73 / 103
第二章
討伐隊と超魔物⑤
しおりを挟む
俺の上にゼルマがのしかかってる状態だから相手の姿は見えないけど、すぐそばにいるのはわかる。
ズシっとのしかかってくる強力な圧力に冷汗が止まらない。
【ズー】を前にしてもこんな圧力は感じなかったのに、一体ナニがそこにいるって言うんだ?
「まぁ【ズー】如きがどうなろうと我の知った事ではない。さて、我が妻となるべき者はおるかな?」
妻? 妻って何を言っているんだ?
「おおおっ、そこにおる巨人族の娘はなかなかに美しいではないかっ!? 我が妻に相応しい! よかろう、我の158番目の妻として迎えいれてもよいぞ!」
巨人族の娘って、ゼルマの事か!?
それに158番目の妻って、どういう事だよ!
この圧力といい、今の話といい、こいつがまともな奴じゃない事は間違いない!
もし、連れて行かれたらゼルマがどんな目に遭わされるかわからないぞ!
「誰だっ!?」
俺はゼルマの身体の下から這い出て、声の主の前に出た。
そこにいたのは見た事もない魔物だった。
全身は鈍く光る黒い鱗に覆われ、背中には真紅の翼、そして顔はまるでドラゴンのようだった。
「なんと? 下等生物如きが我の龍気に耐えうるか? 懐疑なり」
ドラゴンの口から人語が発せられる。
そんな事があり得るのか?
リザードマンなどの亜人ならともかく、魔物が人語を話すなんて聞いた事もないぞ!
「汝に問う。汝は何者ぞ?」
「お、お前こそ何者だっ!?」
「質問に質問で返すとは無粋な。だが、先に名乗らぬのも些か非礼であった」
な、なんだ?
妙に紳士的というか、知性を感じるぞ?
こいつは本当に魔物なのか?
「改めて名乗ろう。我が名はフォルニゲシュ。黒龍にして千の龍の王である」
せ、千の龍の王っ!?
こいつ、龍種かっ!?
や、やばい!
龍種と言えば、街を火の海にしたり、城を襲って姫を攫ったりする奴で、勇者とかが退治する奴だろ!?
そんな奴とただの人間の俺が戦って勝てるわけがない!
「おい、我は名乗ったぞ。次は汝の番だ」
「くっ……お、俺はリョウ。た、ただの人間種だ」
ど、どうすればいい?
どうすれば皆んなを助けられる?
相手が龍種なら逃げる事もできない。
逃げたとしても囮にすらなれない。
いや、その前に皆んなを起こさないとどうにもならない。
「人間種? それは妙だ。我が龍気はただの人間種如きに耐えられるものではない。現に他の者達はこのように昏倒しているではないか。お前がただの人間種ではない何よりの証拠だ」
「そ、そんな事言われても知らない! 俺はただの人間種だ! それ以上でも以下でもない!」
「むぅ。嘘を言っているようにも見えぬ。これがどういう事だ? ならば、汝の器を改めさせてもらおう」
「う、器を改める?」
「安心せよ。危害は加えぬ。汝に興味が湧いただけだ」
そう言うと、俺の前まで歩み寄ってきたフォルニゲシュはゆっくり片腕を上げて、俺の頭に手を置いた。
圧倒的強者の気配が手から伝わってくる。
でも、少し気になる事がある。
俺は今の状況に明らかに生命の危機を感じている筈だ。
なのに、何故かあの【自己防衛】が発動しない。
あれは俺が危機だと感じた時に勝手に発動するはずの能力だった筈なのに。
なんて、今回に限って発動しないんだよ!
「ふむ。確かに人間種であるな。しかし、合点がいかんな。悪いが、もう少し探るぞ」
考えことをしながら俺の頭に手を置き続けるフォルニゲシュ。
もしかして、こいつ俺の記憶を覗いているのか?
今更覗かれて困る記憶はないけど、異世界から来たってのはマズいかも」
「これは……異世界か? なるほど。汝は異世界人だったのか? しかし、それだけで龍気に耐えられるとは思えんのだが……むっ! こ、これはっ!? これは神力っ!?」
急に慌てて飛び退いたフォルニゲシュが信じられないような者を見る目で俺を凝視した。
ドラゴンの顔なのに、そういう表情って伝わるものなんだな。
「神力を秘めたる人間種……な、汝は神の使いか? まさか、我を誅するため神より使われた刺客かっ!?」
「な、何を言ってるんだ? 俺は神の使いなんかじゃないぞ!」
ただ、神様の知り合いはいるけど。
それとこれとは話が別のはずだ。
「ほ、本当か? 本当だな? 我はまだ悪事をしておらんのに誅される覚えはないからな! 嘘であったら許さぬぞ!」
さっきまでの威厳はどこに行ったのか、フォルニゲシュは明らかに俺にビクついている。
なんなんだ、こいつは?
「俺は本当に神の使いじゃないよ。信じてくれていい。ただ……」
「ただ? ただ、なんだ?」
「呼んだら今すぐ来てくれる……かも」
「だ、誰が……?」
「神様」
その瞬間、フォルニゲシュの黒い鱗が真っ青になったように見えた。
こいつ、なんか面白く思えてきたな。
「な、汝……何が望みだ? 我に出来ることなら考えないでもないぞ?」
めっちゃ下手に出てきた!
こいつ、本当に千の龍の王か?
プライドはないのかっ!?
でも、その申し出は有り難い。
「ここにいる全員の無事を保証してくれるだけでいい」
「なに? そんな事でいいのか? 元より何もする気はなかったのだが」
「さっき妻とか言ってただろ?」
「おおおっ! そこの巨人族の娘か? いや、その者はなかなかに美しかったのでな! 求婚を受けてもらえれば妻にするつもりであったぞ!」
「求婚? えっ? 無理やり連れ去る気じゃなかったのか?」
「何を言うかっ!? 痴れ者め! 力づくで手に入れた妻に何の意味があるか! そのような非道は雄としての矜持なき惰弱のする事よ! 我は誇り高い黒龍フォルニゲシュ! 正々堂々と口説き落としてみせるわ!」
正論っ!? ド直球の正論だっ!
