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第九章 The Reverse Month
開幕
しおりを挟む閉ざされた世界。閉ざされた壁。閉ざされた空間。
今まで何者も侵入不可の絶対的日常。
しかし、その扉が開く。
その鍵が開く。
異世界の訪問者。
それは元凶か、悪か、滅するべき存在なのか。
彼は常に決断する。
自分が正しいと思う決断。自分が自分である決断。
その先には何があるのだろう。
Welcome. To this world. To the world of circulation metempsychosis. The one by which it's heaven that we go or a hell?
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