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2章 魔術対抗試験編
200年の想い
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神龍アウロラ……!?
(こんなにも早く我が出てくることになろうとはな )
助けてくれるのか?
(助けるわけではないが、我の寝床に闇が入ってきてな )
ああ、それはゆっくりしてるとこ悪かったな。
(春陽よ、早く仕留めてしまえ )
いや、それが、魔力が足りなくてですね……。
(そうか、なら貸してやる。 我の魔力を好きにしろ )
……!?
内側から魔力が溢れてくる。
それに身体を蝕んでいた闇も……。
「おい、死に損ない。そのとんでもない魔力量何なんだ……。それに、さっきまで闇に身体をやられてたろ? なぜ治っている 」
「……これはな、友達が助けてくれたんだ 」
(……友達? ふっ。その響き、悪くないな )
「お気に召してくれて良かったよ 」
「友達だァ? 訳が分からん。 それに誰と話しているのだ! 」
「だから友達だって。 その友達のお願いなんだけど、お前を倒せってさ! 」
「はァァ? お前に倒されるわけないだろォ! 」
そう叫びながら再度斬りかかってきた。
だが、ヴォルガンは俺(明確にはアウロラ)の魔力量を見てからどうも様子がおかしい。
少し取り乱しているようだ。
先程斬りかかってきた時のように落ち着いて、ではなく何かに焦っているような、いや怯えているようである。
そんな状態で斬りかかってきたのだから当然隙も多い。
さらに俺の魔力量も増えているため、尚更体感速度が遅く感じている。
要は俺からしてヴォルガンの攻撃が遅いのである。
「聖属性神級魔法【 アトミックパージ⠀】」
カッ───
この部屋全体に爆発的な聖エネルギーが拡大していく。
「くっ……これは……聖魔法ッ! 」
俺はアウロラの魔力を貸してもらうことで、彼が経験したことのある魔法の情報などが脳内に多大に流入してきた。
この魔法は魔族に最も効果のあるうちの一つであり、魔族以外には効果がないようだ。
「う……うっ……」
こいつ、まだ生きているみたいだ。
これ以上ない聖魔法を放ったと思ったが、このヴォルガンというやつ相当の手練なのだろうか。
しかしもう動く力すら残っていないようだし、ミアとセリアはなんとか守れたかな。
「悪いが、トドメを刺さしてもらう 」
魔族とは言えど気は進まないが、このまま生かしておくとミアとセリアの身の安全を保証できない。
「……最後に俺の独り言に付き合ってはくれないか 」
ヴォルガンのやつ、隙を見て逃げるつもりかと思ったが、どうも動ける状態ではないことだけは分かる。
「ふふっ。そう警戒するな。 もう動けまい 」
「ああ、聞いといてやるよ 」
俺は座って静聴する準備を施した。
「ある男の話だ。彼は200年前、ウィスパー家の当主だった。 だが魔族から寝返りの提案を受けてな、それ相応の地位も約束されたから、一定数のウィスパー家は寝返ることになったんだ。 寝返ってからデスウィスパーという性をもらったが、当主として彼は魔族へ完全に染まることができなかった。 」
「で、そいつはウィスパー家へ戻ったってわけか? 」
「ああ、ウィスパー家へ戻ったがもうすでにそいつには居場所がなかったんだ。 当たり前だ、一度は裏切ったわけだからな。 もちろん悪いのは寝返った当主だが、彼はウィスパー家に恨みを抱き、アルカナで200年身を潜めていた。 」
「それって逆恨みってやつじゃ…… 」
「その通り、魔族の力を得た彼はウィスパー家に逆恨みをし、滅ぼそうと考えた 」
「なるほどな、それがセリアを狙った理由か 」
「ああ、ここでセリア・ウィンドウィスパーを殺し、その後で他のウィスパー家を葬り去るつもりだった 」
「ならミアはっ……なぜ狙われないといけなかった? 」
「……昔愛した女の子孫だからだ 」
「……!? ならなぜ殺そうとする! 」
「魔族にもウィスパー家にも見放されたその男は、運命の出会いを果たしたフィオナ・ローズと婚姻を結び、唯一大事な居場所を見つけた。 だが幸せに過ごしてきたはずの日々はすぐに終わりを迎える。 」
「……なにが……あったんだ? 」
「フィオナ・ローズと共にしている男が魔族だとウィスパー家に情報を流されたんだ。 それから日常が崩れるのは早かった。 フィオナは魔族を家族に迎え入れた罪で即処刑、2人の間には子がいたが、その子もローズ家に奪われる始末 」
「つまりその男は全てをローズ家に奪われたと? 」
「そういうことだ。 だから魔族魔族と忌み嫌うウィスパー家とローズ家をこの200年滅ぼすことだけを考えて、このアルカナに身を潜めていたんだ 」
「ヴォルガン、お前にも……いや、その男にも事情があったことは分かった。 だが、もう諦めてくれ、俺の友達を殺させる訳にはいかない! 」
「ああ、俺にはもうそんな力は残っていない。 だがどんな形でも叶えてみせるさ 」
「……? 何を言って……!? 」
「闇魔法【⠀ダークネスソード 】」
グサッ───
自分で死にやがったのか?
目の前のヴォルガンは最後の力を使って、ダークネスソードを自身の胸に刺しこんだ。
「……もう息してない 」
だが、あいつが死ぬ前に残した言葉、あれは諦めたやつのそれではなかった。
何かまだ起こるっていうのか。
嫌な予感がする。
(こんなにも早く我が出てくることになろうとはな )
助けてくれるのか?
(助けるわけではないが、我の寝床に闇が入ってきてな )
ああ、それはゆっくりしてるとこ悪かったな。
(春陽よ、早く仕留めてしまえ )
いや、それが、魔力が足りなくてですね……。
(そうか、なら貸してやる。 我の魔力を好きにしろ )
……!?
内側から魔力が溢れてくる。
それに身体を蝕んでいた闇も……。
「おい、死に損ない。そのとんでもない魔力量何なんだ……。それに、さっきまで闇に身体をやられてたろ? なぜ治っている 」
「……これはな、友達が助けてくれたんだ 」
(……友達? ふっ。その響き、悪くないな )
「お気に召してくれて良かったよ 」
「友達だァ? 訳が分からん。 それに誰と話しているのだ! 」
「だから友達だって。 その友達のお願いなんだけど、お前を倒せってさ! 」
「はァァ? お前に倒されるわけないだろォ! 」
そう叫びながら再度斬りかかってきた。
だが、ヴォルガンは俺(明確にはアウロラ)の魔力量を見てからどうも様子がおかしい。
少し取り乱しているようだ。
先程斬りかかってきた時のように落ち着いて、ではなく何かに焦っているような、いや怯えているようである。
そんな状態で斬りかかってきたのだから当然隙も多い。
さらに俺の魔力量も増えているため、尚更体感速度が遅く感じている。
要は俺からしてヴォルガンの攻撃が遅いのである。
「聖属性神級魔法【 アトミックパージ⠀】」
カッ───
この部屋全体に爆発的な聖エネルギーが拡大していく。
「くっ……これは……聖魔法ッ! 」
俺はアウロラの魔力を貸してもらうことで、彼が経験したことのある魔法の情報などが脳内に多大に流入してきた。
この魔法は魔族に最も効果のあるうちの一つであり、魔族以外には効果がないようだ。
「う……うっ……」
こいつ、まだ生きているみたいだ。
これ以上ない聖魔法を放ったと思ったが、このヴォルガンというやつ相当の手練なのだろうか。
しかしもう動く力すら残っていないようだし、ミアとセリアはなんとか守れたかな。
「悪いが、トドメを刺さしてもらう 」
魔族とは言えど気は進まないが、このまま生かしておくとミアとセリアの身の安全を保証できない。
「……最後に俺の独り言に付き合ってはくれないか 」
ヴォルガンのやつ、隙を見て逃げるつもりかと思ったが、どうも動ける状態ではないことだけは分かる。
「ふふっ。そう警戒するな。 もう動けまい 」
「ああ、聞いといてやるよ 」
俺は座って静聴する準備を施した。
「ある男の話だ。彼は200年前、ウィスパー家の当主だった。 だが魔族から寝返りの提案を受けてな、それ相応の地位も約束されたから、一定数のウィスパー家は寝返ることになったんだ。 寝返ってからデスウィスパーという性をもらったが、当主として彼は魔族へ完全に染まることができなかった。 」
「で、そいつはウィスパー家へ戻ったってわけか? 」
「ああ、ウィスパー家へ戻ったがもうすでにそいつには居場所がなかったんだ。 当たり前だ、一度は裏切ったわけだからな。 もちろん悪いのは寝返った当主だが、彼はウィスパー家に恨みを抱き、アルカナで200年身を潜めていた。 」
「それって逆恨みってやつじゃ…… 」
「その通り、魔族の力を得た彼はウィスパー家に逆恨みをし、滅ぼそうと考えた 」
「なるほどな、それがセリアを狙った理由か 」
「ああ、ここでセリア・ウィンドウィスパーを殺し、その後で他のウィスパー家を葬り去るつもりだった 」
「ならミアはっ……なぜ狙われないといけなかった? 」
「……昔愛した女の子孫だからだ 」
「……!? ならなぜ殺そうとする! 」
「魔族にもウィスパー家にも見放されたその男は、運命の出会いを果たしたフィオナ・ローズと婚姻を結び、唯一大事な居場所を見つけた。 だが幸せに過ごしてきたはずの日々はすぐに終わりを迎える。 」
「……なにが……あったんだ? 」
「フィオナ・ローズと共にしている男が魔族だとウィスパー家に情報を流されたんだ。 それから日常が崩れるのは早かった。 フィオナは魔族を家族に迎え入れた罪で即処刑、2人の間には子がいたが、その子もローズ家に奪われる始末 」
「つまりその男は全てをローズ家に奪われたと? 」
「そういうことだ。 だから魔族魔族と忌み嫌うウィスパー家とローズ家をこの200年滅ぼすことだけを考えて、このアルカナに身を潜めていたんだ 」
「ヴォルガン、お前にも……いや、その男にも事情があったことは分かった。 だが、もう諦めてくれ、俺の友達を殺させる訳にはいかない! 」
「ああ、俺にはもうそんな力は残っていない。 だがどんな形でも叶えてみせるさ 」
「……? 何を言って……!? 」
「闇魔法【⠀ダークネスソード 】」
グサッ───
自分で死にやがったのか?
目の前のヴォルガンは最後の力を使って、ダークネスソードを自身の胸に刺しこんだ。
「……もう息してない 」
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