2 / 19
1.突然の別れ
しおりを挟む
「(ゴッガッバキッガッガッゴスッガンガンガンッ)」
「よし、じゃあそろそろ話して貰おうか?」
「いえ…(ゲホッ)です…から……人…違い…(ゴホゴホッ)」
「んなわけねぇよ。知ってんだぜ?薬をばら撒いてんのはお前だろ?」
「……知りま…せん!わたしは…ただの……コンビニ…店員……です!」
「じゃあ、ただのコンビニ店員が月一で病院に足繁く通ってんのは何故だ?例の薬を取りに行ってんだろ?」
「…健康…診断…です!!」
「そんな嘘が通じると思ってんのか?」
「本当…です!診断書だって……」
「それだけじゃない。お前、地域でも評判良いらしいじゃねぇか?まるで、誰からも恨みを買わない様に生きてるみたいじゃねぇかよ?なんかやましいことがあんだろ?」
「……それ…は…言い…掛かり……」
「他にもあるぞ?お前の通帳の残高…(ピラッ)ただのコンビニ店員が、こんな大金を持ってる筈ないだろ?」
「老後の…為に!生活…切り詰めて……貯金…してんだよ!!そもそも!大金ぐらい、真面目に働けば(ゴッ)んぐっ!?」
「うるせぇよ。さっさと吐け。」
「エ゛ヴッ…エ゛ッ(ビチャビチャビチャッ)」
「おいおい、汚ったねぇなぁ?情報を吐けっつってんだよ。ゲボ吐いてんじゃねぇ。」
「エ゛ホッ…ゲホゲホッ………(ガッ)んぐっ!!」
「いい加減にしろ!手間取らせんじゃねぇ!!」
「…あの~、カラスマさん?」
「ん?何だ?」
「いや、その……さすがにやり過ぎじゃないっすかね?」
「流石に、死んじまいませんか?」
「それに、こんだけやっても何も言わねぇって事は、本当に人違いなんじゃ……」
「あ゛?」
「「「(ビクッ)っ!?」」」
「それじゃあ何か?お前らは、全く関係ない奴を攫って来たって言うのか?」
「い…いえいえ!そんなまさか……」
「だよなぁ?それに、やっぱりこいつは何かを隠してる。間違いない。」
「えっと……何かとは?」
「知らん。」
「「「え?」」」
「だが、こいつは何かを知っている。」
「あの、何を根拠に言ってるんです?」
「(ザッ)このオレの勘だ。」
「「「あ…………はい。」」」
「…………」
「(コキコキッ)しかし、殴るだけじゃダメみたいだな。おい、スプーンあるか?」
「あっ、はい!(スッ)どうぞ!」
「(パシッ)……ふぅ~、よしよし。」
「えっと……カラスマさん?スプーンで何を?」
「あ?決まってんだろ?拷問に使うんだよ。」
「へっ?」
「スプーンで……拷問?」
「………?」
「よしお前、(スッ)こいつを使え。」
「えっ?え~っと……使うって、どうやって?」
「そいつの目玉を抉り出せ。」
「っ!?」
「えっ!?め…目玉を!?」
「そうだ。目の次は耳、鼻、そして皮だ。全身の皮は(スッ)このピーラーを使え。痛みが増す様に調整してある。ただし、口や喉は止めろよ?情報を聞き出せ無くなるからな。」
「う…うっす。」
「………っ(ガクガクガクガク)」
「よし……聞いてたな。そういうわけだから、されたくなけりゃさっさと……」
「だっ!だから!!本当に人違いなんだって……」
「よし、やれ。」
「は…はい!!」
「あ…や…やめ……」
「あ゛あ゛ぁ゛っ!!??(ガバッ)」
ベッドから飛び起きた。
「はぁっはぁっ…はぁっ……………夢か。」
毎朝、こんな悪夢で目を覚ます。最悪だ。忘れたい。
ここは森の山小屋、夢に出て来た男たちはいない。
前世で集団リンチされて、放置されて深く絶望したわたしは、気づくと森に捨てられた瀕死の子供に転生していた。
そして、善良な人に拾われてアレクと名付けられた。
あれから3ヶ月経つけど、未だにここが何処なのかも、何故転生したのかも分からない。現時点で分かっていることは3つ。
最初の一つ、ここはわたしの知る地球じゃない。ここは知らない星なんだって事実を、夜空に浮かぶ二つの月に思い知らされた。…まぁ、ここが地球じゃないという事は薄々分かっていたけれども。
もう一つは、拾ってくれたあの人の職業だ。部屋には小難しい本と、目盛りの彫られた透明な容器が並び、棚には瓶詰めにされた草花が置かれている。何よりも部屋に漂う鼻を刺す様な薬草類の刺激臭は、私に使われている薬の匂いそのものだった。察するに、あの人は薬師なんだと思う。
