19 / 103
第一章
巨人族と狼獣人 後編
しおりを挟む
「お、お兄ちゃん! 大丈夫か!?」
倒れた俺を心配したゼルマが駆け寄って来て、それを見たミューさんの顔色は一気に青褪めていた。
「あっ……ご、ごめんなさい! ごめんなさい! ごめんなさい! 私ったら、なんて事を……」
急にビンタしてきたかと思ったら、今度は一変して平謝りのミューさん。
何だったんだ? 今のビンタは。
しかし、痛かったなぁ。
カミさんの身体強化が無かったらヤバかったぞ。
いくらか弱いミューさんでも、獣人は人間より力が強い種族だからな。
もし、これが俺じゃなくてヨハンだったら首の骨が折れててもおかしくない。
……本当に危なかったな。
カミさん、ありがとう!
また今度オムライス食わしてやるからな!
「お兄ちゃん、ミューちゃんの思いっきりビンタをくらっても無事なんか?」
不思議そうな顔で俺を覗き込むゼルマ。
マズい……
このままじゃ、ひ弱な人間じゃない事がバレるぞ。
「い、いや……めっちゃ痛いよ! き、奇跡的に当たりどころが良かったからこれぐらいで済んでるけど……もう、めっちゃくちゃ痛いよ!」
「だ、大丈夫!? ゼルがナデナデしてあげるで!」
それは勘弁!
ゼルマにナデナデされたら、それこそ首がグワングワンになるわ!
「だ、だ、大丈夫だ! 気持ちだけもらっておくよ! ありがとう、ゼルマ!」
「そう? 遠慮せんでええのに。それより、ミューちゃん! あかんで! お兄ちゃん叩いたら!」
「あぅ……ご、ごめんなさい」
すっかり立場が逆転したな。
ミューさんが更に縮こまって見える。
バツの悪そうな顔をしているけど、自分でも信じられないって顔してるな。
何か癪に障る事があって、突発的に手が出たみたいな感じだ。
あっ、そうか。
今からゼルマにお菓子をあげるのに、自分には無いって言われたら嫌だよな。
そりゃ怒るのも無理ないか。
「俺は大丈夫だよ。それより、ミューさんも食べていくかい?」
「えっ……?」
「お菓子だよ。今から作るからちょいと帰りが遅くなるかもしれないけど、それでもいいなら。帰りは俺が送っていくし」
「あ、ありがとうございます! 待ちます! 全然大丈夫です!」
うん、やっぱりお菓子だったか。
ゼルマを子ども扱いしてるけど、ミューさんも意外と子どもだなぁ。
「じゃあ、ちょっと待っててね」
2人を残して、早速料理にかかる。
ゼルマが食べるとなると少ない量では満足できないだろうし、だからと言って、時間もかけられない。
簡単にたくさん作れるお菓子となると……定番のアレにするか。
先ずは牛乳と砂糖、卵、水、あとはラム酒でいいかな?
そして、この俺特製の白い粉。
くくくっ……こいつを作るのには苦労したぜ。
早速この白い粉を水の入った鍋に入れて煮溶かし、砂糖と牛乳を加えてから粗熱をとっておく。
次は別の器に卵を割って入れて、泡立てる様にしながらよくかき混ぜる。
泡立て器かハンドミキサーがあれば楽なんだけどなぁ……面倒だ。
そこにラム酒を少々垂らして、粗熱のとれた鍋に溶いた卵を入れて、また混ぜる。
目の粗い布で濾しながら、この寸胴鍋に入れて【調整】で冷やし固める。
うん、いい感じにできた。
仕上げに砂糖と水をフライパンで煮詰めていく。
あんまり濃いと苦くなるから、茶色くなったあたりでお湯を足すと……あっちぃ! 撥ねてきた! 撥ねてきた! 忘れてた、お湯を足したら撥ねるんだった。
ふぅ、火傷しなくて良かったよ。
さて、後は粗熱を【調整】でとって、とろみが付いたら準備完了だ!
「おまたせ!」
寸胴鍋とフライパンを持って外に出ると、ゼルマは目を輝かせ、ミューさんは鼻をヒクヒクさせていた。
「おおおおっ! それがお菓子か!? めっちゃ大きいでぇ!」
「何ですか? この甘くて香ばしい匂いは……ああ、良い香りです!」
「お兄ちゃん! 早くその寸胴鍋を開けてよ!」
「待て待て、まだ完成じゃないんだ。こいつはこうするんだよ!」
【収納】から取り出した大皿をテーブルに置いて、その上に勢いよく寸胴鍋をひっくり返して置く!
更に寸胴鍋の底をバンッと叩いてやると、2人からは悲鳴が上がった。
「うにゃああああああああ! そ、そんな事したら、お菓子が溢れてまうでぇえええ!」
「リョ、リョウさん!?」
俺の暴挙に2人は慌てているが、構うことはない!
俺は寸胴鍋を揺らしながら持ち上げる。
すると、中から綺麗な黄色い山が現れた!
上手く外れて良かったぁあああああ!
崩れたら、どうしようかと思ったよ。
「おおおおおおおっ! な、なんや、これはぁあああ!?」
「これは……プティングですか? でも、甘い匂いもするし……」
ミューさんが不思議がるのも無理もない。
この世界でプティングと言えば蒸し料理の事だからな。
冷やして固めるプリンなんか知らなくて当然だ。
「お兄ちゃん! 食べてええか!?」
「ゼルマ、ちょっと待ってくれ。最後の仕上げをするからな。それっ!」
香ばしい茶色い液体が黄色い山の天辺から裾までトロッと流れていく。
これで完成だ!
「さぁ、食べていいよ! 俺特性の寒天プリンだ! 腹一杯食べてくれていいぞ!」
「うぉおおおおお! めっちゃ美味しそう!」
「齧りつくなよ、ゼルマ! ちゃんとスプーン使え!」
俺の手から奪うようにスプーンを取ると、ゼルマは天辺からプリンを掬って、口に運んだ。
そして、満面の笑みを浮かべていた。
よし! 良い顔してる!
「美味しいぃいいいい! とっても甘くて柔らかくて美味しいよぉおおお!」
柔らかい?
寒天プリンだからプリンとしては硬い方なんだけど……まぁ、プリン自体が初めてだからわからないか。
「リョ、リョウさん! わ、私にもスプーンください!」
「あっ、ごめんごめん。はい」
半分涙目のミューさんにスプーンを渡すと、ミューさんは裾の方から掬って食べた。
口に入れた後の顔は言うまでもない。
「ふわぁああ……甘くて美味しぃいいい! こ、これって砂糖たくさん使ってませんか? いいんですか?」
「別に構わないよ。砂糖なんか飾っててもただの白い粉だし、食わなきゃ意味ないじゃん」
胡椒の時もそうだったけど、食材なんて食べてナンボだからね。
食べなかったら腐って終わるだけだし、そんなの食材に申し訳ない。
美味しい物は美味しく食べてあげるのが一番いいんだよ。
「くぅううう! 美味しい美味しい美味しい美味しい美味しい! こんなにたくさん食べれて、ゼルは幸せだよぉおおおお!」
「あああっ! ゼ、ゼルちゃん! そんなにたくさん取らないで! 私の分が減っちゃう!」
プリンの取り合いとは、平和な事だな。
しかし、この世界だとプリン一つ作るのにも苦労するんだよなぁ。
日本ならスーパー行けばプリンが売ってるし、材料だってすぐに手に入る。
でも、こっちだと寒天を作るのにも一苦労だよ。
揺刃草を探している時に偶然見つけた赤磯草。
これが天草と同じだと【鑑定】でわかったけど、この後が大変だった。