今の発言だけで良い人かもと思ってしまった!
あっ……良い龍種か。
ズシっとのしかかってくる強力な圧力に冷汗が止まらない。
【ズー】を前にしてもこんな圧力は感じなかったのに、一体ナニがそこにいるって言うんだ?
「まぁ【ズー】如きがどうなろうと我の知った事ではない。さて、我が妻となるべき者はおるかな?」
妻? 妻って何を言っているんだ?
「おおおっ、そこにおる巨人族の娘はなかなかに美しいではないかっ!? 我が妻に相応しい! よかろう、我の158番目の妻として迎えいれてもよいぞ!」
巨人族の娘って、ゼルマの事か!?
それに158番目の妻って、どういう事だよ!
この圧力といい、今の話といい、こいつがまともな奴じゃない事は間違いない!
もし、連れて行かれたらゼルマがどんな目に遭わされるかわからないぞ!
「誰だっ!?」
俺はゼルマの身体の下から這い出て、声の主の前に出た。
そこにいたのは見た事もない魔物だった。
全身は鈍く光る黒い鱗に覆われ、背中には真紅の翼、そして顔はまるでドラゴンのようだった。
「なんと? 下等生物如きが我の龍気に耐えうるか? 懐疑なり」
ドラゴンの口から人語が発せられる。
そんな事があり得るのか?
リザードマンなどの亜人ならともかく、魔物が人語を話すなんて聞いた事もないぞ!
「汝に問う。汝は何者ぞ?」
「お、お前こそ何者だっ!?」
「質問に質問で返すとは無粋な。だが、先に名乗らぬのも些か非礼であった」
な、なんだ?
妙に紳士的というか、知性を感じるぞ?
こいつは本当に魔物なのか?
「改めて名乗ろう。我が名はフォルニゲシュ。黒龍にして千の龍の王である」
せ、千の龍の王っ!?
こいつ、龍種かっ!?
や、やばい!
龍種と言えば、街を火の海にしたり、城を襲って姫を攫ったりする奴で、勇者とかが退治する奴だろ!?
そんな奴とただの人間の俺が戦って勝てるわけがない!
「おい、我は名乗ったぞ。次は汝の番だ」
「くっ……お、俺はリョウ。た、ただの人間種だ」
ど、どうすればいい?
どうすれば皆んなを助けられる?
相手が龍種なら逃げる事もできない。
逃げたとしても囮にすらなれない。
いや、その前に皆んなを起こさないとどうにもならない。
「人間種? それは妙だ。我が龍気はただの人間種如きに耐えられるものではない。現に他の者達はこのように昏倒しているではないか。お前がただの人間種ではない何よりの証拠だ」
「そ、そんな事言われても知らない! 俺はただの人間種だ! それ以上でも以下でもない!」
「むぅ。嘘を言っているようにも見えぬ。これがどういう事だ? ならば、汝の器を改めさせてもらおう」
「う、器を改める?」
「安心せよ。危害は加えぬ。汝に興味が湧いただけだ」
そう言うと、俺の前まで歩み寄ってきたフォルニゲシュはゆっくり片腕を上げて、俺の頭に手を置いた。
圧倒的強者の気配が手から伝わってくる。
でも、少し気になる事がある。
俺は今の状況に明らかに生命の危機を感じている筈だ。
なのに、何故かあの【自己防衛】が発動しない。
あれは俺が危機だと感じた時に勝手に発動するはずの能力だった筈なのに。
なんて、今回に限って発動しないんだよ!
「ふむ。確かに人間種であるな。しかし、合点がいかんな。悪いが、もう少し探るぞ」
考えことをしながら俺の頭に手を置き続けるフォルニゲシュ。
もしかして、こいつ俺の記憶を覗いているのか?
今更覗かれて困る記憶はないけど、異世界から来たってのはマズいかも」
「これは……異世界か? なるほど。汝は異世界人だったのか? しかし、それだけで龍気に耐えられるとは思えんのだが……むっ! こ、これはっ!? これは神力っ!?」
急に慌てて飛び退いたフォルニゲシュが信じられないような者を見る目で俺を凝視した。
ドラゴンの顔なのに、そういう表情って伝わるものなんだな。
「神力を秘めたる人間種……な、汝は神の使いか? まさか、我を誅するため神より使われた刺客かっ!?」
「な、何を言ってるんだ? 俺は神の使いなんかじゃないぞ!」
ただ、神様の知り合いはいるけど。
それとこれとは話が別のはずだ。
「ほ、本当か? 本当だな? 我はまだ悪事をしておらんのに誅される覚えはないからな! 嘘であったら許さぬぞ!」
さっきまでの威厳はどこに行ったのか、フォルニゲシュは明らかに俺にビクついている。
なんなんだ、こいつは?
「俺は本当に神の使いじゃないよ。信じてくれていい。ただ……」
「ただ? ただ、なんだ?」
「呼んだら今すぐ来てくれる……かも」
「だ、誰が……?」
「神様」
その瞬間、フォルニゲシュの黒い鱗が真っ青になったように見えた。
こいつ、なんか面白く思えてきたな。
「な、汝……何が望みだ? 我に出来ることなら考えないでもないぞ?」
めっちゃ下手に出てきた!
こいつ、本当に千の龍の王か?
プライドはないのかっ!?
でも、その申し出は有り難い。
「ここにいる全員の無事を保証してくれるだけでいい」
「なに? そんな事でいいのか? 元より何もする気はなかったのだが」
「さっき妻とか言ってただろ?」
「おおおっ! そこの巨人族の娘か? いや、その者はなかなかに美しかったのでな! 求婚を受けてもらえれば妻にするつもりであったぞ!」
「求婚? えっ? 無理やり連れ去る気じゃなかったのか?」
「何を言うかっ!? 痴れ者め! 力づくで手に入れた妻に何の意味があるか! そのような非道は雄としての矜持なき惰弱のする事よ! 我は誇り高い黒龍フォルニゲシュ! 正々堂々と口説き落としてみせるわ!」
正論っ!? ド直球の正論だっ!
今の発言だけで良い人かもと思ってしまった!
あっ……良い龍種か。
9
お気に入りに追加
560
あなたにおすすめの小説