あの人…アランさんはたまに薬草や食料の採取のために森に出掛けては、毎日泊まり込みで治療してくれた。
そして、あの人からの治療とリハビリを受け、その甲斐もあって歩けるまでになった。ここ3ヶ月は、特に異常は見られず、経過は良好だ。あの人のお陰である程度、まともな生活が送れる様になって来た。
そうして、わたしはあの人に段々と心を許していった。だから、これまであの人に隠しながら発声の練習をしてきた。今日は、感謝とわたしの経緯を伝えたいと思ってる。驚くかな?どんな顔をするだろうか?今から楽しみだ。
そうしてわたしは、時計を見ながらあの人の帰りを……………
「………(キョロキョロ)」
変だな。もうそろそろ、戻って来る頃の筈。いつもなら、薬を調合してくれている頃じゃないか?この3ヶ月間、どんな時でも時間通りに薬を作って飲ませてくれていた。どうやら保存が効かない薬らしく、作り置きはない。
「………どうするかな?」
薬学に精通している訳じゃ無い。だが、あの薬の服用をしなければ、あの苦痛が訪れる事は直感的に理解していた。このまま薬を飲まなければ、今度こそ苦痛に悶えて死ぬだろう。
「………」
あの人が帰って来なければ、わたしは苦痛に塗れて死ぬ。だが、それは本来の運命に戻るだけだ。あの人を恨む理由にはならない。このまま運命に身を任せるのが筋ってものだろう。例え今死んだとしても、誰にも迷惑を掛ける事は……
「……………(くしゃぁっくしゃくしゃっ!)」
前髪を掻きむしる。
「……何考えてんだか。」
現時点でわかっている事………最後の一つ。それは、あの人が居なければ、あのまま地獄の苦痛と世界への怨みを抱きながら朽ち果てていく運命だったということだ。どんな理由があったかはわからないが、わたしの苦しみを和らげてくれたのは事実だ。あの人に救われた命なんだから、あの人の為に使いたい。
「……救って貰った恩も返さずに死ぬほど、身勝手じゃないさ。(ガラガラガラッ)」
引き出しから道具を取り出す。
「えっと…たしか、これとこれと……あ、これもか。(ガチャガチャガチャッ)」
戸棚から薬草の瓶も取り出す。
「……よし、これで良いかな?」
そうしてわたしは、薬を作る準備をした。この薬はそんなに日持ちしないらしく、毎日作る必要があった。だから、3ヶ月間毎日、あの人の手際を見る事が出来た。手順や必要な材料・道具はわかる。あの人の作ってくれるこの薬だけが、この地獄の様な苦しみを和らげてくれる。だから、自分で作れる様になれば、あの人の足を引っ張る事もなくなる筈だと思って見ながら覚えた。
まさか、こうして役に立つとは……いや、実は想定してたのかもしれない。こういう状況を。
「よし、始めるか!!」
ー数十分後
当然、最初からうまく行くとは思って無かった。だが、どちらにしろ薬は必要だった。
だから、挑戦してみようと思った。
何度かの失敗の末、ようやく再現に成功した。肝は、2種類の薬を作ってから混合する時の比率だった。作るたびにそれぞれの濃度にバラつきが出る為、随時混合比率を調節する必要がある。
「さてと…(コクコクコクッ)」
早速、完成した薬を飲んでみる。すると…
「っ…………(シュォォォォン)」
いつもの感覚だ。14回目でやっと成功した。
「……ふぅ。」
そうして、わたしは自身の治療薬の作成に成功した。これで、治療は継続出来る。
そして、自ずとわたしのやる事は決まっていた。
ただひたすら待つだけだ。
もしかしたら、また戻ってくるかもしれない。だから、それまではわたしがここで待ち続けようと思った。
せいぜい生きてみますよ。アランさん、あなたが戻って来るまで。
「よし、じゃあそろそろ話して貰おうか?」
「いえ…(ゲホッ)です…から……人…違い…(ゴホゴホッ)」
「んなわけねぇよ。知ってんだぜ?薬をばら撒いてんのはお前だろ?」
「……知りま…せん!わたしは…ただの……コンビニ…店員……です!」
「じゃあ、ただのコンビニ店員が月一で病院に足繁く通ってんのは何故だ?例の薬を取りに行ってんだろ?」
「…健康…診断…です!!」
「そんな嘘が通じると思ってんのか?」
「本当…です!診断書だって……」
「それだけじゃない。お前、地域でも評判良いらしいじゃねぇか?まるで、誰からも恨みを買わない様に生きてるみたいじゃねぇかよ?なんかやましいことがあんだろ?」
「……それ…は…言い…掛かり……」
「他にもあるぞ?お前の通帳の残高…(ピラッ)ただのコンビニ店員が、こんな大金を持ってる筈ないだろ?」
「老後の…為に!生活…切り詰めて……貯金…してんだよ!!そもそも!大金ぐらい、真面目に働けば(ゴッ)んぐっ!?」
「うるせぇよ。さっさと吐け。」
「エ゛ヴッ…エ゛ッ(ビチャビチャビチャッ)」
「おいおい、汚ったねぇなぁ?情報を吐けっつってんだよ。ゲボ吐いてんじゃねぇ。」
「エ゛ホッ…ゲホゲホッ………(ガッ)んぐっ!!」
「いい加減にしろ!手間取らせんじゃねぇ!!」
「…あの~、カラスマさん?」
「ん?何だ?」
「いや、その……さすがにやり過ぎじゃないっすかね?」
「流石に、死んじまいませんか?」
「それに、こんだけやっても何も言わねぇって事は、本当に人違いなんじゃ……」
「あ゛?」
「「「(ビクッ)っ!?」」」
「それじゃあ何か?お前らは、全く関係ない奴を攫って来たって言うのか?」
「い…いえいえ!そんなまさか……」
「だよなぁ?それに、やっぱりこいつは何かを隠してる。間違いない。」
「えっと……何かとは?」
「知らん。」
「「「え?」」」
「だが、こいつは何かを知っている。」
「あの、何を根拠に言ってるんです?」
「(ザッ)このオレの勘だ。」
「「「あ…………はい。」」」
「…………」
「(コキコキッ)しかし、殴るだけじゃダメみたいだな。おい、スプーンあるか?」
「あっ、はい!(スッ)どうぞ!」
「(パシッ)……ふぅ~、よしよし。」
「えっと……カラスマさん?スプーンで何を?」
「あ?決まってんだろ?拷問に使うんだよ。」
「へっ?」
「スプーンで……拷問?」
「………?」
「よしお前、(スッ)こいつを使え。」
「えっ?え~っと……使うって、どうやって?」
「そいつの目玉を抉り出せ。」
「っ!?」
「えっ!?め…目玉を!?」
「そうだ。目の次は耳、鼻、そして皮だ。全身の皮は(スッ)このピーラーを使え。痛みが増す様に調整してある。ただし、口や喉は止めろよ?情報を聞き出せ無くなるからな。」
「う…うっす。」
「………っ(ガクガクガクガク)」
「よし……聞いてたな。そういうわけだから、されたくなけりゃさっさと……」
「だっ!だから!!本当に人違いなんだって……」
「よし、やれ。」
「は…はい!!」
「あ…や…やめ……」
「あ゛あ゛ぁ゛っ!!??(ガバッ)」
ベッドから飛び起きた。
「はぁっはぁっ…はぁっ……………夢か。」
毎朝、こんな悪夢で目を覚ます。最悪だ。忘れたい。
ここは森の山小屋、夢に出て来た男たちはいない。
前世で集団リンチされて、放置されて深く絶望したわたしは、気づくと森に捨てられた瀕死の子供に転生していた。
そして、善良な人に拾われてアレクと名付けられた。
あれから3ヶ月経つけど、未だにここが何処なのかも、何故転生したのかも分からない。現時点で分かっていることは3つ。
最初の一つ、ここはわたしの知る地球じゃない。ここは知らない星なんだって事実を、夜空に浮かぶ二つの月に思い知らされた。…まぁ、ここが地球じゃないという事は薄々分かっていたけれども。
もう一つは、拾ってくれたあの人の職業だ。部屋には小難しい本と、目盛りの彫られた透明な容器が並び、棚には瓶詰めにされた草花が置かれている。何よりも部屋に漂う鼻を刺す様な薬草類の刺激臭は、私に使われている薬の匂いそのものだった。察するに、あの人は薬師なんだと思う。
あの人…アランさんはたまに薬草や食料の採取のために森に出掛けては、毎日泊まり込みで治療してくれた。
そして、あの人からの治療とリハビリを受け、その甲斐もあって歩けるまでになった。ここ3ヶ月は、特に異常は見られず、経過は良好だ。あの人のお陰である程度、まともな生活が送れる様になって来た。