これを寒天にするためには、洗っては乾かして洗っては乾かしての作業を色が抜けるまで繰り返さないといけない。
更に酢を加えてぐつぐつ煮込んで、布で濾して固めた物が、いわゆる心太だけど、作業はまだ続く。
これを均一に凍結させた後に、今度はゆっくり天日干しで乾燥させた物が寒天となり、粉末にした物がさっきの俺特製の白い粉、粉寒天だ。
はっきり言って俺は【鑑定】や【調整】の魔法があるからいいけど、これを魔法なしで作るとしたら、はっきり言って面倒だ。
美味い物を作るってのは本当に大変だね。
「ああああっ! ミューちゃんが美味しいとこ取ったぁあああああ!」
「どこを取っても美味しいでしょ! それに量で言えばゼルちゃんの方がたくさん食べてるんだからね!」
まぁ、こうやって喜んで食べてもらえるならいいんだけどね。
しかし、あの寸胴鍋プリン……30キロはあるんだけど、2人で全部食べちゃったよ。
……恐るべし、甘味への執念。
倒れた俺を心配したゼルマが駆け寄って来て、それを見たミューさんの顔色は一気に青褪めていた。
「あっ……ご、ごめんなさい! ごめんなさい! ごめんなさい! 私ったら、なんて事を……」
急にビンタしてきたかと思ったら、今度は一変して平謝りのミューさん。
何だったんだ? 今のビンタは。
しかし、痛かったなぁ。
カミさんの身体強化が無かったらヤバかったぞ。
いくらか弱いミューさんでも、獣人は人間より力が強い種族だからな。
もし、これが俺じゃなくてヨハンだったら首の骨が折れててもおかしくない。
……本当に危なかったな。
カミさん、ありがとう!
また今度オムライス食わしてやるからな!
「お兄ちゃん、ミューちゃんの思いっきりビンタをくらっても無事なんか?」
不思議そうな顔で俺を覗き込むゼルマ。
マズい……
このままじゃ、ひ弱な人間じゃない事がバレるぞ。
「い、いや……めっちゃ痛いよ! き、奇跡的に当たりどころが良かったからこれぐらいで済んでるけど……もう、めっちゃくちゃ痛いよ!」
「だ、大丈夫!? ゼルがナデナデしてあげるで!」
それは勘弁!
ゼルマにナデナデされたら、それこそ首がグワングワンになるわ!
「だ、だ、大丈夫だ! 気持ちだけもらっておくよ! ありがとう、ゼルマ!」
「そう? 遠慮せんでええのに。それより、ミューちゃん! あかんで! お兄ちゃん叩いたら!」
「あぅ……ご、ごめんなさい」
すっかり立場が逆転したな。
ミューさんが更に縮こまって見える。
バツの悪そうな顔をしているけど、自分でも信じられないって顔してるな。
何か癪に障る事があって、突発的に手が出たみたいな感じだ。
あっ、そうか。
今からゼルマにお菓子をあげるのに、自分には無いって言われたら嫌だよな。
そりゃ怒るのも無理ないか。
「俺は大丈夫だよ。それより、ミューさんも食べていくかい?」
「えっ……?」
「お菓子だよ。今から作るからちょいと帰りが遅くなるかもしれないけど、それでもいいなら。帰りは俺が送っていくし」
「あ、ありがとうございます! 待ちます! 全然大丈夫です!」
うん、やっぱりお菓子だったか。
ゼルマを子ども扱いしてるけど、ミューさんも意外と子どもだなぁ。
「じゃあ、ちょっと待っててね」
2人を残して、早速料理にかかる。
ゼルマが食べるとなると少ない量では満足できないだろうし、だからと言って、時間もかけられない。
簡単にたくさん作れるお菓子となると……定番のアレにするか。
先ずは牛乳と砂糖、卵、水、あとはラム酒でいいかな?
そして、この俺特製の白い粉。
くくくっ……こいつを作るのには苦労したぜ。
早速この白い粉を水の入った鍋に入れて煮溶かし、砂糖と牛乳を加えてから粗熱をとっておく。
次は別の器に卵を割って入れて、泡立てる様にしながらよくかき混ぜる。
泡立て器かハンドミキサーがあれば楽なんだけどなぁ……面倒だ。
そこにラム酒を少々垂らして、粗熱のとれた鍋に溶いた卵を入れて、また混ぜる。
目の粗い布で濾しながら、この寸胴鍋に入れて【調整】で冷やし固める。
うん、いい感じにできた。
仕上げに砂糖と水をフライパンで煮詰めていく。
あんまり濃いと苦くなるから、茶色くなったあたりでお湯を足すと……あっちぃ! 撥ねてきた! 撥ねてきた! 忘れてた、お湯を足したら撥ねるんだった。
ふぅ、火傷しなくて良かったよ。
さて、後は粗熱を【調整】でとって、とろみが付いたら準備完了だ!
「おまたせ!」
寸胴鍋とフライパンを持って外に出ると、ゼルマは目を輝かせ、ミューさんは鼻をヒクヒクさせていた。
「おおおおっ! それがお菓子か!? めっちゃ大きいでぇ!」
「何ですか? この甘くて香ばしい匂いは……ああ、良い香りです!」
「お兄ちゃん! 早くその寸胴鍋を開けてよ!」
「待て待て、まだ完成じゃないんだ。こいつはこうするんだよ!」
【収納】から取り出した大皿をテーブルに置いて、その上に勢いよく寸胴鍋をひっくり返して置く!
更に寸胴鍋の底をバンッと叩いてやると、2人からは悲鳴が上がった。
「うにゃああああああああ! そ、そんな事したら、お菓子が溢れてまうでぇえええ!」
「リョ、リョウさん!?」
俺の暴挙に2人は慌てているが、構うことはない!
俺は寸胴鍋を揺らしながら持ち上げる。
すると、中から綺麗な黄色い山が現れた!
上手く外れて良かったぁあああああ!
崩れたら、どうしようかと思ったよ。
「おおおおおおおっ! な、なんや、これはぁあああ!?」
「これは……プティングですか? でも、甘い匂いもするし……」
ミューさんが不思議がるのも無理もない。
この世界でプティングと言えば蒸し料理の事だからな。
冷やして固めるプリンなんか知らなくて当然だ。
「お兄ちゃん! 食べてええか!?」
「ゼルマ、ちょっと待ってくれ。最後の仕上げをするからな。それっ!」
香ばしい茶色い液体が黄色い山の天辺から裾までトロッと流れていく。
これで完成だ!
「さぁ、食べていいよ! 俺特性の寒天プリンだ! 腹一杯食べてくれていいぞ!」
「うぉおおおおお! めっちゃ美味しそう!」
「齧りつくなよ、ゼルマ! ちゃんとスプーン使え!」
俺の手から奪うようにスプーンを取ると、ゼルマは天辺からプリンを掬って、口に運んだ。
そして、満面の笑みを浮かべていた。
よし! 良い顔してる!
「美味しいぃいいいい! とっても甘くて柔らかくて美味しいよぉおおお!」
柔らかい?
寒天プリンだからプリンとしては硬い方なんだけど……まぁ、プリン自体が初めてだからわからないか。
「リョ、リョウさん! わ、私にもスプーンください!」
「あっ、ごめんごめん。はい」
半分涙目のミューさんにスプーンを渡すと、ミューさんは裾の方から掬って食べた。
口に入れた後の顔は言うまでもない。
「ふわぁああ……甘くて美味しぃいいい! こ、これって砂糖たくさん使ってませんか? いいんですか?」
「別に構わないよ。砂糖なんか飾っててもただの白い粉だし、食わなきゃ意味ないじゃん」
胡椒の時もそうだったけど、食材なんて食べてナンボだからね。
食べなかったら腐って終わるだけだし、そんなの食材に申し訳ない。
美味しい物は美味しく食べてあげるのが一番いいんだよ。
「くぅううう! 美味しい美味しい美味しい美味しい美味しい! こんなにたくさん食べれて、ゼルは幸せだよぉおおおお!」
「あああっ! ゼ、ゼルちゃん! そんなにたくさん取らないで! 私の分が減っちゃう!」
プリンの取り合いとは、平和な事だな。
しかし、この世界だとプリン一つ作るのにも苦労するんだよなぁ。
日本ならスーパー行けばプリンが売ってるし、材料だってすぐに手に入る。
でも、こっちだと寒天を作るのにも一苦労だよ。
揺刃草を探している時に偶然見つけた赤磯草。
これが天草と同じだと【鑑定】でわかったけど、この後が大変だった。
これを寒天にするためには、洗っては乾かして洗っては乾かしての作業を色が抜けるまで繰り返さないといけない。
更に酢を加えてぐつぐつ煮込んで、布で濾して固めた物が、いわゆる心太だけど、作業はまだ続く。
これを均一に凍結させた後に、今度はゆっくり天日干しで乾燥させた物が寒天となり、粉末にした物がさっきの俺特製の白い粉、粉寒天だ。
はっきり言って俺は【鑑定】や【調整】の魔法があるからいいけど、これを魔法なしで作るとしたら、はっきり言って面倒だ。
美味い物を作るってのは本当に大変だね。
「ああああっ! ミューちゃんが美味しいとこ取ったぁあああああ!」
「どこを取っても美味しいでしょ! それに量で言えばゼルちゃんの方がたくさん食べてるんだからね!」
まぁ、こうやって喜んで食べてもらえるならいいんだけどね。
しかし、あの寸胴鍋プリン……30キロはあるんだけど、2人で全部食べちゃったよ。
……恐るべし、甘味への執念。
21
お気に入りに追加
560
あなたにおすすめの小説

幸子ばあさんの異世界ご飯
雨夜りょう
ファンタジー
「幸子さん、異世界に行ってはくれませんか」
伏見幸子、享年88歳。家族に見守られ天寿を全うしたはずだったのに、目の前の男は突然異世界に行けというではないか。
食文化を発展させてほしいと懇願され、幸子は異世界に行くことを決意する。
男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。
カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。
今年のメインイベントは受験、
あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。
だがそんな彼は飛行機が苦手だった。
電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?!
あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな?
急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。
さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?!
変なレアスキルや神具、
八百万(やおよろず)の神の加護。
レアチート盛りだくさん?!
半ばあたりシリアス
後半ざまぁ。
訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前
お腹がすいた時に食べたい食べ物など
思いついた名前とかをもじり、
なんとか、名前決めてます。
***
お名前使用してもいいよ💕っていう
心優しい方、教えて下さい🥺
悪役には使わないようにします、たぶん。
ちょっとオネェだったり、
アレ…だったりする程度です😁
すでに、使用オッケーしてくださった心優しい
皆様ありがとうございます😘
読んでくださる方や応援してくださる全てに
めっちゃ感謝を込めて💕
ありがとうございます💞

異世界で魔法が使えるなんて幻想だった!〜街を追われたので馬車を改造して車中泊します!〜え、魔力持ってるじゃんて?違います、電力です!
あるちゃいる
ファンタジー
山菜を採りに山へ入ると運悪く猪に遭遇し、慌てて逃げると崖から落ちて意識を失った。
気が付いたら山だった場所は平坦な森で、落ちたはずの崖も無かった。
不思議に思ったが、理由はすぐに判明した。
どうやら農作業中の外国人に助けられたようだ。
その外国人は背中に背負子と鍬を背負っていたからきっと近所の農家の人なのだろう。意外と流暢な日本語を話す。が、言葉の意味はあまり理解してないらしく、『県道は何処か?』と聞いても首を傾げていた。
『道は何処にありますか?』と言ったら、漸く理解したのか案内してくれるというので着いていく。
が、行けども行けどもどんどん森は深くなり、不審に思い始めた頃に少し開けた場所に出た。
そこは農具でも置いてる場所なのかボロ小屋が数軒建っていて、外国人さんが大声で叫ぶと、人が十数人ゾロゾロと小屋から出てきて、俺の周りを囲む。
そして何故か縄で手足を縛られて大八車に転がされ……。
⚠️超絶不定期更新⚠️

【完結】前世の不幸は神様のミスでした?異世界転生、条件通りなうえチート能力で幸せです
yun.
ファンタジー
~タイトル変更しました~
旧タイトルに、もどしました。
日本に生まれ、直後に捨てられた。養護施設に暮らし、中学卒業後働く。
まともな職もなく、日雇いでしのぐ毎日。
劣悪な環境。上司にののしられ、仲のいい友人はいない。
日々の衣食住にも困る。
幸せ?生まれてこのかた一度もない。
ついに、死んだ。現場で鉄パイプの下敷きに・・・
目覚めると、真っ白な世界。
目の前には神々しい人。
地球の神がサボった?だから幸せが1度もなかったと・・・
短編→長編に変更しました。
R4.6.20 完結しました。
長らくお読みいただき、ありがとうございました。

異世界転移したけど、果物食い続けてたら無敵になってた
甘党羊
ファンタジー
唐突に異世界に飛ばされてしまった主人公。
降り立った場所は周囲に生物の居ない不思議な森の中、訳がわからない状況で自身の能力などを確認していく。
森の中で引きこもりながら自身の持っていた能力と、周囲の環境を上手く利用してどんどん成長していく。
その中で試した能力により出会った最愛のわんこと共に、周囲に他の人間が居ない自分の住みやすい地を求めてボヤきながら異世界を旅していく物語。
協力関係となった者とバカをやったり、敵には情け容赦なく立ち回ったり、飯や甘い物に並々ならぬ情熱を見せたりしながら、ゆっくり進んでいきます。

明日を信じて生きていきます~異世界に転生した俺はのんびり暮らします~
みなと劉
ファンタジー
異世界に転生した主人公は、新たな冒険が待っていることを知りながらも、のんびりとした暮らしを選ぶことに決めました。
彼は明日を信じて、異世界での新しい生活を楽しむ決意を固めました。
最初の仲間たちと共に、未知の地での平穏な冒険が繰り広げられます。
一種の童話感覚で物語は語られます。
童話小説を読む感じで一読頂けると幸いです

異世界でのんびり暮らしてみることにしました
松石 愛弓
ファンタジー
アラサーの社畜OL 湊 瑠香(みなと るか)は、過労で倒れている時に、露店で買った怪しげな花に導かれ異世界に。忙しく辛かった過去を忘れ、異世界でのんびり楽しく暮らしてみることに。優しい人々や可愛い生物との出会い、不思議な植物、コメディ風に突っ込んだり突っ込まれたり。徐々にコメディ路線になっていく予定です。お話の展開など納得のいかないところがあるかもしれませんが、書くことが未熟者の作者ゆえ見逃していただけると助かります。他サイトにも投稿しています。

異世界でゆるゆるスローライフ!~小さな波乱とチートを添えて~
イノナかノかワズ
ファンタジー
助けて、刺されて、死亡した主人公。神様に会ったりなんやかんやあったけど、社畜だった前世から一転、ゆるいスローライフを送る……筈であるが、そこは知識チートと能力チートを持った主人公。波乱に巻き込まれたりしそうになるが、そこはのんびり暮らしたいと持っている主人公。波乱に逆らい、世界に名が知れ渡ることはなくなり、知る人ぞ知る感じに収まる。まぁ、それは置いといて、主人公の新たな人生は、温かな家族とのんびりした自然、そしてちょっとした研究生活が彩りを与え、幸せに溢れています。
*話はとてもゆっくりに進みます。また、序盤はややこしい設定が多々あるので、流しても構いません。
*他の小説や漫画、ゲームの影響が見え隠れします。作者の願望も見え隠れします。ご了承下さい。
*頑張って週一で投稿しますが、基本不定期です。
*無断転載、無断翻訳を禁止します。
小説家になろうにて先行公開中です。主にそっちを優先して投稿します。
カクヨムにても公開しています。
更新は不定期です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる