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序章
あの子の温もり
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「ダイちゃん、おーい」
「……えっ?」
「どしたのさ、そんなボーっとして」
私は思わず周りを見渡した、そして漏れた声は甲高い子供のもの。
ここは……学校? 私が十年以上前に通っていた小学校そのままだ。
「ダーイちゃーーん!!!」
「うひっ!?」
「あー、ようやくこっちみた。だいじょーぶ? どっか具合悪い?」
あぁ、この声は……太陽のような明るさと、少しの心配そうな色を宿したこの声は。
私と目が合ったのは、少しだけ日に焼けた肌の少年。背が小さい事がコンプレックスの八重歯が特徴的な、小学校時代の私の親友。
サラサラの黒髪は女の子みたいで、ずっと恋焦がれていた。
「ケイちゃん……?」
「うん、そうだよ? ってか、ははっ、何その面白い顔っ!」
私の……いや、僕の顔を見て笑う彼、ケイト。
どんな顔をしてたんだろう、というか当時の私ってどんな性格だったっけ……あんまり今と変わっていなかった気がする。
「え、僕どんな顔してた? ってか笑いすぎでしょ!」
「えー? なんかねぇ、こう顔を、ポカーン、って!」
口を大きく広げて明らかに誇張した僕の顔真似を披露するケイトに、こちらまで面白くなってくる。
何それ、と笑いながら返してその肩を軽く叩いた。
廊下の窓から見える空は既に暗い、それに僕たちの格好も寝間着だ。きっと寝る時間も近いのだろう。
今気が付いたけど、手には歯ブラシとコップを持っている。
「そんな事よりさっさと歯ぁ磨いてきちゃおうぜ!」
「うん。あ、そういえば……」
確かこの学校お泊り会、今年卒業する六学年の全員にそれぞれ学校の部屋が割り当てられる仕組みになっている。
大きな体育館は二十人、小さな保健室は二人、といった具合にそれぞれ人数は違って、確か僕とケイトは二人部屋を割り当てられていたはず。
どこの部屋だったか忘れてしまった。まあ十年以上前の記憶だし当たり前っちゃ当たり前だけど。
「あぁ? 忘れんなよな。おれ達はあそこ、二階用務員室」
「そうだった、ごめん今思い出したよ」
あの狭い部屋、それで布団を敷く場所が少なくて一緒の布団で寝ることになったんだった。
なんで学校側はあの部屋も泊まる部屋に指定したのか謎だしそれでゴーサインが出たのもよくわからないけど、一緒の布団で合法的に寝られるとか最高じゃん、僕は学校側にグッジョブを送りたい。
「けどよー、あの部屋狭いよな、どう寝るよ」
「一緒に寝ればいいんじゃない?」
実際そうなったんだから。
「い、いっしょに?」
「うん。……どうしたの? なんか、顔赤いけど」
「なんでもない!」
勢いよく何でもないと答えるケイト、今思えば確かに当時もこんな感じの反応をされていたような気がする。
昔はわからなかったけど、今考えれば理由はわかる。それに彼の気持ちも推測ではあるけれど知ってしまった僕としてはなんかこう……そそるものがある。
「ふーん……まあいいや。一緒に寝るの楽しみだね」
「そうだな! あ、じゃなくて、別にふつーだろ?」
「ぷっ、何が言いたいのかわかんなくなってる……!」
「うるせー!」
しどろもどろに言い訳を重ねる様子はとっても微笑ましい。こんなケイトが、あんななぁ……。
思い出すだけで胸の奥に熱が灯り、これからあれが再び起こると思うと下腹部の奥がキュンとなる。
けどそれを悟られないように。自分の本当の気持ちを隠すことは、今までのショタコンを隠し続けてきた人生で鍛えられ続けてきた。
ショタコンなのに子供が多い区画に引っ越したのは間違いだったかもしれない、天国だけど地獄だったから。
シュコシュコシュコ
「……」
「……」
二人で並んで歯を磨く、近くには数人の別の子たちも同じように歯を磨いている。僕何となくは隣のケイトを見つめた。
「……」
「……ん? んふ」
見つめ返してきて微笑みかけてきたケイトに僕も笑顔がこぼれる。目を細めた優しそうな微笑みは僕の心を溶かすみたい。
改めて、そして今度こそはっきりと感じる愛おしさ。まるで気分は乙女だ。
「んあぁぁぁぁ……ぺっ。ダイちゃんはもういい?」
「うん、じゃあ部屋もどろっか」
「そーだな」
歯磨きを終えた僕たちは、再び廊下を移動して部屋へと移動する。二階の用務員室は学校の端っこにあって、あんまり普段の生活で来る場所ではなかった記憶がある。
だからこそ普段との違いをひしひしと感じるのだろう、ケイトも落ち着かなさそうな様子を見せていた。
部屋の扉を開けて二人で部屋に入り、閉める。二人っきりの密室でお互いに他愛もないことを話しながら過ごす。
「なんかさー、ダイちゃんちょっと大人っぽくなった?」
「ん!? いや、そんな事無いとおもうなー」
「そうかぁ? まあ良いんだけどさ、なんかかっけーし」
「え、あ、ありがと」
まあ、中身は君の知るダイちゃん十年後の姿ですし。けどかっこいいって言われたのは嬉しいな。
確かケイトは、中学校に入学する直前に親の転勤か何かでいなくなってしまうんだったはず。僕も珍しく泣いた記憶があるし、本当に負のどん底に陥るほどに落ち込んだ記憶もある。
だからこそ、悔いはより大きくなってしまったんだけど。
「ねえ、そろそろ寝よっか? 先生来ちゃうよ」
「うん、じゃあおれ布団の右側な、ダイちゃん左ー」
「わかった」
配布された布団に二人して入って、枕を二つ並べて頭を沈める。
電気を消すと真っ暗だけど、僅かに窓から入る星の光が青暗く中を照らす。ケイトの顔が見える、大きな瞳が光を反射していた。
「へへっ、なんか変な感じだな。こうやってダイちゃんと寝るの」
「そう? 僕はなんか楽しいよ」
「そっか……なんかあったかいな」
そりゃあ二人で寝てたら温かいだろう、それにお互い子供体温だし。
僕は布団の中で右手を移動させて、ケイトの手を探し出す。手の先に触れた柔らかくてすべすべな感触を辿って手を掴んだ。
「えっ、ダイちゃん……?」
「えへへー、あったかいねぇ、ケイちゃん」
大人の私がやればただの気持ち悪い発言かもしれないけど、子供の僕がやればただ可愛らしいだけの発言に変わる。
予想通り私の言葉を受けたケイトは一瞬息を詰まらせたような音の後、静かに肯定した。
そうだ、もう一つ仕込みをしておこう。
「ねえダイちゃん、僕ってさぁ、かなり眠りが深いみたいなんだよね」
「ん? どーゆーこと?」
「夜中とかに揺すられたりしても起きないんだって、母さんが言ってた。だから夜中にトイレとか行きたくなっても、僕の事気にしなくていいからね」
「……わかった」
あくまで僕に遠慮していろいろ我慢しなくていいよ、という宣言だ。そう、我慢してくれなくても良い。
そうして色々話すこと十数分、ドアの向こうから足音が聞こえる。
「あ、やべっ、先生来たっ」
「寝たふりしよ」
ひそひそ声で相談した僕たちは布団に入って身じろぎもしないままその時を待った。
ガチャ
「……」
「……」
すぅ、すぅ、といった規則正しい呼吸音の他には何も聞こえない時間。こっそり目を開けて隣を確認すると、すぐそこに薄められたケイトの瞳があることに気が付いた。
僕のほうに寝返りを打って来ていたのだ、目が合うといたずら気に微笑みかけられる。やばい可愛い。
短い時間であるはずなのに何だか長く感じた数十秒間の後、ようやく足音が再び聞こえる。
ガチャ
続いてドアの閉まる音も聞こえて数秒、足音が遠ざかる。
「……先生、行った……?」
「うん、行ったみたい」
「ふぃぃぃ……!」
大げさに息を吐いたケイトに、僕まで何か重大なことを成し遂げたような気分にさせられた。けど先生が来たってことは、そろそろ本当にケイトも僕も寝ないとまずい時間帯になってきたのだろう。
まあ、僕はまだ眠る気はないけど、そしてそれはケイトも同じはず。
「ねえケイちゃん、そろそろ僕眠くなってきちゃったかも」
「マジで? あー、でも先生来たからな……じゃーおれも寝るかな」
寝る気ないくせに、まあ寝られたら寝られたで僕のほうが困るけど。この衝動の向かう先がなくなってしまう。
ずっと冷静を装っていたけど、実際の僕はもう結構爆発寸前。実は既に存在を主張済みの股間を隠すようにケイトに背中を向けると、そのまま息を殺した。
あぁ、股間が痛い。本当に爆発してしまいそう。
二人とも何も言わない、そういえばあの日も僕は全然眠れなかったな。
もしかしたらあの時から、僕はケイトに何かしらの特別な感情を抱いていたのかもしれない。
「……ねえ、寝ちゃった?」
ついに、時は来た。
「……えっ?」
「どしたのさ、そんなボーっとして」
私は思わず周りを見渡した、そして漏れた声は甲高い子供のもの。
ここは……学校? 私が十年以上前に通っていた小学校そのままだ。
「ダーイちゃーーん!!!」
「うひっ!?」
「あー、ようやくこっちみた。だいじょーぶ? どっか具合悪い?」
あぁ、この声は……太陽のような明るさと、少しの心配そうな色を宿したこの声は。
私と目が合ったのは、少しだけ日に焼けた肌の少年。背が小さい事がコンプレックスの八重歯が特徴的な、小学校時代の私の親友。
サラサラの黒髪は女の子みたいで、ずっと恋焦がれていた。
「ケイちゃん……?」
「うん、そうだよ? ってか、ははっ、何その面白い顔っ!」
私の……いや、僕の顔を見て笑う彼、ケイト。
どんな顔をしてたんだろう、というか当時の私ってどんな性格だったっけ……あんまり今と変わっていなかった気がする。
「え、僕どんな顔してた? ってか笑いすぎでしょ!」
「えー? なんかねぇ、こう顔を、ポカーン、って!」
口を大きく広げて明らかに誇張した僕の顔真似を披露するケイトに、こちらまで面白くなってくる。
何それ、と笑いながら返してその肩を軽く叩いた。
廊下の窓から見える空は既に暗い、それに僕たちの格好も寝間着だ。きっと寝る時間も近いのだろう。
今気が付いたけど、手には歯ブラシとコップを持っている。
「そんな事よりさっさと歯ぁ磨いてきちゃおうぜ!」
「うん。あ、そういえば……」
確かこの学校お泊り会、今年卒業する六学年の全員にそれぞれ学校の部屋が割り当てられる仕組みになっている。
大きな体育館は二十人、小さな保健室は二人、といった具合にそれぞれ人数は違って、確か僕とケイトは二人部屋を割り当てられていたはず。
どこの部屋だったか忘れてしまった。まあ十年以上前の記憶だし当たり前っちゃ当たり前だけど。
「あぁ? 忘れんなよな。おれ達はあそこ、二階用務員室」
「そうだった、ごめん今思い出したよ」
あの狭い部屋、それで布団を敷く場所が少なくて一緒の布団で寝ることになったんだった。
なんで学校側はあの部屋も泊まる部屋に指定したのか謎だしそれでゴーサインが出たのもよくわからないけど、一緒の布団で合法的に寝られるとか最高じゃん、僕は学校側にグッジョブを送りたい。
「けどよー、あの部屋狭いよな、どう寝るよ」
「一緒に寝ればいいんじゃない?」
実際そうなったんだから。
「い、いっしょに?」
「うん。……どうしたの? なんか、顔赤いけど」
「なんでもない!」
勢いよく何でもないと答えるケイト、今思えば確かに当時もこんな感じの反応をされていたような気がする。
昔はわからなかったけど、今考えれば理由はわかる。それに彼の気持ちも推測ではあるけれど知ってしまった僕としてはなんかこう……そそるものがある。
「ふーん……まあいいや。一緒に寝るの楽しみだね」
「そうだな! あ、じゃなくて、別にふつーだろ?」
「ぷっ、何が言いたいのかわかんなくなってる……!」
「うるせー!」
しどろもどろに言い訳を重ねる様子はとっても微笑ましい。こんなケイトが、あんななぁ……。
思い出すだけで胸の奥に熱が灯り、これからあれが再び起こると思うと下腹部の奥がキュンとなる。
けどそれを悟られないように。自分の本当の気持ちを隠すことは、今までのショタコンを隠し続けてきた人生で鍛えられ続けてきた。
ショタコンなのに子供が多い区画に引っ越したのは間違いだったかもしれない、天国だけど地獄だったから。
シュコシュコシュコ
「……」
「……」
二人で並んで歯を磨く、近くには数人の別の子たちも同じように歯を磨いている。僕何となくは隣のケイトを見つめた。
「……」
「……ん? んふ」
見つめ返してきて微笑みかけてきたケイトに僕も笑顔がこぼれる。目を細めた優しそうな微笑みは僕の心を溶かすみたい。
改めて、そして今度こそはっきりと感じる愛おしさ。まるで気分は乙女だ。
「んあぁぁぁぁ……ぺっ。ダイちゃんはもういい?」
「うん、じゃあ部屋もどろっか」
「そーだな」
歯磨きを終えた僕たちは、再び廊下を移動して部屋へと移動する。二階の用務員室は学校の端っこにあって、あんまり普段の生活で来る場所ではなかった記憶がある。
だからこそ普段との違いをひしひしと感じるのだろう、ケイトも落ち着かなさそうな様子を見せていた。
部屋の扉を開けて二人で部屋に入り、閉める。二人っきりの密室でお互いに他愛もないことを話しながら過ごす。
「なんかさー、ダイちゃんちょっと大人っぽくなった?」
「ん!? いや、そんな事無いとおもうなー」
「そうかぁ? まあ良いんだけどさ、なんかかっけーし」
「え、あ、ありがと」
まあ、中身は君の知るダイちゃん十年後の姿ですし。けどかっこいいって言われたのは嬉しいな。
確かケイトは、中学校に入学する直前に親の転勤か何かでいなくなってしまうんだったはず。僕も珍しく泣いた記憶があるし、本当に負のどん底に陥るほどに落ち込んだ記憶もある。
だからこそ、悔いはより大きくなってしまったんだけど。
「ねえ、そろそろ寝よっか? 先生来ちゃうよ」
「うん、じゃあおれ布団の右側な、ダイちゃん左ー」
「わかった」
配布された布団に二人して入って、枕を二つ並べて頭を沈める。
電気を消すと真っ暗だけど、僅かに窓から入る星の光が青暗く中を照らす。ケイトの顔が見える、大きな瞳が光を反射していた。
「へへっ、なんか変な感じだな。こうやってダイちゃんと寝るの」
「そう? 僕はなんか楽しいよ」
「そっか……なんかあったかいな」
そりゃあ二人で寝てたら温かいだろう、それにお互い子供体温だし。
僕は布団の中で右手を移動させて、ケイトの手を探し出す。手の先に触れた柔らかくてすべすべな感触を辿って手を掴んだ。
「えっ、ダイちゃん……?」
「えへへー、あったかいねぇ、ケイちゃん」
大人の私がやればただの気持ち悪い発言かもしれないけど、子供の僕がやればただ可愛らしいだけの発言に変わる。
予想通り私の言葉を受けたケイトは一瞬息を詰まらせたような音の後、静かに肯定した。
そうだ、もう一つ仕込みをしておこう。
「ねえダイちゃん、僕ってさぁ、かなり眠りが深いみたいなんだよね」
「ん? どーゆーこと?」
「夜中とかに揺すられたりしても起きないんだって、母さんが言ってた。だから夜中にトイレとか行きたくなっても、僕の事気にしなくていいからね」
「……わかった」
あくまで僕に遠慮していろいろ我慢しなくていいよ、という宣言だ。そう、我慢してくれなくても良い。
そうして色々話すこと十数分、ドアの向こうから足音が聞こえる。
「あ、やべっ、先生来たっ」
「寝たふりしよ」
ひそひそ声で相談した僕たちは布団に入って身じろぎもしないままその時を待った。
ガチャ
「……」
「……」
すぅ、すぅ、といった規則正しい呼吸音の他には何も聞こえない時間。こっそり目を開けて隣を確認すると、すぐそこに薄められたケイトの瞳があることに気が付いた。
僕のほうに寝返りを打って来ていたのだ、目が合うといたずら気に微笑みかけられる。やばい可愛い。
短い時間であるはずなのに何だか長く感じた数十秒間の後、ようやく足音が再び聞こえる。
ガチャ
続いてドアの閉まる音も聞こえて数秒、足音が遠ざかる。
「……先生、行った……?」
「うん、行ったみたい」
「ふぃぃぃ……!」
大げさに息を吐いたケイトに、僕まで何か重大なことを成し遂げたような気分にさせられた。けど先生が来たってことは、そろそろ本当にケイトも僕も寝ないとまずい時間帯になってきたのだろう。
まあ、僕はまだ眠る気はないけど、そしてそれはケイトも同じはず。
「ねえケイちゃん、そろそろ僕眠くなってきちゃったかも」
「マジで? あー、でも先生来たからな……じゃーおれも寝るかな」
寝る気ないくせに、まあ寝られたら寝られたで僕のほうが困るけど。この衝動の向かう先がなくなってしまう。
ずっと冷静を装っていたけど、実際の僕はもう結構爆発寸前。実は既に存在を主張済みの股間を隠すようにケイトに背中を向けると、そのまま息を殺した。
あぁ、股間が痛い。本当に爆発してしまいそう。
二人とも何も言わない、そういえばあの日も僕は全然眠れなかったな。
もしかしたらあの時から、僕はケイトに何かしらの特別な感情を抱いていたのかもしれない。
「……ねえ、寝ちゃった?」
ついに、時は来た。
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