そうして、わたしはあの人に段々と心を許していった。だから、これまであの人に隠しながら発声の練習をしてきた。今日は、感謝とわたしの経緯を伝えたいと思ってる。驚くかな?どんな顔をするだろうか?今から楽しみだ。
そうしてわたしは、時計を見ながらあの人の帰りを……………
「………(キョロキョロ)」
変だな。もうそろそろ、戻って来る頃の筈。いつもなら、薬を調合してくれている頃じゃないか?この3ヶ月間、どんな時でも時間通りに薬を作って飲ませてくれていた。どうやら保存が効かない薬らしく、作り置きはない。
「………どうするかな?」
薬学に精通している訳じゃ無い。だが、あの薬の服用をしなければ、あの苦痛が訪れる事は直感的に理解していた。このまま薬を飲まなければ、今度こそ苦痛に悶えて死ぬだろう。
「………」
あの人が帰って来なければ、わたしは苦痛に塗れて死ぬ。だが、それは本来の運命に戻るだけだ。あの人を恨む理由にはならない。このまま運命に身を任せるのが筋ってものだろう。例え今死んだとしても、誰にも迷惑を掛ける事は……
「……………(くしゃぁっくしゃくしゃっ!)」
前髪を掻きむしる。
「……何考えてんだか。」
現時点でわかっている事………最後の一つ。それは、あの人が居なければ、あのまま地獄の苦痛と世界への怨みを抱きながら朽ち果てていく運命だったということだ。どんな理由があったかはわからないが、わたしの苦しみを和らげてくれたのは事実だ。あの人に救われた命なんだから、あの人の為に使いたい。
「……救って貰った恩も返さずに死ぬほど、身勝手じゃないさ。(ガラガラガラッ)」
引き出しから道具を取り出す。
「えっと…たしか、これとこれと……あ、これもか。(ガチャガチャガチャッ)」
戸棚から薬草の瓶も取り出す。
「……よし、これで良いかな?」
そうしてわたしは、薬を作る準備をした。この薬はそんなに日持ちしないらしく、毎日作る必要があった。だから、3ヶ月間毎日、あの人の手際を見る事が出来た。手順や必要な材料・道具はわかる。あの人の作ってくれるこの薬だけが、この地獄の様な苦しみを和らげてくれる。だから、自分で作れる様になれば、あの人の足を引っ張る事もなくなる筈だと思って見ながら覚えた。
まさか、こうして役に立つとは……いや、実は想定してたのかもしれない。こういう状況を。
「よし、始めるか!!」
ー数十分後
当然、最初からうまく行くとは思って無かった。だが、どちらにしろ薬は必要だった。
だから、挑戦してみようと思った。
何度かの失敗の末、ようやく再現に成功した。肝は、2種類の薬を作ってから混合する時の比率だった。作るたびにそれぞれの濃度にバラつきが出る為、随時混合比率を調節する必要がある。
「さてと…(コクコクコクッ)」
早速、完成した薬を飲んでみる。すると…
「っ…………(シュォォォォン)」
いつもの感覚だ。14回目でやっと成功した。
「……ふぅ。」
そうして、わたしは自身の治療薬の作成に成功した。これで、治療は継続出来る。
そして、自ずとわたしのやる事は決まっていた。
ただひたすら待つだけだ。
もしかしたら、また戻ってくるかもしれない。だから、それまではわたしがここで待ち続けようと思った。
せいぜい生きてみますよ。アランさん、あなたが戻って来るまで。
0
お気に入りに追加
19
あなたにおすすめの小説
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
世界最弱で世界最強~【虚弱体質】の称号を持つ世界最弱の異世界転生者はスキル【大番狂わせ】に覚醒して特定条件下で世界最強になる
負け犬の心得(眠い犬)
ファンタジー
最弱ゆえに最強となる【虚弱体質】な主人公の英雄譚。
リオナ村で生まれたマルコは異世界からの転生者である。これは【虚弱体質】の最弱冒険者マルコが【大番狂わせ‐ジャイアントキリング‐】に覚醒し、頼れる仲間達に守られながら、やがて大英雄と呼ばれるまでの物語。
病弱で人生の殆んどを病院のベッドの上で過ごした少年がいた。
少年は両親に愛され、周囲の人達にも恵まれて幸せそうに生きていたが、その心の中には常に情けなさと申し訳なさを持っていた。
15歳の誕生日の日に少年はその生涯を終え、奇跡的に異世界転生を果たした。
マルコと名付けられた異世界転生者は、前世の病弱さなど微塵も無かった。
但し異常なまで小さく、そして貧弱だった。
小さくてガリガリに痩せているマルコは少し歩けば息が上がり、力も無いので畑仕事も手伝えない。
異世界に転生しても優しい両親に世話をして貰うばかりの足手纏いで何の役にも立たない存在だった。
しかし、ある日村を襲った魔物に立ち向かった時【大番狂わせ】に覚醒して…。
世界最弱。ゆえに世界最強。
周りの支えが無ければ何も出来ないピーキーな最強は、最高の仲間達と英雄への階段を駆け上がる。
異世界でネットショッピングをして商いをしました。
ss
ファンタジー
異世界に飛ばされた主人公、アキラが使えたスキルは「ネットショッピング」だった。
それは、地球の物を買えるというスキルだった。アキラはこれを駆使して異世界で荒稼ぎする。
これはそんなアキラの爽快で時には苦難ありの異世界生活の一端である。(ハーレムはないよ)
よければお気に入り、感想よろしくお願いしますm(_ _)m
hotランキング23位(18日11時時点)
本当にありがとうございます
誤字指摘などありがとうございます!スキルの「作者の権限」で直していこうと思いますが、発動条件がたくさんあるので直すのに時間がかかりますので気長にお待ちください。
異世界転生先で溺愛されてます!
目玉焼きはソース
恋愛
異世界転生した18歳のエマが転生先で色々なタイプのイケメンたちから溺愛される話。
・男性のみ美醜逆転した世界
・一妻多夫制
・一応R指定にしてます
⚠️一部、差別的表現・暴力的表現が入るかもしれません
タグは追加していきます。
30年待たされた異世界転移
明之 想
ファンタジー
気づけば異世界にいた10歳のぼく。
「こちらの手違いかぁ。申し訳ないけど、さっさと帰ってもらわないといけないね」
こうして、ぼくの最初の異世界転移はあっけなく終わってしまった。
右も左も分からず、何かを成し遂げるわけでもなく……。
でも、2度目があると確信していたぼくは、日本でひたすら努力を続けた。
あの日見た夢の続きを信じて。
ただ、ただ、異世界での冒険を夢見て!!
くじけそうになっても努力を続け。
そうして、30年が経過。
ついに2度目の異世界冒険の機会がやってきた。
しかも、20歳も若返った姿で。
異世界と日本の2つの世界で、
20年前に戻った俺の新たな冒険が始まる。
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
御機嫌ようそしてさようなら ~王太子妃の選んだ最悪の結末
Hinaki
恋愛
令嬢の名はエリザベス。
生まれた瞬間より両親達が創る公爵邸と言う名の箱庭の中で生きていた。
全てがその箱庭の中でなされ、そして彼女は箱庭より外へは出される事はなかった。
ただ一つ月に一度彼女を訪ねる5歳年上の少年を除いては……。
時は流れエリザベスが15歳の乙女へと成長し未来の王太子妃として半年後の結婚を控えたある日に彼女を包み込んでいた世界は崩壊していく。
ゆるふわ設定の短編です。
完結済みなので予約投稿しています。
気付いたら異世界の娼館に売られていたけど、なんだかんだ美男子に救われる話。
sorato
恋愛
20歳女、東京出身。親も彼氏もおらずブラック企業で働く日和は、ある日突然異世界へと転移していた。それも、気を失っている内に。
気付いたときには既に娼館に売られた後。娼館の店主にお薦め客候補の姿絵を見せられるが、どの客も生理的に受け付けない男ばかり。そんな中、日和が目をつけたのは絶世の美男子であるヨルクという男で――……。
※男は太っていて脂ぎっている方がより素晴らしいとされ、女は細く印象の薄い方がより美しいとされる美醜逆転的な概念の異世界でのお話です。
!直接的な行為の描写はありませんが、そういうことを匂わす言葉はたくさん出てきますのでR15指定しています。苦手な方はバックしてください。
※小説家になろうさんでも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる