ぎでは?」
「何を言ってるのかね?君の様な、英気と意欲が溢れる子供を導くことこそ、我々教師の勤めだ。こんな凡人共のために割く時間など無駄でしかない。こやつら全員の価値を合わせても、君の価値には遠く及びはしないのだよ。」
「「「「「っ………………」」」」」
少年達は、言葉を失っていた。
「何をしている。黙っていないで疾く失せろ。目障りだ。」
「そ、そんな言い方……」
「良いかね?君はいずれ、偉大な功績を残す人間だ。だから、こんな連中と馴れ合うのはやめなさい。何も成し遂げる事もない連中に構うなど時間の無駄だ。出世出来なくなるぞ?」
「(ピキッ)」
……………
「さぁ、早速飛び級とゼミ配属の手続きを……」
「じゃあ、あんたは何をした?」
「………?すまない、聞き逃した。もう一度言ってくれないか?」
「あんたは、どんな功績を挙げたのか聞いてんだよ。大した功績も挙げられない三流の分際でよぉ。」
「(ピクッ)な……何?」
まさか、こんな事になるとはな。予想を裏切る結果となった。
ほんと、こいつらは私の琴線を的確に弾いてくるな。
「あんたがいつも散々偉そうに自慢している話は、遥か昔に偉業を成した偉人達が行った事だ。あんたはその功績に対してどういう貢献をした?」
「いや………わ…ワシは………」
「自分の手柄でもないのに、何故そんなに偉そうに出来るんだ?偉人達を笠に着てるつもりか?」
「そ…そんなつもりはない!ワシは、先人達の叡智を後世に伝えようと……」
「違うだろ?あんたはただ気持ちよかったんだ。」
「なっ……?!」
「先人達の偉業を、さも自分の功績の様に語る事で自分が凄い奴になった気分に浸っていたんだよ。」
「ちが………ワ…ワシは………」
「なら、あんた自身の公的に認められた功績を一つでも言えるか?」
「………」
結局、こいつもアイツと変わらないな。
「一つ言えることは、先人達の叡智はそうやってひけらかしたり、誰かを馬鹿にする為にあるものじゃない。」
「っ………」
「あんたは、あんたの手によって賢人達も、その偉業をも貶めている。速やかに改めなければならないと、私は思うけどな。」
「違う!違う違う違う違う違う違う違う違うぅぅぅ~っ!!」
途端に喚き始めた。
「ワシは悪くない!!ワシは何も貶めてなんていない!!家を追い出されたのも、奴らに馬鹿にされるのも、こんな所でガキどもの相手をしているのも、全部あいつのせいだ!!ワシは何も悪くない!!あいつさえいなければ……」
聞くに堪えない事を喚き出した。
「アイツが悪いんじゃあぁぁぁぁぁっ!!(ガバッ)」
挙句、掴み掛かって来た。見るに堪えないな。
「(スルッ)よっと(ゴンッ)」
「へぶっ!?」
組み伏せる。ボアを屠るより容易い事よ。
「き…きさま…何を……」
「みっともない。あーあーみっともない。相手を格下と決めつけて散々ほざいた挙句、口で勝てないとわかったら結局は暴力。叡智を語る癖に叡智の何たるかを知らずに知ったかぶり、いざとなったら暴力を振るって筋を通す事も出来ない。挙句その暴力も大した事ないと来た。あんた、何で教員が出来てんの?そもそもあんた、何がしたいの?みっともなく喚き散らして見苦しい限りだ。」
ほんと、こんな教員がまかり通って良いのか?ここって一応名門だよな?
「ここは学舎、人を導く所だ。人を見下す所じゃないんだよ。」
「ぐぬぬ……っ!」
「つーか、教員なら拳じゃなくて頭を使って黙らせろよ。」
「き…貴様ぁ……」
「それに私は、彼らには学ぶ資格があると思っている。」
「な…なに?!」
「「「「!!!!?」」」」
彼らも何故かわからないといったリアクションだ。
だったら教えてやるよ。
「あんたは知らないだろうが、彼らは日々アルバイトに励みながらこうして学園に通っている。ただのアルバイトじゃない。仕事はキツイし、給料は安い。先輩達に仕事を押し付けられて1日の自由時間を殆ど潰しながら睡眠時間も削って勉学に励んでいる。」
私でも結構応えるんだから、彼らにとっては相当だろう。実際に見た訳じゃない。だが、あんな言葉も出ない様なリアクションを見れば一目瞭然だろう。
「それがどうした!何が言いたい?!」
「謝れ。」
「………は?」
「あんたは、彼らを侮辱した。到底許せるものじゃない。今すぐ謝れ。」
「はっ!何を言うかと思えば……何故謝らねばならんのだ?ワシは教員で、やつらは生徒じゃ。」
「それがどうした?」
「どうしたも何も……教員が生徒に謝る事なんてあるわけなかろう!」
「…………」
とことん、救いようのないクズばかりだな。どいつもこいつも。
「聞こえているか?貴様らに言っているのだ、衆愚よ。同じ時間を過ごしておきながら、なんだその体たらくは。少しはこやつを見習って………いや、もはや手遅れか。貴様らには、先人達の叡智を授かる資格などない。疾く失せよ。貴様ら凡夫に教えてやる事など微塵もない。」
「「「「!!?!?(ザワザワッ…ザワッ)」」」」
「あの……流石に言い過ぎではありませんか?」
「何を言っておる。事実を言ってるだけではないか。君が勉学に励む中、此奴らは無意に時間を過ごすばかりだったのだぞ?君だって、本当は憤っているのではないか?」
「っ!?」
「「「「(ザワザワッ…ザワザワ……)」」」」
「騒めくな。貴様らは彼が勉学に励む中、一体何をしていた?ただ無意に時間を過ごすばかりだったのではないか?でなければ、どうして同じ時間を過ごしている彼と貴様らでこんなにも大きな開きがある?」
「「「「っ…………」」」」
「見よ。この長い前髪の下に隠された彼の憤りがわからないか?」
「っ!?」
「ワシにはわかるぞ?お前達に対する憤りがな!」
「あ…あの、私はそんな事……」
「あぁ良い良い。本心なのだから、わざわざ訂正する必要はないぞ?」
違う。断じてそんなことはない。勝手に私の意見にするな。
「よって、貴様ら全員退学だ。追って通知を用意する。心して待つが良い。」
は!?こいつ正気か!?
「あの、それは流石にやり過ぎでは?」
「何を言ってるのかね?君の様な、英気と意欲が溢れる子供を導くことこそ、我々教師の勤めだ。こんな凡人共のために割く時間など無駄でしかない。こやつら全員の価値を合わせても、君の価値には遠く及びはしないのだよ。」
「「「「「っ………………」」」」」
少年達は、言葉を失っていた。
「何をしている。黙っていないで疾く失せろ。目障りだ。」
「そ、そんな言い方……」
「良いかね?君はいずれ、偉大な功績を残す人間だ。だから、こんな連中と馴れ合うのはやめなさい。何も成し遂げる事もない連中に構うなど時間の無駄だ。出世出来なくなるぞ?」
「(ピキッ)」
……………
「さぁ、早速飛び級とゼミ配属の手続きを……」
「じゃあ、あんたは何をした?」
「………?すまない、聞き逃した。もう一度言ってくれないか?」
「あんたは、どんな功績を挙げたのか聞いてんだよ。大した功績も挙げられない三流の分際でよぉ。」
「(ピクッ)な……何?」
まさか、こんな事になるとはな。予想を裏切る結果となった。
ほんと、こいつらは私の琴線を的確に弾いてくるな。
「あんたがいつも散々偉そうに自慢している話は、遥か昔に偉業を成した偉人達が行った事だ。あんたはその功績に対してどういう貢献をした?」
「いや………わ…ワシは………」
「自分の手柄でもないのに、何故そんなに偉そうに出来るんだ?偉人達を笠に着てるつもりか?」
「そ…そんなつもりはない!ワシは、先人達の叡智を後世に伝えようと……」
「違うだろ?あんたはただ気持ちよかったんだ。」
「なっ……?!」
「先人達の偉業を、さも自分の功績の様に語る事で自分が凄い奴になった気分に浸っていたんだよ。」
「ちが………ワ…ワシは………」
「なら、あんた自身の公的に認められた功績を一つでも言えるか?」
「………」
結局、こいつもアイツと変わらないな。
「一つ言えることは、先人達の叡智はそうやってひけらかしたり、誰かを馬鹿にする為にあるものじゃない。」
「っ………」
「あんたは、あんたの手によって賢人達も、その偉業をも貶めている。速やかに改めなければならないと、私は思うけどな。」
「違う!違う違う違う違う違う違う違う違うぅぅぅ~っ!!」
途端に喚き始めた。
「ワシは悪くない!!ワシは何も貶めてなんていない!!家を追い出されたのも、奴らに馬鹿にされるのも、こんな所でガキどもの相手をしているのも、全部あいつのせいだ!!ワシは何も悪くない!!あいつさえいなければ……」
聞くに堪えない事を喚き出した。
「アイツが悪いんじゃあぁぁぁぁぁっ!!(ガバッ)」
挙句、掴み掛かって来た。見るに堪えないな。
「(スルッ)よっと(ゴンッ)」
「へぶっ!?」
組み伏せる。ボアを屠るより容易い事よ。
「き…きさま…何を……」
「みっともない。あーあーみっともない。相手を格下と決めつけて散々ほざいた挙句、口で勝てないとわかったら結局は暴力。叡智を語る癖に叡智の何たるかを知らずに知ったかぶり、いざとなったら暴力を振るって筋を通す事も出来ない。挙句その暴力も大した事ないと来た。あんた、何で教員が出来てんの?そもそもあんた、何がしたいの?みっともなく喚き散らして見苦しい限りだ。」
ほんと、こんな教員がまかり通って良いのか?ここって一応名門だよな?
「ここは学舎、人を導く所だ。人を見下す所じゃないんだよ。」
「ぐぬぬ……っ!」
「つーか、教員なら拳じゃなくて頭を使って黙らせろよ。」
「き…貴様ぁ……」
「それに私は、彼らには学ぶ資格があると思っている。」
「な…なに?!」
「「「「!!!!?」」」」
彼らも何故かわからないといったリアクションだ。
だったら教えてやるよ。
「あんたは知らないだろうが、彼らは日々アルバイトに励みながらこうして学園に通っている。ただのアルバイトじゃない。仕事はキツイし、給料は安い。先輩達に仕事を押し付けられて1日の自由時間を殆ど潰しながら睡眠時間も削って勉学に励んでいる。」
私でも結構応えるんだから、彼らにとっては相当だろう。実際に見た訳じゃない。だが、あんな言葉も出ない様なリアクションを見れば一目瞭然だろう。
「それがどうした!何が言いたい?!」
「謝れ。」
「………は?」
「あんたは、彼らを侮辱した。到底許せるものじゃない。今すぐ謝れ。」
「はっ!何を言うかと思えば……何故謝らねばならんのだ?ワシは教員で、やつらは生徒じゃ。」
「それがどうした?」
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