幸子ばあさんの異世界ご飯
雨夜りょう
ファンタジー
「幸子さん、異世界に行ってはくれませんか」
伏見幸子、享年88歳。家族に見守られ天寿を全うしたはずだったのに、目の前の男は突然異世界に行けというではないか。
食文化を発展させてほしいと懇願され、幸子は異世界に行くことを決意する。
男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。
カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。
今年のメインイベントは受験、
あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。
だがそんな彼は飛行機が苦手だった。
電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?!
あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな?
急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。
さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?!
変なレアスキルや神具、
八百万(やおよろず)の神の加護。
レアチート盛りだくさん?!
半ばあたりシリアス
後半ざまぁ。
訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前
お腹がすいた時に食べたい食べ物など
思いついた名前とかをもじり、
なんとか、名前決めてます。
***
お名前使用してもいいよ💕っていう
心優しい方、教えて下さい🥺
悪役には使わないようにします、たぶん。
ちょっとオネェだったり、
アレ…だったりする程度です😁
すでに、使用オッケーしてくださった心優しい
皆様ありがとうございます😘
読んでくださる方や応援してくださる全てに
めっちゃ感謝を込めて💕
ありがとうございます💞

異世界で魔法が使えるなんて幻想だった!〜街を追われたので馬車を改造して車中泊します!〜え、魔力持ってるじゃんて?違います、電力です!
あるちゃいる
ファンタジー
山菜を採りに山へ入ると運悪く猪に遭遇し、慌てて逃げると崖から落ちて意識を失った。
気が付いたら山だった場所は平坦な森で、落ちたはずの崖も無かった。
不思議に思ったが、理由はすぐに判明した。
どうやら農作業中の外国人に助けられたようだ。
その外国人は背中に背負子と鍬を背負っていたからきっと近所の農家の人なのだろう。意外と流暢な日本語を話す。が、言葉の意味はあまり理解してないらしく、『県道は何処か?』と聞いても首を傾げていた。
『道は何処にありますか?』と言ったら、漸く理解したのか案内してくれるというので着いていく。
が、行けども行けどもどんどん森は深くなり、不審に思い始めた頃に少し開けた場所に出た。
そこは農具でも置いてる場所なのかボロ小屋が数軒建っていて、外国人さんが大声で叫ぶと、人が十数人ゾロゾロと小屋から出てきて、俺の周りを囲む。
そして何故か縄で手足を縛られて大八車に転がされ……。
⚠️超絶不定期更新⚠️

【完結】前世の不幸は神様のミスでした?異世界転生、条件通りなうえチート能力で幸せです
yun.
ファンタジー
~タイトル変更しました~
旧タイトルに、もどしました。
日本に生まれ、直後に捨てられた。養護施設に暮らし、中学卒業後働く。
まともな職もなく、日雇いでしのぐ毎日。
劣悪な環境。上司にののしられ、仲のいい友人はいない。
日々の衣食住にも困る。
幸せ?生まれてこのかた一度もない。
ついに、死んだ。現場で鉄パイプの下敷きに・・・
目覚めると、真っ白な世界。
目の前には神々しい人。
地球の神がサボった?だから幸せが1度もなかったと・・・
短編→長編に変更しました。
R4.6.20 完結しました。
長らくお読みいただき、ありがとうございました。

異世界転移したけど、果物食い続けてたら無敵になってた
甘党羊
ファンタジー
唐突に異世界に飛ばされてしまった主人公。
降り立った場所は周囲に生物の居ない不思議な森の中、訳がわからない状況で自身の能力などを確認していく。
森の中で引きこもりながら自身の持っていた能力と、周囲の環境を上手く利用してどんどん成長していく。
その中で試した能力により出会った最愛のわんこと共に、周囲に他の人間が居ない自分の住みやすい地を求めてボヤきながら異世界を旅していく物語。
協力関係となった者とバカをやったり、敵には情け容赦なく立ち回ったり、飯や甘い物に並々ならぬ情熱を見せたりしながら、ゆっくり進んでいきます。

明日を信じて生きていきます~異世界に転生した俺はのんびり暮らします~
みなと劉
ファンタジー
異世界に転生した主人公は、新たな冒険が待っていることを知りながらも、のんびりとした暮らしを選ぶことに決めました。
彼は明日を信じて、異世界での新しい生活を楽しむ決意を固めました。
最初の仲間たちと共に、未知の地での平穏な冒険が繰り広げられます。
一種の童話感覚で物語は語られます。
童話小説を読む感じで一読頂けると幸いです

異世界でのんびり暮らしてみることにしました
松石 愛弓
ファンタジー
アラサーの社畜OL 湊 瑠香(みなと るか)は、過労で倒れている時に、露店で買った怪しげな花に導かれ異世界に。忙しく辛かった過去を忘れ、異世界でのんびり楽しく暮らしてみることに。優しい人々や可愛い生物との出会い、不思議な植物、コメディ風に突っ込んだり突っ込まれたり。徐々にコメディ路線になっていく予定です。お話の展開など納得のいかないところがあるかもしれませんが、書くことが未熟者の作者ゆえ見逃していただけると助かります。他サイトにも投稿しています。

異世界でゆるゆるスローライフ!~小さな波乱とチートを添えて~
イノナかノかワズ
ファンタジー
助けて、刺されて、死亡した主人公。神様に会ったりなんやかんやあったけど、社畜だった前世から一転、ゆるいスローライフを送る……筈であるが、そこは知識チートと能力チートを持った主人公。波乱に巻き込まれたりしそうになるが、そこはのんびり暮らしたいと持っている主人公。波乱に逆らい、世界に名が知れ渡ることはなくなり、知る人ぞ知る感じに収まる。まぁ、それは置いといて、主人公の新たな人生は、温かな家族とのんびりした自然、そしてちょっとした研究生活が彩りを与え、幸せに溢れています。
*話はとてもゆっくりに進みます。また、序盤はややこしい設定が多々あるので、流しても構いません。
*他の小説や漫画、ゲームの影響が見え隠れします。作者の願望も見え隠れします。ご了承下さい。
*頑張って週一で投稿しますが、基本不定期です。
*無断転載、無断翻訳を禁止します。
小説家になろうにて先行公開中です。主にそっちを優先して投稿します。
カクヨムにても公開しています。
更新は不定期です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる