43 / 103
第一章
エルフと男の娘とカミさん③
しおりを挟む
なんか今、勝手にここで御飯を食べる流れにしてなかったか?
さっき揚げ鶏食べたんですけど?
「リョウちゃんの御飯っ!? いいの!? 食べたい食べたい! 食べたーい!」
「私もなんかお腹空いてきちゃってるから、まだ入るかも」
「じゃあ、満場一致って事で御飯にしよう。リョウ、いつものやつを4人分頼むよ」
いや、完全に俺を置いてけぼりにして話を進めてるやん。
作るの俺なんですけど?
俺の意見は?
俺の意見はどうなったの?
「生憎だけど、食材がなくて……」
「ああ、大丈夫。僕が色々持ってきてるから、必要なものは何でもあると思うよ」
この野郎、何でも持ってるわけじゃなくて、神の力で何でも瞬時に取り寄せられるだけだろ。
でも、下手に話を膨らませてヴァイオレットとカイに不審感を持たれても困る。
ここは話を合わせるしかないか。
「そ、そうだったな。じゃ、じゃあ、ごろ芋と先角赤芹、楕円葱、あとは……アハト牛ってある?」
「アハト牛? 珍しいね、オムライスに牛がいるのかい?」
「ちょっと変わったのを作ろうかと思って。無いのなら別に……」
「変わったオムライス!? あるよ! アハト牛あるよ! ちょっと待ってね! ほらっ! これでどうだいっ!?」
すぐ出した。
たくさんのごろ芋、先角赤芹、楕円葱、アハト牛はご丁寧に切り分けられている。
これは肩ロースとモモかな?
おっ! 良いすね肉があるじゃないか!
今日はこいつにするか。
「じゃあ、作るからしばらく待ってて」
「うん! 楽しみにしてるよ。それまで、お姉さん達、しばらくリョウの話でもして盛り上が……」
「俺の話はするなよ。作らねえぞ?」
「……るのは無しにして、色々情報交換しない?」
「そ、そうしましょう! 御飯食べれなくなるの嫌だし」
「わ、私も……なんかすごくお腹空いてるから、御飯抜きは辛いかも」
なんて食い意地の張った奴等だ。
まぁ、静かに料理させてもらえるのはありがたい。
さて、先ずはすね肉に胡椒を振って、赤ワインに漬け込んでおいて、その間にじゃがいものようなごろ芋と、人参のような先角赤芹、玉ねぎみたいな楕円葱を一口大に切っていく。
フライパンに油を引いて、赤ワインに漬け込んだすね肉を焼き色をつける程度に焼いて取り出したら、同じフライパンで切った野菜類を炒めていく。
あぁ、楽しいなぁ。
こうやって穏やかに料理が出来る時間は本当に楽しくて心が安らぐよ。
「ところで『ヴァイオレット』って、エルフ色名だよね? 優れたエルフにしか与えられない名前なんだっけ?」
「大した事じゃないですよ。ただ、私がハイエルフの血を継いでるってだけですから」
色名? なんだ?
ヴァイオレットって、なんか良家の娘とかだったのか?
おっと! 野菜が焦げるところだった!
鍋に入れたお湯に自家製ブイヨンを溶かして、さっきのすね肉と野菜を入れて煮込んでいく。
ここでひと工夫!
このままただ煮込むのは時間がかかる。
なので、鍋に向かって【結界】の魔法をかける。
これにより蒸気が逃げ場を失って、ただの鍋が圧力鍋となるのだ。
ただし、鍋が高圧で損壊しないように、調圧弁代わりに少し【結界】に穴を開けておかないと駄目だよ!
さてさて、これを煮込んでる間に次の工程を進めて行くとしよう。
「えっ? あんたは男なの!? うそでしょ!? めっちゃ可愛いじゃん!」
「好きで可愛く生まれたわけじゃないの! きっと神様の気まぐれかなんかで、可愛く生まれちゃっただけなの!」
「えぇ、僕はそんな気まぐれじゃないよ」
うそつけ!
流行りにのって、俺を異世界転移させたくせに!
フライパンで米にケチャップの代用品である赤唐柿のソースを加えて炒め、ケチャップライスを作っておく。
卵を溶いて、ここにチーズを加えてよく混ぜたら準備完了だ。
鍋の方は【鑑定】……うん、だいぶ柔らかくなってきたみたいだ。
なら一度蓋を開けて、アクを取ってから赤ワイン、バター、赤唐柿のソースを加えて更に煮込む。
時々かき混ぜながら、じっくりコトコト煮込んでいくとしよう。
「ところで、二人はリョウが好きなの?」
「ちょ、直球で聞くのね。そりゃ、好きだけど……めっちゃ好きだけど」
「優しいよね。それに包容力もあって、漢気もある……やっぱり、新しい扉を開いてもいいのかもしれないなぁ」
何の話をしてるんだか。
フライパンにバターを溶かして、卵とチーズを合わせたものを薄く焼いていく。
チーズが溶けて卵が半熟になったら、深皿に盛ったケチャップライスの上にふわりと掛ける。
「おや? 今日は卵が丸まってないみたいだけど?」
「いきなりキッチンに来るなよ。今日はいつもとちょっと違うって言ったろ? これから仕上げだよ」
コトコト煮込んだ鍋の蓋を開ける。
うーん、この匂いが堪らない!
「なに? めっちゃ良い匂いするんだけど!? これがオムライスなの!?」
「濃厚で芳醇な香り、嗅いでるだけでお腹がもっと空いてくる感じ! うぅ、早く食べたいよぉ!」
匂いだけでも好評なのようだ。
なら、お味の方もとくと味わってもらうとしよう。
オムライスに鍋でじっくり煮込んだものをトロリとかけていく。
「こ、これは……今までの見たことのないオムライスだ!」
「チーズインオムライスのビーフシチューがけの完成だ!」
初めて作ってみたけど、なかなかの出来だ。
カイじゃないけど、めっちゃ腹減ってきたぞ!
さっき揚げ鶏食べたんですけど?
「リョウちゃんの御飯っ!? いいの!? 食べたい食べたい! 食べたーい!」
「私もなんかお腹空いてきちゃってるから、まだ入るかも」
「じゃあ、満場一致って事で御飯にしよう。リョウ、いつものやつを4人分頼むよ」
いや、完全に俺を置いてけぼりにして話を進めてるやん。
作るの俺なんですけど?
俺の意見は?
俺の意見はどうなったの?
「生憎だけど、食材がなくて……」
「ああ、大丈夫。僕が色々持ってきてるから、必要なものは何でもあると思うよ」
この野郎、何でも持ってるわけじゃなくて、神の力で何でも瞬時に取り寄せられるだけだろ。
でも、下手に話を膨らませてヴァイオレットとカイに不審感を持たれても困る。
ここは話を合わせるしかないか。
「そ、そうだったな。じゃ、じゃあ、ごろ芋と先角赤芹、楕円葱、あとは……アハト牛ってある?」
「アハト牛? 珍しいね、オムライスに牛がいるのかい?」
「ちょっと変わったのを作ろうかと思って。無いのなら別に……」
「変わったオムライス!? あるよ! アハト牛あるよ! ちょっと待ってね! ほらっ! これでどうだいっ!?」
すぐ出した。
たくさんのごろ芋、先角赤芹、楕円葱、アハト牛はご丁寧に切り分けられている。
これは肩ロースとモモかな?
おっ! 良いすね肉があるじゃないか!
今日はこいつにするか。
「じゃあ、作るからしばらく待ってて」
「うん! 楽しみにしてるよ。それまで、お姉さん達、しばらくリョウの話でもして盛り上が……」
「俺の話はするなよ。作らねえぞ?」
「……るのは無しにして、色々情報交換しない?」
「そ、そうしましょう! 御飯食べれなくなるの嫌だし」
「わ、私も……なんかすごくお腹空いてるから、御飯抜きは辛いかも」
なんて食い意地の張った奴等だ。
まぁ、静かに料理させてもらえるのはありがたい。
さて、先ずはすね肉に胡椒を振って、赤ワインに漬け込んでおいて、その間にじゃがいものようなごろ芋と、人参のような先角赤芹、玉ねぎみたいな楕円葱を一口大に切っていく。
フライパンに油を引いて、赤ワインに漬け込んだすね肉を焼き色をつける程度に焼いて取り出したら、同じフライパンで切った野菜類を炒めていく。
あぁ、楽しいなぁ。
こうやって穏やかに料理が出来る時間は本当に楽しくて心が安らぐよ。
「ところで『ヴァイオレット』って、エルフ色名だよね? 優れたエルフにしか与えられない名前なんだっけ?」
「大した事じゃないですよ。ただ、私がハイエルフの血を継いでるってだけですから」
色名? なんだ?
ヴァイオレットって、なんか良家の娘とかだったのか?
おっと! 野菜が焦げるところだった!
鍋に入れたお湯に自家製ブイヨンを溶かして、さっきのすね肉と野菜を入れて煮込んでいく。
ここでひと工夫!
このままただ煮込むのは時間がかかる。
なので、鍋に向かって【結界】の魔法をかける。
これにより蒸気が逃げ場を失って、ただの鍋が圧力鍋となるのだ。
ただし、鍋が高圧で損壊しないように、調圧弁代わりに少し【結界】に穴を開けておかないと駄目だよ!
さてさて、これを煮込んでる間に次の工程を進めて行くとしよう。
「えっ? あんたは男なの!? うそでしょ!? めっちゃ可愛いじゃん!」
「好きで可愛く生まれたわけじゃないの! きっと神様の気まぐれかなんかで、可愛く生まれちゃっただけなの!」
「えぇ、僕はそんな気まぐれじゃないよ」
うそつけ!
流行りにのって、俺を異世界転移させたくせに!
フライパンで米にケチャップの代用品である赤唐柿のソースを加えて炒め、ケチャップライスを作っておく。
卵を溶いて、ここにチーズを加えてよく混ぜたら準備完了だ。
鍋の方は【鑑定】……うん、だいぶ柔らかくなってきたみたいだ。
なら一度蓋を開けて、アクを取ってから赤ワイン、バター、赤唐柿のソースを加えて更に煮込む。
時々かき混ぜながら、じっくりコトコト煮込んでいくとしよう。
「ところで、二人はリョウが好きなの?」
「ちょ、直球で聞くのね。そりゃ、好きだけど……めっちゃ好きだけど」
「優しいよね。それに包容力もあって、漢気もある……やっぱり、新しい扉を開いてもいいのかもしれないなぁ」
何の話をしてるんだか。
フライパンにバターを溶かして、卵とチーズを合わせたものを薄く焼いていく。
チーズが溶けて卵が半熟になったら、深皿に盛ったケチャップライスの上にふわりと掛ける。
「おや? 今日は卵が丸まってないみたいだけど?」
「いきなりキッチンに来るなよ。今日はいつもとちょっと違うって言ったろ? これから仕上げだよ」
コトコト煮込んだ鍋の蓋を開ける。
うーん、この匂いが堪らない!
「なに? めっちゃ良い匂いするんだけど!? これがオムライスなの!?」
「濃厚で芳醇な香り、嗅いでるだけでお腹がもっと空いてくる感じ! うぅ、早く食べたいよぉ!」
匂いだけでも好評なのようだ。
なら、お味の方もとくと味わってもらうとしよう。
オムライスに鍋でじっくり煮込んだものをトロリとかけていく。
「こ、これは……今までの見たことのないオムライスだ!」
「チーズインオムライスのビーフシチューがけの完成だ!」
初めて作ってみたけど、なかなかの出来だ。
カイじゃないけど、めっちゃ腹減ってきたぞ!
9
お気に入りに追加
457
あなたにおすすめの小説
小さな大魔法使いの自分探しの旅 親に見捨てられたけど、無自覚チートで街の人を笑顔にします
藤なごみ
ファンタジー
※2024年10月下旬に、第2巻刊行予定です
2024年6月中旬に第一巻が発売されます
2024年6月16日出荷、19日販売となります
発売に伴い、題名を「小さな大魔法使いの自分探しの旅~親に見捨てられたけど、元気いっぱいに無自覚チートで街の人を笑顔にします~」→「小さな大魔法使いの自分探しの旅~親に見捨てられたけど、無自覚チートで街の人を笑顔にします~」
中世ヨーロッパに似ているようで少し違う世界。
数少ないですが魔法使いがが存在し、様々な魔導具も生産され、人々の生活を支えています。
また、未開発の土地も多く、数多くの冒険者が活動しています
この世界のとある地域では、シェルフィード王国とタターランド帝国という二つの国が争いを続けています
戦争を行る理由は様ながら長年戦争をしては停戦を繰り返していて、今は辛うじて平和な時が訪れています
そんな世界の田舎で、男の子は産まれました
男の子の両親は浪費家で、親の資産を一気に食いつぶしてしまい、あろうことかお金を得るために両親は行商人に幼い男の子を売ってしまいました
男の子は行商人に連れていかれながら街道を進んでいくが、ここで行商人一行が盗賊に襲われます
そして盗賊により行商人一行が殺害される中、男の子にも命の危険が迫ります
絶体絶命の中、男の子の中に眠っていた力が目覚めて……
この物語は、男の子が各地を旅しながら自分というものを探すものです
各地で出会う人との繋がりを通じて、男の子は少しずつ成長していきます
そして、自分の中にある魔法の力と向かいながら、色々な事を覚えていきます
カクヨム様と小説家になろう様にも投稿しております
幸子ばあさんの異世界ご飯
雨夜りょう
ファンタジー
「幸子さん、異世界に行ってはくれませんか」
伏見幸子、享年88歳。家族に見守られ天寿を全うしたはずだったのに、目の前の男は突然異世界に行けというではないか。
食文化を発展させてほしいと懇願され、幸子は異世界に行くことを決意する。
祝・定年退職!? 10歳からの異世界生活
空の雲
ファンタジー
中田 祐一郎(なかたゆういちろう)60歳。長年勤めた会社を退職。
最後の勤めを終え、通い慣れた電車で帰宅途中、突然の衝撃をうける。
――気付けば、幼い子供の姿で見覚えのない森の中に……
どうすればいいのか困惑する中、冒険者バルトジャンと出会う。
顔はいかついが気のいいバルトジャンは、行き場のない子供――中田祐一郎(ユーチ)の保護を申し出る。
魔法や魔物の存在する、この世界の知識がないユーチは、迷いながらもその言葉に甘えることにした。
こうして始まったユーチの異世界生活は、愛用の腕時計から、なぜか地球の道具が取り出せたり、彼の使う魔法が他人とちょっと違っていたりと、出会った人たちを驚かせつつ、ゆっくり動き出す――
※2月25日、書籍部分がレンタルになりました。
家ごと異世界ライフ
ねむたん
ファンタジー
突然、自宅ごと異世界の森へと転移してしまった高校生・紬。電気や水道が使える不思議な家を拠点に、自給自足の生活を始める彼女は、個性豊かな住人たちや妖精たちと出会い、少しずつ村を発展させていく。温泉の発見や宿屋の建築、そして寡黙なドワーフとのほのかな絆――未知の世界で織りなす、笑いと癒しのスローライフファンタジー!
好色一代勇者 〜ナンパ師勇者は、ハッタリと機転で窮地を切り抜ける!〜(アルファポリス版)
朽縄咲良
ファンタジー
【HJ小説大賞2020後期1次選考通過作品(ノベルアッププラスにて)】
バルサ王国首都チュプリの夜の街を闊歩する、自称「天下無敵の色事師」ジャスミンが、自分の下半身の不始末から招いたピンチ。その危地を救ってくれたラバッテリア教の大教主に誘われ、神殿の下働きとして身を隠す。
それと同じ頃、バルサ王国東端のダリア山では、最近メキメキと発展し、王国の平和を脅かすダリア傭兵団と、王国最強のワイマーレ騎士団が激突する。
ワイマーレ騎士団の圧勝かと思われたその時、ダリア傭兵団団長シュダと、謎の老女が戦場に現れ――。
ジャスミンは、口先とハッタリと機転で、一筋縄ではいかない状況を飄々と渡り歩いていく――!
天下無敵の色事師ジャスミン。
新米神官パーム。
傭兵ヒース。
ダリア傭兵団団長シュダ。
銀の死神ゼラ。
復讐者アザレア。
…………
様々な人物が、徐々に絡まり、収束する……
壮大(?)なハイファンタジー!
*表紙イラストは、澄石アラン様から頂きました! ありがとうございます!
・小説家になろう、ノベルアッププラスにも掲載しております(一部加筆・補筆あり)。
異世界道中ゆめうつつ! 転生したら虚弱令嬢でした。チート能力なしでたのしい健康スローライフ!
マーニー
ファンタジー
※ほのぼの日常系です
病弱で閉鎖的な生活を送る、伯爵令嬢の美少女ニコル(10歳)。対して、亡くなった両親が残した借金地獄から抜け出すため、忙殺状態の限界社会人サラ(22歳)。
ある日、同日同時刻に、体力の限界で息を引き取った2人だったが、なんとサラはニコルの体に転生していたのだった。
「こういうときって、神様のチート能力とかあるんじゃないのぉ?涙」
異世界転生お約束の神様登場も特別スキルもなく、ただただ、不健康でひ弱な美少女に転生してしまったサラ。
「せっかく忙殺の日々から解放されたんだから…楽しむしかない。ぜっっったいにスローライフを満喫する!」
―――異世界と健康への不安が募りつつ
憧れのスローライフ実現のためまずは健康体になることを決意したが、果たしてどうなるのか?
魔法に魔物、お貴族様。
夢と現実の狭間のような日々の中で、
転生者サラが自身の夢を叶えるために
新ニコルとして我が道をつきすすむ!
『目指せ健康体!美味しいご飯と楽しい仲間たちと夢のスローライフを叶えていくお話』
※はじめは健康生活。そのうちお料理したり、旅に出たりもします。日常ほのぼの系です。
※非現実色強めな内容です。
※溺愛親バカと、あたおか要素があるのでご注意です。
異世界転移したけど、果物食い続けてたら無敵になってた
甘党羊
ファンタジー
唐突に異世界に飛ばされてしまった主人公。
降り立った場所は周囲に生物の居ない不思議な森の中、訳がわからない状況で自身の能力などを確認していく。
森の中で引きこもりながら自身の持っていた能力と、周囲の環境を上手く利用してどんどん成長していく。
その中で試した能力により出会った最愛のわんこと共に、周囲に他の人間が居ない自分の住みやすい地を求めてボヤきながら異世界を旅していく物語。
協力関係となった者とバカをやったり、敵には情け容赦なく立ち回ったり、飯や甘い物に並々ならぬ情熱を見せたりしながら、ゆっくり進んでいきます。
転売屋(テンバイヤー)は相場スキルで財を成す
エルリア
ファンタジー
【祝!第17回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞!】
転売屋(テンバイヤー)が異世界に飛ばされたらチートスキルを手にしていた!
元の世界では疎まれていても、こっちの世界なら問題なし。
相場スキルを駆使して目指せ夢のマイショップ!
ふとしたことで異世界に飛ばされた中年が、青年となってお金儲けに走ります。
お金は全てを解決する、それはどの世界においても同じ事。
金金金の主人公が、授かった相場スキルで私利私欲の為に稼ぎまくります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる